魔界建築家 井原 ”はじまお外伝”

どたぬき

文字の大きさ
1,125 / 1,528
第23章 それでもやっぱり領地開発したい

第1117話 まるで友達の家に行くような行商人

しおりを挟む
 だからか、どう見ても大下君のいる町というのは…こっちのマルワール帝国でいう村と町の中間ぐらい。最低限度の宿屋、貿易商人と雑貨店の二つ。後聖女教協会。其れだけであとは城壁のような壁と門があるだけで。あの高飛車そうなお嬢様の外見とは裏腹に、質素極まりない町だった。なお私的の尺度としては、一軒家、集落、村、郷、町、街、市、都市、大都市、の準に大きい規模だと思ってくれていい。ただ、郷というには城壁がある分だけ町と言っていい。

 門番には金カードを見せ、エナリシアさんとゴーレム車を進めると、内部では数多くの人たちが見学に来ていた。特に子供は珍しいゴーレム車に驚いていた。そして門番がつい沿いつつ…ある場所にっ連れてくる。それが堀がある町の北部にある2階建てのそれなりに大きい屋敷だ。
「よくわかりませんが、イーハ商会の方と聞き、急いで参りましたぞ。」
「お初にお目にかかります。私はイーハ商会の井原と申しますよろしくお願いします。」
 来たのは毛は黒いもののしわくちゃの老人に見える。
「孫のレイロードがお世話になっているとか…後巡回商人は感謝しております。私がポリメア家の当主パンチローテ・ポリメアと申します。」
 孫という事はお爺さんか…でも…。巡回商人はジャンが独自にやっているサービスでイーハ商会の荷物を持って行商を行っている。彼の思い出的に、こういう店が時々来るのはイベントとして田舎でかなり重宝されるので、買い付けのための特産品調査も兼ねてジャン自ら回っている。本人曰く、椅子でふんぞり返るより、行商している方が気持ちいいそうだ。
「早い時の子ですか?レイロード嬢は。」
「ですな。息子のレイトンが7歳の時の子ですからな。」
 ずいぶん若いらしい。前に聞いた公転周期的だったとしても14歳の頃の子供らしい。
「この辺はみんなリンシュメルトの大殿が来るまでは死亡率が高いゆえに今は孫の顔も見れることに感謝していますよ。」
「確かに。この辺も便利になりました。」
 リンシュメルトができるまでは…最悪鋭い切れ味の葉っぱとかがあれば歩いただけで怪我をして…その怪我が元に人が唐突に死ぬとか、そう言う今の私たちが考えないような死亡率があり、子供は5人10人作っても生き残るのが貴族でも3人いるかいないかだと聞いたことがある。 
「でもご用件は?ここに来られたという事は勇者様と?」
「それもあります。今回手渡す事と後、縁があったという事でこれについて交渉しようかと。」
「今日は朝早く…食い扶持を稼ぎたいとかという話と、昨日夜に旧友が来たとかで今は出かけております。」
「彼らも年にして7歳(地球年齢14歳)ぐらい。遠くから遊びに来る人あれば楽しそうでしょうから。私がお待ちしましょう。では夕食は…少し商品も…。」
「そうですな、焦る事はありませんが、」
「実はすぐに立つ予定もありますので…早速…貿易商人の所に行って商品の買い取りをしてもらいましょう。」
 実はシートを渡す権を出発前にギルドに通達し、大下のチームのパオメイと田中にはこっちで待機してもらうように連絡してある。パオメイは聞いた話だと大森林浅層にてゴブリン退治の小隊を率いる隊長になっていて、田中は現在学校で登録講師として魔法と魔法学なる物を教えているらしい。この話の件でギルドからは亜人からは積極的にはイベントの話をしない物の自由参加の形をとるという言質を取ってきた。なので、誘う分には自由らしい。でもまあ、この辺は子供だな、ギルドカードから掲示板を覗くことはできるが遊戯の数も少ない。という事だ。
しおりを挟む
感想 4

あなたにおすすめの小説

友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。

石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。 だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった 何故なら、彼は『転生者』だから… 今度は違う切り口からのアプローチ。 追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。 こうご期待。

愛された側妃と、愛されなかった正妃

編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。 夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。 連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。 正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。 ※カクヨムさんにも掲載中 ※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります ※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。

(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」

音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。 本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。 しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。 *6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。

魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。

カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。 だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、 ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。 国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。 そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。

母は何処? 父はだぁれ?

穂村満月
ファンタジー
うちは、父3人母2人妹1人の7人家族だ。 産みの母は誰だかわかるが、実父は誰だかわからない。 妹も、実妹なのか不明だ。 そんなよくわからない家族の中で暮らしていたが、ある日突然、実母がいなくなってしまった。 父たちに聞いても、母のことを教えてはくれない。 母は、どこへ行ってしまったんだろう! というところからスタートする、 さて、実父は誰でしょう? というクイズ小説です。 変な家族に揉まれて、主人公が成長する物語でもなく、 家族とのふれあいを描くヒューマンドラマでもありません。 意味のわからない展開から、誰の子なのか想像してもらえたらいいなぁ、と思っております。 前作「死んでないのに異世界転生? 三重苦だけど頑張ります」の完結記念ssの「誰の子産むの?」のアンサーストーリーになります。 もう伏線は回収しきっているので、変なことは起きても謎は何もありません。 単体でも楽しめるように書けたらいいな、と思っておりますが、前作の設定とキャラクターが意味不明すぎて、説明するのが難しすぎました。嫁の夫をお父さんお母さん呼びするのを諦めたり、いろんな変更を行っております。設定全ては持ってこれないことを先にお詫びします。 また、先にこちらを読むと、1話目から前作のネタバレが大量に飛び出すことも、お詫び致します。 「小説家になろう」で連載していたものです。

側妃に追放された王太子

基本二度寝
ファンタジー
「王が倒れた今、私が王の代理を務めます」 正妃は数年前になくなり、側妃の女が現在正妃の代わりを務めていた。 そして、国王が体調不良で倒れた今、側妃は貴族を集めて宣言した。 王の代理が側妃など異例の出来事だ。 「手始めに、正妃の息子、現王太子の婚約破棄と身分の剥奪を命じます」 王太子は息を吐いた。 「それが国のためなら」 貴族も大臣も側妃の手が及んでいる。 無駄に抵抗するよりも、王太子はそれに従うことにした。

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

【長編・完結】私、12歳で死んだ。赤ちゃん還り?水魔法で救済じゃなくて、給水しますよー。

BBやっこ
ファンタジー
死因の毒殺は、意外とは言い切れない。だって貴族の後継者扱いだったから。けど、私はこの家の子ではないかもしれない。そこをつけいられて、親族と名乗る人達に好き勝手されていた。 辺境の地で魔物からの脅威に領地を守りながら、過ごした12年間。その生が終わった筈だったけど…雨。その日に辺境伯が連れて来た赤ん坊。「セリュートとでも名付けておけ」暫定後継者になった瞬間にいた、私は赤ちゃん?? 私が、もう一度自分の人生を歩み始める物語。給水係と呼ばれる水魔法でお悩み解決?

処理中です...