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なかなか上手くいかないものだ。黒崎が起きていたから伊吹からの話をすると、即座に拒まれた。九条ねぎを見せて説得中だ。無理強いはしたくない。
「少しでも楽になってもらいたいんだ。もしかすると、効くかもしれないよ?」
「結構だ……」
「やってみないと分からないよ……」
「伊吹君本人に試してもらえ」
「うちのお兄ちゃんは風邪を引かないんだ」
5年間は風邪を引いていないはずだ。風邪を引いたことにも気がつかないほどの思い込みの激しさが、その結果を導き出していると思う。
「……馬鹿は風邪を引かないだと?それはない」
「そう思うだろ?一緒に暮らすと思い知るんだよ。お兄ちゃんとは適度な距離を保つことをお勧めするよ。さあー。黒崎さん。ネギタイムだよ~」
「マリールイーズの原画展に連れて行かないぞ?」
「うっ。それを引き合いに出すなよ~」
都内で開かれるイベントへ出かけるつもりだ。レア物のポストカードなど、グッズが販売されている。たくさん買ってもらえる。それを逃したくない。
「そうだな。グッズも諦めろ」
「うっうっ」
「喉が渇いた。冷たい水が飲みたい。暑くなった」
「うん。用意してくるよ」
「すまない……」
黒崎から頭を撫でられて、頬にキスされた。すっかり気分が浮上して、キッチンへ水を取りに行った。こうやって看病できることが嬉しい。
「少しでも楽になってもらいたいんだ。もしかすると、効くかもしれないよ?」
「結構だ……」
「やってみないと分からないよ……」
「伊吹君本人に試してもらえ」
「うちのお兄ちゃんは風邪を引かないんだ」
5年間は風邪を引いていないはずだ。風邪を引いたことにも気がつかないほどの思い込みの激しさが、その結果を導き出していると思う。
「……馬鹿は風邪を引かないだと?それはない」
「そう思うだろ?一緒に暮らすと思い知るんだよ。お兄ちゃんとは適度な距離を保つことをお勧めするよ。さあー。黒崎さん。ネギタイムだよ~」
「マリールイーズの原画展に連れて行かないぞ?」
「うっ。それを引き合いに出すなよ~」
都内で開かれるイベントへ出かけるつもりだ。レア物のポストカードなど、グッズが販売されている。たくさん買ってもらえる。それを逃したくない。
「そうだな。グッズも諦めろ」
「うっうっ」
「喉が渇いた。冷たい水が飲みたい。暑くなった」
「うん。用意してくるよ」
「すまない……」
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