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翌朝。
私はアークライト公爵家の馬車に揺られ、再び王城へと向かっていた。
ただし、昨夜のような煌びやかな夜会ドレスではない。
動きやすく、かつ相手に「私は仕事をしに来たのです」という無言の圧を与える、濃紺のバッスルドレスに身を包んでいる。
手には扇子ではなく、愛用の計算機(魔石式)と筆記用具セット。
準備は万端だ。
「……ふふっ」
膝の上に置いた鞄を撫でながら、私は思わず笑みをこぼした。
昨夜、父に見せられた宰相アーク・フォン・クロウリーからの書状。
そこには『報酬は弾む』という、この世で最も甘美な言葉が記されていた。
宰相といえば、この国の行政トップであり、予算配分の権限を持つ実力者だ。
そんな彼が、私ごときに直接オファーを出してきたのだ。
これは単なる就職活動ではない。
アークライト公爵家と、国の中枢とのビッグビジネスの始まりである。
(提示額はいくらからふっかけるべきかしら。宰相の補佐官の相場は月給金貨10枚……でも、私は「公爵令嬢」というブランドと、殿下の元婚約者という「リスク」も背負うわけだし……技術料込みで50枚は堅い?)
皮算用をしている間に、馬車は王城の裏門、官僚たちが使用する通用口へと到着した。
昨日の正面玄関とは違い、地味で殺風景な入り口だ。
だが、私にはこの質実剛健さが好ましく思えた。
無駄な装飾に金をかけるくらいなら、その分を人件費に回すべきである。
「アークライト公爵令嬢、ロゼリア様ですね。お待ちしておりました」
出迎えたのは、眼鏡をかけた神経質そうな官吏だった。
私の顔を見ても、愛想笑いひとつ浮かべない。
素晴らしい。
無駄な社交辞令がない職場は、生産性が高い証拠だ。
「案内いたします。宰相閣下の執務室はこちらです」
長い廊下を歩き、重厚な扉の前で足が止まる。
官吏がノックを3回。
中から「入れ」という、低く、しかしよく通る声が響いた。
「失礼いたします」
扉が開かれる。
そこは、部屋というよりは「紙の要塞」だった。
壁一面の本棚には書類が溢れかえり、床にも未決裁の書類タワーが乱立している。
そして、部屋の中央にある巨大な執務机の向こうに、その男はいた。
アーク・フォン・クロウリー。
銀色の髪を後ろで一つに束ね、切れ長の瞳は氷のように冷たい光を放っている。
整った顔立ちだが、目の下にはうっすらとクマがあり、醸し出すオーラは「過労」の一言に尽きる。
彼は手元の書類から目を離さず、ペンを走らせたまま口を開いた。
「……早いな。約束の時間まで、あと3分あるぞ」
「時は金なり、と申します。遅刻して相手の時間を奪うのは、財布から金を盗むのと同じ重罪ですので」
私が即答すると、アーク様のペンがピタリと止まった。
ゆっくりと顔を上げ、私を値踏みするように見つめる。
「……なるほど。噂通りの合理主義者だ」
「お褒めいただき光栄です。それで、本日のご用件は? 『国務の補佐』とありましたが、具体的になにを?」
私は単刀直入に切り出した。
お茶も出されていないし、世間話をする雰囲気でもない。
アーク様は口元をわずかに歪め(笑ったのか、呆れたのか判別がつかない)、机の端に積まれた書類の山を指差した。
「見ての通りだ。我が国の財政は火の車、行政事務はパンク寸前だ。特に、王族費……つまり、第二王子ジュリアンの浪費による穴埋め作業で、私の部下が3人ほど胃に穴を開けてリタイアした」
「……ああ」
納得した。
あの王子の尻拭い要員か。
確かに、普通の神経をした人間なら、あの「お花畑」の相手をしていれば胃に穴どころか脳みそが溶けるだろう。
だが、私は違う。
私は彼に対して「感情」を持っていない。
あるのは「損得勘定」だけだ。
「それで、私にその代わりを務めろと?」
「そうだ。君は昨夜、ジュリアン殿下に慰謝料請求書を叩きつけ、即座に計算して損害額を提示したそうだな。その計算速度と、王族相手にも怯まない図太さ……いや、胆力。それが今の我が国には必要だ」
アーク様は立ち上がり、書類の山から一冊のファイルを放り投げた。
