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二葉が乱れた呼吸をしながら志乃さんと話しているから、朝陽が電話をかわった。そして、俺と悠人は遠藤さんや長谷部さんからの指示を受けた。TDDにも殺害予告などが届いている可能性が考えられるから、きっと警察からの捜査協力が来るだろうということだった。なるべく落ち着いているようにと言われた。
俺達のそばには久弥がいる。そして、マネージャーの蓮司さんから電話が掛かってきて、対応を始めた。ディスレクトサイドゼロのメンバー全員の無事を確認するためだ。そして、IKUの飯野さんから連絡がきて、全員無事だと知った。そして、俺達は、朝陽が電話で話す様子を見守った。
「もしもし。志乃ちゃん。二葉兄ちゃんが横向きに体勢を変えたら、息が楽になったよ。覚えてくれていたんだね。ありがとう!大丈夫だよ。志乃ちゃんが関わっているなんて発想は、お兄ちゃんにはないよ。来てくれるのか?いいの?もう外は真っ暗だよ……」
「いいのよ……、志乃には家に居てもらって……」
「お兄ちゃん……」
「志乃には、後で連絡するって言っておいて。それと、誰かから電話が掛かってきても、知らないって言ってくれって伝えてくれるか?」
「分かった!志乃ちゃん。そういうことだよ。ごめんね。なんか、巻き込んだみたいになって……。俺なら平気だよ。俺にも爆破予告メールが届いたりして……。冗談だよ。またね!」
朝陽が電話を切った。一瞬だったが、二葉が元の女性らしい言葉遣いに戻ったのを聞き逃さなかった。そして、ユーリーが二葉のそばに来た。彼は彼で出版社から電話が掛かってきていて、無事を確認されていた。
出版社の人が見たニュースでは、この家にも爆破予告をすることや、殺害予告をしたという書き込みがされたという情報が流れて、その書き込みを見つけたという知らせもあった。それは、小瀬さんの番組の方を見ていて、コメントで見つけたそうだ。そして、お義父さんの話し声から、うちの近くの警察署に、犯行をほのめかす内容のメールや電話があったということを知った。
「二葉、大丈夫か?」
「ユーリー、俺……、う……」
「かわいそうに……。こんなになって……。圭一は誰かと話している。隆さんにも電話が掛かってきている。理久君に連絡を取ろうか?如月君がいいか?」
「あいつはいらないって……。理久には、久弥さんから電話を掛けてくれたんだ……。俺、もう起き上がれるよ。いたたたた……」
「どこが痛いんだ?」
「肩と頭……。じっとしていれば収まると思うよ。お腹が空いただろ?何か食べると良いよ……。カットフルーツも、お団子もあるからさ……。あ、南波さん……」
「二葉君、大丈夫?お父さんは、R&W社の部長さんと話しているそうだよ。警察から電話が入った後だよ。深川社長が警察署に行って、事情を聞くんだって……。犯人は地元の警察署にいるだろうから、もしかして、こっちから行かないといけないのかな……。犯人に会うとか……」
「俺も行くことになるのかな……」
「俺達は家の中に入る。すぐに戻ってくる……」
「うん……」
黒崎と早瀬さんが、お義父さんの家のテレビを観に行った。どのチャンネルもニュースが流れている時間で、ネットのニュースサイトでも、ニュースとして扱われている。これまでにも深川社長が警察の事情聴取を受けていて、警察が捜査していた。そんな中、土曜日の逮捕になったのは、テレビに取り上げられることを少しでも減そうとしてのことだろうか。しかし、月曜日にはワイドショー等でも扱われるかも知れない。
実家の中山家は今、どうなっているだろうか。父がいるはずだから大丈夫だという安心感から、まだ連絡を取っていない。何も起きていないと思う。いや、そんなことはないのか。二葉とは親戚関係だ。しかし、俺の方には何も無かったと思う。コンサートも無事に終えることが出来た。
