18 / 28
18
しおりを挟む
「……なるほど。状況は理解しました」
翌日。
すっかり体力を回復した私は、宰相執務室ではなく、王城の中庭に立っていた。
目の前に広がっているのは、平和な庭園……ではない。
掘り返された花壇。
なぎ倒された植木。
そして、「ダンジョン入り口」と書かれた段ボールの看板。
そこはまさに、魔王に滅ぼされた村のような惨状だった。
「我こそは勇者ジュリアン! 出でよ魔王! この『聖剣エクスカリ……棒』で成敗してくれるわ!」
庭の中央で、ボロボロのマント(カーテン)を羽織り、木の棒を振り回している金髪の男。
ジュリアン殿下だ。
昨日の決闘で使用した「バーサーカー・ストーン」の副作用で記憶が飛び、幼児退行……もとい、勇者妄想に取り憑かれているらしい。
「……ひどい有様だな」
隣でアーク様がげんなりした顔をしている。
目の下には濃いクマ。
どうやら一晩中、この「勇者ごっこ」に付き合わされていたらしい。
「アーク様、お疲れ様です。……なぜ止めなかったのですか?」
「止めたさ。だが、『魔王の手下め、結界を張りやがったな!』と言って聞く耳を持たん。物理的に沈めようとすると『イベント戦闘だ!』と喜ぶ始末でな」
「……面倒くさいですね」
私は電卓を取り出した。
被害総額の算定だ。
植木の弁償代、庭師の精神的慰謝料、アーク様の残業代。
締めて金貨50枚。
「おい、そこの女! 貴様は魔王の秘書官だな!」
私に気づいた勇者(笑)が、木の棒を突きつけてきた。
「秘書官ではない。……これを見ろ、勇者よ」
私はズイと前に出て、電卓の画面を見せつけた。
「これは魔王軍からの『請求書』だ。貴様が破壊した自然の代償だ」
「なっ、請求書だと!? 魔王軍がそんな世知辛いものを……!」
「当然だ。世界征服にもコストがかかる。……支払いができぬなら、この場から即刻退場せよ」
「くっ……! 金で解決しようとは、さすが汚い魔王軍! だが、勇者に金はない!」
殿下は胸を張った。
威張ることではない。
「金がないなら、労働で払え。……そこの『薬草畑(ただの雑草)』の草むしりを完遂すれば、特別に経験値を与えてやろう」
「け、経験値!? 本当か!?」
「ああ。レベルが上がれば、新しい装備(ゴム手袋)が手に入るぞ」
「やる! やります!」
ジュリアン殿下は目を輝かせ、一心不乱に雑草を抜き始めた。
チョロい。
幼児並みの知能に低下している分、扱いやすさは向上しているかもしれない。
「……すごいな、ロゼリア」
アーク様が感嘆の声を漏らす。
「あんなに暴れていた勇者を、一瞬で庭師に変えるとは」
「彼が欲しいのは『目的』と『報酬』です。それを適切に提示してやれば、労働力として活用できます」
私はふふんと鼻を鳴らした。
これで庭の整備費も浮いた。
「さて、アーク様。これで少しは休めますか?」
「ああ、助かった。……だが」
アーク様は私の顔をじっと見た。
「君こそ、もう大丈夫なのか? 昨日は倒れていたのに」
「ええ。アーク様のお粥……いえ、『スペシャルポーション』のおかげで全快しましたわ」
私は少し照れ隠しに、視線を逸らした。
「ですので、その……お礼と言ってはなんですが。この騒動が片付いたら、私がアーク様の肩揉みくらいはサービスして差し上げてもよろしくてよ? 10分銅貨1枚の特別価格で」
「……金を取るのか」
アーク様は苦笑したが、すぐに優しい目になった。
「いいだろう。予約しておこうか」
二人の間に、穏やかな空気が流れる。
勇者が雑草を抜くシュールな音をBGMに、私たちはつかの間の平和を享受していた。
しかし。
物語には、必ず「残酷な現実」という名のボスキャラが現れるものだ。
「あ、ジュリアン様だー! なにしてるんですかー?」
能天気な声と共に、中庭にリリィ様が現れた。
その隣には、粉まみれのエプロンをつけた長身の青年――パン屋のハンス君がいる。
二人は手を繋いでいた。
しかも、恋人繋ぎで。
「お、リリィか! 待っていたぞ、我がパーティの僧侶よ!」
雑草を抜いていたジュリアン殿下が顔を上げ、満面の笑みで駆け寄ろうとする。
「見てくれ! レベル上げ中だ! これで魔王を倒して、君と結婚……」
そこまで言って、殿下の足が止まった。
視線が、リリィ様とハンス君の繋がれた手に釘付けになる。
「……え?」
殿下の目が点になった。
勇者モードの魔法が、急速に解けていく。
「リ、リリィ……? その男は……誰だ?」
「あ、紹介しますね! ハンス君です!」
リリィ様は悪びれもなく、にっこりと笑った。
「私、決めちゃいました! ハンス君のお嫁さんになって、世界一のパン屋さんを目指します!」
「……は?」
「だからジュリアン様、婚約破棄してください! 今までありがとうございました! 楽しかったです!」
あまりにも軽快な、お別れの言葉。
ドガァァァン!!