それはテーブルの上を滑り、私の手元でピタリと止まる。
「テストだ。昨年度の王宮維持費の決算書だが、使途不明金が多すぎて監査が通らない。10分以内に不審な点を洗い出せ」
「10分? ……ふむ」
私はファイルを手に取った。
分厚い。
普通に読めば1時間はかかる量だ。
だが、私はパラパラとページをめくり、数字の列だけを目で追った。
不自然な数字の動き。
定期的に消えている端数。
「雑費」という名目で計上されている、異常に高額な消耗品費。
「……終わりました」
「なに?」
時計の針は、まだ2分も進んでいない。
アーク様が眉をひそめる。
「適当なことを言うな。まだ中身を読んでいないだろう」
「読む必要はありません。数字が『ここがおかしい』と叫んでおりますので」
私はバッグから赤ペンを取り出し、ファイルに直接書き込みを入れた。
「まずここ。4月の『庭園管理費』。前年比で300%増ですが、この時期に大規模な植え替え工事の記録はありません。おそらく、誰かが架空請求をして懐に入れています」
「……ほう」
「次にここ。『特別来賓用菓子代』。毎月定額で金貨5枚が消えていますが、来賓がない月も同額です。これは横領というより、定期購入の解約忘れか、特定の業者との癒着でしょう」
私は次々とページをめくり、赤丸をつけていく。
「極め付けはここ。『ジュリアン殿下・視察用馬車修理費』。修理回数が多すぎます。月4回? そんなに壊れるなら新しい馬車を買ったほうが安い。これは修理業者からのキックバックを疑うべきです」
パタン、とファイルを閉じる。
「以上、ざっと見て不正または無駄と思われる支出は合計金貨1500枚分。……いかがでしょうか?」
静寂が流れた。
アーク様は私が赤を入れたファイルを手に取り、信じられないものを見るような目でページをめくっている。
「……正解だ。しかも、私が半日かけて見つけた不正箇所を、君は2分で見抜いた」
「慣れですわ。実家の家計簿も似たようなものでしたので(主にお母様のドレス代とお父様のワイン代ですが)」
「……素晴らしい」
アーク様が顔を上げ、初めて真っ直ぐに私を見た。
その瞳には、先ほどまでの冷たさはなく、代わりに獲物を見つけた肉食獣のような鋭い光が宿っている。
「ロゼリア・フォン・アークライト。君を正式に採用する。私の直属の補佐官として、王国の財政再建を手伝え」
「ありがとうございます。では、契約条件の確認を」
私は即座に電卓を構えた。
ここからが本番だ。
「基本給は?」
「月金貨20枚」
「安すぎます。私の能力とリスクを考えれば、最低でも50枚はいただきたい」
「……30枚だ。その代わり、王宮内の食堂は使い放題にする」
「食堂のメニューに興味はありません。ですが……そうですね、経費削減に成功した分の10%を、成功報酬としていただくというのは?」
「10%? 強欲だな」
「成果主義と言ってください。それに、私が本気を出せば、今の無駄だらけの予算から金貨1万枚は浮かせられますよ? そのうちの1割を払っても、国庫には9割が残る。悪い話ではないはずです」
私はニッコリと微笑んだ。
アーク様はしばし沈黙し、頭の中で計算しているようだった。
やがて、彼はフッと口元を緩めた。
それは、先ほどの冷笑とは違う、どこか楽しげな笑みだった。
「……いいだろう。その条件で手を打つ」
「交渉成立ですね」
私は心の中でガッツポーズをした。
成功報酬10%。
あの浪費家王子の無駄遣いを削れば削るほど、私の懐が潤うシステムだ。
これほどやりがいのある仕事が他にあるだろうか。
「ただし」
アーク様が机に両手をつき、身を乗り出した。
顔が近い。
整った顔立ちが目の前に迫り、思わずドキリとする……暇もなく、彼は恐ろしいことを口にした。
「君の実家、アークライト公爵家には『脱税』の疑いがある」
「……はい?」
「先ほどの君の目利きだ。実家の帳簿も完璧に管理していたのだろう? だが、過去5年分の納税記録と、公爵領の収益報告にズレがある。……これを見逃してほしければ、死ぬ気で働け」
「…………」
私は固まった。
脱税?
お父様、まさか……?
