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79話 今日は朝から騒がしかった・・
しおりを挟む日も登りきらない早朝。
この日は朝から騒がしかった。
外はまだ暗かったが、かなり盛大に音が鳴り響いていた。
「ガッシャン、ガッシャン」「クワーンッ」「ドーン」
何が立てている音かは解らないが、誰が立てている音かは、薄々検討がついていた。だが、まだ外が暗かった為、起きたくなかったのだ。それなのに、盛大に部屋のドアを叩く音がする・・・
「マスター回収が終わりましたー!ご検分くださーい!!」
小さな声で「「!!何をしているのです!マスターへの報告は、朝になって起きてこられてからといったでしょう!」」
「いやしかし早くお伝えしたほうが・・」
「「声が大きい!我々とは違い、人族はキチンとした睡眠を取らないといけないのです。それをー」」
俺が無言でドアを開けると、ミサとドアを叩いて俺をたたき起こしたであろう、ガーディアンの一体が無言で固まっていた。
「ふぁ~~~・・俺を起こしたのはお前か?」
そいつは何を思ったのか万面の笑みを浮かべ、
「はいワタクシです、マスター回収が済んだのでご報告とお迎えに上がりました!」
「そうか、ご苦労。コイツは褒美だ、受け取れ。」
ガーディアンの身長は2mを超える。俺が腕を真横に伸ばすと、腹のあたりに調度くる。伸ばした腕の先、手の平を腹にあてがって・・・
フン!!!!!!
「ウボォ!!!???」
変な声を出しながら、そのまま反対側の壁まで飛んでいき、壁にめり込みオブジェになった。まあ体内の魔石も砕いてないし、元々ゴーレムでタフだから死んじゃいない。修復しないと動けんだろうが、少しは反省するだろう。
「申し訳ありません、マスター。この一体だけが止める間も無く走り出してしまったもので、間に合いませんでした。もう一度お眠りになられますか?」
さっきの起しに来たドアを叩く音と、ダメ押しの壁にめり込む音で「何事か!?」と皆起きてきた様だ。俺は、
「なんでもない、まだ寝てていいぞ」
と、言ったのだが、ミサの姿を見つけ、皆そのまま起きることにしたようだ。ただ、モカとおっちゃんは爆睡したまま起きてこなかったが・・
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