俺の装備は拾い物

豪之伸

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59話 ゴシン、土魔法に驚愕する

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 どうも、小市民のゴシンです。
 俺たちは殲滅戦を繰り広げた、森の開けた場所に来ています。

 敷地面積広すぎです。ミサにそのことを告げると、屋敷だけではなく他にも作りたい建屋があると返してきた。それに対して、「お、おう・・でも最初は本館からな・・」としか返せなかった。


 土木の現場で、土魔法を使うことはあるらしいが、規模が違う。
 幅3m、高さ5mの土壁が、一辺2kmに渡り一気にそそり立つ。各所に散ったゴーレム達の仕事であるそれは、正しく「ゴ・ゴ・ゴッ」って地響きとともに、建設予定地を一気に取り囲んだ。ちなみに土壁を作ったのは、合体していないゴーレム達。
 屋敷を敷地の中心に作ろうと考えていたため、皆でそこに立ってゴーレム達の仕事を見ていた。1km程離れているはずだが、遮る物がないのでここからでもよく見える。土埃を上げながら立ち上がっていく様は、中々壮観な眺めだ。


 壁が出来上がるのを見届けると、

「モカおねーちゃん、これから屋敷の方に移りますが、ここからは繊細な魔力制御を必要としますので、一人で全て行ってもらう必要があります。大丈夫ですか。」

 この問に、サムズアップで、

「問題無!任せて!!」

 良い笑顔で返していた。
 これから、ミサ監修のもとモカの土魔法での屋敷の建設が始まる。・・・がすぐ終わった・・・繊細な魔力制御で難しかったんじゃないの!?

 ミサに図面を見せられながら、二人で何やら話し合ってると思ったら、地面に手を付き小さく「エイッ」と気合の声を発すると、地面から基礎らしきものが盛り上がり、続いて外壁がそこから立ち上がった。

 モカの魔力量も魔力制御も、もうでたらめな領域に達している。少々手直しは必要だろうが、もう家が出来てしまった。流石に疲れた顔をしている。

「モカお疲れ様。しかし凄いな、こんなのをあっという間に作るなんて。流石モカだな!」

 モカの仕事を素直に褒め、頭をなぜてやった。なにげにミサも近づいて来たのでミサも褒め、頭をなぜてやった。二人のお陰ですごいのが建った。ほめる事とお礼はしっかり言わねば!


 ゴーレム達が戻ってきたのに合わせ、早速内見会をすることになった。


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