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「ナターシャ・フォン・グラム! 貴様との婚約を、本日この時をもって破棄する!」
きらびやかなシャンデリアが輝く夜会の中心で、第一王子ヴィンセントの声が響き渡った。
楽団の演奏は止まり、貴族たちのひそひそ話が静まり返る。
まさに、物語のクライマックスのような劇的な瞬間。
糾弾されている当事者であるナターシャは、手に持っていたカナッペを口に運ぶのを寸前で止めた。
(……えっ、いま何て? 婚約破棄? あの、めちゃくちゃ面倒くさい王妃教育から解放されるってこと?)
ナターシャの脳内に、バラ色の未来がハイスピードで駆け巡る。
早起き、マナー、語学、歴史、ダンス、そして愛してもいない男への笑顔。
それらすべてが、たった今、消えてなくなったのだ。
「ナターシャ! 聞いているのか! 自分の罪の深さに言葉も出ないようだな!」
ヴィンセントが、その隣に寄り添う男爵令嬢クロエの肩を抱き寄せ、勝ち誇った顔でこちらを見ている。
クロエは瞳を潤ませ、いかにも「私、いじめられて可哀想なんです」という風に震えて見せた。
(え、すごい。クロエ様、その震え方どうやってるの? 今度教えてほしい。というか、殿下もすごい。その自信満々の顔。顔だけはいいのよね、顔だけは)
ナターシャは、手元のカナッペをそっと皿に戻すと、淑女としての完璧なカーテシーを披露した。
ただし、その内面は歓喜のダンスを踊りまくっている。
「……お言葉ですが、ヴィンセント殿下。そのお話、本当でございますか?」
「ふん、今さら命乞いをしても遅い! 貴様がこのクロエに行った陰湿な嫌がらせの数々、すべて把握しているのだぞ!」
「いえ、そうではなく。婚約破棄というのは、正式な手続きとして、今、この場で決定ということでよろしいのですよね?」
ナターシャの声が、期待で少しだけ弾んでしまうのを必死に抑える。
それを「ショックで声が震えている」と勘違いしたらしいヴィンセントが、さらに胸を張った。
「当然だ! 父上にもすでに内諾は得ている! 貴様のような心の醜い女は、王妃に相応しくない!」
「……左様でございますか。ありがとうございます!」
「……は?」
ヴィンセントの顔が、鳩が豆鉄砲を食ったような抜け作な表情に変わった。
無理もない。絶望して泣き崩れると思っていた相手が、満面の笑みでお礼を言ったのだから。
「ありがとうございます、殿下! 素晴らしい決定です! 私は今日この日、殿下のご決断を一生忘れません! あ、婚約解消に伴う慰謝料とか、王宮に預けてある私の荷物の整理とか、そのあたりはまた後日、代理人を通して詰めるということで構いませんわね?」
「な……何を言っているんだ。貴様、自分が追放されるかもしれないというのに……!」
「追放! いい響きですね! どちらへ追放してくださるんですか? できれば、静かで、水が美味しくて、年中暖かくて、ふかふかのベッドがある場所がいいですわ。あ、あと朝は誰にも起こされないことが条件です」
ナターシャのあまりの勢いに、ヴィンセントが思わず一歩後ずさる。
その隣でクロエも、計算外の事態に「ぴえん」という顔を忘れて固まっていた。
「ナターシャ……貴様、狂ったのか? 私と離れることがそんなに……」
「離れたいに決まっているじゃないですか。殿下、ご自分を鏡でご覧になったことは? いえ、お顔はいいんです。でも、その……お頭の方が、少し、こう、アレでしょう?」
ナターシャは自分のこめかみを指でトントンと叩いて見せた。
周囲の貴族たちから、ぶふっと吹き出すような音が漏れる。
「な、ななな……何を不敬なことを!」
「不敬も何も、もう婚約者ではありませんもの。ただの他人、いえ、元婚約者様です。あ、そうそう、クロエ様。殿下を差し上げますから、どうぞお幸せに。殿下の『真実の愛』とやらを、24時間365日、至近距離で浴び続ける権利を貴女に譲渡いたしますわ。頑張ってくださいね、本当に」
ナターシャは心からの同情を込めてクロエに微笑みかけた。
