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「らっしゃい! らっしゃい! 安いよ、安いよー!」
王城の美しき薔薇園。
普段ならば、貴婦人たちが優雅にお茶を楽しみ、小鳥がさえずる憩いの場であるはずのその場所は、今や混沌の坩堝と化していた。
色とりどりのレジャーシート(どこから持ってきたのか)が敷き詰められ、その上にはガラクタ……もとい、独創的な品々が並べられている。
そして、その中心で鉢巻を締め、威勢のいい声を上げているのは、我が国の第二王子ジュリアン殿下その人であった。
「……頭が痛い」
アーク様が額を押さえて呻いた。
私たちは『黒猫堂』から国宝の壺を奪還し、意気揚々と凱旋したばかりだった。
まさか帰宅直後に、新たな災害現場を目撃することになるとは。
「殿下。……何をしておられるのですか?」
私は努めて冷静に、笑顔(目は笑っていない)で近づいた。
ジュリアン殿下は私に気づくと、パァッと顔を輝かせた。
「おお、ロゼリア! 戻ったか! 見ろ、僕の新しいビジネスを! 名付けて『ロイヤル・フリーマーケット』だ!」
「フリーマーケット……。王族が、路上の物売りのような真似を?」
「失礼な。これは『資源の有効活用』と『庶民との交流』を兼ねた高尚な事業だぞ! それに、売上があれば君への借金も返せるだろう?」
殿下は胸を張った。
動機だけは、珍しくまともだ。
しかし、問題はその中身である。
私はシートの上に並べられた商品に目を落とした。
・道端で拾ったような石(『聖なる隕石』というタグ付き):金貨1枚
・殿下のサイン入りブロマイド(半裸):金貨5枚
・使い古した羽根ペン(『天才のペン』):銀貨10枚
・リリィ様が食べ残したクッキーの袋(空気のみ):銅貨1枚
「……ゴミですね」
「ゴミじゃない! 付加価値と言え、付加価値と!」
「誰が買いますか、こんな産業廃棄物を。特にこのブロマイド、肖像権の無駄遣いも甚だしいです」
私は半裸の写真を指先でつまみ上げ、ゴミ箱へ捨てようとした。
しかし、殿下は私の手を止める。
「待て! 僕のファンなら喜んで買うはずだ!」
「殿下のファン層は、主に『王子の顔だけが好きな盲目的な層』ですが、彼女たちですらこの値段設定には引きます。市場調査が足りていません」
私はため息をついた。
周囲を見渡すと、城のメイドや庭師たちが遠巻きに見ているだけで、誰も買おうとしていない。
当然だ。
彼らにとって殿下は「雇い主の息子」であり、そんな相手からガラクタを高値で売りつけられるなど、パワハラ以外の何物でもない。
「……アーク様。このまま放置すれば、王家の威信に関わります。『王子が金に困って奇行に走った』と噂になれば、国債の格付けが下がります」
「ああ。強制撤去させるか?」
アーク様が怖い顔で衛兵を呼ぼうとする。
しかし、私は電卓を取り出した。
「いいえ。せっかく『店』を広げたのです。活用させていただきましょう」
「活用?」
「殿下には商才がありませんが、集客力だけはあります(野次馬含む)。ここにあるガラクタを、私がプロデュースして売り捌きます」
私は腕まくりをした。
売れない在庫を抱えることほど、経営者にとっての屈辱はない。
このゴミ山を、宝の山に変えてみせる。
「殿下、どいてください。経営権は私が預かります」
「えっ? ちょ、乗っ取り!?」
「業務提携です。……リリィ様! 出番です!」
「はーい! おやつですか?」
リリィ様が飛んできた。
私は彼女に、先ほどの『聖なる隕石(ただの石)』を持たせた。
「リリィ様、この石を握り潰してください」
「えっ? こうですか? ふんっ!」
バキッ!!
