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# act8 等級Ⅴ 実験体
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「これで君は、私の視線だけで発情してしまうことが証明された」
セシル先生の声は、込み上げてくる知的な笑いを抑えきれないように震えていた。
「考えられないことだ。オメガはアルファの誘発フェロモンが無いと発情しないのに」
「えっ……でもラゼルさんのフェロモンは?」
僕が戸惑いながら尋ねると、先生は椅子から身を乗り出した。
瞳の奥に、知的な光と狂気のような喜びが混じっている。
「実はね、君に飲ませていたのは、アルファの誘発フェロモンに対する耐性を上げる薬だったんだ。
つまり、アルファのフェロモンを浴びても、君は発情しにくくなっている」
「え! セシル先生が開発してたのは、誘発フェロモン耐性薬だったんですか!
すごい、それが実用化されたら、オメガにとって救世主になりますよ!」
「ユウくん、今はそんなことはどうでもいいんだ」
先生の声がかすかに震えている。
「大事なのは、君の――その発情反応なんだ」
えっ……僕の、発情?
なんか真顔でそう言われると恥ずかしすぎるんだけど。
頬がじわっと熱くなって、思わず俯いてしまった。
「いいかね、ここがポイントだからよく聞いてほしい。
オメガはアルファの誘発フェロモンがないと発情しないのは知っているね。
だが、君はフェロモン耐性薬が効いている状態で発情した。
今日はそれを確かめるために、私はあえて席を外したんだ」
息を弾ませながら、セシル先生は立ち上がる。
机の上のモニターを指差し、画面に映る数値を食い入るように見つめた。
「その間、君の発情を示す値は明らかに下がっていた。
これは想定通りの反応だ。
だが、私が戻ってきた瞬間――数値は跳ね上がったんだ!」
モニターからこちらに向き直ったセシル先生の顔は、歓喜に満ち溢れていた。
「これで、君の発情には、私がかかわっているという仮説が証明された!」
それは僕も感じてはいた。
セシル先生に見られると感じると、体が熱くなるから。
「君は、オメガがとうに失った“周期発情”を起こしたのかもしれないんだよ!」
でも、それって先生のいう『周期発情』なんだろうか?
だって、セシル先生でしか起こらないのに。
先生だって、自分が関わっていると言いながら、周期発情に結びつけるのはなんか違う気がする。
だけど、それが何と言われたら、答えようがない。だってオメガの発情には誘発フェロモンによるものと、昔あったとされている周期発情の二種類しか存在しないはずだ。
僕のこれは、そのどちらにも当てはまらない気がしているのに。
「君の発情を観察すれば、オメガに季節による生理を取り戻せるかもしれない!」
疑問を口にしたかったけど、言えなかった。
だって、こんなに興奮して、嬉しそうな先生を見るのは初めてだったから。
それに先生は僕よりずっと知識がある専門家で、オメガの発情には詳しいはずだから。
「ユウくん、これは全てのオメガの生理に関わることかもしれないんだ。
周期発情……この神秘に繋がる謎を、ぜひ解明したい! いや、解明しなくてはいけない!」
机を叩くようにして立ち上がったセシル先生の声は、熱に浮かされていた。
ラボのモニターの光が頬に反射して、瞳の奥に狂気めいた輝きがあった。
「そのためには、週に一度の観察なんて非効率だ。
君をずっと……そう、二十四時間、生活の全てを観察したい。
一年でも、二年でも……!」
「……え?」
ラゼルが低く息を吐いた。
「何を言っているんだ、セシル。そんな長期拘束は認められない。
生活の全てって、人権を無視して……まるで等級Ⅴの奴隷みたいじゃないか。落ち着け」
セシルははっとして、椅子に沈み込んだ。
自分の言葉に気づいたのか、額を押さえた手が微かに震えている。
「……すまない、ユウくん。決して君を軽んじているわけではないんだ。
ただ、君の存在があまりにも重要で……いや、やはり観察したい。
ユウくん、家に来ないか?」
「こらこら、言った傍から!」
ラゼルが声を上げる。
その瞬間、僕は思わず口にしていた。