ヴィンセントの性格は知っている。彼は自分を「悲劇のヒーロー」だと思い込みたいだけの、極度の構ってちゃんだ。
王妃として隣に立つのは苦行以外の何物でもない。
「ちょ、ちょっと待ちなさいよ! なによその言い方! 私が殿下をたぶらかしたみたいじゃない!」
クロエがついに地を出して怒鳴った。
ナターシャは優雅に首を振る。
「あら、たぶらかしたのでしょう? 殿下が仰っていましたもの。『クロエは僕がいないとダメなんだ』って。おめでとうございます、これからは殿下がお手洗いに行く時まで付き添って差し上げれば、殿下もきっとお喜びになりますわ」
「そんなことするわけないでしょ! 汚い!」
「あ、今殿下のこと汚いって言いました?」
「言っていないわよ! もう、なんなのよこの人!」
会場は困惑と、隠しきれない爆笑の予感に包まれていた。
糾弾の場であったはずが、気づけばナターシャが主導権を握っている。
「さて、殿下。婚約破棄が成立した以上、私はもうここに用はありません。さっさと帰って、明日からの『無職生活』に向けて、泥のように眠る準備をしたいのです」
「ま、待て! まだ罪状の読み上げが終わっていない! 貴様がクロエの教科書を隠した件や、お茶会に呼ばなかった件についても……」
「教科書を隠したのは、彼女が授業中に居眠りをしていて邪魔だったからですし、お茶会に呼ばなかったのは、彼女が私の大事なマカロンを勝手に三個も食べたからです。それ、いじめじゃなくて正当な防衛ですよね?」
「マカロンごときで!」
「殿下、マカロンごときとは何事ですか。あれは限定品の、一個五百エリスもする最高級品ですわよ。それを無断で食べるなんて、泥棒と変わりありませんわ」
ナターシャはぴしゃりと言い放った。
食べ物の恨みは恐ろしいのだ。
「とにかく! 私は帰ります! お父様、お母様! というわけで私は辺境の別荘に引きこもりますので、探さないでくださいね!」
会場の端で頭を抱えていたグラム公爵夫妻に向けて、ナターシャは大きく手を振った。
公爵は「ああ……娘が完全に壊れた……」という顔で遠い目をしており、公爵夫人は「あら、私も一緒に行こうかしら」と扇で口元を隠している。
「では皆様、ごきげんよう! さようなら、殿下! 末長く、地獄のようなラブラブ生活をお楽しみください!」
ナターシャは、一度も振り返ることなく夜会会場を後にした。
その足取りは、羽が生えたように軽やかだった。
(やった……! やったわ! これで明日から、朝の六時に起こされて冷たい水で顔を洗わされる生活とおさらばよ!)
馬車に乗り込んだナターシャは、速攻で窮屈なコルセットを緩めた。
ふう、と深く吐き出した息は、解放感に満ち溢れている。
(さて、まずは帰ってパジャマに着替えて。それから、執事のセバスに言って、辺境の別荘までの最短ルートを調べさせなきゃ。あそこなら、冬は暖炉の前で一日中読書ができるし、夏は湖のほとりで昼寝ができる……。完璧だわ)
馬車の窓の外を流れていく王都の街並みが、これほど愛おしく見えたことはない。
二度と戻ってくるつもりはない。
ナターシャの頭の中にはすでに、理想の「自堕落ライフ」の設計図が完成していた。
「あ、そうだ。セバスに、途中の街で美味しい干し肉を買っておくように言っておかないと。お酒も、ちょっといいやつを一本……。ふふ、ふふふふ……」
夜道に、令嬢らしからぬ不気味な笑い声が漏れる。
こうして、ナターシャ・フォン・グラムの「輝かしき転落人生(本人は最高だと思っている)」が、華やかに幕を開けたのである。
一方、取り残された会場では。
「……なんか、勝った気がしないのだが」
と呟くヴィンセントの声に、誰も答える者はいなかった。
きらびやかなシャンデリアが輝く夜会の中心で、第一王子ヴィンセントの声が響き渡った。
楽団の演奏は止まり、貴族たちのひそひそ話が静まり返る。
まさに、物語のクライマックスのような劇的な瞬間。
糾弾されている当事者であるナターシャは、手に持っていたカナッペを口に運ぶのを寸前で止めた。
(……えっ、いま何て? 婚約破棄? あの、めちゃくちゃ面倒くさい王妃教育から解放されるってこと?)