殿下の頭上で、見えない雷が落ちたような音がした。
「う、嘘だ……。リリィ……君は僕の天使……僕のすべて……」
殿下は膝から崩れ落ちた。
木の棒がカランと音を立てて転がる。
「ごめんね、ジュリアン様。でも、ハンス君の焼くクロワッサンの方が、ジュリアン様の詩より魅力的だから!」
リリィ様は残酷な真実を告げ、ハンス君の腕にぎゅっと抱きついた。
ハンス君も「えへへ、どうも」と頭をかいている。
爽やかカップルだ。
しかし、その光景はジュリアン殿下にとっては地獄絵図でしかなかった。
「……あ、あぁ……あぁぁぁ……」
殿下が呻く。
その瞳から、「勇者」の輝きが消え、代わりにドス黒い「怨念」の炎が宿り始める。
副作用が切れ、現実に戻ったショック。
そして、二度目の婚約破棄(今度は振られる側)。
「……ロゼリア」
殿下が、ゆらりと立ち上がった。
その顔は、泣き笑いのような、壊れた表情をしていた。
「……貴様のせいだ」
「はい?」
「貴様が……貴様がリリィをそそのかしたんだろう!? あのパン屋をけしかけて、僕からリリィを奪ったんだ!」
「言いがかりです。リリィ様は食欲に従っただけです」
「うるさい! 黙れ黙れ黙れ!」
殿下は頭を抱えて絶叫した。
「僕から何もかも奪いやがって! 金も、名誉も、そして愛も! 全部、全部貴様の計算通りか!?」
「……私の計算外の行動をするのは、いつも殿下の方ですが」
「許さない……。絶対に許さないぞ、ロゼリア・フォン・アークライト!」
殿下は私を指差し、血を吐くような呪詛を吐いた。
「僕が味わったこの屈辱……倍にして返してやる! 地獄の底まで道連れにしてやるからな!」
殿下はマントを翻し、ふらふらと去っていった。
その背中は、先ほどの滑稽な勇者とは違う、本物の「悪意」を纏っているように見えた。
「……まずいな」
アーク様が険しい顔で呟く。
「完全に闇落ちしたぞ。……失うものがなくなった男ほど、厄介なものはない」
「ええ。プライドの塊だった殿下が、プライドを粉々にされたのですから」
私は冷静に分析したが、背筋に冷たいものが走るのを感じた。
これは、ただの八つ当たりでは終わらない。
彼は必ず、何か仕掛けてくる。
「お姉様? ジュリアン様、怒っちゃいましたね?」
リリィ様がきょとんとしている。
「貴女のせいですよ」と言いたいところだが、彼女に悪気がないのが最大の問題だ。
「……アーク様。警戒レベルを引き上げましょう」
「ああ。……私の婚約者に手出しはさせんが、念のためだ」
アーク様は私の肩を抱き寄せた。
その温かさに安心しつつも、私は新たな計算を始めていた。
次に殿下が打ってくる手は何か。
そして、それをどうやって叩き潰し、さらに利益に変えるか。
嵐の前の静けさ。
……いや、嵐はもう、すぐそこまで迫っていた。
数日後。
国王主催の「建国記念パーティー」にて、ジュリアン殿下の最後の、そして最大の「復讐劇」が幕を開けることになる。
翌日。
すっかり体力を回復した私は、宰相執務室ではなく、王城の中庭に立っていた。
目の前に広がっているのは、平和な庭園……ではない。
掘り返された花壇。
なぎ倒された植木。
そして、「ダンジョン入り口」と書かれた段ボールの看板。
そこはまさに、魔王に滅ぼされた村のような惨状だった。
「我こそは勇者ジュリアン! 出でよ魔王! この『聖剣エクスカリ……棒』で成敗してくれるわ!」
庭の中央で、ボロボロのマント(カーテン)を羽織り、木の棒を振り回している金髪の男。
ジュリアン殿下だ。
昨日の決闘で使用した「バーサーカー・ストーン」の副作用で記憶が飛び、幼児退行……もとい、勇者妄想に取り憑かれているらしい。
「……ひどい有様だな」
隣でアーク様がげんなりした顔をしている。
目の下には濃いクマ。
どうやら一晩中、この「勇者ごっこ」に付き合わされていたらしい。
