21 / 22
# act21 甘い痛み【R18】
しおりを挟む
お風呂でたっぷりいちゃいちゃした後、セシル先生のベッドに移動した。
いよいよえっちするんだ……と思っていたら、彼は一緒にベッドに入って「寝ようか」なんて言ってくる。
「……しないんですか?」
「さっき駅でしたし、今日は疲れてると思って」
「じゃあ、これはどうするんです」
思い切って、彼のパジャマの上からそこを触ると、思った以上に硬い。
僕が発情してないのに、こんなに反応してくれている、と思うと、彼の駅での言葉が蘇ってきた。
「僕のオメガフェロモン、ずっと効いてなかったんですね」
「私にはオメガもアルファのフェロモンも効かないはずだ。受容体がないからね。だけど君の香りは……とてもそそられたよ」
それを聞いた瞬間、胸の奥がぎゅっと締め付けられた。
僕の香りだけは、先生の身体に届いていた。
それだけで、じわっと後孔が熱を帯びていく。
あのアルファに強制発情させられたときは、なぜこんな体なのかと、屈辱しか感じなかったけど、セシル先生に反応できることが嬉しい。
「駅での強制発情も収まったし、今日はゆっくり……」
セシル先生は、ベッドに入っていつもの眠りの体勢になろうと僕を抱きしめた。
「せんせ……」
掠れた声に、セシル先生は驚いて目を開けた。
「僕の体、おかしいんです。先生のことを考えると発情しちゃうし、発情してないのに、今も……」
セシル先生の視線が僕に集中している。
そんな目で見られたら、余計に……。
「見てください、僕のからだ」
僕はセシル先生の手を取り、自分へと導いた。
ズボンを下ろし、足を少し開くと、しなやかな手は吸い寄せられるように後孔に触れてきた。
指先が触れた瞬間、そこがひく、と震えた。
熱い。怖いくらいに、セシル先生に反応してしまっている。
「すごい、触るだけで……こんなに」
お風呂で綺麗に洗った後孔は、少し湿っている程度だった。でも指の先端が少しだけ入って確かめるように撫でるだけで、蜜がどんどん溢れてくる。
セシル先生の指は、いま、まさにじわじわと染み出す蜜を実感しているのだろう。微かに震えている。
――恥ずかしい、でも知って欲しい。
「……吸い付いてくるよ、ユウのここ」
まだ発情していないはずの僕の体が徐々に開いていく。
こんなこと、初めてだ。
「セシル先生で……発情、させてください」
「ユウ……」
先生が息を飲み込んだのが分かった。
彼の指が引き抜かれたとき、とぷっと蜜が溢れた。
「君の体、見てもいいかな」
「はい……」
セシル先生は、枕を腰の下にあてがい、大きく足を開かせた。
「やぁ……」
恥ずかしくて、思わず顔をそむけてしまった。
セシル先生の視線が、僕のそこに落ちたまま動かない。
その強い視線が僕の後孔を貫いている。
嬉しくて、苦しくて、また熱が滲む。
ごくっと彼の喉仏が音を立てた。
「これ……私だけで、こんなに?」
「先生のこと……すきって思うと、こうなっちゃうんです」
言いながら、体中が熱を帯びる。
足を開いて後孔を晒しながらこんなセリフを言うなんて。
でも、きっと先生は確かめたいんだと思う。
あんなに勃起してるのに、僕の体を配慮して寝ようとするくらい……優しいけど、きっと自信もないんだ。
だから……先生から『お前を抱きたい』って言えるくらいに、僕があなたにぞっこんだってこと……知ってほしい。
その瞬間、開いていた足の間に先生が顔を埋めてきた。
柔らかい舌が濡れそぼった窄まりを覆う。
舌が後孔に触れた瞬間、電流のような刺激が脳まで駆け上がっていった。
こんなとこ、舐めるなんて、されたことはない。
恥ずかしすぎて先生の髪を必死に掴んだ。
でも、舌は大胆に奥まで入ってきて、キスするように舐めまわしていく。
「や、あっ……あぁ……っ、あ」
初めての感触が気持ちよすぎて、先生の頭をそこに押し付けるくらいに感じてしまった。
先生とのキスを思い浮かべながら、自分の指を口に持っていってしまう。
後孔を舌で愛撫されながら、僕は自分の折り曲げた中指を噛んで恍惚としていた。
尖らせた舌がにゅっ、にゅっと出し入れを繰り返される。
じゅっと音を立てて吸われて、先生の喉が続けざまに上下するのが分かった。
舐められる刺激と嚥下の濡れた音が鼓膜に響いてくる。
「せんせ……いっちゃう、いっちゃうぅ……」
奥から熱いものが込み上がってきて、目からもじわっと涙がにじむ。
腰を揺すり上げたとき、先生の舌がふっと離れた。
喪失感と、それ以上の期待が胸を圧迫する。
「……ユウ、君を抱きたい」