ナターシャの脳内に、バラ色の未来がハイスピードで駆け巡る。
早起き、マナー、語学、歴史、ダンス、そして愛してもいない男への笑顔。
それらすべてが、たった今、消えてなくなったのだ。
「ナターシャ! 聞いているのか! 自分の罪の深さに言葉も出ないようだな!」
ヴィンセントが、その隣に寄り添う男爵令嬢クロエの肩を抱き寄せ、勝ち誇った顔でこちらを見ている。
クロエは瞳を潤ませ、いかにも「私、いじめられて可哀想なんです」という風に震えて見せた。
(え、すごい。クロエ様、その震え方どうやってるの? 今度教えてほしい。というか、殿下もすごい。その自信満々の顔。顔だけはいいのよね、顔だけは)
ナターシャは、手元のカナッペをそっと皿に戻すと、淑女としての完璧なカーテシーを披露した。
ただし、その内面は歓喜のダンスを踊りまくっている。
「……お言葉ですが、ヴィンセント殿下。そのお話、本当でございますか?」
「ふん、今さら命乞いをしても遅い! 貴様がこのクロエに行った陰湿な嫌がらせの数々、すべて把握しているのだぞ!」
「いえ、そうではなく。婚約破棄というのは、正式な手続きとして、今、この場で決定ということでよろしいのですよね?」
ナターシャの声が、期待で少しだけ弾んでしまうのを必死に抑える。
それを「ショックで声が震えている」と勘違いしたらしいヴィンセントが、さらに胸を張った。
「当然だ! 父上にもすでに内諾は得ている! 貴様のような心の醜い女は、王妃に相応しくない!」
「……左様でございますか。ありがとうございます!」
「……は?」
ヴィンセントの顔が、鳩が豆鉄砲を食ったような抜け作な表情に変わった。
無理もない。絶望して泣き崩れると思っていた相手が、満面の笑みでお礼を言ったのだから。
「ありがとうございます、殿下! 素晴らしい決定です! 私は今日この日、殿下のご決断を一生忘れません! あ、婚約解消に伴う慰謝料とか、王宮に預けてある私の荷物の整理とか、そのあたりはまた後日、代理人を通して詰めるということで構いませんわね?」
「な……何を言っているんだ。貴様、自分が追放されるかもしれないというのに……!」
「追放! いい響きですね! どちらへ追放してくださるんですか? できれば、静かで、水が美味しくて、年中暖かくて、ふかふかのベッドがある場所がいいですわ。あ、あと朝は誰にも起こされないことが条件です」
ナターシャのあまりの勢いに、ヴィンセントが思わず一歩後ずさる。
その隣でクロエも、計算外の事態に「ぴえん」という顔を忘れて固まっていた。
「ナターシャ……貴様、狂ったのか? 私と離れることがそんなに……」
「離れたいに決まっているじゃないですか。殿下、ご自分を鏡でご覧になったことは? いえ、お顔はいいんです。でも、その……お頭の方が、少し、こう、アレでしょう?」
ナターシャは自分のこめかみを指でトントンと叩いて見せた。
周囲の貴族たちから、ぶふっと吹き出すような音が漏れる。
「な、ななな……何を不敬なことを!」
「不敬も何も、もう婚約者ではありませんもの。ただの他人、いえ、元婚約者様です。あ、そうそう、クロエ様。殿下を差し上げますから、どうぞお幸せに。殿下の『真実の愛』とやらを、24時間365日、至近距離で浴び続ける権利を貴女に譲渡いたしますわ。頑張ってくださいね、本当に」
ナターシャは心からの同情を込めてクロエに微笑みかけた。
ヴィンセントの性格は知っている。彼は自分を「悲劇のヒーロー」だと思い込みたいだけの、極度の構ってちゃんだ。