リリィ様が可愛らしく力を込めると、硬い石が粉々に砕け散った。
周囲の野次馬たちが「ヒッ」と息を飲む。
「皆様、ご覧ください! この石は、ただの石ではありません! 中には『ストレス発散の砂』が詰まっております! 握り潰せばスッキリ爽快! 粉々になった砂は、庭の肥料にもなります!」
私は高らかに宣言した。
「今なら、怪力美少女リリィ様による『握り潰し実演』付きで、銅貨5枚! 日頃の鬱憤を晴らしたい方、石割り体験はいかがですか!」
「おおーっ!」
どよめきが起きた。
ただの石が、「アトラクション」に変わった瞬間だ。
庭師たちが「俺もやってみたい!」「上司の顔を思い浮かべて割りたい!」と財布を開き始めた。
「次! このサイン入りブロマイド!」
私は写真を手に取った。
「これを魔除けとして玄関に飾れば、空き巣も『この家にはヤバい住人がいる』と思って退散すること間違いなし! 防犯グッズとして、銀貨1枚!」
「防犯……なるほど!」
メイドたちが頷く。
「確かに、このナルシストな笑顔を見たら泥棒も戦意喪失するわね」と納得して買っていく。
「そして、こちらの使い古したペン!」
私は声を張り上げる。
「これは『反面教師のペン』です! これを使って勉強すれば、『こうはなりたくない』という強い意志が芽生え、成績アップ間違いなし! 受験生のお守りにどうぞ!」
飛ぶように売れていく。
私の巧みな話術と、リリィ様のサクラ(「わぁ、すごーい!」と拍手する係)の効果で、ガラクタの山が次々と金貨・銀貨に変わっていく。
ジュリアン殿下は、口をあんぐりと開けてその光景を見ていた。
「す、すごい……。僕のガラクタが、みんなを笑顔にしている……」
「笑顔というか、苦笑いとストレス発散ですがね」
開始から1時間後。
全ての商品は完売した。
手元には、ずっしりと重い売上袋が残った。
「やった! やったぞロゼリア! 大盛況だ!」
殿下が私の手を取り、満面の笑みで喜んだ。
「計算してみろ! いくらになった!?」
「ええ、ざっと計算して……売上総額、金貨50枚です」
「50枚! すごい! これで借金が返せる! 半分は僕の取り分として……」
殿下が袋に手を伸ばそうとする。
私はその手をパチンと叩き落とした。
「お待たせいたしました。こちらが『経費精算書』になります」
「……はい?」
私は一枚の紙を突きつけた。
「まず、場所代。王城の庭園という一等地を無断使用した『テナント料』として、売上の50%を徴収します」
「ご、50%!?」
「次に、私の『コンサルティング料』。売上の30%です。通常よりお安くしておきました」
「さ、30……」
「そして、リリィ様への『出演料兼おやつ代』。10%」
「のこり……10%……?」
「さらに、アーク様による『警備費』および『王室ブランド毀損に対する違約金』。これが残りの10%と、殿下の私物没収です」
「えっ」
「つまり」
私はニッコリと微笑み、売上袋をアーク様に放り投げた。
「殿下の取り分はゼロ。むしろ、違約金の不足分でマイナスです。……残念でしたね」
「そ、そんなぁぁぁーーっ!!」
ジュリアン殿下がその場に崩れ落ちた。
膝をつき、地面を叩いて嘆く。
「僕の汗と涙の結晶が! ただ働きじゃないか!」
「『働き』というほどのことはしておりません。ただ騒いでいただけですので」
私は冷たく言い放ち、アーク様とハイタッチを交わした。
「見事だ、ロゼリア。ゴミを金に変え、さらにその金を正当な理由で回収する。錬金術師も真っ青だな」
アーク様が売上袋を懐に入れながら笑う。
「お褒めいただき光栄です。これで少しは国庫の足しになるでしょう」
「ううっ……ひどい……みんなひどいよぉ……」
めそめそと泣く殿下の背中を、リリィ様がポンポンと叩いている。
「元気出してください、ジュリアン様! 石割り体験、楽しかったですよ?」
「リリィ……君だけだ、優しいのは……」
殿下がリリィ様に縋り付こうとするが、リリィ様はサッと身をかわした。
「あ、そうだお姉様! 稼いだお金で、美味しいディナーに行きましょう!」
「ええ、いいですね。アーク様、経費で落とせますか?」
「……まあ、臨時収入があったからな。特別に許可しよう」
「やったー!」