昨夜の「よくやった!」という笑顔の裏で、そんな爆弾を抱えていたというのか。
「……アーク様。それは脅迫ですか?」
「いいや、取引だ。君が国のために働き、成果を出せば、公爵家の『計算ミス』は大目に見よう。……どうする? 断るか?」
アーク様は楽しそうに目を細めている。
この男……。
「氷の宰相」なんて嘘だ。
こいつは、私と同じ、あるいはそれ以上の「計算高い悪党」だ。
私は深呼吸をし、改めてこの新しい上司を睨みつけた。
そして、不敵に笑い返す。
「……面白い。受けて立ちましょう。その代わり、私が成果を出しすぎても『払いすぎだ』なんて泣き言は言わないでくださいね?」
「望むところだ」
こうして、私と宰相閣下との、金と利権と労働力をかけたビジネスライクな契約が結ばれた。
握手をしたその手は、ひやりと冷たかったが、その奥にある熱量は、私の守銭奴魂に火をつけるには十分すぎるほどだった。
私はアークライト公爵家の馬車に揺られ、再び王城へと向かっていた。
ただし、昨夜のような煌びやかな夜会ドレスではない。
動きやすく、かつ相手に「私は仕事をしに来たのです」という無言の圧を与える、濃紺のバッスルドレスに身を包んでいる。
手には扇子ではなく、愛用の計算機(魔石式)と筆記用具セット。
準備は万端だ。
「……ふふっ」
膝の上に置いた鞄を撫でながら、私は思わず笑みをこぼした。
昨夜、父に見せられた宰相アーク・フォン・クロウリーからの書状。
そこには『報酬は弾む』という、この世で最も甘美な言葉が記されていた。
宰相といえば、この国の行政トップであり、予算配分の権限を持つ実力者だ。
そんな彼が、私ごときに直接オファーを出してきたのだ。
これは単なる就職活動ではない。
アークライト公爵家と、国の中枢とのビッグビジネスの始まりである。
(提示額はいくらからふっかけるべきかしら。宰相の補佐官の相場は月給金貨10枚……でも、私は「公爵令嬢」というブランドと、殿下の元婚約者という「リスク」も背負うわけだし……技術料込みで50枚は堅い?)
皮算用をしている間に、馬車は王城の裏門、官僚たちが使用する通用口へと到着した。
昨日の正面玄関とは違い、地味で殺風景な入り口だ。
だが、私にはこの質実剛健さが好ましく思えた。
無駄な装飾に金をかけるくらいなら、その分を人件費に回すべきである。
「アークライト公爵令嬢、ロゼリア様ですね。お待ちしておりました」
出迎えたのは、眼鏡をかけた神経質そうな官吏だった。
私の顔を見ても、愛想笑いひとつ浮かべない。
素晴らしい。
無駄な社交辞令がない職場は、生産性が高い証拠だ。
「案内いたします。宰相閣下の執務室はこちらです」
長い廊下を歩き、重厚な扉の前で足が止まる。
官吏がノックを3回。
中から「入れ」という、低く、しかしよく通る声が響いた。
「失礼いたします」
扉が開かれる。
そこは、部屋というよりは「紙の要塞」だった。
壁一面の本棚には書類が溢れかえり、床にも未決裁の書類タワーが乱立している。
そして、部屋の中央にある巨大な執務机の向こうに、その男はいた。
アーク・フォン・クロウリー。
銀色の髪を後ろで一つに束ね、切れ長の瞳は氷のように冷たい光を放っている。
整った顔立ちだが、目の下にはうっすらとクマがあり、醸し出すオーラは「過労」の一言に尽きる。
彼は手元の書類から目を離さず、ペンを走らせたまま口を開いた。
「……早いな。約束の時間まで、あと3分あるぞ」
「時は金なり、と申します。遅刻して相手の時間を奪うのは、財布から金を盗むのと同じ重罪ですので」
私が即答すると、アーク様のペンがピタリと止まった。
ゆっくりと顔を上げ、私を値踏みするように見つめる。
「……なるほど。噂通りの合理主義者だ」
「お褒めいただき光栄です。それで、本日のご用件は? 『国務の補佐』とありましたが、具体的になにを?」
私は単刀直入に切り出した。
お茶も出されていないし、世間話をする雰囲気でもない。
アーク様は口元をわずかに歪め(笑ったのか、呆れたのか判別がつかない)、机の端に積まれた書類の山を指差した。
「見ての通りだ。我が国の財政は火の車、行政事務はパンク寸前だ。特に、王族費……つまり、第二王子ジュリアンの浪費による穴埋め作業で、私の部下が3人ほど胃に穴を開けてリタイアした」
「……ああ」
納得した。
あの王子の尻拭い要員か。
確かに、普通の神経をした人間なら、あの「お花畑」の相手をしていれば胃に穴どころか脳みそが溶けるだろう。
だが、私は違う。
私は彼に対して「感情」を持っていない。
あるのは「損得勘定」だけだ。
「それで、私にその代わりを務めろと?」
「そうだ。君は昨夜、ジュリアン殿下に慰謝料請求書を叩きつけ、即座に計算して損害額を提示したそうだな。その計算速度と、王族相手にも怯まない図太さ……いや、胆力。それが今の我が国には必要だ」
アーク様は立ち上がり、書類の山から一冊のファイルを放り投げた。
それはテーブルの上を滑り、私の手元でピタリと止まる。