僕は小さく頷いた。
その瞬間、先生の硬いものが、僕の後孔に押し付けられた。
風呂場でさんざん見せつけられていたものが、ぐっと押し入ってきた。
「あ……っ」
舐め溶かされているとはいえ、発情していないからだに、彼の大きなものを受け入れるのはきつい。
広げられていくと、感じたことのないようなピリつく痛みに腰が逃げそうになる。
でもそれが、初めてのセックスのようで嬉しい。
先生から与えられるものは、痛みでさえも甘い、なんて。
「きつい、のに……柔らかく締め付けてくる……ユウ」
「せんせっ、ん……っ、んっ…」
彼の背に手を回して、動きに合わせて盛り上がる筋肉を抱きしめた。
セシル先生に抱かれている実感が凄くて、体が震えている。
「顔を、見せて」
苦しいのに、先生がキスを求めてきた。
重なった唇から、熱い息と、溶けそうな甘い唾液が流れてくる。
下も、口も、全部先生に塞がれて、頭がおかしくなりそうだ。
「せんせ、せんせぇ……っ、あぁ……」
力が入らなくなって、先生の背から滑り落ちた手を、ぎゅっと握られた。
いまのぼくたちみたいに、正面から抱き合うように、握り合った手に汗がにじんでいく。
「せんせ、せんせぇ……っ、あぁ……」
堅い陰茎をぐっと押し込められたかと思うと、抜けそうなほど引かれて、後孔全体で彼の長さを覚えさせられている。
奥にきたときの圧迫感がやばい。
押しつぶされる苦しさが、どんどん快感にすり替わっていく。
「っ……中が、熱い……。もう、私も……」
いつも冷静な先生の切羽詰まった声に、僕の中がさらにきゅっと締まった。
痛みと快感がマーブルのように混ざり合って、中が熱い。腰が浮き上がっていく。
「……いっちゃ……うっ、いくっ……」
「……ッ、搾り取られるっ……」
自分でも驚くほどの痙攣が体を襲い――中に熱い迸りを感じながら、意識がふっと沈んでいった。
ふっと意識が戻ったとき、僕はセシル先生の腕の中にいた。
頭はまだぼんやりしていて、でもすごく安心していた。
「せんせ……ぼく、どれくらい?」
「君が意識を失っていたのは、15分36秒くらいだ」
それ、『くらい』って言うのかな……あ、ミリ秒を省略してるから?
「まだ寝ていた方がいい」
「うん」
「愛してる、ユウ」
「ぼくも……」
僕も、先生のこと、好き。
ちゃんと眠る前に言えただろうか?
言えてなくてもいい。朝にもう一度言えば、きっと喜んでくれるから。
僕はセシル先生の体温を感じながら、眠りに落ちていった。
いよいよえっちするんだ……と思っていたら、彼は一緒にベッドに入って「寝ようか」なんて言ってくる。
「……しないんですか?」
「さっき駅でしたし、今日は疲れてると思って」
「じゃあ、これはどうするんです」
思い切って、彼のパジャマの上からそこを触ると、思った以上に硬い。
僕が発情してないのに、こんなに反応してくれている、と思うと、彼の駅での言葉が蘇ってきた。
「僕のオメガフェロモン、ずっと効いてなかったんですね」
「私にはオメガもアルファのフェロモンも効かないはずだ。受容体がないからね。だけど君の香りは……とてもそそられたよ」
それを聞いた瞬間、胸の奥がぎゅっと締め付けられた。
僕の香りだけは、先生の身体に届いていた。
それだけで、じわっと後孔が熱を帯びていく。
あのアルファに強制発情させられたときは、なぜこんな体なのかと、屈辱しか感じなかったけど、セシル先生に反応できることが嬉しい。
「駅での強制発情も収まったし、今日はゆっくり……」
セシル先生は、ベッドに入っていつもの眠りの体勢になろうと僕を抱きしめた。
「せんせ……」
掠れた声に、セシル先生は驚いて目を開けた。
「僕の体、おかしいんです。先生のことを考えると発情しちゃうし、発情してないのに、今も……」
セシル先生の視線が僕に集中している。
そんな目で見られたら、余計に……。
「見てください、僕のからだ」
僕はセシル先生の手を取り、自分へと導いた。
ズボンを下ろし、足を少し開くと、しなやかな手は吸い寄せられるように後孔に触れてきた。
指先が触れた瞬間、そこがひく、と震えた。
熱い。怖いくらいに、セシル先生に反応してしまっている。
「すごい、触るだけで……こんなに」
お風呂で綺麗に洗った後孔は、少し湿っている程度だった。でも指の先端が少しだけ入って確かめるように撫でるだけで、蜜がどんどん溢れてくる。
セシル先生の指は、いま、まさにじわじわと染み出す蜜を実感しているのだろう。微かに震えている。
――恥ずかしい、でも知って欲しい。
