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第10章 VSクラウドドラゴン戦(裏)
第365話 意外と挨拶には人柄が現れます。
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祝一周年!と言ってもこれからも平常運転です。
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『そろそろ時間です。今回は壮行会という事で、各王様たちがこの戦いをご覧になります。もしここで活躍出来れば士官や使命依頼もあるでしょう。』
「「おおーー!」」
あえて言って、士気を上げる計画か。南。そして壇上には優男の…ちょっと皺の入った中年のおっさんが一人、若い皇太子風の人間が一人、そして老人が一人だ。
『エクトネーゼ王、』
「すまないな、南。」
南と一緒に壇上に上がるのは中年の、あまり慣れていない鎧を着ているオッサンだ。
『紹介に預かった。エムント・エクトネーゼだ。今回はクラウドドラゴンと戦う勇者の皆さんの雄姿を見に来た。今回はわがエクトネーゼが誇る従者”リーメ”がこのために様々な施策を持ち込んできた。皆はその中で死力を尽くし、見事武勲を上げて欲しい。ただ一言だけ言わせてくれ。武勲もいいが…。まずは生き残って、一緒に酒を飲める。そう言う…生きて帰ってきて欲しい。』
パチパチパチ…。
『続きましては、エルシュウッド国王にして、エルフの族長。そして皆様おなじみギルド商会の会長であらせられる。ネル様のお言葉です。』
『頑張れ。』
ペコ。
『続きましては…。』
え!今ので終わり?小さい少女が手出来て終わりだぞ、むしろ肩書のほうが長すぎるだろ。いや短い方がいいが。流石、元魔王軍トップだ。…なんか違う。
『では次に、ザガートン国というより、亜人同盟副会長のドルカスさんよりのお言葉です。』
『よし、今回の説明だ。今回は前回と一緒の作戦だ。隙を見て突っ込むと言ったが、このためにみんながリハーサルを存分にした。』
「おおー!」
『後は作戦通りにやる。今回はギルド最大戦力を用意した。鎧騎士だ。』
無言のまま…すごいヘビープレートメイルだな…それを着た騎士が壇上に上がる。
『こいつは左翼に展開してお前たちを援護する。今回はさらに戦力も投入した。相手がどっちに回ろうが…。』
…鑑定できないな。こいつも、高レベルの鑑定を弾くとは…。こいつのレベルは相当高いな…。
『分かったか。それじゃあ、後はラジオ体操だ。』
「「はぁ?」」
『準備運動だよ。これやんねえと仕事しに行く気になんねえだろうが!』
どう見ても工事の親方だな。ドルカスがダークボックスからラジオを取り出すと…これまた懐かしいな、ラジオ体操の音楽が響く。
「…えっと…。」
「やろうか、」
全員がほどほどにラジオ体操をやるが、本当に懐かしいな。
「えっとラジオ体操って…。」
音無とかが慌てる中…私は黙々とラジオ体操をやっていた。最後の深呼吸までだ。
『さて皆様。飛竜運搬後に合図を送ります。それからご入場ください。』
「ラジオ体操ですが、こういう時に意外です。」
「大きい工事現場でも一緒だぞ。ラジオ体操の有無と、後準備運動で事故率が変わるからな。」
「そうなんですか?」
「大きい会社だと、これを欠かさないんだ。小さいと無視するが、寒い時には逆に恋しくなるな。だから、ちゃんとほぐしておけ、戦闘だからな。」
「は、はい。」
「さて皆様、王級踊り場に魔界門を開きました。早速…入場してください。入場が終わったら、係員のハイエルフ達の指示に従ってください、」
一応目立たないように、最後尾近くに陣取るが…。
「なんか緊張しますね。」
「驚いている間に、二人ほど追加であいさつが終わっているが…。こっちの王都はえらい違いだな…。」
こっちの王様は楽観主義が多くて…。空気が違い過ぎる、
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『そろそろ時間です。今回は壮行会という事で、各王様たちがこの戦いをご覧になります。もしここで活躍出来れば士官や使命依頼もあるでしょう。』
「「おおーー!」」
あえて言って、士気を上げる計画か。南。そして壇上には優男の…ちょっと皺の入った中年のおっさんが一人、若い皇太子風の人間が一人、そして老人が一人だ。
『エクトネーゼ王、』
「すまないな、南。」
南と一緒に壇上に上がるのは中年の、あまり慣れていない鎧を着ているオッサンだ。
『紹介に預かった。エムント・エクトネーゼだ。今回はクラウドドラゴンと戦う勇者の皆さんの雄姿を見に来た。今回はわがエクトネーゼが誇る従者”リーメ”がこのために様々な施策を持ち込んできた。皆はその中で死力を尽くし、見事武勲を上げて欲しい。ただ一言だけ言わせてくれ。武勲もいいが…。まずは生き残って、一緒に酒を飲める。そう言う…生きて帰ってきて欲しい。』
パチパチパチ…。
『続きましては、エルシュウッド国王にして、エルフの族長。そして皆様おなじみギルド商会の会長であらせられる。ネル様のお言葉です。』
『頑張れ。』
ペコ。
『続きましては…。』
え!今ので終わり?小さい少女が手出来て終わりだぞ、むしろ肩書のほうが長すぎるだろ。いや短い方がいいが。流石、元魔王軍トップだ。…なんか違う。
『では次に、ザガートン国というより、亜人同盟副会長のドルカスさんよりのお言葉です。』
『よし、今回の説明だ。今回は前回と一緒の作戦だ。隙を見て突っ込むと言ったが、このためにみんながリハーサルを存分にした。』
「おおー!」
『後は作戦通りにやる。今回はギルド最大戦力を用意した。鎧騎士だ。』
無言のまま…すごいヘビープレートメイルだな…それを着た騎士が壇上に上がる。
『こいつは左翼に展開してお前たちを援護する。今回はさらに戦力も投入した。相手がどっちに回ろうが…。』
…鑑定できないな。こいつも、高レベルの鑑定を弾くとは…。こいつのレベルは相当高いな…。
『分かったか。それじゃあ、後はラジオ体操だ。』
「「はぁ?」」
『準備運動だよ。これやんねえと仕事しに行く気になんねえだろうが!』
どう見ても工事の親方だな。ドルカスがダークボックスからラジオを取り出すと…これまた懐かしいな、ラジオ体操の音楽が響く。
「…えっと…。」
「やろうか、」
全員がほどほどにラジオ体操をやるが、本当に懐かしいな。
「えっとラジオ体操って…。」
音無とかが慌てる中…私は黙々とラジオ体操をやっていた。最後の深呼吸までだ。
『さて皆様。飛竜運搬後に合図を送ります。それからご入場ください。』
「ラジオ体操ですが、こういう時に意外です。」
「大きい工事現場でも一緒だぞ。ラジオ体操の有無と、後準備運動で事故率が変わるからな。」
「そうなんですか?」
「大きい会社だと、これを欠かさないんだ。小さいと無視するが、寒い時には逆に恋しくなるな。だから、ちゃんとほぐしておけ、戦闘だからな。」
「は、はい。」
「さて皆様、王級踊り場に魔界門を開きました。早速…入場してください。入場が終わったら、係員のハイエルフ達の指示に従ってください、」
一応目立たないように、最後尾近くに陣取るが…。
「なんか緊張しますね。」
「驚いている間に、二人ほど追加であいさつが終わっているが…。こっちの王都はえらい違いだな…。」
こっちの王様は楽観主義が多くて…。空気が違い過ぎる、
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