「アーク様、お疲れ様です。……なぜ止めなかったのですか?」
「止めたさ。だが、『魔王の手下め、結界を張りやがったな!』と言って聞く耳を持たん。物理的に沈めようとすると『イベント戦闘だ!』と喜ぶ始末でな」
「……面倒くさいですね」
私は電卓を取り出した。
被害総額の算定だ。
植木の弁償代、庭師の精神的慰謝料、アーク様の残業代。
締めて金貨50枚。
「おい、そこの女! 貴様は魔王の秘書官だな!」
私に気づいた勇者(笑)が、木の棒を突きつけてきた。
「秘書官ではない。……これを見ろ、勇者よ」
私はズイと前に出て、電卓の画面を見せつけた。
「これは魔王軍からの『請求書』だ。貴様が破壊した自然の代償だ」
「なっ、請求書だと!? 魔王軍がそんな世知辛いものを……!」
「当然だ。世界征服にもコストがかかる。……支払いができぬなら、この場から即刻退場せよ」
「くっ……! 金で解決しようとは、さすが汚い魔王軍! だが、勇者に金はない!」
殿下は胸を張った。
威張ることではない。
「金がないなら、労働で払え。……そこの『薬草畑(ただの雑草)』の草むしりを完遂すれば、特別に経験値を与えてやろう」
「け、経験値!? 本当か!?」
「ああ。レベルが上がれば、新しい装備(ゴム手袋)が手に入るぞ」
「やる! やります!」
ジュリアン殿下は目を輝かせ、一心不乱に雑草を抜き始めた。
チョロい。
幼児並みの知能に低下している分、扱いやすさは向上しているかもしれない。
「……すごいな、ロゼリア」
アーク様が感嘆の声を漏らす。
「あんなに暴れていた勇者を、一瞬で庭師に変えるとは」
「彼が欲しいのは『目的』と『報酬』です。それを適切に提示してやれば、労働力として活用できます」
私はふふんと鼻を鳴らした。
これで庭の整備費も浮いた。
「さて、アーク様。これで少しは休めますか?」
「ああ、助かった。……だが」
アーク様は私の顔をじっと見た。
「君こそ、もう大丈夫なのか? 昨日は倒れていたのに」
「ええ。アーク様のお粥……いえ、『スペシャルポーション』のおかげで全快しましたわ」
私は少し照れ隠しに、視線を逸らした。
「ですので、その……お礼と言ってはなんですが。この騒動が片付いたら、私がアーク様の肩揉みくらいはサービスして差し上げてもよろしくてよ? 10分銅貨1枚の特別価格で」
「……金を取るのか」
アーク様は苦笑したが、すぐに優しい目になった。
「いいだろう。予約しておこうか」
二人の間に、穏やかな空気が流れる。
勇者が雑草を抜くシュールな音をBGMに、私たちはつかの間の平和を享受していた。
しかし。
物語には、必ず「残酷な現実」という名のボスキャラが現れるものだ。
「あ、ジュリアン様だー! なにしてるんですかー?」
能天気な声と共に、中庭にリリィ様が現れた。
その隣には、粉まみれのエプロンをつけた長身の青年――パン屋のハンス君がいる。
二人は手を繋いでいた。
しかも、恋人繋ぎで。
「お、リリィか! 待っていたぞ、我がパーティの僧侶よ!」
雑草を抜いていたジュリアン殿下が顔を上げ、満面の笑みで駆け寄ろうとする。
「見てくれ! レベル上げ中だ! これで魔王を倒して、君と結婚……」
そこまで言って、殿下の足が止まった。
視線が、リリィ様とハンス君の繋がれた手に釘付けになる。
「……え?」
殿下の目が点になった。
勇者モードの魔法が、急速に解けていく。
「リ、リリィ……? その男は……誰だ?」
「あ、紹介しますね! ハンス君です!」
リリィ様は悪びれもなく、にっこりと笑った。
「私、決めちゃいました! ハンス君のお嫁さんになって、世界一のパン屋さんを目指します!」
「……は?」
「だからジュリアン様、婚約破棄してください! 今までありがとうございました! 楽しかったです!」
あまりにも軽快な、お別れの言葉。
ドガァァァン!!