「テストだ。昨年度の王宮維持費の決算書だが、使途不明金が多すぎて監査が通らない。10分以内に不審な点を洗い出せ」
「10分? ……ふむ」
私はファイルを手に取った。
分厚い。
普通に読めば1時間はかかる量だ。
だが、私はパラパラとページをめくり、数字の列だけを目で追った。
不自然な数字の動き。
定期的に消えている端数。
「雑費」という名目で計上されている、異常に高額な消耗品費。
「……終わりました」
「なに?」
時計の針は、まだ2分も進んでいない。
アーク様が眉をひそめる。
「適当なことを言うな。まだ中身を読んでいないだろう」
「読む必要はありません。数字が『ここがおかしい』と叫んでおりますので」
私はバッグから赤ペンを取り出し、ファイルに直接書き込みを入れた。
「まずここ。4月の『庭園管理費』。前年比で300%増ですが、この時期に大規模な植え替え工事の記録はありません。おそらく、誰かが架空請求をして懐に入れています」
「……ほう」
「次にここ。『特別来賓用菓子代』。毎月定額で金貨5枚が消えていますが、来賓がない月も同額です。これは横領というより、定期購入の解約忘れか、特定の業者との癒着でしょう」
私は次々とページをめくり、赤丸をつけていく。
「極め付けはここ。『ジュリアン殿下・視察用馬車修理費』。修理回数が多すぎます。月4回? そんなに壊れるなら新しい馬車を買ったほうが安い。これは修理業者からのキックバックを疑うべきです」
パタン、とファイルを閉じる。
「以上、ざっと見て不正または無駄と思われる支出は合計金貨1500枚分。……いかがでしょうか?」
静寂が流れた。
アーク様は私が赤を入れたファイルを手に取り、信じられないものを見るような目でページをめくっている。
「……正解だ。しかも、私が半日かけて見つけた不正箇所を、君は2分で見抜いた」
「慣れですわ。実家の家計簿も似たようなものでしたので(主にお母様のドレス代とお父様のワイン代ですが)」
「……素晴らしい」
アーク様が顔を上げ、初めて真っ直ぐに私を見た。
その瞳には、先ほどまでの冷たさはなく、代わりに獲物を見つけた肉食獣のような鋭い光が宿っている。
「ロゼリア・フォン・アークライト。君を正式に採用する。私の直属の補佐官として、王国の財政再建を手伝え」
「ありがとうございます。では、契約条件の確認を」
私は即座に電卓を構えた。
ここからが本番だ。
「基本給は?」
「月金貨20枚」
「安すぎます。私の能力とリスクを考えれば、最低でも50枚はいただきたい」
「……30枚だ。その代わり、王宮内の食堂は使い放題にする」
「食堂のメニューに興味はありません。ですが……そうですね、経費削減に成功した分の10%を、成功報酬としていただくというのは?」
「10%? 強欲だな」
「成果主義と言ってください。それに、私が本気を出せば、今の無駄だらけの予算から金貨1万枚は浮かせられますよ? そのうちの1割を払っても、国庫には9割が残る。悪い話ではないはずです」
私はニッコリと微笑んだ。
アーク様はしばし沈黙し、頭の中で計算しているようだった。
やがて、彼はフッと口元を緩めた。
それは、先ほどの冷笑とは違う、どこか楽しげな笑みだった。
「……いいだろう。その条件で手を打つ」
「交渉成立ですね」
私は心の中でガッツポーズをした。
成功報酬10%。
あの浪費家王子の無駄遣いを削れば削るほど、私の懐が潤うシステムだ。
これほどやりがいのある仕事が他にあるだろうか。
「ただし」
アーク様が机に両手をつき、身を乗り出した。
顔が近い。
整った顔立ちが目の前に迫り、思わずドキリとする……暇もなく、彼は恐ろしいことを口にした。
「君の実家、アークライト公爵家には『脱税』の疑いがある」
「……はい?」
「先ほどの君の目利きだ。実家の帳簿も完璧に管理していたのだろう? だが、過去5年分の納税記録と、公爵領の収益報告にズレがある。……これを見逃してほしければ、死ぬ気で働け」
「…………」
私は固まった。
脱税?
お父様、まさか……?
昨夜の「よくやった!」という笑顔の裏で、そんな爆弾を抱えていたというのか。
「……アーク様。それは脅迫ですか?」
「いいや、取引だ。君が国のために働き、成果を出せば、公爵家の『計算ミス』は大目に見よう。……どうする? 断るか?」
アーク様は楽しそうに目を細めている。
この男……。
「氷の宰相」なんて嘘だ。
こいつは、私と同じ、あるいはそれ以上の「計算高い悪党」だ。
私は深呼吸をし、改めてこの新しい上司を睨みつけた。
そして、不敵に笑い返す。
「……面白い。受けて立ちましょう。その代わり、私が成果を出しすぎても『払いすぎだ』なんて泣き言は言わないでくださいね?」
「望むところだ」
こうして、私と宰相閣下との、金と利権と労働力をかけたビジネスライクな契約が結ばれた。
握手をしたその手は、ひやりと冷たかったが、その奥にある熱量は、私の守銭奴魂に火をつけるには十分すぎるほどだった。
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