「等級Ⅴって、どんな契約なんですか?」
ラゼルの冷静な声が響く。
「一言で言うと、所有の契約だ。
人格権は消え、所有者の好きに扱われる。拒否権はない。
ただし、所有者側から破棄はできない」
——所有。
その響きが胸の奥にじんわりと広がっていく。
僕がどんなにセシル先生を好きになっても、恋人関係じゃないから嫉妬しなくてすむ。
そして、棄てられることもない。
それだけで、僕には十分だった。
「僕はいいです、等級Ⅴで契約しても」
「ほんとかい? じゃあ早速――」
「セシル!」
ラゼルの叱責が、室内の空気を一瞬凍らせた。
「お前がそんなことでどうする。
ユウは俺が送っていく。少し頭を冷やせ」
「……そうだな。すまない」
「ほら、ユウ。行くぞ」
「は、はい。では、セシル先生、次の実験で」
「ああ、今日はありがとう」
ラゼルに手を引かれ、病院の出口へ向かう途中、ふと振り返った。
白衣の裾を握ったまま立ち尽くすセシル先生が、
かすかに笑って片目をつぶった。
その仕草が、まるで「観察は終わっていない」と言っているようで、
僕の胸は先生の楽しさが乗り移ったみたいに、ふわふわしたものでいっぱいになった。
家の前まで送ってくれたラゼルは、メッセージアプリのIDを交換しながら言った。
「早まるなよ。何かあったら、いつでも連絡しろ」
「はい……」
「今どき等級Ⅴなんて、犯罪者が減刑のために結ぶくらいなんだぞ」
「わかりました……」
「セシルは学生時代からずっと、オメガを傍に置いて観察したいって言ってたからな。
自分の好きにできる奴隷が手に入ったら、何をするか分かんねぇぞ」
ラゼルは眉を寄せたまま、僕が玄関に入るのを見届けてから帰っていった。
オメガを落とすフェロモンを振りまく癖に、一番常識的なのがラゼルというのが皮肉だった。
それとも、セシル先生が壊れすぎているのか。
じゃあ僕は、何なんだろう。
そう思いながら、玄関の扉を閉めると、
気づいたときには、もう病院へ走っていた。
夜風を切りながら、胸の中に残っているのは、
先生の声と、あの片目のウィンクだけ。
翌朝、ラゼルに初めてメッセージを送った。
《Youu:僕、実験体になりました》
※ ※ ※
――セシルside――
【観察記録:No.004(抜粋)】
被験体:ユウ(等級Ⅴ 実験体)
本日より、被験体の所有権を正式に取得。
契約書に基づき、観察・生活・心理・生理すべての管理権限を保有する。
被験体は当該プロジェクト(=アルファの誘発フェロモン耐性薬)の研究対象だったが、それは継続しつつ、
フィールドワーク下における生活および周期発情の観察対象としても活用する。
本プロジェクトでは、研究者(=私)もまた観察対象となる。
そのため、私の所感もここに記すことにしていく。
【所感】
オメガの生態を最も近い距離で観察し、記録することは私の長年の夢であった。
しかし、その記録の中に“私自身”が含まれるという事実に、すこし混乱を覚えている。
だが、オメガの周期発情は追い続けてきた神秘だ。
そこに辿り着くかもしれないという知的興奮に、今夜は眠れそうにない。
しかしなぜだろう。夜中に病院まで走って来た、ユウの顔ばかりを思い出すのは。
【END】
夜中に病院を訪れた君を迎え入れたとき、私の中に知的興奮ではない、何かが湧き上がった。
それを書き記そうとしたのに、ペンは動かなかった。
その感情に名前を付けることができなかったのだ。
きっとそれは――研究の言語体系から外れているからだ。
しかしこの先の観察で、きっとそれは明らかになるだろう。
セシル先生の声は、込み上げてくる知的な笑いを抑えきれないように震えていた。
「考えられないことだ。オメガはアルファの誘発フェロモンが無いと発情しないのに」
「えっ……でもラゼルさんのフェロモンは?」
僕が戸惑いながら尋ねると、先生は椅子から身を乗り出した。
瞳の奥に、知的な光と狂気のような喜びが混じっている。
「実はね、君に飲ませていたのは、アルファの誘発フェロモンに対する耐性を上げる薬だったんだ。
つまり、アルファのフェロモンを浴びても、君は発情しにくくなっている」
「え! セシル先生が開発してたのは、誘発フェロモン耐性薬だったんですか!
