攻め語り

狩野

文字の大きさ
4 / 16

「そんなつもりで来たじゃない」

しおりを挟む
 え、それじゃあどんなつもりでここへ来たんですか?

 男が独り暮らししている部屋へノコノコやってきて、なにもなしに帰れるとでも思ったんですか?

 本? ありますよ。欲しいなら後で渡してあげます。

 今はこっちに集中。そうでしょう?

 ほら、乳首勃ってる。少し大きくなった気がしますね。僕がいじりすぎちゃったかな。

 こうやってつまむとビクンビクン震えるでしょう。それがかわいくて。

 遊んでないですよ。探してるんです。あなたのイイところをね。

 首も好きですよねえ。こうして少し歯を立ててキスすると、ほら、勃った。

 本能なのかな。生命の危機を子孫を残そうって本能が働いて勃起するそうですね。とんだ誤作動。ふふっ。勃起ちんぽごとおいしく食べられるだけなのに。

 んー、ぷりぷりでいい歯応え。すぐに出そうですね。キンタマもパンパン。抜いてないんですか? ちゃんと出してあげないと可哀想ですよ。まあ僕も最近はご無沙汰だったんですけど。真面目にゼミ生やってたの、あなたも見てたでしょう。

 気づいてましたよ。めちゃくちゃ意識してるくせに自分からは話しかけてこないから、きっかけをあげたんです。

 ほら、あなたも舐めて。僕の。興奮してるのわかります? 逃げないの。この間教えたでしょう。美味しそうに舐めてたじゃないですか。

 全部は無理? そうでしょうね。口に入らない分は手を使うって教えたでしょう。

 ……そうそう、上手。思い出しました? 舌も使ってね。そう、いいですよ。

 いい顔ですね。蕩けてきた。本当の用事思い出しました? 僕とセックスしに来たんですよね? 乳首とおちんちんいじめてほしくて。お尻におちんぽいれたくてここまでやって来たんでしょう。本を借りるって名目でね。

 ほら口もとがお留守。余計なこと言ってる暇があったらおちんちんに集中して。こっちの手は自分のをいじってていいですよ。放っておかれちゃ寂しいでしょう?

 ふふっ、フェラチオしながら自分のいじるのそんなに気持ちいいの? 両手使っていいですよ。僕はあなたの口をしばらくお借りしてますから。利き手で竿をこすって、反対の手で亀頭を撫でてあげるんです。言われた通りにして。そうそう……

 あ、ダメですよ……って、もうイっちゃった。

 いっぱい出たなあ。ラグ、汚れちゃいましたねえ。

 別にいいですよ。別料金での清掃になるかなってくらい。それよりほら、僕はまだイってないんですよ。今なら弛緩してて挿れやすそうだなあ。足開いて。いや、じゃないでしょう。今さらですよ。

 あー…………

 はは、やっぱりいいなあ、あなたの中。気持ちいい。ずっとこうしてたいな。

 ああ、まだちょっとつらいですか。

 馴染むまでは動かないでいてあげますよ。大丈夫、時間はたっぷりありますから。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

従僕に溺愛されて逃げられない

大の字だい
BL
〈従僕攻め×強気受け〉のラブコメ主従BL! 俺様気質で傲慢、まるで王様のような大学生・煌。 その傍らには、当然のようにリンがいる。 荷物を持ち、帰り道を誘導し、誰より自然に世話を焼く姿は、周囲から「犬みたい」と呼ばれるほど。 高校卒業間近に受けた突然の告白を、煌は「犬として立派になれば考える」とはぐらかした。 けれど大学に進学しても、リンは変わらず隣にいる。 当たり前の存在だったはずなのに、最近どうも心臓がおかしい。 居なくなると落ち着かない自分が、どうしても許せない。 さらに現れた上級生の熱烈なアプローチに、リンの嫉妬は抑えきれず――。 主従なのか、恋人なのか。 境界を越えたその先で、煌は思い知らされる。 従僕の溺愛からは、絶対に逃げられない。

【創作BL】溺愛攻め短編集

めめもっち
BL
基本名無し。多くがクール受け。各章独立した世界観です。単発投稿まとめ。

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

先輩、可愛がってください

ゆもたに
BL
棒アイスを頬張ってる先輩を見て、「あー……ち◯ぽぶち込みてぇ」とつい言ってしまった天然な後輩の話

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

司祭様!掘らせてください!!

ミクリ21
BL
司祭が信者に掘られる話。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

処理中です...