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娘と神聖教会養成学校へ
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クラス対抗戦の翌日
俺はいつものように家族と朝食を取り、自宅の外でトアが来るのを待っている。なぜなら今日は神聖教会養成学校に行く日だからだ。
「パパお待たせ~」
トア少し慌てた様子で玄関から出てくると自然な動作で自分の腕を俺の左腕に絡めてきた。
「それじゃあ学校まで案内を頼む」
俺はトアの積極的な行動に少し驚いたが平静を保ち並んで神聖教会養成学校まで歩き始めた。
これが終わればセレナ、ミリアの学校で講師をする時間以外やることがなくなるから本格的にコトがどこにいるか調べよう。どんな理由があろうとコトとおやっさんを引き離したことに俺も関わっているからな。
会って話がしたいわけじゃない⋯⋯せめて無事に生活していることを確認できれば⋯⋯。
「パパどうしたの? 何かあったの?」
俺はコトのことを考えていて上の空だった所をトアに指摘される。
「いや、何でもないよ」
「そう⋯⋯今日はせっかくパパと二人っきりなんだからトアのことだけを考えてくれると嬉しいなあ」
朝の朝食はいつも2人で作っているけど何もせずトアとゆっくりと話す時間は確かになかった⋯⋯これは反省すべきことだ。今日はなるべくトアと会話することを心掛けよう。
「わかった。それじゃあ帝都に来てからのトアのことを教えてくれないか?」
「うん!」
するとトアは俺と離れることになって寂しかったこと、セレナとミリアが励ましてくれこと、ラニがこっそり何度か自宅に来ていたことを話し始める。
そしてしばらく歩いていると突然家の陰から不意に飛び出してくる子がいた。
「きゃっ!」
その子は可愛らしい声を上げて俺に衝突しそうになったので受け止め、倒れないように片手で支える。
「大丈夫?」
「だ、大丈夫です! すみません!」
俺に衝突してきたのは10歳くらいの華奢な女の子で申し訳なさそうな表情をしていた。
「あれ? サーヤちゃんだ」
どうやらこの子はトアの知り合いのようだ。
「トアお姉ちゃん! え~と⋯⋯この方は⋯⋯彼氏さんですか?」
「えっ? そ、そ、そういう風に見えるかな?」
彼氏って⋯⋯やはり俺とトアは親子にしては年も近いから父親には見えないようだ。それにしてもトアは何でサーヤちゃんに彼氏と言われてこんなに焦っているのだろうか。
「すごく仲が良さそうに見えますしお似合いですよ」
「ほ、本当に! サーヤちゃんは良い子だね⋯⋯お菓子上げるよ」
トアはそう言ってカバンの中から本当にお菓子を取り出してサーヤちゃんに上げている。このままだとサーヤちゃんは俺とトアが恋人同士だと誤解してしまうぞ。
「こらこら⋯⋯嘘を教えちゃだめだぞ。え~と⋯⋯サーヤちゃんでいいかな。俺はユクト⋯⋯トアの父親だ」
「えへへ⋯⋯ごめんなさいパパ」
トアは可愛らしく首を傾げて反省している仕草をする。
今日のトアは普段と比べて少しテンションが高いな。いつもならこんな冗談は言わないのに。
「えっ? お、お父さんですか! けど凄く若いしその⋯⋯勘違いしてごめんなさい!」
「こちらこそトアが変なことを言って⋯⋯」
「でもお父さんととても仲が良さそうで羨ましいです⋯⋯」
ん? 今笑顔だったサーヤちゃんの表情に陰りが見えた気がする。サーヤちゃんは父親と上手く言ってないのかな?