「……吸い付いてくるよ、ユウのここ」
まだ発情していないはずの僕の体が徐々に開いていく。
こんなこと、初めてだ。
「セシル先生で……発情、させてください」
「ユウ……」
先生が息を飲み込んだのが分かった。
彼の指が引き抜かれたとき、とぷっと蜜が溢れた。
「君の体、見てもいいかな」
「はい……」
セシル先生は、枕を腰の下にあてがい、大きく足を開かせた。
「やぁ……」
恥ずかしくて、思わず顔をそむけてしまった。
セシル先生の視線が、僕のそこに落ちたまま動かない。
その強い視線が僕の後孔を貫いている。
嬉しくて、苦しくて、また熱が滲む。
ごくっと彼の喉仏が音を立てた。
「これ……私だけで、こんなに?」
「先生のこと……すきって思うと、こうなっちゃうんです」
言いながら、体中が熱を帯びる。
足を開いて後孔を晒しながらこんなセリフを言うなんて。
でも、きっと先生は確かめたいんだと思う。
あんなに勃起してるのに、僕の体を配慮して寝ようとするくらい……優しいけど、きっと自信もないんだ。
だから……先生から『お前を抱きたい』って言えるくらいに、僕があなたにぞっこんだってこと……知ってほしい。
その瞬間、開いていた足の間に先生が顔を埋めてきた。
柔らかい舌が濡れそぼった窄まりを覆う。
舌が後孔に触れた瞬間、電流のような刺激が脳まで駆け上がっていった。
こんなとこ、舐めるなんて、されたことはない。
恥ずかしすぎて先生の髪を必死に掴んだ。
でも、舌は大胆に奥まで入ってきて、キスするように舐めまわしていく。
「や、あっ……あぁ……っ、あ」
初めての感触が気持ちよすぎて、先生の頭をそこに押し付けるくらいに感じてしまった。
先生とのキスを思い浮かべながら、自分の指を口に持っていってしまう。
後孔を舌で愛撫されながら、僕は自分の折り曲げた中指を噛んで恍惚としていた。
尖らせた舌がにゅっ、にゅっと出し入れを繰り返される。
じゅっと音を立てて吸われて、先生の喉が続けざまに上下するのが分かった。
舐められる刺激と嚥下の濡れた音が鼓膜に響いてくる。
「せんせ……いっちゃう、いっちゃうぅ……」
奥から熱いものが込み上がってきて、目からもじわっと涙がにじむ。
腰を揺すり上げたとき、先生の舌がふっと離れた。
喪失感と、それ以上の期待が胸を圧迫する。
「……ユウ、君を抱きたい」
僕は小さく頷いた。
その瞬間、先生の硬いものが、僕の後孔に押し付けられた。
風呂場でさんざん見せつけられていたものが、ぐっと押し入ってきた。
「あ……っ」
舐め溶かされているとはいえ、発情していないからだに、彼の大きなものを受け入れるのはきつい。
広げられていくと、感じたことのないようなピリつく痛みに腰が逃げそうになる。
でもそれが、初めてのセックスのようで嬉しい。
先生から与えられるものは、痛みでさえも甘い、なんて。
「きつい、のに……柔らかく締め付けてくる……ユウ」
「せんせっ、ん……っ、んっ…」
彼の背に手を回して、動きに合わせて盛り上がる筋肉を抱きしめた。
セシル先生に抱かれている実感が凄くて、体が震えている。
「顔を、見せて」
苦しいのに、先生がキスを求めてきた。
重なった唇から、熱い息と、溶けそうな甘い唾液が流れてくる。
下も、口も、全部先生に塞がれて、頭がおかしくなりそうだ。
「せんせ、せんせぇ……っ、あぁ……」
力が入らなくなって、先生の背から滑り落ちた手を、ぎゅっと握られた。
いまのぼくたちみたいに、正面から抱き合うように、握り合った手に汗がにじんでいく。
「せんせ、せんせぇ……っ、あぁ……」
堅い陰茎をぐっと押し込められたかと思うと、抜けそうなほど引かれて、後孔全体で彼の長さを覚えさせられている。
奥にきたときの圧迫感がやばい。
押しつぶされる苦しさが、どんどん快感にすり替わっていく。
「っ……中が、熱い……。もう、私も……」
いつも冷静な先生の切羽詰まった声に、僕の中がさらにきゅっと締まった。
痛みと快感がマーブルのように混ざり合って、中が熱い。腰が浮き上がっていく。
「……いっちゃ……うっ、いくっ……」
「……ッ、搾り取られるっ……」
自分でも驚くほどの痙攣が体を襲い――中に熱い迸りを感じながら、意識がふっと沈んでいった。
ふっと意識が戻ったとき、僕はセシル先生の腕の中にいた。
頭はまだぼんやりしていて、でもすごく安心していた。
「せんせ……ぼく、どれくらい?」
「君が意識を失っていたのは、15分36秒くらいだ」
それ、『くらい』って言うのかな……あ、ミリ秒を省略してるから?
