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3章
79 夜の約束①※
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「アリシア!」
レイヴンが寝室へ入ると、アリシアは約束した通り起きて待っていてくれた。
それが何よりも嬉しいレイヴンはベッドまで足早に進む。
「おかえりなさいませ、レイヴン様」
アリシアは微笑んで、読んでいた本をサイドテーブルへと戻す。
アリシアはいつも「本を読んでいただけ」だと言うけれど、本当は待ってくれているのだとレイヴンは信じている。
「レイヴン様、お休みにならなくてよろしいのですか?」
口づけようとするレイヴンを手で制したアリシアがそんなことを言うけれど、こうなることはわかっていたはずだ。
それにここ数日は戻るのが遅くなりすぎてアリシアは眠ってしまっていた。
本を読んでいた姿勢のまま眠っているアリシアは可愛くて、起きていられるぎりぎりまで待っていてくれたのかと思うと愛しくて、抱き締めた体は柔らかくて、レイヴンは昂った体を抑えるのに毎日苦労したのだ。
その上昼間の口づけで散々煽られたレイヴンは、このまま発散せずに眠ることなどできない。
「愛している、アリシア」
レイヴンを止めようとした手を握って口づけると、アリシアがそれ以上の抵抗をすることはなかった。
「アリシア、愛している。愛しているよ」
「あっ!んぁ…っ」
レイヴンがアリシアの耳元で囁く。
アリシアは先程から体を捩って与えられ続ける愛撫から逃げようとしているけれど、後ろからがっちり抱き込まれているので喘ぎ声を上げることしか出来ていない。
レイヴンは一度正面からアリシアの首筋や胸、腹に唇を這わした後、背中へまわった。そして抱き締めるようにしてアリシアの胸へ手をまわしている。
弾力のある膨らみがレイヴンの手の中で形を変えていく。
ぐちゅぐちゅといった水音がしているのは、アリシアの秘所にレイヴンの太腿が触れているからだ。
レイヴンはアリシアの足の間に足を差し込んで絡み合うようにしている。
快感を与え続けられながら決定的なものを与えられないアリシアは、無意識のまま腰を動かし、レイヴンの太腿に秘所を擦りつけている。
レイヴンの昂ぶりはアリシアの背中に押し付けられているので、アリシアが動くことで擦られる。こちらも先走りですっかり濡れそぼっているので2人分の水音だった。
「ああぁぁっ!」
胸の柔らかい感触を楽しんでいた指が硬くなった頂をきゅっと撮めばアリシアの腰が跳ねた。
あふれた愛液が太腿を伝う。
「アリシア、可愛い。アリシア」
レイヴンはアリシアの胸を揉みしだきながら首筋や耳元に唇を這わす。
昼間は味わうことが出来なかった耳たぶを口に含んでねっとりと舐め上げる。
「ぁ、んっ」
背中側からではどれだけ胸をいじっていてもアリシアに抱き締めてもらうことはできない。
それを残念に思いながらも、ぴったり密着したこの状態をレイヴンは嬉しく思っていた。
余程もどかしいのかアリシアの腰の動きが激しくなり、ぐちゅぐちゅという水音が大きくなる。
「あぁっ!!」
「う…っ!」
何気ないふりでレイヴンが足を動かすと、秘所を擦られたアリシアの体が跳ねた。
アリシアの背で擦られたレイヴンの昂ぶりも限界が近い。
レイヴンは絡めた足を引き抜くと、胸をいじっていた手を腹から下へと滑らせた。
強すぎる刺激を与えるとアリシアは口を手で塞いでしまう。
アリシアの声を聞いていたいレイヴンは中に指を入れるのを躊躇い、中指で襞の間を軽く擦った。
「ああぁぁっ!」
「……っ!!」
アリシアが腰を跳ねさせ、レイヴンの昂ぶりが擦られる。
