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28話 ゴシン、ドロップ品を精算する
しおりを挟むまず目的地を決めよう!
「それでじいちゃん目的地なんだけど、どこか候補ってある?」
「そうだな・・お前達の実力なら上級のダンジョンでも問題なかろう。王都から離れる意味も込めて東のヤマトのダンジョンに向かってはどうだ?ここから馬車で一週間といった距離だし、ほとぼりが冷める迄いたらいい。」
「うん、わかった。そこへ行くよ。あとはダンジョンの回収品と、旅に支度だね。早速なんだけど解体所に行って良い?キングと他数体回収してきてるんだ。」
「うむ。それじゃ一緒に行こう。わしもオーガキングを見てみたいしな。オリサお前も来てくれ。」
そう言って俺たち三人と一匹と一体は解体場へ向かった。
解体場には解体担当のデオさんが休憩していた。
「デオ、休憩中のところ悪いが、ちょっと緊急でな。持ち込みの査定をしてもらいたい。」
「?いいですけどモノはどこです?見たところ皆さん手ぶらな様ですが。」
「アイテムボックスを持ってるので。今出しますね。」
そう言ってオーガキングを始めジェネラルパーティー全てと全ての魔石を出した。話を聞いてたじーちゃんとオリサさんも少しびっくりしてた。事情を知らないデオさんは、案の定固まった。
「デオ今出したものがそうだ。査定を頼む。」
「・・・こいつはまたすごいのを持ってきたな・・少し時間をいただきますよ?」
そう言ってデオさんは、何とか気を取り直して査定していった。
応接室で待っていた俺たちだが、小一時間程してデオさんが説明にやってきた。
「お待たせしました。早速ですが査定結果です。まず魔石ですが、小サイズが122個で一つ大銅貨一枚、中サイズ150個で一つ銀貨一枚、大サイズ72個一つ金貨一枚、あとジェネラルの物で金貨三枚、キングで大金貨一枚で価格を付けさせてもらいました。
次いで肝ですが、ジェネラルとキングの物でそれぞれ金貨一枚。その他に、三体の肝が銀貨一枚ずつ。
革はキングの物は、傷がひどいので金貨一枚、ジェネラルは比較的良いので金貨三枚。着けていた鎧の状態は逆ですが、このサイズは人族では着れる者はいないでしょう。潰してインゴットにしてもいいかもしれません。キングの物はインテリアに欲しがる物好きな貴族もいるかもしれませんが。ただ素材として見れば、キングの物には少量のオリハルコンが混ざっている様です。3割ほどですが。そのような理由で鎧の価格はまだ付けれません。」
「うむ、鎧の扱いは後にするとして、それ以外は問題なく買い取れそうだな。ゴシンはどうだ?これでいいか?」
「キングとジェネラルの肝は売らずにおこうかな。モカにやるから。
あと鎧はギルド経由でオークションとかに出せない?潰してインゴットでもいいけど。別にそれの扱いは、じいちゃんに任せるよ。後で、どうしたかだけ教えてくれればいいよ。」
「そんな適当でいいのか?オリハルコン混ざっとるらしいから何か装備品に加工せんでいいのか?」
「う~ん、そうなんだけど、俺の [拾い物] が反応しないんだよね・・。単にもう所有してるせいなのか、持ってたほうが良いって感じがないんだよね。現に手放そうとしていても何にもいってこないし。」
「うむ・・まあ金銭の方は、今お前が売ったもので潤っているだろうしな。わかったこっちで考えてみるか。悪いようにはせんからな、気長に待っててくれ。」
「うん。じいちゃんに任せたよ。んじゃ、あとよろしく。」
そうして俺たちはギルドを後にした。
#################
お金の価値
小銅貨=10円
銅貨 =100円
大銅貨=1000円
小銀貨=5000円
銀貨 =10000円
大銀貨=50000円
金貨 =100000円
大金貨=500000円 五十万円
白金貨=1000000円 百万円
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