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ここで取り繕うように何か言うと、また言い返されるし、ツッコミが入るだろう。その時にはさらに言い返してやると身構えていると、ケラケラと笑い声が聞こえてきた。顔は見えないが、幸也君は人懐っこい笑顔なのだろう。息を切らしているから、よっぽどウケたのか。
「何がそんなに面白いわけ?ウケることは言っていないよ?」
「ははは。マズいと思っただろう?俺から何かツッコまれると思って、身構えたなーー?それが分かるから可愛い。太郎君のことも大好きだって分かって、そっちの光景が浮かんだ。こっちでフェレットを画像検索した。君に似ていないか?顔立ちっていうより、イメージがだ」
「そんなことないよ。俺はネコみたいって言われているんだ」
「収集癖があるんだろう?理久もそうじゃないか」
「ええ?話したっけ?」
まだ言っていないはずだ。容器についている、小さなマークを集めるのが好きだとは。引かれるに決まっているから、家族しか知らない。そんな癖はないと答えると、また笑い声が立った。
「”話したっけ”?って言ったぞー?はははー。自分でバラしているじゃないか」
「ああー……、それはー……」
「これは君の長所だな。嘘が付けない。今みたいについたとしても、笑える程度だ。周りから可愛がられるわけだ。よく分かった」
「ありがとう……」
誰かから教えてもらったのは初めてだ。もっと話したくなった。
さらに話そうとすると、とっくに日付が変わったぞと笑われた。時計を見ると、一時間も経っていた。あっという間だ。明日は仕事と学校なのに。
「ごめんね。こんな時間まで」
「俺は構わない。理久は大学があるだろう?1時限目からだ」
「金曜だからねー」
幸也君が時間割を覚えてくれている事が嬉しかった。そして、電話を終えるのが名残惜しかった。
(そうだ。たまにはこっちから誘ってみようっと。明日の夜ならOKだし……)
「幸也君の明日の予定はある?今日行けなかったスープカレーの店へ行かない?去年出来たんだって。そんなにメジャーじゃないけど、かなり美味しいって。マリリン・マンソーンっていう名前のお店だよ」
「ホラーチックな店がまえか?」
「なんで?写真は普通だったよ?」
「ミュージシャンの名前と同じだ。オーナーがファンかも知れないな」
「そうだったんだー。行ける?」
「もちろんOKだ。健康ランドは今度にする」
「はははははーー」
幸也君が健康ランドに行きたがっている。おじさんみたいだ。さらに話し終わるまでに時間が経ち、あくびが出た頃にお開きになった。
通話を終えると、急に時計の針の音が大きく聞こえ始めた。早く食べに行きたいな。そう思いながら、ベッドに入った。
「何がそんなに面白いわけ?ウケることは言っていないよ?」
「ははは。マズいと思っただろう?俺から何かツッコまれると思って、身構えたなーー?それが分かるから可愛い。太郎君のことも大好きだって分かって、そっちの光景が浮かんだ。こっちでフェレットを画像検索した。君に似ていないか?顔立ちっていうより、イメージがだ」
「そんなことないよ。俺はネコみたいって言われているんだ」
「収集癖があるんだろう?理久もそうじゃないか」
「ええ?話したっけ?」
まだ言っていないはずだ。容器についている、小さなマークを集めるのが好きだとは。引かれるに決まっているから、家族しか知らない。そんな癖はないと答えると、また笑い声が立った。
「”話したっけ”?って言ったぞー?はははー。自分でバラしているじゃないか」
「ああー……、それはー……」
「これは君の長所だな。嘘が付けない。今みたいについたとしても、笑える程度だ。周りから可愛がられるわけだ。よく分かった」
「ありがとう……」
誰かから教えてもらったのは初めてだ。もっと話したくなった。
さらに話そうとすると、とっくに日付が変わったぞと笑われた。時計を見ると、一時間も経っていた。あっという間だ。明日は仕事と学校なのに。
「ごめんね。こんな時間まで」
「俺は構わない。理久は大学があるだろう?1時限目からだ」
「金曜だからねー」
幸也君が時間割を覚えてくれている事が嬉しかった。そして、電話を終えるのが名残惜しかった。
(そうだ。たまにはこっちから誘ってみようっと。明日の夜ならOKだし……)
「幸也君の明日の予定はある?今日行けなかったスープカレーの店へ行かない?去年出来たんだって。そんなにメジャーじゃないけど、かなり美味しいって。マリリン・マンソーンっていう名前のお店だよ」
「ホラーチックな店がまえか?」
「なんで?写真は普通だったよ?」
「ミュージシャンの名前と同じだ。オーナーがファンかも知れないな」
「そうだったんだー。行ける?」
「もちろんOKだ。健康ランドは今度にする」
「はははははーー」
幸也君が健康ランドに行きたがっている。おじさんみたいだ。さらに話し終わるまでに時間が経ち、あくびが出た頃にお開きになった。
通話を終えると、急に時計の針の音が大きく聞こえ始めた。早く食べに行きたいな。そう思いながら、ベッドに入った。
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