すると、二葉が俺の方を見て、両親と万理に連絡を取れと言うから、少しの間席を外させて貰い、連絡を取った。すると、電話の向こうの父は落ち着いていて、こちらからの一報を待っていたそうだ。父も母も万理も無事だったと分かり、ホッとした。
俺達のそばには久弥がいる。そして、マネージャーの蓮司さんから電話が掛かってきて、対応を始めた。ディスレクトサイドゼロのメンバー全員の無事を確認するためだ。そして、IKUの飯野さんから連絡がきて、全員無事だと知った。そして、俺達は、朝陽が電話で話す様子を見守った。
「もしもし。志乃ちゃん。二葉兄ちゃんが横向きに体勢を変えたら、息が楽になったよ。覚えてくれていたんだね。ありがとう!大丈夫だよ。志乃ちゃんが関わっているなんて発想は、お兄ちゃんにはないよ。来てくれるのか?いいの?もう外は真っ暗だよ……」
「いいのよ……、志乃には家に居てもらって……」
「お兄ちゃん……」
「志乃には、後で連絡するって言っておいて。それと、誰かから電話が掛かってきても、知らないって言ってくれって伝えてくれるか?」
「分かった!志乃ちゃん。そういうことだよ。ごめんね。なんか、巻き込んだみたいになって……。俺なら平気だよ。俺にも爆破予告メールが届いたりして……。冗談だよ。またね!」
朝陽が電話を切った。一瞬だったが、二葉が元の女性らしい言葉遣いに戻ったのを聞き逃さなかった。そして、ユーリーが二葉のそばに来た。彼は彼で出版社から電話が掛かってきていて、無事を確認されていた。
出版社の人が見たニュースでは、この家にも爆破予告をすることや、殺害予告をしたという書き込みがされたという情報が流れて、その書き込みを見つけたという知らせもあった。それは、小瀬さんの番組の方を見ていて、コメントで見つけたそうだ。そして、お義父さんの話し声から、うちの近くの警察署に、犯行をほのめかす内容のメールや電話があったということを知った。
「二葉、大丈夫か?」
「ユーリー、俺……、う……」
「かわいそうに……。こんなになって……。圭一は誰かと話している。隆さんにも電話が掛かってきている。理久君に連絡を取ろうか?如月君がいいか?」
「あいつはいらないって……。理久には、久弥さんから電話を掛けてくれたんだ……。俺、もう起き上がれるよ。いたたたた……」
「どこが痛いんだ?」
「肩と頭……。じっとしていれば収まると思うよ。お腹が空いただろ?何か食べると良いよ……。カットフルーツも、お団子もあるからさ……。あ、南波さん……」
「二葉君、大丈夫?お父さんは、R&W社の部長さんと話しているそうだよ。警察から電話が入った後だよ。深川社長が警察署に行って、事情を聞くんだって……。犯人は地元の警察署にいるだろうから、もしかして、こっちから行かないといけないのかな……。犯人に会うとか……」
「俺も行くことになるのかな……」
「俺達は家の中に入る。すぐに戻ってくる……」
「うん……」
黒崎と早瀬さんが、お義父さんの家のテレビを観に行った。どのチャンネルもニュースが流れている時間で、ネットのニュースサイトでも、ニュースとして扱われている。これまでにも深川社長が警察の事情聴取を受けていて、警察が捜査していた。そんな中、土曜日の逮捕になったのは、テレビに取り上げられることを少しでも減そうとしてのことだろうか。しかし、月曜日にはワイドショー等でも扱われるかも知れない。
実家の中山家は今、どうなっているだろうか。父がいるはずだから大丈夫だという安心感から、まだ連絡を取っていない。何も起きていないと思う。いや、そんなことはないのか。二葉とは親戚関係だ。しかし、俺の方には何も無かったと思う。コンサートも無事に終えることが出来た。
すると、二葉が俺の方を見て、両親と万理に連絡を取れと言うから、少しの間席を外させて貰い、連絡を取った。すると、電話の向こうの父は落ち着いていて、こちらからの一報を待っていたそうだ。父も母も万理も無事だったと分かり、ホッとした。
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