殿下の頭上で、見えない雷が落ちたような音がした。
「う、嘘だ……。リリィ……君は僕の天使……僕のすべて……」
殿下は膝から崩れ落ちた。
木の棒がカランと音を立てて転がる。
「ごめんね、ジュリアン様。でも、ハンス君の焼くクロワッサンの方が、ジュリアン様の詩より魅力的だから!」
リリィ様は残酷な真実を告げ、ハンス君の腕にぎゅっと抱きついた。
ハンス君も「えへへ、どうも」と頭をかいている。
爽やかカップルだ。
しかし、その光景はジュリアン殿下にとっては地獄絵図でしかなかった。
「……あ、あぁ……あぁぁぁ……」
殿下が呻く。
その瞳から、「勇者」の輝きが消え、代わりにドス黒い「怨念」の炎が宿り始める。
副作用が切れ、現実に戻ったショック。
そして、二度目の婚約破棄(今度は振られる側)。
「……ロゼリア」
殿下が、ゆらりと立ち上がった。
その顔は、泣き笑いのような、壊れた表情をしていた。
「……貴様のせいだ」
「はい?」
「貴様が……貴様がリリィをそそのかしたんだろう!? あのパン屋をけしかけて、僕からリリィを奪ったんだ!」
「言いがかりです。リリィ様は食欲に従っただけです」
「うるさい! 黙れ黙れ黙れ!」
殿下は頭を抱えて絶叫した。
「僕から何もかも奪いやがって! 金も、名誉も、そして愛も! 全部、全部貴様の計算通りか!?」
「……私の計算外の行動をするのは、いつも殿下の方ですが」
「許さない……。絶対に許さないぞ、ロゼリア・フォン・アークライト!」
殿下は私を指差し、血を吐くような呪詛を吐いた。
「僕が味わったこの屈辱……倍にして返してやる! 地獄の底まで道連れにしてやるからな!」
殿下はマントを翻し、ふらふらと去っていった。
その背中は、先ほどの滑稽な勇者とは違う、本物の「悪意」を纏っているように見えた。
「……まずいな」
アーク様が険しい顔で呟く。
「完全に闇落ちしたぞ。……失うものがなくなった男ほど、厄介なものはない」
「ええ。プライドの塊だった殿下が、プライドを粉々にされたのですから」
私は冷静に分析したが、背筋に冷たいものが走るのを感じた。
これは、ただの八つ当たりでは終わらない。
彼は必ず、何か仕掛けてくる。
「お姉様? ジュリアン様、怒っちゃいましたね?」
リリィ様がきょとんとしている。
「貴女のせいですよ」と言いたいところだが、彼女に悪気がないのが最大の問題だ。
「……アーク様。警戒レベルを引き上げましょう」
「ああ。……私の婚約者に手出しはさせんが、念のためだ」
アーク様は私の肩を抱き寄せた。
その温かさに安心しつつも、私は新たな計算を始めていた。
次に殿下が打ってくる手は何か。
そして、それをどうやって叩き潰し、さらに利益に変えるか。
嵐の前の静けさ。
……いや、嵐はもう、すぐそこまで迫っていた。
数日後。
国王主催の「建国記念パーティー」にて、ジュリアン殿下の最後の、そして最大の「復讐劇」が幕を開けることになる。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】男装して会いに行ったら婚約破棄されていたので、近衛として地味に復讐したいと思います。
銀杏鹿
恋愛
次期皇后のアイリスは、婚約者である王に会うついでに驚かせようと、男に変装し近衛として近づく。
しかし、王が自分以外の者と結婚しようとしていると知り、怒りに震えた彼女は、男装を解かないまま、復讐しようと考える。
しかし、男装が完璧過ぎたのか、王の意中の相手やら、王弟殿下やら、その従者に目をつけられてしまい……
遺産は一円も渡さない 〜強欲な夫と義実家に捨てられた私、真の相続人と手を組み全てを奪い返す~ (全10話)
スカッと文庫
恋愛
「お前の価値なんて、その遺産くらいしかないんだよ」
唯一の肉親だった祖父を亡くした夜、夫の健一と義母から放たれたのは、あまりにも無慈悲な言葉だった。
四十九日も待たず、祖父が遺した1億2000万円の遺産をアテに贅沢三昧を目論む夫。だが、彼には隠し通している「裏切り」があった――。
絶望の淵に立たされた由美の前に現れたのは、亡き祖父が差し向けた若き凄腕弁護士・蓮。
「おじい様は、すべてお見通しでしたよ」
明かされる衝撃の遺言内容。そして、強欲な夫たちを地獄へ叩き落とすための「相続条件」とは?
