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78話 ガイン工房、フル操業(予定)
しおりを挟む「では、マスター行ってまいります。行くぞお前達!」
「はい!ミサ様!!」
ミサの号令の下、ゼノとその配下、ガーディアン達が夜の闇に駆けていく。昼間に取りこぼした発掘品を回収するためだ。俺が同行しなくても、直接従魔の契約をしているものには、拾い物をリンクさせることができる。ミサとゼノに現場の指揮をとってもらえば問題ないはずだ。
残った俺たちは、ガインのおっちゃんを中心に、明日建てるおっちゃんの工房の間取りを考えることになった。
「作業場自体はさほど広くなくていい、3人程が鉄槌を振れるぐらいか。炉はせっかく新しく作るんだから、最新式で大火力の魔石炉が欲しいところだな。あと、素材や鉱石の保管庫も欲しいぞ!」
「建物は直ぐ建つんだけど、買わなきゃいけないものはすぐは用意できないな。しばらくは普通の炉で我慢してよ。魔石炉はばあちゃんにでも聞いてみるから。」
「?ばあちゃん?・・あ~コズカのことか。ジェイの事はじいちゃん呼ばわりだから、コズカはばあちゃんか。わかった、炉の事はそれでいい。しかし建家がすぐ立つってのがにわかに信じられんのだが。本当なら大工の商売あがったりだな・・」
「ホントだね・・俺も初めて見たとき、空いた口がなかなか塞がら無かったからね・・論より証拠、明日になればわかるよ。建物のことも大体決まったみたいだし、ミサ達には悪いけどもう休もう。明日も色々忙しそうだし。」
「ああ、そうしよう。人外の体力に合わせてたら、こっちはすぐ潰れちまうからな。とりあえず空いてる部屋ないか?」
「部屋ならまだ結構空いてるよ。好きなとこ選んでよ。で、入口に自分だってわかる物を引っ掛けといてよ。そうすれば間違えないだろ。」
「なるほど。表札替わりか。わかったなんか考えとく。」
「とりあえず今日はこんなもんかな・・それじゃ、俺はもう寝るよ!おやすみまた明日な。」
「「おやすみ~」」
皆に挨拶をして部屋に向かった。
明日は、鑑定しまくらないといけないので、皆より早く就寝した。ミサ達の成果が楽しみだ。
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