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82話 皆、ジャラジャラ…
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! ポイポイしてた山に皆が蟻のように集ってる……ゼノにガーディアン……お前達は只でさえ強いんだからそんなにガッツカンデモ……
ポイポイしてた山……ポイ山にここにいる皆が殺到していた…ネックレスに出来るという情報を聞くまでは、興味が無い様な態度だったゼノ達だが、指にはめなくても効果が期待出来ると聞いたとたん、ナオヤ達を取り囲むように集まり分配に参加しだした。うん、お前達の指にはまる指輪は無いだろうからな。
一葉よ・・お前が行っても妖精サイズの指輪は・・
その間も鑑定は進む・・
ポイ山を取り囲んでいるが、こことポイ山のラインはスペースを開けて、新たに投げ入れられる物を邪魔しないようにしていて見事なチームワークを発揮していた。
しかし、数はあるんだがな…これは!という物が無い。昔の戦いでは総力戦だったのか、あまりレベルが高くない冒険者も参加していたのだろう。ステータスを上げる能力が低かろうとも、マジックアイテムだそれなりに高価だ。
前にも思ったことだが、俺が手に入れる物は冒険者達の遺品であり、突然そこにアイテムが湧いて出る訳ではない。その冒険者が持っていて命果て土に埋もれてしまっていたものを、掘り起こしているだけに過ぎない。したがって高レベルな冒険者が残した物ならば良い物を手に入れることができるが、そうでないならそれなりになってしまう。
そんな風に思いを巡らせながら、鑑定の手は止めずに続けていると、ガインのおっちゃんとモカが起きてきた。
「ふぁ~・・みんな早いな・・御早う。何やっとるんだ?」
「おはよう~お父さん。同じく・・何やってんの?」
「おはよう~。昨日集めてもらった拾い物の鑑定だよ。おっちゃんは知ってた?指輪ってネックレスにしても使えるんだって!」
「うん?まあな。わしも現役の鍛冶屋だし情報は知っとるよ。だが・・あれはあくまで指に装備出来んかった物を仕方なくネックレスにしたってのが始まりだぜ。ネックレスにして魔力流したら使えたって。・・あいつらみたいに、大量に抱えてる物を最初からネックレスにする前提で使うっていう発想をするやつらは、あんまし聞いたことねえな・・」
えっ?と思い皆を見てみると、皆が皆、片手の掌に山盛りにするほど集めてる。片手?と思うかもしれないが物は指輪である。10や20で効かない数が乗っている。ポイ山も目減りする量だ。
「ちょっ!皆何必死こいて集めてるの!?」
「いや必死にもなるよ?効果弱いってポイ山行きになってるけど、曲がりなりにもマジックアイテムだからね!?一個一個それなりにするし!もし店でこの量買おうと思ったら、どこのお大臣!?ってなっちゃうよ!」
ナオヤのテンションが高い・・
「そうそう!ガインさんが言ってた様な冒険者がいないのは、やりたいけどやれないってのがあると思うわ!効果が弱い指輪は、初級から中級の人達が欲しいと思うだろうけど、そのランクってお金無いからね!せいぜい頑張って切り詰めて、一個か二個買えれば良いほうじゃないかな?このランクが簡単に買える人は、さらに高威力の物が欲しくなってるだろうから、やっぱり何個も所有してないだろうし。」
うん。マオの言うことも、もっともだ。
「だね。僕らも、「ネックレスにしてジャラジャラ付けれるぐらい」買える程お金持ってなかったしねー」
ユウヤが相槌を打つ。
「でも、貧乏でもなかったからね!?ちゃんと皆元から一個二個持ってたし!」
アヤネが聞いてもいない弁解を始める。
「僕はもう良いの一つ貰ってるからね^^」
クニユキさんの手には確かに5個ぐらいしかのってない。
「私は守られてるばっかりなので少しでも能力の底上げを・・」
ナオミさんはバツが悪そうにしてる。
「我らも只のゴブリン時代はネックレスに通して飾っておりましたが、存在進化の折に無くなってしまいましたので・・我々の更なる強化で必ずや主のお役に立って見せましょう!」
ゼノ達も集めてたが、手がデカいから指輪も山盛りだ・・
「ゴシン~私も欲しい~」