すごい、それが実用化されたら、オメガにとって救世主になりますよ!」
「ユウくん、今はそんなことはどうでもいいんだ」
先生の声がかすかに震えている。
「大事なのは、君の――その発情反応なんだ」
えっ……僕の、発情?
なんか真顔でそう言われると恥ずかしすぎるんだけど。
頬がじわっと熱くなって、思わず俯いてしまった。
「いいかね、ここがポイントだからよく聞いてほしい。
オメガはアルファの誘発フェロモンがないと発情しないのは知っているね。
だが、君はフェロモン耐性薬が効いている状態で発情した。
今日はそれを確かめるために、私はあえて席を外したんだ」
息を弾ませながら、セシル先生は立ち上がる。
机の上のモニターを指差し、画面に映る数値を食い入るように見つめた。
「その間、君の発情を示す値は明らかに下がっていた。
これは想定通りの反応だ。
だが、私が戻ってきた瞬間――数値は跳ね上がったんだ!」
モニターからこちらに向き直ったセシル先生の顔は、歓喜に満ち溢れていた。
「これで、君の発情には、私がかかわっているという仮説が証明された!」
それは僕も感じてはいた。
セシル先生に見られると感じると、体が熱くなるから。
「君は、オメガがとうに失った“周期発情”を起こしたのかもしれないんだよ!」
でも、それって先生のいう『周期発情』なんだろうか?
だって、セシル先生でしか起こらないのに。
先生だって、自分が関わっていると言いながら、周期発情に結びつけるのはなんか違う気がする。
だけど、それが何と言われたら、答えようがない。だってオメガの発情には誘発フェロモンによるものと、昔あったとされている周期発情の二種類しか存在しないはずだ。
僕のこれは、そのどちらにも当てはまらない気がしているのに。
「君の発情を観察すれば、オメガに季節による生理を取り戻せるかもしれない!」
疑問を口にしたかったけど、言えなかった。
だって、こんなに興奮して、嬉しそうな先生を見るのは初めてだったから。
それに先生は僕よりずっと知識がある専門家で、オメガの発情には詳しいはずだから。
「ユウくん、これは全てのオメガの生理に関わることかもしれないんだ。
周期発情……この神秘に繋がる謎を、ぜひ解明したい! いや、解明しなくてはいけない!」
机を叩くようにして立ち上がったセシル先生の声は、熱に浮かされていた。
ラボのモニターの光が頬に反射して、瞳の奥に狂気めいた輝きがあった。
「そのためには、週に一度の観察なんて非効率だ。
君をずっと……そう、二十四時間、生活の全てを観察したい。
一年でも、二年でも……!」
「……え?」
ラゼルが低く息を吐いた。
「何を言っているんだ、セシル。そんな長期拘束は認められない。
生活の全てって、人権を無視して……まるで等級Ⅴの奴隷みたいじゃないか。落ち着け」
セシルははっとして、椅子に沈み込んだ。
自分の言葉に気づいたのか、額を押さえた手が微かに震えている。
「……すまない、ユウくん。決して君を軽んじているわけではないんだ。
ただ、君の存在があまりにも重要で……いや、やはり観察したい。
ユウくん、家に来ないか?」
「こらこら、言った傍から!」
ラゼルが声を上げる。
その瞬間、僕は思わず口にしていた。
「等級Ⅴって、どんな契約なんですか?」
ラゼルの冷静な声が響く。
「一言で言うと、所有の契約だ。
人格権は消え、所有者の好きに扱われる。拒否権はない。
