愛され令嬢は白金毛猫

栗原さとみ

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★ボリスはユーリアと遊びたい(前半・次兄アル視点) (後半・クラウス視点)

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※次兄アルバート邸

「お父様、ユーちゃんと遊びたい。」(ボリス)

「うん、そうだな、遊びたいよな。」(俺アル)

    あの温水プールの日以来、このやり取りを毎日している。ボリスの気持ちはよくわかる。ユーリアは、天使のように可愛くて、にこにこと優しく抱っこをしてくれて、とてもいい香りの女の子だ。しかし、だ。

「ボリス、ユーリアちゃんはもうすぐ結婚するから準備で忙しいのよ?」と妻のサリー。

「でも、また遊ぼうねって言ってた…」

「女の子のお友達なら他にもいるでしょう?」

「ユーちゃんと遊びたい…。」

    息子よ、許してくれ、俺のせいでサリーが拗ねているから無理なんだ…。

・・・

    あの日、家に着いて、ユーリアが帰った後、俺が挙動不審だと問い詰められ、ユーリアの胸を見てしまったと白状させられた。ボリスまでユーリア、ユーリアと言い続けているので、サリーはすっかりお冠なのだ。ここは俺の誠意を見せて、サリー一筋だというところを見せないといけない。皆が幸せになるためにある計画をたてた。

・・・

「サリー、あさっての日曜日、デートしないか?」

「だって、子ども達はどうするの。」

「クラウスとユーリアが預かってくれるそうだから、たまには二人きりでさ。」

「本当に?嬉しいわ。」

・・・

    市街地のレストランでランチをたべた後、流行りの恋愛映画を見た。その後、サリーに新作のバッグを買ってプレゼントした。クラウス達へのお土産を兼ねてランツのチョコレートも購入した。締めくくりに会員制クラブでカクテルを飲みながら、感謝の気持ちとともにダイヤのネックレスとイヤリングをプレゼントした。

「アル、今日は嬉しかったわ。ありがとう、おかげでリフレッシュできたわ。」

「サリー、こちらこそいつもありがとう。愛してるよ。」

無事仲直りできて、ホッとした。

・・・

・・・
※クラウス邸

「ユーちゃん、抱っこ」(ボリス)

「いいわよ、来て。」(ユーリア)

    俺ははっきり言って面白くない。
7歳のマリアと、3歳のボリスを俺の家に預けて、デートに行ったのはいい。たまには二人きりで仲良く出かけたいのだろう。
    7歳のマリアはおとなしく、人形遊びやお絵描きをして、たまにメイドやユーリアや俺としゃべりながら、基本一人で遊んでいる。
    しかし、だ。ボリスはユーリアを独り占めしていて離れない。一緒に遊ぶだけじゃなく、抱っこをせがんでは胸に顔を埋めている。非常に面白くない。ユーリアは優しいから、絵本を読んであげたり、車のオモチャで遊んだり、かくれんぼしたりしてあげている。俺もかくれんぼには誘われたが、どうもユーリアとしか遊ぶ気がないようだ。やっぱり面白くない。

    夜になってようやく迎えに来た。手土産にランツのチョコレートを置いて仲良く帰っていった。ここからは俺が独占する時間だ。

・・・

「ん、あぁん、んふぅ」

さっきまでボリスにとられていた胸にむしゃぶりつき、揉んだり舐めたり吸ったり…兎に角、貪り続けた。

「ユーリア、ユーリア」

「ん、ん、クラ…ん、ふぁ…」

    挿れて欲しそうに密液をこぼしまくっている可愛いユーリア。密口へと指を出し入れしながら、更に胸を責め続けた。

「はぁん、もう駄目…お願い…挿れて…」

切れぎれの声で、ヒクつきながら、懇願してくる可愛いユーリア。

「挿れるよ」

    ズチュッという音とともに飲みこまれると、更に奥へと引きこまれた。あまりの気持ち良さに、夢中で何度も打ちつけると、奥をきゅっと締めつけられ、白濁を搾りとられた。

    やっと、ユーリアを堪能できた、とユーリアの上で脱力すると、ユーリアが俺の頭を撫でながら、天使の微笑みで言った。

「クラウス様、世界で一番大好きよ。」

とっくに撃ち抜かれているが、また、俺のハートはやられてしまったのだった。この可愛らしい天使にかなわない、そう思った。

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