「あっ! ご、ごめんなさい⋯⋯」
トアが突然サーヤちゃんに向かって頭を下げる。もしかしたらトアはサーヤちゃんの表情が曇った理由を知っているのだろうか。
「何がですか? 私⋯⋯おつかいを頼まれているのでそろそろ行きますね。ユクトさん今度トアお姉ちゃんと一緒にお話ししましょう」
気まずい空気が流れる中サーヤちゃんは用事を思い出したのか駆け足でこの場を去って行った。
これはサーヤちゃんの様子がおかしかったことをトアに聞いて良いものか⋯⋯だが今日知り合ったばかりの子でも娘が暗い表情をしている原因があるならそれを取り除いてやりたい。
「サーヤちゃんは⋯⋯何かあったのか?」
「⋯⋯」
俺は意を決してトアに聞いてみるが、トアは口を閉ざしたままだ。
これはまた後日話を聞いた方が良さそうだな。とりあえず今は魔法養成学校へ行くことを優先するか。
俺はトアの手を取り前へ歩き出したその時⋯⋯トアが語りかけてきた。
「パパ⋯⋯私無神経なことしちゃった⋯⋯」
「それはどういうことかな? もしよければ聞かせてくれないか」
「うん⋯⋯」
そしてトアがポツリポツリと話した内容は⋯⋯サーヤちゃんの家は商家を営んでいて半年前に両親が隣街へ品物を仕入れに行った際に野盗に殺されてしまったということだった。
「商家の方は親戚の人が引き継いでいてサーヤちゃんはお姉ちゃんと一緒にそこで面倒を見てもらっているみたい」
なるほどな⋯⋯あの位の年齢の子供だと自分の親が他界している中で他の親子が仲良くしている様を見せられたら少なくとも良い気分にならないだろう。
「後、トアも会ったことないけどそのお姉ちゃんは生まれつき身体が弱くて大変みたい」
サーヤちゃんは不幸が重なってしまっている境遇のようだ。
「けどそんな状況でもサーヤちゃんはいつも笑顔でがんばっていて⋯⋯そんなサーヤちゃんに向かってトアはパパのこと見せつけるようなことしちゃった⋯⋯」
そしてトアの目から涙が溢れていく。
確かに先程のトアの行動は良いものであったとは言えないが⋯⋯。
「確かに見せつけるのは良くなかったかもしれない。けどトアは自分の行動を省みて反省していることは偉いと思う」
この世の中他人のことを考えない奴は山ほどいる。
「本人は触れてほしくないことかもしれないからもしサーヤちゃんが今回のことを気にしているようだったら改めて謝罪すればいい」
話を大きくすると嫌がるかもしれないからな。
「うん⋯⋯わかった。ありがとうパパ⋯⋯話を聞いてくれて」
正直な話今日初めて会ったサーヤちゃんのことはわからないので判断はしづらいが、もしトラブルになるようだったらトアの力になろう。
そう心に誓って俺達は神聖教会養成学校へと足を向けるのであった。
そして俺達はサーヤちゃんと別れて10分ほど歩いた頃、前方に学校の校舎らしきものが見えてきた。
見た目は騎士養成学校と魔法養成学校に似ているな。もしかしたらこの3校は同じコンセプトで作られたものなのかもしれない。
俺は恐る恐る校門を通り抜けて行く。
良かった⋯⋯今回は問題ないようだ。
「パパどうしたの?」
どうやら俺の行動をおかしいと思ったのかトアが話しかけてきた。
「いや、ちょっとな⋯⋯気にしないでくれ」
「ん?」
トアは俺の言葉で頭にはてなを浮かべ首を傾げる。
先日魔法養成学校の校門を潜った時に結界を破ってしまったからな。ついその事が頭に浮かび思わず警戒してしまった。
けれど校門に入っても何も起きなかったということはあの結界装置は魔法養成学校だけにしかないようだ。
「よくわからないけどトアはちょっと顔を洗ってくるね」
「ああ⋯⋯わかった」
先程流した涙の後を消しに行ったのだろう。
俺は校舎の前でトアを待っていたが学生達がこちらをジロジロと見てくる。