だから、一葉・・指輪は無理だって・・わかったから、・・おっちゃんに指輪を改造してもらって一葉用のベルトでも作ってもらうか・・
ポイポイしてた山……ポイ山にここにいる皆が殺到していた…ネックレスに出来るという情報を聞くまでは、興味が無い様な態度だったゼノ達だが、指にはめなくても効果が期待出来ると聞いたとたん、ナオヤ達を取り囲むように集まり分配に参加しだした。うん、お前達の指にはまる指輪は無いだろうからな。
一葉よ・・お前が行っても妖精サイズの指輪は・・
その間も鑑定は進む・・
ポイ山を取り囲んでいるが、こことポイ山のラインはスペースを開けて、新たに投げ入れられる物を邪魔しないようにしていて見事なチームワークを発揮していた。
しかし、数はあるんだがな…これは!という物が無い。昔の戦いでは総力戦だったのか、あまりレベルが高くない冒険者も参加していたのだろう。ステータスを上げる能力が低かろうとも、マジックアイテムだそれなりに高価だ。
前にも思ったことだが、俺が手に入れる物は冒険者達の遺品であり、突然そこにアイテムが湧いて出る訳ではない。その冒険者が持っていて命果て土に埋もれてしまっていたものを、掘り起こしているだけに過ぎない。したがって高レベルな冒険者が残した物ならば良い物を手に入れることができるが、そうでないならそれなりになってしまう。
そんな風に思いを巡らせながら、鑑定の手は止めずに続けていると、ガインのおっちゃんとモカが起きてきた。
「ふぁ~・・みんな早いな・・御早う。何やっとるんだ?」
「おはよう~お父さん。同じく・・何やってんの?」
「おはよう~。昨日集めてもらった拾い物の鑑定だよ。おっちゃんは知ってた?指輪ってネックレスにしても使えるんだって!」
「うん?まあな。わしも現役の鍛冶屋だし情報は知っとるよ。だが・・あれはあくまで指に装備出来んかった物を仕方なくネックレスにしたってのが始まりだぜ。ネックレスにして魔力流したら使えたって。・・あいつらみたいに、大量に抱えてる物を最初からネックレスにする前提で使うっていう発想をするやつらは、あんまし聞いたことねえな・・」
えっ?と思い皆を見てみると、皆が皆、片手の掌に山盛りにするほど集めてる。片手?と思うかもしれないが物は指輪である。10や20で効かない数が乗っている。ポイ山も目減りする量だ。
「ちょっ!皆何必死こいて集めてるの!?」
「いや必死にもなるよ?効果弱いってポイ山行きになってるけど、曲がりなりにもマジックアイテムだからね!?一個一個それなりにするし!もし店でこの量買おうと思ったら、どこのお大臣!?ってなっちゃうよ!」
ナオヤのテンションが高い・・
「そうそう!ガインさんが言ってた様な冒険者がいないのは、やりたいけどやれないってのがあると思うわ!効果が弱い指輪は、初級から中級の人達が欲しいと思うだろうけど、そのランクってお金無いからね!せいぜい頑張って切り詰めて、一個か二個買えれば良いほうじゃないかな?このランクが簡単に買える人は、さらに高威力の物が欲しくなってるだろうから、やっぱり何個も所有してないだろうし。」
うん。マオの言うことも、もっともだ。
「だね。僕らも、「ネックレスにしてジャラジャラ付けれるぐらい」買える程お金持ってなかったしねー」
ユウヤが相槌を打つ。
「でも、貧乏でもなかったからね!?ちゃんと皆元から一個二個持ってたし!」
アヤネが聞いてもいない弁解を始める。
「僕はもう良いの一つ貰ってるからね^^」
クニユキさんの手には確かに5個ぐらいしかのってない。
「私は守られてるばっかりなので少しでも能力の底上げを・・」
ナオミさんはバツが悪そうにしてる。
「我らも只のゴブリン時代はネックレスに通して飾っておりましたが、存在進化の折に無くなってしまいましたので・・我々の更なる強化で必ずや主のお役に立って見せましょう!」
ゼノ達も集めてたが、手がデカいから指輪も山盛りだ・・
「ゴシン~私も欲しい~」
だから、一葉・・指輪は無理だって・・わかったから、・・おっちゃんに指輪を改造してもらって一葉用のベルトでも作ってもらうか・・
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