私たちは泣き崩れる王子を庭園に放置し、夕食のメニューについて相談しながら歩き出した。
「肉料理がいいです! ステーキ!」
「リリィ様は食べ盛りですね。私は魚料理が……」
「私は酒があれば何でもいい」
和気あいあいとした私たちの背後で、「待って! 僕も! 僕も連れてって!」という声が聞こえた気がしたが、それは夕風の悪戯ということにしておこう。
こうして、王子の初めての起業(?)は、莫大なテナント料とコンサル料によって儚く散った。
しかし、これはまだ序章に過ぎなかった。
この「フリーマーケット事件」が、翌日、隣国の商人の耳に入り、新たなトラブルを呼び込むことになろうとは、この時の私はまだ(計算外で)知らなかったのである。
王城の美しき薔薇園。
普段ならば、貴婦人たちが優雅にお茶を楽しみ、小鳥がさえずる憩いの場であるはずのその場所は、今や混沌の坩堝と化していた。
色とりどりのレジャーシート(どこから持ってきたのか)が敷き詰められ、その上にはガラクタ……もとい、独創的な品々が並べられている。
そして、その中心で鉢巻を締め、威勢のいい声を上げているのは、我が国の第二王子ジュリアン殿下その人であった。
「……頭が痛い」
アーク様が額を押さえて呻いた。
私たちは『黒猫堂』から国宝の壺を奪還し、意気揚々と凱旋したばかりだった。
まさか帰宅直後に、新たな災害現場を目撃することになるとは。
「殿下。……何をしておられるのですか?」
私は努めて冷静に、笑顔(目は笑っていない)で近づいた。
ジュリアン殿下は私に気づくと、パァッと顔を輝かせた。
「おお、ロゼリア! 戻ったか! 見ろ、僕の新しいビジネスを! 名付けて『ロイヤル・フリーマーケット』だ!」
「フリーマーケット……。王族が、路上の物売りのような真似を?」
「失礼な。これは『資源の有効活用』と『庶民との交流』を兼ねた高尚な事業だぞ! それに、売上があれば君への借金も返せるだろう?」
殿下は胸を張った。
動機だけは、珍しくまともだ。
しかし、問題はその中身である。
私はシートの上に並べられた商品に目を落とした。
・道端で拾ったような石(『聖なる隕石』というタグ付き):金貨1枚
・殿下のサイン入りブロマイド(半裸):金貨5枚
・使い古した羽根ペン(『天才のペン』):銀貨10枚
・リリィ様が食べ残したクッキーの袋(空気のみ):銅貨1枚
「……ゴミですね」
「ゴミじゃない! 付加価値と言え、付加価値と!」
「誰が買いますか、こんな産業廃棄物を。特にこのブロマイド、肖像権の無駄遣いも甚だしいです」
私は半裸の写真を指先でつまみ上げ、ゴミ箱へ捨てようとした。
しかし、殿下は私の手を止める。
「待て! 僕のファンなら喜んで買うはずだ!」
「殿下のファン層は、主に『王子の顔だけが好きな盲目的な層』ですが、彼女たちですらこの値段設定には引きます。市場調査が足りていません」
私はため息をついた。
周囲を見渡すと、城のメイドや庭師たちが遠巻きに見ているだけで、誰も買おうとしていない。
当然だ。
彼らにとって殿下は「雇い主の息子」であり、そんな相手からガラクタを高値で売りつけられるなど、パワハラ以外の何物でもない。
「……アーク様。このまま放置すれば、王家の威信に関わります。『王子が金に困って奇行に走った』と噂になれば、国債の格付けが下がります」
「ああ。強制撤去させるか?」
アーク様が怖い顔で衛兵を呼ぼうとする。
しかし、私は電卓を取り出した。
「いいえ。せっかく『店』を広げたのです。活用させていただきましょう」
「活用?」
「殿下には商才がありませんが、集客力だけはあります(野次馬含む)。ここにあるガラクタを、私がプロデュースして売り捌きます」
私は腕まくりをした。
売れない在庫を抱えることほど、経営者にとっての屈辱はない。
このゴミ山を、宝の山に変えてみせる。
「殿下、どいてください。経営権は私が預かります」
「えっ? ちょ、乗っ取り!?」
「業務提携です。……リリィ様! 出番です!」
「はーい! おやつですか?」
リリィ様が飛んできた。
私は彼女に、先ほどの『聖なる隕石(ただの石)』を持たせた。
「リリィ様、この石を握り潰してください」
「えっ? こうですか? ふんっ!」
バキッ!!
