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66話 おさない世界樹
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間が空きすみません。
ゴシン達が家を建てた場所をゼノ達を追い詰めた森の中にします。
###############
ヤマトの街の外に家を建ててから、一週間過ぎようとしていた。
まず俺たちは屋敷以外の塀の中を整理することにした。
屋敷を建てた場所は、二キロ四方のほぼ中心で更地だったため整地も簡単だったが、森の中で壁を立ち上げたせいで1/3程に木々が敷地内に残ってしまっていた。
またモカが土魔法でドーンと一気に整地かと思ったが、ここで俺の拾い物に反応があった。
しかし、何か変だ。魔物の反応みたいだが、ミサが何も言ってこない。
「ミサ、西にある森の一部に魔物の反応があるんだけど、ミサの索敵に反応はあるか?」
「?西ですか?いえ私の方にはありません。
私の索敵をすり抜けるレベルならば相当高いレベルの隠遁ですね。マスターの拾い物は正確には索敵ではありませんから、もしかしたら隠遁を使っていることで隠遁に反応したのかもしれませんね。」
「高レベルの隠遁使いか…調べた方が良さそうだな。モカ、ミサ、一緒にいこうか」
「マスター、我々の同行も御許し願いませんでしょうか。」
ゼノが代表で聞いてきた。
モカ、ミサ、以外では、ゼノが一番強いというのは他の皆も納得しているらしく、総意を
言うときはゼノが口をひらく。
「そうだね、皆で行こうか。」
俺、モカ、ミサ、ゼノと配下の14人、ユウとガーディアンズの8体と、そこそこの大人数(すべて人外!)で、反応のあった場所に向かう。
そこは、先日の激しい戦闘の被害を免れた森の一部。いびつに飛び出る様に残ったその森は、塀を建てたことにより完全に森と分断された一部となってしまっていた。
その森の残り方を見るに、結界か何かでその場所を守ろうとした様にも見える。
俺たちは慎重に、俺の拾い物に反応した場所へと向かった。 途中弱い結界はあったよーだが 俺たちには全く意味がなかった。
そこへ着いた俺たちは 感嘆の声をあげていた。
その木の周りは少し開けていたのだが、その木自体が生気に満ち溢れ、神聖属性の魔力を放っていた。
何だこのきは?
「……なぜこの木に気付けた?私の隠遁は完璧だったはずなのに……」
少女の声が聞こえた後に、その木の後ろから 人影が姿を現した。
その少女は人の姿をしていたが、俺は人ではないのだろうなと思った。久しぶりに鑑定発動。
世界樹(苗木)のドライアド
HP・・・1000(+50000)
MP・・・2500(+50000)
力・・・30
耐久・・100(+50000)
魔力・・500(+50000)
俊敏・・50
知力・・300
精神・・200(+50000)
忍耐・・500(+50000)
運・・250
スキル
ユニークスキル 世界樹(苗木)の加護(特殊 大)
スキル 隠遁(極) 植物魔法(極)
世界樹ときたか・・・最近の俺は少々の事では驚かなくなってきた。俺はドライアドに話しかけた。
「ちょっと特殊な索敵方法を持っててね。それでその木は世界樹でいいんだよね?」
「!鑑定持ち!?・・2千年掛けてようやくここまで育ったのに・・強欲な人間に見つかるなんて・・この木は絶対に守ってみせる・・!」
「あー決死の決意を固めてるとこ悪いけど、ちょっと待ってくれないか?俺達はこの木をどうこうするつもりは無いよ。索敵の反応があったから来ただけだし。ましてや世界樹ってわかっちゃったから尚更だね。」
「・・本当に?・・でも他の地で育っていた姉妹樹は、世界樹って分かった途端人の手によって切り倒されたわ・・杖や弓・・調度品にするんですって・・こんなことをする人間を信用しろと?」
「うーん、人間って欲の深いのもいるからね・・信じろって言っても中々信じられないかも知れないけど、本当に何かしようとは思ってないよ?何かする気ならもうやってるから。ウチの奴らは強いからね。世界樹の加護で耐久を上げてても、ほぼ瞬殺だろうし。」
俺の言葉を聞き、ドライアドは後ろに意識を向けたが、その途端目を見開きガタガタと震えだした。
「脅かすつもりは無かったんだけどな・・こらお前たちも、話を振られたからって必要以上に戦闘力を上げるんじゃない!」
自分たちが、強者と紹介されて嬉しかったのか気合を入れすぎ、結果ドライアドをビビらせてしまった。
ビビったドライアドは、守護対象の世界樹の陰でまだ震えている。俺はなだめるようにある提案をした。
「さっきはゴメンな。悪ノリしたみたいでな。怖がったのは、危害を加えられると思ったからだろ?じゃあさ、俺たちの仲間にならないか?そうすれば危害を加えるどころか、全力で守ってくれるよ。どうかな仲間になってくれる?」
びっくりした表情を浮かべ、何やら世界樹に話しかけてる。世界樹と対話出来るのか・・世界樹の加護の能力かな?そうして暫く待っていたら結論が出たみたい。
「先ほどの仲間への勧誘ありがとうございます・・世界樹とも話し合いまして、今回の提案をお受け致したく思います・・どうぞ宜しくお願いします。」
