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第23章 それでもやっぱり領地開発したい
第1129話 唐突に即断即決できる奴はシュミレート済みの奴
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「…それは本当なんですか?」
「最貧国という事か?そうだ。」
「…じゃあ、この国に未来はないのですか?」
エレドア氏の顔は真剣だった。
「私の意見でいうと…貧しいと不幸せは違う。貧しくとも今の生活をしている限りは幸せだろう。そう言う意味では、隣国の戦争や闘争が好きなザガートン国に付き合わないだけましだ。」
「それは…。」
「それ本当?」
「ザガートン国は、俗にいう腕力第一。闘技場でにランキングが世間の評判の全てで腕力ですべてが決まる。だからこそ…私は好きではない。」
主に建物に敬意を払わないあの連中は好きではない。騒動にも会ったことがある。
「…その顔は信用してないな。まあ、最初のダンマスの話も、ギルドの話も信用できるわけではなさそうだ。少し待て…そうだな。」
私はメールを打ち鳥海に連絡を取り、少し待つことにした。
「…信用できないとは言いません。顔はうそをついてませんが、信じられません。」
メールを見ると一か所ならOKが出た。まあ、サービスだな。
「そうだな、許可が下りた。証明を兼ねて、支店のある国なら、一か国だけ…連れて行ってやる。」
「え?」
私はタブレットを弄り、目を合わさないようにして答えた。
「そこに連れて行って、一泊二日までなら時間が取れた。」
「支店のある場所?」
「ここ以外の…そうだな、マップを張ろう。その、大体の国には支店がある。ただし数は少ないからな。国単位だ。そこは我慢して欲しい。」
「じゃあ、モートリアに帰れるの?」
島原も思うところがあったようだ。モートリアか…。
「モートリアには支店がない。但し今はリンシュメルトになった…からリンシュメルトには連れて行ける。現在そこが首都だ。」
「何が…いや説明されたか…勇者革命…。」
「…ザガートンに行きたいと言えばいかせてくれるのか?」
「気分のいい感じではないが行けるぞ。ただし、荷物の持ち運びはしない。それをするとギルドに睨まれる恐れがあるからな。」
二人は…悩んでいた。
「すぐに、何処に行きたいと言われて言えないですよ。」
島原の言葉にエレドアが頷く。
「…私も暇ではない。これが限界までの譲歩だが?」
比較的温和とも言えない交渉テーブルがさらに温度が下がったと思う。我儘に付き合う切りはない。
「ですけど‥。」
「少し席を外す。その間に決めてくれ。」
私は廊下に出ると今までもらったキャラクターシートを運営にコア経由で送付した。私達のは最後に書くつもりだ。…自分の分は実験に費やす予定だ。
「すいません。決まりました…。」
その声に改めて私は部屋に入る。
「色々あって決めきれないので…あなたの方で決めてください。わがままを言うわけにはいきません。」
「それは潔いふりをした…丸投げだぞ?」
「分かっていますが…世界情勢に疎いため…どこもどれがいいのかわからないんです。」
確かに世界情勢を話したものの、その離した人物が信頼ならないのに判断材料なんかあるわけないか…。となると…。
「そうだな…ザガートン国中心地・・・ゴールディにしよう。」
「いいんですか?」
「まあ、一泊二日ならな。さて、行くぞ。」
「はあ。」
店の裏手の納屋の奥に連れて行くとそこから私のダンジョン。そしてそこ経由のまあほとんど同じ店でもある…ゴールディ郊外の停留所前の支店にたどり着く…。
「あ・・・あれ?」
「ここは全然‥‥。」
「ここがゴールディ。まず景色がさっきと違う事は理解できたか?」
「え、ええ。」
「あまり自慢みたいなことはしたくないんだ。ここに来てくれ。」
「あ、はい。」
そのまま乗り合いゴーレム車を待つことにした。
「な、なにを?」