ただし、所有者側から破棄はできない」
——所有。
その響きが胸の奥にじんわりと広がっていく。
僕がどんなにセシル先生を好きになっても、恋人関係じゃないから嫉妬しなくてすむ。
そして、棄てられることもない。
それだけで、僕には十分だった。
「僕はいいです、等級Ⅴで契約しても」
「ほんとかい? じゃあ早速――」
「セシル!」
ラゼルの叱責が、室内の空気を一瞬凍らせた。
「お前がそんなことでどうする。
ユウは俺が送っていく。少し頭を冷やせ」
「……そうだな。すまない」
「ほら、ユウ。行くぞ」
「は、はい。では、セシル先生、次の実験で」
「ああ、今日はありがとう」
ラゼルに手を引かれ、病院の出口へ向かう途中、ふと振り返った。
白衣の裾を握ったまま立ち尽くすセシル先生が、
かすかに笑って片目をつぶった。
その仕草が、まるで「観察は終わっていない」と言っているようで、
僕の胸は先生の楽しさが乗り移ったみたいに、ふわふわしたものでいっぱいになった。
家の前まで送ってくれたラゼルは、メッセージアプリのIDを交換しながら言った。
「早まるなよ。何かあったら、いつでも連絡しろ」
「はい……」
「今どき等級Ⅴなんて、犯罪者が減刑のために結ぶくらいなんだぞ」
「わかりました……」
「セシルは学生時代からずっと、オメガを傍に置いて観察したいって言ってたからな。
自分の好きにできる奴隷が手に入ったら、何をするか分かんねぇぞ」
ラゼルは眉を寄せたまま、僕が玄関に入るのを見届けてから帰っていった。
オメガを落とすフェロモンを振りまく癖に、一番常識的なのがラゼルというのが皮肉だった。
それとも、セシル先生が壊れすぎているのか。
じゃあ僕は、何なんだろう。
そう思いながら、玄関の扉を閉めると、
気づいたときには、もう病院へ走っていた。
夜風を切りながら、胸の中に残っているのは、
先生の声と、あの片目のウィンクだけ。
翌朝、ラゼルに初めてメッセージを送った。
《Youu:僕、実験体になりました》
※ ※ ※
――セシルside――
【観察記録:No.004(抜粋)】
被験体:ユウ(等級Ⅴ 実験体)
本日より、被験体の所有権を正式に取得。
契約書に基づき、観察・生活・心理・生理すべての管理権限を保有する。
被験体は当該プロジェクト(=アルファの誘発フェロモン耐性薬)の研究対象だったが、それは継続しつつ、
フィールドワーク下における生活および周期発情の観察対象としても活用する。
本プロジェクトでは、研究者(=私)もまた観察対象となる。
そのため、私の所感もここに記すことにしていく。
【所感】
オメガの生態を最も近い距離で観察し、記録することは私の長年の夢であった。
しかし、その記録の中に“私自身”が含まれるという事実に、すこし混乱を覚えている。
だが、オメガの周期発情は追い続けてきた神秘だ。
そこに辿り着くかもしれないという知的興奮に、今夜は眠れそうにない。
しかしなぜだろう。夜中に病院まで走って来た、ユウの顔ばかりを思い出すのは。
【END】
夜中に病院を訪れた君を迎え入れたとき、私の中に知的興奮ではない、何かが湧き上がった。
それを書き記そうとしたのに、ペンは動かなかった。
その感情に名前を付けることができなかったのだ。
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