リリィ様が可愛らしく力を込めると、硬い石が粉々に砕け散った。
周囲の野次馬たちが「ヒッ」と息を飲む。
「皆様、ご覧ください! この石は、ただの石ではありません! 中には『ストレス発散の砂』が詰まっております! 握り潰せばスッキリ爽快! 粉々になった砂は、庭の肥料にもなります!」
私は高らかに宣言した。
「今なら、怪力美少女リリィ様による『握り潰し実演』付きで、銅貨5枚! 日頃の鬱憤を晴らしたい方、石割り体験はいかがですか!」
「おおーっ!」
どよめきが起きた。
ただの石が、「アトラクション」に変わった瞬間だ。
庭師たちが「俺もやってみたい!」「上司の顔を思い浮かべて割りたい!」と財布を開き始めた。
「次! このサイン入りブロマイド!」
私は写真を手に取った。
「これを魔除けとして玄関に飾れば、空き巣も『この家にはヤバい住人がいる』と思って退散すること間違いなし! 防犯グッズとして、銀貨1枚!」
「防犯……なるほど!」
メイドたちが頷く。
「確かに、このナルシストな笑顔を見たら泥棒も戦意喪失するわね」と納得して買っていく。
「そして、こちらの使い古したペン!」
私は声を張り上げる。
「これは『反面教師のペン』です! これを使って勉強すれば、『こうはなりたくない』という強い意志が芽生え、成績アップ間違いなし! 受験生のお守りにどうぞ!」
飛ぶように売れていく。
私の巧みな話術と、リリィ様のサクラ(「わぁ、すごーい!」と拍手する係)の効果で、ガラクタの山が次々と金貨・銀貨に変わっていく。
ジュリアン殿下は、口をあんぐりと開けてその光景を見ていた。
「す、すごい……。僕のガラクタが、みんなを笑顔にしている……」
「笑顔というか、苦笑いとストレス発散ですがね」
開始から1時間後。
全ての商品は完売した。
手元には、ずっしりと重い売上袋が残った。
「やった! やったぞロゼリア! 大盛況だ!」
殿下が私の手を取り、満面の笑みで喜んだ。
「計算してみろ! いくらになった!?」
「ええ、ざっと計算して……売上総額、金貨50枚です」
「50枚! すごい! これで借金が返せる! 半分は僕の取り分として……」
殿下が袋に手を伸ばそうとする。
私はその手をパチンと叩き落とした。
「お待たせいたしました。こちらが『経費精算書』になります」
「……はい?」
私は一枚の紙を突きつけた。
「まず、場所代。王城の庭園という一等地を無断使用した『テナント料』として、売上の50%を徴収します」
「ご、50%!?」
「次に、私の『コンサルティング料』。売上の30%です。通常よりお安くしておきました」
「さ、30……」
「そして、リリィ様への『出演料兼おやつ代』。10%」
「のこり……10%……?」
「さらに、アーク様による『警備費』および『王室ブランド毀損に対する違約金』。これが残りの10%と、殿下の私物没収です」
「えっ」
「つまり」
私はニッコリと微笑み、売上袋をアーク様に放り投げた。
「殿下の取り分はゼロ。むしろ、違約金の不足分でマイナスです。……残念でしたね」
「そ、そんなぁぁぁーーっ!!」
ジュリアン殿下がその場に崩れ落ちた。
膝をつき、地面を叩いて嘆く。
「僕の汗と涙の結晶が! ただ働きじゃないか!」
「『働き』というほどのことはしておりません。ただ騒いでいただけですので」
私は冷たく言い放ち、アーク様とハイタッチを交わした。
「見事だ、ロゼリア。ゴミを金に変え、さらにその金を正当な理由で回収する。錬金術師も真っ青だな」
アーク様が売上袋を懐に入れながら笑う。
「お褒めいただき光栄です。これで少しは国庫の足しになるでしょう」
「ううっ……ひどい……みんなひどいよぉ……」
めそめそと泣く殿下の背中を、リリィ様がポンポンと叩いている。
「元気出してください、ジュリアン様! 石割り体験、楽しかったですよ?」
「リリィ……君だけだ、優しいのは……」
殿下がリリィ様に縋り付こうとするが、リリィ様はサッと身をかわした。
「あ、そうだお姉様! 稼いだお金で、美味しいディナーに行きましょう!」
「ええ、いいですね。アーク様、経費で落とせますか?」
「……まあ、臨時収入があったからな。特別に許可しよう」
「やったー!」
私たちは泣き崩れる王子を庭園に放置し、夕食のメニューについて相談しながら歩き出した。
「肉料理がいいです! ステーキ!」
「リリィ様は食べ盛りですね。私は魚料理が……」
「私は酒があれば何でもいい」
和気あいあいとした私たちの背後で、「待って! 僕も! 僕も連れてって!」という声が聞こえた気がしたが、それは夕風の悪戯ということにしておこう。
こうして、王子の初めての起業(?)は、莫大なテナント料とコンサル料によって儚く散った。
しかし、これはまだ序章に過ぎなかった。
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