教師でもない人物が学校内にいれば不審に思うのは当たり前か。むしろ気にしないでいた方がセキュリティーに問題があると言えよう。学生達の警戒心を頼もしく思いながら通報だけはしないでくれと考えていたその時⋯⋯俺は背後に懐かしい風を感じた。
「な、何であなたがここにいるの!?」
この声この気配⋯⋯後ろを振り向くとそこには俺が帝都に来た目的の1つであるコトの姿が見えた。
右側の髪を三つ編みにした容姿で自分の記憶にあった少女がそのまま大きくなっていたが1つだけ大きく異なっていた点があった。
「よく私の前に現れることができたわね! 私は⋯⋯私はあなたを許さない!」
それは昔見せてくれた優しい笑みではなく怒り⋯⋯いや殺意の感情を向けた憎悪の視線であった。
俺はいつものように家族と朝食を取り、自宅の外でトアが来るのを待っている。なぜなら今日は神聖教会養成学校に行く日だからだ。
「パパお待たせ~」
トア少し慌てた様子で玄関から出てくると自然な動作で自分の腕を俺の左腕に絡めてきた。
「それじゃあ学校まで案内を頼む」
俺はトアの積極的な行動に少し驚いたが平静を保ち並んで神聖教会養成学校まで歩き始めた。
これが終わればセレナ、ミリアの学校で講師をする時間以外やることがなくなるから本格的にコトがどこにいるか調べよう。どんな理由があろうとコトとおやっさんを引き離したことに俺も関わっているからな。
会って話がしたいわけじゃない⋯⋯せめて無事に生活していることを確認できれば⋯⋯。
「パパどうしたの? 何かあったの?」
俺はコトのことを考えていて上の空だった所をトアに指摘される。
「いや、何でもないよ」
「そう⋯⋯今日はせっかくパパと二人っきりなんだからトアのことだけを考えてくれると嬉しいなあ」
朝の朝食はいつも2人で作っているけど何もせずトアとゆっくりと話す時間は確かになかった⋯⋯これは反省すべきことだ。今日はなるべくトアと会話することを心掛けよう。
「わかった。それじゃあ帝都に来てからのトアのことを教えてくれないか?」
「うん!」
するとトアは俺と離れることになって寂しかったこと、セレナとミリアが励ましてくれこと、ラニがこっそり何度か自宅に来ていたことを話し始める。
そしてしばらく歩いていると突然家の陰から不意に飛び出してくる子がいた。
「きゃっ!」
その子は可愛らしい声を上げて俺に衝突しそうになったので受け止め、倒れないように片手で支える。
「大丈夫?」
「だ、大丈夫です! すみません!」
俺に衝突してきたのは10歳くらいの華奢な女の子で申し訳なさそうな表情をしていた。
「あれ? サーヤちゃんだ」
どうやらこの子はトアの知り合いのようだ。
「トアお姉ちゃん! え~と⋯⋯この方は⋯⋯彼氏さんですか?」
「えっ? そ、そ、そういう風に見えるかな?」
彼氏って⋯⋯やはり俺とトアは親子にしては年も近いから父親には見えないようだ。それにしてもトアは何でサーヤちゃんに彼氏と言われてこんなに焦っているのだろうか。
「すごく仲が良さそうに見えますしお似合いですよ」
「ほ、本当に! サーヤちゃんは良い子だね⋯⋯お菓子上げるよ」
トアはそう言ってカバンの中から本当にお菓子を取り出してサーヤちゃんに上げている。このままだとサーヤちゃんは俺とトアが恋人同士だと誤解してしまうぞ。
「こらこら⋯⋯嘘を教えちゃだめだぞ。え~と⋯⋯サーヤちゃんでいいかな。俺はユクト⋯⋯トアの父親だ」
「えへへ⋯⋯ごめんなさいパパ」
トアは可愛らしく首を傾げて反省している仕草をする。
今日のトアは普段と比べて少しテンションが高いな。いつもならこんな冗談は言わないのに。
「えっ? お、お父さんですか! けど凄く若いしその⋯⋯勘違いしてごめんなさい!」
「こちらこそトアが変なことを言って⋯⋯」
「でもお父さんととても仲が良さそうで羨ましいです⋯⋯」
ん? 今笑顔だったサーヤちゃんの表情に陰りが見えた気がする。サーヤちゃんは父親と上手く言ってないのかな?