王妃として隣に立つのは苦行以外の何物でもない。
「ちょ、ちょっと待ちなさいよ! なによその言い方! 私が殿下をたぶらかしたみたいじゃない!」
クロエがついに地を出して怒鳴った。
ナターシャは優雅に首を振る。
「あら、たぶらかしたのでしょう? 殿下が仰っていましたもの。『クロエは僕がいないとダメなんだ』って。おめでとうございます、これからは殿下がお手洗いに行く時まで付き添って差し上げれば、殿下もきっとお喜びになりますわ」
「そんなことするわけないでしょ! 汚い!」
「あ、今殿下のこと汚いって言いました?」
「言っていないわよ! もう、なんなのよこの人!」
会場は困惑と、隠しきれない爆笑の予感に包まれていた。
糾弾の場であったはずが、気づけばナターシャが主導権を握っている。
「さて、殿下。婚約破棄が成立した以上、私はもうここに用はありません。さっさと帰って、明日からの『無職生活』に向けて、泥のように眠る準備をしたいのです」
「ま、待て! まだ罪状の読み上げが終わっていない! 貴様がクロエの教科書を隠した件や、お茶会に呼ばなかった件についても……」
「教科書を隠したのは、彼女が授業中に居眠りをしていて邪魔だったからですし、お茶会に呼ばなかったのは、彼女が私の大事なマカロンを勝手に三個も食べたからです。それ、いじめじゃなくて正当な防衛ですよね?」
「マカロンごときで!」
「殿下、マカロンごときとは何事ですか。あれは限定品の、一個五百エリスもする最高級品ですわよ。それを無断で食べるなんて、泥棒と変わりありませんわ」
ナターシャはぴしゃりと言い放った。
食べ物の恨みは恐ろしいのだ。
「とにかく! 私は帰ります! お父様、お母様! というわけで私は辺境の別荘に引きこもりますので、探さないでくださいね!」
会場の端で頭を抱えていたグラム公爵夫妻に向けて、ナターシャは大きく手を振った。
公爵は「ああ……娘が完全に壊れた……」という顔で遠い目をしており、公爵夫人は「あら、私も一緒に行こうかしら」と扇で口元を隠している。
「では皆様、ごきげんよう! さようなら、殿下! 末長く、地獄のようなラブラブ生活をお楽しみください!」
ナターシャは、一度も振り返ることなく夜会会場を後にした。
その足取りは、羽が生えたように軽やかだった。
(やった……! やったわ! これで明日から、朝の六時に起こされて冷たい水で顔を洗わされる生活とおさらばよ!)
馬車に乗り込んだナターシャは、速攻で窮屈なコルセットを緩めた。
ふう、と深く吐き出した息は、解放感に満ち溢れている。
(さて、まずは帰ってパジャマに着替えて。それから、執事のセバスに言って、辺境の別荘までの最短ルートを調べさせなきゃ。あそこなら、冬は暖炉の前で一日中読書ができるし、夏は湖のほとりで昼寝ができる……。完璧だわ)
馬車の窓の外を流れていく王都の街並みが、これほど愛おしく見えたことはない。
二度と戻ってくるつもりはない。
ナターシャの頭の中にはすでに、理想の「自堕落ライフ」の設計図が完成していた。
「あ、そうだ。セバスに、途中の街で美味しい干し肉を買っておくように言っておかないと。お酒も、ちょっといいやつを一本……。ふふ、ふふふふ……」
夜道に、令嬢らしからぬ不気味な笑い声が漏れる。
こうして、ナターシャ・フォン・グラムの「輝かしき転落人生(本人は最高だと思っている)」が、華やかに幕を開けたのである。
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