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お目当てのスポットに到着した。遠くに見えていた観覧車が、だんだんと近づいてくる。駐車場へ車を停めて外に出ると、すぐ近くに観覧車が見えていた。風が強いからゴンドラが揺れている。迫力があると思った。
「ああー。けっこう揺れてるよ」
「登っていく揺れだろう。頂上は少ない」
「そうなんだ……」
「見えづらいのか?」
「うん。ぼんやりしているよ」
コンタクトレンズの度を変えないといけないようだ。遠くの方もぼんやりして見える。月曜日なのに人が多いと思った。観光客グループや、デート中のカップル、学生同士のグループが見えている。
「俺たちって、どう見えていると思う?」
「打ち解けすぎたカップルだ」
「もう少し、いい表現がないかな?」
するとその時だ。くしゃみが出そうになった。そして、何回目かのくしゃみが出た後、鼻水が出てきてしまった。
「ふぁー、ふぁー、ぶぁくしょん!あーー」
「拭いてやる。こっちを向け」
「うん。ズズ……」
「……保護者と子供だ」
「ううん?カップルにしか見えないよ」
「だったら聞くな」
「どうしてそんなに素っ気ないんだよ?甘いムードになろうよ」
「はいはい。前向きに検討してやる」
湾沿いを歩いているうちに、手先が冷えて赤くなっていた。手先を見つめていると、黒崎から右手を取られて、コートのポケットに入れられた。
「ちゃんと前を見て歩け。転ぶぞ」
「優しいじゃん……」
「怪我をされたくないからだ」
「ふふん……」
コートの中では手を握られている。わざと寄りかかってやると、歩きづらいと言って、手の甲をつねられてしまった。でも、黒崎は笑っていて、胸がキュンとした。
「ああー。けっこう揺れてるよ」
「登っていく揺れだろう。頂上は少ない」
「そうなんだ……」
「見えづらいのか?」
「うん。ぼんやりしているよ」
コンタクトレンズの度を変えないといけないようだ。遠くの方もぼんやりして見える。月曜日なのに人が多いと思った。観光客グループや、デート中のカップル、学生同士のグループが見えている。
「俺たちって、どう見えていると思う?」
「打ち解けすぎたカップルだ」
「もう少し、いい表現がないかな?」
するとその時だ。くしゃみが出そうになった。そして、何回目かのくしゃみが出た後、鼻水が出てきてしまった。
「ふぁー、ふぁー、ぶぁくしょん!あーー」
「拭いてやる。こっちを向け」
「うん。ズズ……」
「……保護者と子供だ」
「ううん?カップルにしか見えないよ」
「だったら聞くな」
「どうしてそんなに素っ気ないんだよ?甘いムードになろうよ」
「はいはい。前向きに検討してやる」
湾沿いを歩いているうちに、手先が冷えて赤くなっていた。手先を見つめていると、黒崎から右手を取られて、コートのポケットに入れられた。
「ちゃんと前を見て歩け。転ぶぞ」
「優しいじゃん……」
「怪我をされたくないからだ」
「ふふん……」
コートの中では手を握られている。わざと寄りかかってやると、歩きづらいと言って、手の甲をつねられてしまった。でも、黒崎は笑っていて、胸がキュンとした。
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