「まだ寝ていた方がいい」
「うん」
「愛してる、ユウ」
「ぼくも……」
僕も、先生のこと、好き。
ちゃんと眠る前に言えただろうか?
言えてなくてもいい。朝にもう一度言えば、きっと喜んでくれるから。
僕はセシル先生の体温を感じながら、眠りに落ちていった。
33
あなたにおすすめの小説
氷の支配者と偽りのベータ。過労で倒れたら冷徹上司(銀狼)に拾われ、極上の溺愛生活が始まりました。
水凪しおん
BL
※この作品には、性的描写の表現が含まれています。18歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。
オメガであることを隠し、メガバンクで身を粉にして働く、水瀬湊。
過労と理不尽な扱いで、心身ともに限界を迎えた夜、彼を救ったのは、冷徹で知られる超エリートα、橘蓮だった。
「君はもう、頑張らなくていい」
――それは、運命の番との出会い。
圧倒的な庇護と、独占欲に戸惑いながらも、湊の凍てついた心は、次第に溶かされていく。
理不尽な会社への華麗なる逆転劇と、極上に甘いオメガバース・オフィスラブ!
こわがりオメガは溺愛アルファ様と毎日おいかけっこ♡
なお
BL
政略結婚(?)したアルファの旦那様をこわがってるオメガ。
あまり近付かないようにしようと逃げ回っている。発情期も結婚してから来ないし、番になってない。このままじゃ離婚になるかもしれない…。
♡♡♡
恐いけど、きっと旦那様のことは好いてるのかな?なオメガ受けちゃん。ちゃんとアルファ旦那攻め様に甘々どろどろに溺愛されて、たまに垣間見えるアルファの執着も楽しめるように書きたいところだけ書くみたいになるかもしれないのでストーリーは面白くないかもです!!!ごめんなさい!!!
学内一のイケメンアルファとグループワークで一緒になったら溺愛されて嫁認定されました
こたま
BL
大学生の大野夏樹(なつき)は無自覚可愛い系オメガである。最近流行りのアクティブラーニング型講義でランダムに組まされたグループワーク。学内一のイケメンで優良物件と有名なアルファの金沢颯介(そうすけ)と一緒のグループになったら…。アルファ×オメガの溺愛BLです。
守り守られ
ほたる
BL
主治医 望月診療所の双子医師
患者 瀬咲朔
腸疾患・排泄障害・下肢不自由
看護師
ベテラン山添さん
準主人公 成海真幌 腸疾患・排泄障害・てんかん
木島 尚久 真幌の恋人同棲中
従僕に溺愛されて逃げられない
大の字だい
BL
〈従僕攻め×強気受け〉のラブコメ主従BL!
俺様気質で傲慢、まるで王様のような大学生・煌。
その傍らには、当然のようにリンがいる。
荷物を持ち、帰り道を誘導し、誰より自然に世話を焼く姿は、周囲から「犬みたい」と呼ばれるほど。
高校卒業間近に受けた突然の告白を、煌は「犬として立派になれば考える」とはぐらかした。
けれど大学に進学しても、リンは変わらず隣にいる。
当たり前の存在だったはずなのに、最近どうも心臓がおかしい。
居なくなると落ち着かない自分が、どうしても許せない。
さらに現れた上級生の熱烈なアプローチに、リンの嫉妬は抑えきれず――。
主従なのか、恋人なのか。
境界を越えたその先で、煌は思い知らされる。
従僕の溺愛からは、絶対に逃げられない。
鬼上司と秘密の同居
なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳
幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ…
そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた…
いったい?…どうして?…こうなった?
「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」
スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか…
性描写には※を付けております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる