俺の装備は拾い物

豪之伸

文字の大きさ
64 / 90

64話 閑話 ヤマトの剣撃 1

しおりを挟む



 ここはどこだ?


 それはいつもの光景だった。
 家が隣りどうしで歳も一緒。同じ年同しは性別まで一緒。小さい頃から4人兄妹の様に一緒にいた。図らずも一番近いという理由で、高校まで一緒だった。
 その日は、試験期間中ということもあり部活動もなく早々に学校も終わり、四人で示し合わせて一緒に帰っていた。


「優弥(ゆうや)試験どうだった?お前のことだからばっちりだと思うけど・・俺は山張ってたけど半分程はずれたぜ・・はー・・剣道部でしごかれてる方がナンボかましだー。」

「山なんか張ってるからだよー、直哉(なおや)も頭悪く無いんだから普段からもうちょっと、・・剣道の半分くらい普段から勉強すればいいのに。」

「優ちゃん兄貴を買いかぶり過ぎだよ!兄貴は頑張ってこれだからね!」

「彩音(あやね)お前は兄貴を敬うということを知らんのか!本当のことだったとしても、こうオブラートに包んでだなー。」

「そうよ、彩は直ちゃんをもうちょっと褒めてあげないと。直ちゃんは単純だから褒めて煽ててあげる方が伸びる子よ?知ってるでしょ?」

「真央(まお)ちゃん!?それ褒めてないからね?結構、毒入ってるから!?」


 と、この日も普通の日常だった。


 ・・・しかし、それは突然現れた。


 それは、半径20mの大きさの魔方陣の様なもの。魔方陣など見たこともない俺たちには、かろうじて魔方陣?としかわからなかった。それは出現すると、段々と光り輝き目も開けていられない程輝きだした。
 俺と優弥は、互の妹を内側にかばい入れ、身を低くした。その時、俺たちの側らを一台の車が通り過ぎようとしていた所までは覚えている・・それを最後に、俺たちは意識を失った。


しおりを挟む
感想 8

あなたにおすすめの小説

お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます

菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。 嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。 「居なくていいなら、出ていこう」 この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし

白い結婚だったので、勝手に離婚しました。何か問題あります?

夢窓(ゆめまど)
恋愛
「――離婚届、受理されました。お疲れさまでした」 教会の事務官がそう言ったとき、私は心の底からこう思った。 ああ、これでようやく三年分の無視に終止符を打てるわ。 王命による“形式結婚”。 夫の顔も知らず、手紙もなし、戦地から帰ってきたという噂すらない。 だから、はい、離婚。勝手に。 白い結婚だったので、勝手に離婚しました。 何か問題あります?

断罪後のモブ令息、誰にも気づかれずに出奔する

まる
ファンタジー
断罪後のモブ令息が誰にも気づかれないよう出奔して幸せを探す話

わたくしがお父様に疎まれている?いいえ、目に入れても痛くない程溺愛されております。

織り子
ファンタジー
王国貴族院の卒業記念パーティーの場で、大公家の令嬢ルクレツィア・アーヴェントは王太子エドワードから突然の婚約破棄を告げられる。 父であるアーヴェント大公に疎まれている―― 噂を知った王太子は、彼女を公衆の面前で侮辱する。

腹違いの妹にすべてを奪われた薄幸の令嬢が、義理の母に殴られた瞬間、前世のインテリヤクザなおっさんがぶちギレた場合。

灯乃
ファンタジー
十二歳のときに母が病で亡くなった途端、父は後妻と一歳年下の妹を新たな『家族』として迎え入れた。 彼らの築く『家族』の輪から弾き出されたアニエスは、ある日義母の私室に呼び出され――。 タイトル通りのおっさんコメディーです。

三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る

マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息 三歳で婚約破棄され そのショックで前世の記憶が蘇る 前世でも貧乏だったのなんの問題なし なによりも魔法の世界 ワクワクが止まらない三歳児の 波瀾万丈

捨てられ侯爵令嬢ですが、逃亡先で息子と幸せに過ごしていますので、邪魔しないでください。

蒼月柚希
恋愛
公爵様の呪いは解かれました。 これで、貴方も私も自由です。 ……だから、もういいですよね? 私も、自由にして……。 5年後。 私は、ある事情から生まれ育った祖国を離れ、 親切な冒険者パーティーと、その地を治める辺境伯様のご家族に守られながら、 今日も幸せに子育てをしています。 だから貴方も勝手に、お幸せになってくださいね。 私のことは忘れて……。 これは、すれ違いの末に離れ離れになった夫婦の物語。 再会したとき、二人が選ぶのは「離婚」か、それとも「再構築」か。 妻を一途に想い続ける夫と、 その想いを一ミリも知らない妻。 ――攻防戦の幕が、いま上がる。

「お前を愛する事はない」を信じたので

あんど もあ
ファンタジー
「お前を愛することは無い。お前も私を愛するな。私からの愛を求めるな」 お互いの利益のために三年間の契約結婚をしたアヴェリンとロデリック。楽しく三年を過ごしたアヴェリンは屋敷を出ていこうとするのだが……。

処理中です...