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65話 閑話 ヤマトの剣撃 2
しおりを挟む「うっ・・・ここは・・・?」
俺は気を失っていたようだ。
周りを見ると彩音、優弥、真央の三人に加え、二十代前半?ぐらいの男女も気を失って倒れていた。まだ皆は気を失ったままだ。
まだ頭が重いが立ち上がり、優弥たちを起こすために近づいていく。その時、優弥がうめき声を上げ気がついたようだった。
「優弥!気がついたか!?身体は大丈夫か?」
「んっ・・直哉?俺たち一体・・・そうだ・・地面が何か輝いて・・・!!そうだみんなは!?」
「優弥落ち着け!俺もさっき気がついたところだ。皆はまだそこに倒れてる。俺は彩音を見るから、お前は真央をたのむ。」
俺達は、それぞれの妹に駆け寄り呼びかけた。二人とも怪我など外傷も無く、気を失っているだけのようで、呼びかけに答えるように意識を取り戻した。
「ん・・・あれ?兄貴?何で私寝てるん??」
「おい!大丈夫か?俺たちはみんな気を失ってここで倒れてたんだよ。地面が光ってたのは覚えてるか?」
俺たちの声がかなり大きくなっていたのか、あとの二人も目を覚ましたようだった。
「直美大丈夫か?・・・一体何があったんだ・・・?」
「邦之さん・・ん・・大丈夫みたい・・」
「ねえ、みんな。私すごく嫌な予感がする・・・私達に起こったことがなんとなくわかるの・・・」
唐突に真央が爆弾を落としてきた。俺たちに何が起こったのかわかるってどういうことだ!?
「真央どういうことだ?わかるって?なんで知ってる!?」
「直ちゃん慌てないで!わかるって言ってもちょっと違うの。読んだことがあるって言ったほうがいいかも。私がよく読んでるラノベによくある話なの・・・異世界召喚ってやつ・・・」
真央がそう言ってすぐに、この部屋にある唯一の扉から、豪奢なドレスに身を包んだ女性と全身鎧を着込み帯剣した騎士の一団がなだれ込み、俺たちを取り囲んだ。
そしてその輪から一歩前に出た、ただ一人の女性が俺たちに話掛けて来た。
「ようこそ異界の勇者がた。私はカイホドウ王国の第一王女シリアバと申します。私どもが皆様をこの世界に召喚いたしました。どうか私どもをお助けください。」
真央が言ったことが正しかったと俺達は思い、呆然としてしまった。
こうして俺たちの異世界生活が始まった。
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・執筆時間空けてしまった間に途中過程が気に食わなくなったので、設定などを少し変えて改稿しています。
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