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4話 ポーション販売 その1
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「いやまあ……私は確かに、ポーションメーカーとして、宮殿で働いていたけど」
「やっぱり!」
私が正体を明かすと、ニャンコクラブの店員さんはとても明るい表情になった。それから顔を間近に近づけて来る。なんだか照れるんだけど……。
「じゃあ、ここに配給されてくるポーションも、あんたが作ってるんだ?」
「多分、そうなんじゃないかな……ポーションメーカーって言ったら、宮殿には他に居ないし」
ここで売られている5000ゴールドのポーションも私が宮殿内で作った物に間違いないはず。それをルデルテ公爵を通して、各お店に配給されているって感じね、多分……。
「私、ミオナって言うの。あんたは?」
「レミュラだけど……」
「レミュラか~~見たところ、同じ歳くらいだよね? ここには何しに来たの?」
「ええと……話すとややこしいんだけど……」
とりあえず私は、店員のミオナにここまで来ることになった経緯を話した。
----------------------------------------------------------------------
「レミュラおねえちゃんは、僕のこと助けてくれたんだよ!」
「ええ、本当に感謝しています」
経緯を話すことにはなったんだけど……いつの間にか、マルコとその母親の感謝の言葉に変わっていた。まあ、この店に来るまでの出来事は全て伝えたんだけど。
「そっか……ポーションメーカーだから、簡単にポーション作れるんだね。それで、安易に使ってしまったと」
「安易って……その子が大変だったんだから、普通は使うでしょ?」
「それはそうかもしれないけど。でも、あんたはポーションの価格を知らずに使ったんでしょ? それで、その人……ええと」
「あ、私はアンネと申します」
マルコの母親の名前が初めてわかった。アンネさん、か。
「ポーションの適正価格知る為にここに来たんでしょ? なら5000ゴールドは貰うのが筋なんじゃないの?」
う……まさか、このミオナっていう子に諭されるとは思わなかったわ。言われてみれば、それが普通なんだけど……。
「でも、やっぱり5000ゴールドは高すぎるわ。だから、私が新しく価格を決めます」
「えっ? どういうこと?」
私の提案に真っ先に言葉を返してきたのはミオナだ。アンネさんも首を傾げているけど。
「実は私、ポーションメーカーの仕事をクビになっちゃったので……もし良ければ、ここで働かせてもらえないかな?」
偶然の状況からの提案でしかないけれど、意外と理にかなってるんじゃないかと思えた。私とアンネさんにとっても納得のいくやり方で、店員のミオナにとっても助かることかなと……ついでに、私の仕事も見つかることになるし。
「この店でポーション販売してくれるってこと……?」
「う、うん、そういうこと。もしも許してくれるなら……」
勝手に盛り上がってたけど、否定されたらどうしよう……なんか、恥ずかしい。そんな風に考えていると……ミオナは満面の笑顔で言った。
「もちろんよ! すぐにでもお願いしたいくらいだわ!」
「ほ、本当に良いの?」
「うんうん! ポーションメーカーをしていた人を断るなんてありえないし!」
私自身も驚くほどスムーズに、新しい仕事が決定した瞬間だった。やること自体は今までと大差はないだろうけど。でも、これでアンネさんにも安くポーションを提供できそうだわ。
「やっぱり!」
私が正体を明かすと、ニャンコクラブの店員さんはとても明るい表情になった。それから顔を間近に近づけて来る。なんだか照れるんだけど……。
「じゃあ、ここに配給されてくるポーションも、あんたが作ってるんだ?」
「多分、そうなんじゃないかな……ポーションメーカーって言ったら、宮殿には他に居ないし」
ここで売られている5000ゴールドのポーションも私が宮殿内で作った物に間違いないはず。それをルデルテ公爵を通して、各お店に配給されているって感じね、多分……。
「私、ミオナって言うの。あんたは?」
「レミュラだけど……」
「レミュラか~~見たところ、同じ歳くらいだよね? ここには何しに来たの?」
「ええと……話すとややこしいんだけど……」
とりあえず私は、店員のミオナにここまで来ることになった経緯を話した。
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「レミュラおねえちゃんは、僕のこと助けてくれたんだよ!」
「ええ、本当に感謝しています」
経緯を話すことにはなったんだけど……いつの間にか、マルコとその母親の感謝の言葉に変わっていた。まあ、この店に来るまでの出来事は全て伝えたんだけど。
「そっか……ポーションメーカーだから、簡単にポーション作れるんだね。それで、安易に使ってしまったと」
「安易って……その子が大変だったんだから、普通は使うでしょ?」
「それはそうかもしれないけど。でも、あんたはポーションの価格を知らずに使ったんでしょ? それで、その人……ええと」
「あ、私はアンネと申します」
マルコの母親の名前が初めてわかった。アンネさん、か。
「ポーションの適正価格知る為にここに来たんでしょ? なら5000ゴールドは貰うのが筋なんじゃないの?」
う……まさか、このミオナっていう子に諭されるとは思わなかったわ。言われてみれば、それが普通なんだけど……。
「でも、やっぱり5000ゴールドは高すぎるわ。だから、私が新しく価格を決めます」
「えっ? どういうこと?」
私の提案に真っ先に言葉を返してきたのはミオナだ。アンネさんも首を傾げているけど。
「実は私、ポーションメーカーの仕事をクビになっちゃったので……もし良ければ、ここで働かせてもらえないかな?」
偶然の状況からの提案でしかないけれど、意外と理にかなってるんじゃないかと思えた。私とアンネさんにとっても納得のいくやり方で、店員のミオナにとっても助かることかなと……ついでに、私の仕事も見つかることになるし。
「この店でポーション販売してくれるってこと……?」
「う、うん、そういうこと。もしも許してくれるなら……」
勝手に盛り上がってたけど、否定されたらどうしよう……なんか、恥ずかしい。そんな風に考えていると……ミオナは満面の笑顔で言った。
「もちろんよ! すぐにでもお願いしたいくらいだわ!」
「ほ、本当に良いの?」
「うんうん! ポーションメーカーをしていた人を断るなんてありえないし!」
私自身も驚くほどスムーズに、新しい仕事が決定した瞬間だった。やること自体は今までと大差はないだろうけど。でも、これでアンネさんにも安くポーションを提供できそうだわ。
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