「あっ! ご、ごめんなさい⋯⋯」
トアが突然サーヤちゃんに向かって頭を下げる。もしかしたらトアはサーヤちゃんの表情が曇った理由を知っているのだろうか。
「何がですか? 私⋯⋯おつかいを頼まれているのでそろそろ行きますね。ユクトさん今度トアお姉ちゃんと一緒にお話ししましょう」
気まずい空気が流れる中サーヤちゃんは用事を思い出したのか駆け足でこの場を去って行った。
これはサーヤちゃんの様子がおかしかったことをトアに聞いて良いものか⋯⋯だが今日知り合ったばかりの子でも娘が暗い表情をしている原因があるならそれを取り除いてやりたい。
「サーヤちゃんは⋯⋯何かあったのか?」
「⋯⋯」
俺は意を決してトアに聞いてみるが、トアは口を閉ざしたままだ。
これはまた後日話を聞いた方が良さそうだな。とりあえず今は魔法養成学校へ行くことを優先するか。
俺はトアの手を取り前へ歩き出したその時⋯⋯トアが語りかけてきた。
「パパ⋯⋯私無神経なことしちゃった⋯⋯」
「それはどういうことかな? もしよければ聞かせてくれないか」
「うん⋯⋯」
そしてトアがポツリポツリと話した内容は⋯⋯サーヤちゃんの家は商家を営んでいて半年前に両親が隣街へ品物を仕入れに行った際に野盗に殺されてしまったということだった。
「商家の方は親戚の人が引き継いでいてサーヤちゃんはお姉ちゃんと一緒にそこで面倒を見てもらっているみたい」
なるほどな⋯⋯あの位の年齢の子供だと自分の親が他界している中で他の親子が仲良くしている様を見せられたら少なくとも良い気分にならないだろう。
「後、トアも会ったことないけどそのお姉ちゃんは生まれつき身体が弱くて大変みたい」
サーヤちゃんは不幸が重なってしまっている境遇のようだ。
「けどそんな状況でもサーヤちゃんはいつも笑顔でがんばっていて⋯⋯そんなサーヤちゃんに向かってトアはパパのこと見せつけるようなことしちゃった⋯⋯」
そしてトアの目から涙が溢れていく。
確かに先程のトアの行動は良いものであったとは言えないが⋯⋯。
「確かに見せつけるのは良くなかったかもしれない。けどトアは自分の行動を省みて反省していることは偉いと思う」
この世の中他人のことを考えない奴は山ほどいる。
「本人は触れてほしくないことかもしれないからもしサーヤちゃんが今回のことを気にしているようだったら改めて謝罪すればいい」
話を大きくすると嫌がるかもしれないからな。
「うん⋯⋯わかった。ありがとうパパ⋯⋯話を聞いてくれて」
正直な話今日初めて会ったサーヤちゃんのことはわからないので判断はしづらいが、もしトラブルになるようだったらトアの力になろう。
そう心に誓って俺達は神聖教会養成学校へと足を向けるのであった。
そして俺達はサーヤちゃんと別れて10分ほど歩いた頃、前方に学校の校舎らしきものが見えてきた。
見た目は騎士養成学校と魔法養成学校に似ているな。もしかしたらこの3校は同じコンセプトで作られたものなのかもしれない。
俺は恐る恐る校門を通り抜けて行く。
良かった⋯⋯今回は問題ないようだ。
「パパどうしたの?」
どうやら俺の行動をおかしいと思ったのかトアが話しかけてきた。
「いや、ちょっとな⋯⋯気にしないでくれ」
「ん?」
トアは俺の言葉で頭にはてなを浮かべ首を傾げる。
先日魔法養成学校の校門を潜った時に結界を破ってしまったからな。ついその事が頭に浮かび思わず警戒してしまった。
けれど校門に入っても何も起きなかったということはあの結界装置は魔法養成学校だけにしかないようだ。
「よくわからないけどトアはちょっと顔を洗ってくるね」
「ああ⋯⋯わかった」
先程流した涙の後を消しに行ったのだろう。
俺は校舎の前でトアを待っていたが学生達がこちらをジロジロと見てくる。
教師でもない人物が学校内にいれば不審に思うのは当たり前か。むしろ気にしないでいた方がセキュリティーに問題があると言えよう。学生達の警戒心を頼もしく思いながら通報だけはしないでくれと考えていたその時⋯⋯俺は背後に懐かしい風を感じた。
「な、何であなたがここにいるの!?」
この声この気配⋯⋯後ろを振り向くとそこには俺が帝都に来た目的の1つであるコトの姿が見えた。
右側の髪を三つ編みにした容姿で自分の記憶にあった少女がそのまま大きくなっていたが1つだけ大きく異なっていた点があった。
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