世界樹とドライアドが仲間に加わった。
ゴシン達が家を建てた場所をゼノ達を追い詰めた森の中にします。
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ヤマトの街の外に家を建ててから、一週間過ぎようとしていた。
まず俺たちは屋敷以外の塀の中を整理することにした。
屋敷を建てた場所は、二キロ四方のほぼ中心で更地だったため整地も簡単だったが、森の中で壁を立ち上げたせいで1/3程に木々が敷地内に残ってしまっていた。
またモカが土魔法でドーンと一気に整地かと思ったが、ここで俺の拾い物に反応があった。
しかし、何か変だ。魔物の反応みたいだが、ミサが何も言ってこない。
「ミサ、西にある森の一部に魔物の反応があるんだけど、ミサの索敵に反応はあるか?」
「?西ですか?いえ私の方にはありません。
私の索敵をすり抜けるレベルならば相当高いレベルの隠遁ですね。マスターの拾い物は正確には索敵ではありませんから、もしかしたら隠遁を使っていることで隠遁に反応したのかもしれませんね。」
「高レベルの隠遁使いか…調べた方が良さそうだな。モカ、ミサ、一緒にいこうか」
「マスター、我々の同行も御許し願いませんでしょうか。」
ゼノが代表で聞いてきた。
モカ、ミサ、以外では、ゼノが一番強いというのは他の皆も納得しているらしく、総意を
言うときはゼノが口をひらく。
「そうだね、皆で行こうか。」
俺、モカ、ミサ、ゼノと配下の14人、ユウとガーディアンズの8体と、そこそこの大人数(すべて人外!)で、反応のあった場所に向かう。
そこは、先日の激しい戦闘の被害を免れた森の一部。いびつに飛び出る様に残ったその森は、塀を建てたことにより完全に森と分断された一部となってしまっていた。
その森の残り方を見るに、結界か何かでその場所を守ろうとした様にも見える。
俺たちは慎重に、俺の拾い物に反応した場所へと向かった。 途中弱い結界はあったよーだが 俺たちには全く意味がなかった。
そこへ着いた俺たちは 感嘆の声をあげていた。
その木の周りは少し開けていたのだが、その木自体が生気に満ち溢れ、神聖属性の魔力を放っていた。
何だこのきは?
「……なぜこの木に気付けた?私の隠遁は完璧だったはずなのに……」
少女の声が聞こえた後に、その木の後ろから 人影が姿を現した。
その少女は人の姿をしていたが、俺は人ではないのだろうなと思った。久しぶりに鑑定発動。
世界樹(苗木)のドライアド
HP・・・1000(+50000)
MP・・・2500(+50000)
力・・・30
耐久・・100(+50000)
魔力・・500(+50000)
俊敏・・50
知力・・300
精神・・200(+50000)
忍耐・・500(+50000)
運・・250
スキル
ユニークスキル 世界樹(苗木)の加護(特殊 大)
スキル 隠遁(極) 植物魔法(極)
世界樹ときたか・・・最近の俺は少々の事では驚かなくなってきた。俺はドライアドに話しかけた。
「ちょっと特殊な索敵方法を持っててね。それでその木は世界樹でいいんだよね?」
「!鑑定持ち!?・・2千年掛けてようやくここまで育ったのに・・強欲な人間に見つかるなんて・・この木は絶対に守ってみせる・・!」
「あー決死の決意を固めてるとこ悪いけど、ちょっと待ってくれないか?俺達はこの木をどうこうするつもりは無いよ。索敵の反応があったから来ただけだし。ましてや世界樹ってわかっちゃったから尚更だね。」
「・・本当に?・・でも他の地で育っていた姉妹樹は、世界樹って分かった途端人の手によって切り倒されたわ・・杖や弓・・調度品にするんですって・・こんなことをする人間を信用しろと?」
「うーん、人間って欲の深いのもいるからね・・信じろって言っても中々信じられないかも知れないけど、本当に何かしようとは思ってないよ?何かする気ならもうやってるから。ウチの奴らは強いからね。世界樹の加護で耐久を上げてても、ほぼ瞬殺だろうし。」
俺の言葉を聞き、ドライアドは後ろに意識を向けたが、その途端目を見開きガタガタと震えだした。
「脅かすつもりは無かったんだけどな・・こらお前たちも、話を振られたからって必要以上に戦闘力を上げるんじゃない!」
自分たちが、強者と紹介されて嬉しかったのか気合を入れすぎ、結果ドライアドをビビらせてしまった。
ビビったドライアドは、守護対象の世界樹の陰でまだ震えている。俺はなだめるようにある提案をした。
「さっきはゴメンな。悪ノリしたみたいでな。怖がったのは、危害を加えられると思ったからだろ?じゃあさ、俺たちの仲間にならないか?そうすれば危害を加えるどころか、全力で守ってくれるよ。どうかな仲間になってくれる?」
びっくりした表情を浮かべ、何やら世界樹に話しかけてる。世界樹と対話出来るのか・・世界樹の加護の能力かな?そうして暫く待っていたら結論が出たみたい。
「先ほどの仲間への勧誘ありがとうございます・・世界樹とも話し合いまして、今回の提案をお受け致したく思います・・どうぞ宜しくお願いします。」
世界樹とドライアドが仲間に加わった。
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