虐げられてきた妻による、一発逆転の遺産争奪&復讐劇がいま幕を開ける!
偽りの婚約者だった私を捨てた公爵様が、今さら泣きついてきてももう遅いです
exdonuts
恋愛
かつて政略で婚約した公爵令息・レオンハルトに、一方的に婚約破棄を言い渡された令嬢クラリス。彼は別の令嬢に夢中になり、クラリスを冷たく切り捨てた。
だが、国外赴任で彼の目が届かなくなった数年後、クラリスは実家を離れて自らの力で商会を立ち上げ、華やかに再び社交界へと舞い戻る。
彼女の隣には、かつて一途に彼女を支え続けた騎士がいた――。
自分の過ちを悟った元婚約者が戻ってきても、もう遅い。
これは、冷遇された令嬢が愛と誇りを取り戻す“ざまぁ”と“溺愛”の物語。
とある虐げられた侯爵令嬢の華麗なる後ろ楯~拾い人したら溺愛された件
紅位碧子 kurenaiaoko
恋愛
侯爵令嬢リリアーヌは、10歳で母が他界し、その後義母と義妹に虐げられ、
屋敷ではメイド仕事をして過ごす日々。
そんな中で、このままでは一生虐げられたままだと思い、一念発起。
母の遺言を受け、自分で自分を幸せにするために行動を起こすことに。
そんな中、偶然訳ありの男性を拾ってしまう。
しかし、その男性がリリアーヌの未来を作る救世主でーーーー。
メイド仕事の傍らで隠れて淑女教育を完璧に終了させ、語学、経営、経済を学び、
財産を築くために屋敷のメイド姿で見聞きした貴族社会のことを小説に書いて出版し、それが大ヒット御礼!
学んだことを生かし、商会を設立。
孤児院から人材を引き取り育成もスタート。
出版部門、観劇部門、版権部門、商品部門など次々と商いを展開。
そこに隣国の王子も参戦してきて?!
本作品は虐げられた環境の中でも懸命に前を向いて頑張る
とある侯爵令嬢が幸せを掴むまでの溺愛×サクセスストーリーです♡
*誤字脱字多数あるかと思います。
*初心者につき表現稚拙ですので温かく見守ってくださいませ
*ゆるふわ設定です
婚約破棄されたので、隠していた聖女の力で聖樹を咲かせてみました
Megumi
恋愛
偽聖女と蔑まれ、婚約破棄されたイザベラ。
「お前は地味で、暗くて、何の取り柄もない」
元婚約者である王子はそう言い放った。
十年間、寡黙な令嬢を演じ続けた彼女。
その沈黙には、理由があった。
その夜、王都を照らす奇跡の光。
枯れた聖樹が満開に咲き誇り、人々は囁いた。
「真の聖女が目覚めた」と——
【完結】私なりのヒロイン頑張ってみます。ヒロインが儚げって大きな勘違いですわね
との
恋愛
レトビア公爵家に養子に出されることになった貧乏伯爵家のセアラ。
「セアラを人身御供にするって事? おじ様、とうとう頭がおかしくなったの?」
「超現実主義者のお父様には関係ないのよ」
悲壮感いっぱいで辿り着いた公爵家の酷さに手も足も出なくて悩んでいたセアラに声をかけてきた人はもっと壮大な悩みを抱えていました。
(それって、一個人の問題どころか⋯⋯)
「これからは淑女らしく」ってお兄様と約束してたセアラは無事役割を全うできるの!?
「お兄様、わたくし計画変更しますわ。兎に角長生きできるよう経験を活かして闘いあるのみです!」
呪いなんて言いつつ全然怖くない貧乏セアラの健闘?成り上がり?
頑張ります。
「問題は⋯⋯お兄様は意外なところでポンコツになるからそこが一番の心配ですの」
ーーーーーー
タイトルちょっぴり変更しました(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
さらに⋯⋯長編に変更しました。ストックが溜まりすぎたので、少しスピードアップして公開する予定です。
ゆるふわの中世ヨーロッパ、幻の国の設定です。
体調不良で公開ストップしておりましたが、完結まで予約致しました。ᕦ(ò_óˇ)ᕤ
ご一読いただければ嬉しいです。
R15は念の為・・
「わざわざ始まるまでまたないで、今のうちに手を打ったってよくない?」
イチイ アキラ
恋愛
アスター公爵令嬢エステルは、夢をみる。それは先を映す夢。
ある日、夢をみた。
この国の未来を。
それをアルフレッド王太子に相談する。彼女を愛して止まない婚約者に。
彼は言う。
愛する君とぼくの国のためなら、未来を変えるのも仕方なくない?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる