俺の装備は拾い物

豪之伸

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80話 ゴシン、鑑定する?

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 最低な目覚めだ。

 俺をたたき起こした馬鹿者には、最近使えるようになった [寸勁] を打ち込んでやった。まだ完全にモノにした訳じゃないが、まぁもどきかな?ガーディアンやつを素手で殴るとこっちの手が壊れるから衝撃を中に通してやった。寝起きでいい具合に力が抜けてた様で、かなりいいのが入った。


 毎朝の日課である修練をするために基本早起きではあるが、ちゃんと寝る時間は取りすっきりと起きてからだ。まあ、起きてしまったものは仕方がない。ナオヤ達も起きたことだし、ミサ達が集めた戦利品でも拝みにいくとしよう。俺達はミサを伴って家の外に向かった。


「ミサ、首尾の方はどうだった?」

「はい、マスター。かなりの成果です。しかし、武器防具類は金属部分以外は修理が必要です。装飾品も多数見つけることが出来ましたが、数がありエンチャント等は重複した物も多数あるようです。私は、鑑定をスキルで使うことはできませんが、能力による「「鑑定眼」」で簡易鑑定が可能です。」

「鑑定眼?それはスキルじゃないのか?」

「はい。マスターの持たれている [鑑定 大] は、対象の能力を数値化しかなり細かく知ることができる [スキル] ですが、私の鑑定眼は最初から備わっている [能力] であり、その威力もあまり重要視されておりませんでしたので「なんとなくわかる」といったものです。 [鑑定 小] 程度でしょうか。マスターには申し訳ありませんが、全て改めて鑑定していただく必要があります。」

「能力ね・・了解だ。今の所、俺しか鑑定持ってないしな。」

 回収してきた 装備品 のことを話しつつ 皆で屋敷の外に出てきた。そこでは回収に向かった他のメンバーが、装備品の種類ごとに分けているところだった。大雑把に武器、防具、装飾品に分かれている。

「おはようございます、マスター。」

 ガーディアンの一人が話し掛けてくる。

「おう、おはよう。て言うかお前ら暴走しそうな奴がいたら、ちゃんと止めろよ。いらん手間が掛かるからな。」

「すみません、マスター。我々も、ミサ様が気づいて走りだすまで、気づいておりませんでした。ミサ様の跡に続こうとしたのですが、ミサ様に止められまして・・ここで分類しておりました。」

 こいつらも、かなり個性が出てきたな・・。今話していたのは、ここにいるガーディアンの中でも一番の優等生で、何事も率先して動きガーディアン達の纏め役を担うやつだ。
 ここのやつはガーディアンに成るまでに、かなりゴーレム時代が長く、合体数も多い。その為短い間だとしても、それぞれ小さな自我を持ち始めていたのかもしれない。合体の際その自我が混ざり合い、最も強かった性格が表面に出てきているのかもしれない。そのうち名前を欲しがる・・いや名乗り出すかもしれないな。


########

 能力とはそれが元々持っている力と思ってください。

 鳥なら空を飛ぶ、バシリスクなら睨みつけ石化させる、竜ならブレスを吐く、などです。そんな感じで、ミサは威力の弱い鑑定ができます。
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