島原がかろうじて敬語になりつつも効いてきた。エレドア氏は…見た感じ目が回っている、もう一押しすれば気絶もしそうな空気だ。そしてしてしまうと確信もあった。
「最貧国という事か?そうだ。」
「…じゃあ、この国に未来はないのですか?」
エレドア氏の顔は真剣だった。
「私の意見でいうと…貧しいと不幸せは違う。貧しくとも今の生活をしている限りは幸せだろう。そう言う意味では、隣国の戦争や闘争が好きなザガートン国に付き合わないだけましだ。」
「それは…。」
「それ本当?」
「ザガートン国は、俗にいう腕力第一。闘技場でにランキングが世間の評判の全てで腕力ですべてが決まる。だからこそ…私は好きではない。」
主に建物に敬意を払わないあの連中は好きではない。騒動にも会ったことがある。
「…その顔は信用してないな。まあ、最初のダンマスの話も、ギルドの話も信用できるわけではなさそうだ。少し待て…そうだな。」
私はメールを打ち鳥海に連絡を取り、少し待つことにした。
「…信用できないとは言いません。顔はうそをついてませんが、信じられません。」
メールを見ると一か所ならOKが出た。まあ、サービスだな。
「そうだな、許可が下りた。証明を兼ねて、支店のある国なら、一か国だけ…連れて行ってやる。」
「え?」
私はタブレットを弄り、目を合わさないようにして答えた。
「そこに連れて行って、一泊二日までなら時間が取れた。」
「支店のある場所?」
「ここ以外の…そうだな、マップを張ろう。その、大体の国には支店がある。ただし数は少ないからな。国単位だ。そこは我慢して欲しい。」
「じゃあ、モートリアに帰れるの?」
島原も思うところがあったようだ。モートリアか…。
「モートリアには支店がない。但し今はリンシュメルトになった…からリンシュメルトには連れて行ける。現在そこが首都だ。」
「何が…いや説明されたか…勇者革命…。」
「…ザガートンに行きたいと言えばいかせてくれるのか?」
「気分のいい感じではないが行けるぞ。ただし、荷物の持ち運びはしない。それをするとギルドに睨まれる恐れがあるからな。」
二人は…悩んでいた。
「すぐに、何処に行きたいと言われて言えないですよ。」
島原の言葉にエレドアが頷く。
「…私も暇ではない。これが限界までの譲歩だが?」
比較的温和とも言えない交渉テーブルがさらに温度が下がったと思う。我儘に付き合う切りはない。
「ですけど‥。」
「少し席を外す。その間に決めてくれ。」
私は廊下に出ると今までもらったキャラクターシートを運営にコア経由で送付した。私達のは最後に書くつもりだ。…自分の分は実験に費やす予定だ。
「すいません。決まりました…。」
その声に改めて私は部屋に入る。
「色々あって決めきれないので…あなたの方で決めてください。わがままを言うわけにはいきません。」
「それは潔いふりをした…丸投げだぞ?」
「分かっていますが…世界情勢に疎いため…どこもどれがいいのかわからないんです。」
確かに世界情勢を話したものの、その離した人物が信頼ならないのに判断材料なんかあるわけないか…。となると…。
「そうだな…ザガートン国中心地・・・ゴールディにしよう。」
「いいんですか?」
「まあ、一泊二日ならな。さて、行くぞ。」
「はあ。」
店の裏手の納屋の奥に連れて行くとそこから私のダンジョン。そしてそこ経由のまあほとんど同じ店でもある…ゴールディ郊外の停留所前の支店にたどり着く…。
「あ・・・あれ?」
「ここは全然‥‥。」
「ここがゴールディ。まず景色がさっきと違う事は理解できたか?」
「え、ええ。」
「あまり自慢みたいなことはしたくないんだ。ここに来てくれ。」
「あ、はい。」
そのまま乗り合いゴーレム車を待つことにした。
「な、なにを?」
島原がかろうじて敬語になりつつも効いてきた。エレドア氏は…見た感じ目が回っている、もう一押しすれば気絶もしそうな空気だ。そしてしてしまうと確信もあった。
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