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28話 食事 その3
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「あの……問題はないのですか? 私とその……ええと……」
私はおもわず、言葉を詰まらせてしまう。だって、そうなれば……私の夢見ていたことが、実現できるかもしれないんだから! それはつまり、サウス王子殿下ともっと親密になって、それから……こ、婚約とか……!
「ああ、問題はないさ。それに、君はポーションメーカーという肩書きがあるじゃないか、唯一無二とさえ言えるね」
「それは……そうかもしれませんけど……」
ポーションメーカー……いつしか、私に付いた別称みたいなものね。効果の高いポーションを精製できるのは、確かに有利なのかもしれないけれど。
「君の場合はポーションメーカーとして、国に多大な恩恵を与えてくれているので、問題はないよ。あまり思い出したくはないだろうが、ルデルテ公爵との婚約も可能になっていただろう?」
「ええ、確かにそうですね」
平民の立場だったけれど、ルデルテ公爵との婚約は可能だった。まあ、ルデルテ公爵は「平民なんか嫌だ」として、私を追放したけれど。
私は食事を進めながら、サウス王子殿下に言った。
「サウス王子殿下の立場的に不利にならないのでしたら……私は、あなた様ともっと親密になりたいと考えています」
「レミュラ……本当に? いいのかい?」
「は、もちろんです」
私は笑顔でサウス王子殿下に頷いた。まさか、私が願っていたことが、現実になるなんて思いもしなかったわ。でも、気になっていることが1つあるのよね。
「あの、サウス王子殿下。1つ伺ってもよろしいでしょうか?」
「どうしたんだい、レミュラ?」
「私がポーションメーカーではなく、本当にただの一般人だとしたら……流石に、サウス王子殿下と親しくなるのは、難しいのでしょうか?」
もちろん、お互いの気持ちが真実であることは前提としてだけれど。それについては、サウス王子殿下にも伝わっているようだった。
「そうだな……確かに、本当にただの平民とであれば……私との婚約等は難しいとは思うよ。お互い気持ちが通じ合っていたとしてもね。議会等が認めないさ」
やっぱりその場合は、周囲が認めないのね……まあ、それは当たり前か。下手をすると、王族の信用を失墜させることになるかもしれないし、そうなると王国そのものが崩壊しかねないし。
「レミュラ……改めて、いいかな?」
「は、はい……サウス王子殿下……!」
高級店での食事……周囲のシャンデリアなどが私たちを照らしてくれている。雰囲気はバッチリね。
「私と付き合ってくれないか?」
「ありがとうございます、サウス様。私でよければ、喜んで……」
私はサウス王子殿下の言葉に、しっかりと頷いていた。今日を持って、私とサウス王子殿下は婚約関係になる……正式な手続きなんかは、後日ということになるけれど……。
私の心は非常に満たされていた。
私はおもわず、言葉を詰まらせてしまう。だって、そうなれば……私の夢見ていたことが、実現できるかもしれないんだから! それはつまり、サウス王子殿下ともっと親密になって、それから……こ、婚約とか……!
「ああ、問題はないさ。それに、君はポーションメーカーという肩書きがあるじゃないか、唯一無二とさえ言えるね」
「それは……そうかもしれませんけど……」
ポーションメーカー……いつしか、私に付いた別称みたいなものね。効果の高いポーションを精製できるのは、確かに有利なのかもしれないけれど。
「君の場合はポーションメーカーとして、国に多大な恩恵を与えてくれているので、問題はないよ。あまり思い出したくはないだろうが、ルデルテ公爵との婚約も可能になっていただろう?」
「ええ、確かにそうですね」
平民の立場だったけれど、ルデルテ公爵との婚約は可能だった。まあ、ルデルテ公爵は「平民なんか嫌だ」として、私を追放したけれど。
私は食事を進めながら、サウス王子殿下に言った。
「サウス王子殿下の立場的に不利にならないのでしたら……私は、あなた様ともっと親密になりたいと考えています」
「レミュラ……本当に? いいのかい?」
「は、もちろんです」
私は笑顔でサウス王子殿下に頷いた。まさか、私が願っていたことが、現実になるなんて思いもしなかったわ。でも、気になっていることが1つあるのよね。
「あの、サウス王子殿下。1つ伺ってもよろしいでしょうか?」
「どうしたんだい、レミュラ?」
「私がポーションメーカーではなく、本当にただの一般人だとしたら……流石に、サウス王子殿下と親しくなるのは、難しいのでしょうか?」
もちろん、お互いの気持ちが真実であることは前提としてだけれど。それについては、サウス王子殿下にも伝わっているようだった。
「そうだな……確かに、本当にただの平民とであれば……私との婚約等は難しいとは思うよ。お互い気持ちが通じ合っていたとしてもね。議会等が認めないさ」
やっぱりその場合は、周囲が認めないのね……まあ、それは当たり前か。下手をすると、王族の信用を失墜させることになるかもしれないし、そうなると王国そのものが崩壊しかねないし。
「レミュラ……改めて、いいかな?」
「は、はい……サウス王子殿下……!」
高級店での食事……周囲のシャンデリアなどが私たちを照らしてくれている。雰囲気はバッチリね。
「私と付き合ってくれないか?」
「ありがとうございます、サウス様。私でよければ、喜んで……」
私はサウス王子殿下の言葉に、しっかりと頷いていた。今日を持って、私とサウス王子殿下は婚約関係になる……正式な手続きなんかは、後日ということになるけれど……。
私の心は非常に満たされていた。
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