「ああ、あああぁっ!!!」
「うぁ…っ!」
空いている指で硬くなった花芯を弾くとアリシアは大きく体を震わせて上り詰める。
その背中で擦られたレイヴンも耐えきれず、同時にびゅくっと白濁を吐き出していた。
レイヴンが寝室へ入ると、アリシアは約束した通り起きて待っていてくれた。
それが何よりも嬉しいレイヴンはベッドまで足早に進む。
「おかえりなさいませ、レイヴン様」
アリシアは微笑んで、読んでいた本をサイドテーブルへと戻す。
アリシアはいつも「本を読んでいただけ」だと言うけれど、本当は待ってくれているのだとレイヴンは信じている。
「レイヴン様、お休みにならなくてよろしいのですか?」
口づけようとするレイヴンを手で制したアリシアがそんなことを言うけれど、こうなることはわかっていたはずだ。
それにここ数日は戻るのが遅くなりすぎてアリシアは眠ってしまっていた。
本を読んでいた姿勢のまま眠っているアリシアは可愛くて、起きていられるぎりぎりまで待っていてくれたのかと思うと愛しくて、抱き締めた体は柔らかくて、レイヴンは昂った体を抑えるのに毎日苦労したのだ。
その上昼間の口づけで散々煽られたレイヴンは、このまま発散せずに眠ることなどできない。
「愛している、アリシア」
レイヴンを止めようとした手を握って口づけると、アリシアがそれ以上の抵抗をすることはなかった。
「アリシア、愛している。愛しているよ」
「あっ!んぁ…っ」
レイヴンがアリシアの耳元で囁く。
アリシアは先程から体を捩って与えられ続ける愛撫から逃げようとしているけれど、後ろからがっちり抱き込まれているので喘ぎ声を上げることしか出来ていない。
レイヴンは一度正面からアリシアの首筋や胸、腹に唇を這わした後、背中へまわった。そして抱き締めるようにしてアリシアの胸へ手をまわしている。
弾力のある膨らみがレイヴンの手の中で形を変えていく。
ぐちゅぐちゅといった水音がしているのは、アリシアの秘所にレイヴンの太腿が触れているからだ。
レイヴンはアリシアの足の間に足を差し込んで絡み合うようにしている。
快感を与え続けられながら決定的なものを与えられないアリシアは、無意識のまま腰を動かし、レイヴンの太腿に秘所を擦りつけている。
レイヴンの昂ぶりはアリシアの背中に押し付けられているので、アリシアが動くことで擦られる。こちらも先走りですっかり濡れそぼっているので2人分の水音だった。
「ああぁぁっ!」
胸の柔らかい感触を楽しんでいた指が硬くなった頂をきゅっと撮めばアリシアの腰が跳ねた。
あふれた愛液が太腿を伝う。
「アリシア、可愛い。アリシア」
レイヴンはアリシアの胸を揉みしだきながら首筋や耳元に唇を這わす。
昼間は味わうことが出来なかった耳たぶを口に含んでねっとりと舐め上げる。
「ぁ、んっ」
背中側からではどれだけ胸をいじっていてもアリシアに抱き締めてもらうことはできない。
それを残念に思いながらも、ぴったり密着したこの状態をレイヴンは嬉しく思っていた。
余程もどかしいのかアリシアの腰の動きが激しくなり、ぐちゅぐちゅという水音が大きくなる。
「あぁっ!!」
「う…っ!」
何気ないふりでレイヴンが足を動かすと、秘所を擦られたアリシアの体が跳ねた。
アリシアの背で擦られたレイヴンの昂ぶりも限界が近い。
レイヴンは絡めた足を引き抜くと、胸をいじっていた手を腹から下へと滑らせた。
強すぎる刺激を与えるとアリシアは口を手で塞いでしまう。
アリシアの声を聞いていたいレイヴンは中に指を入れるのを躊躇い、中指で襞の間を軽く擦った。
「ああぁぁっ!」
「……っ!!」
アリシアが腰を跳ねさせ、レイヴンの昂ぶりが擦られる。
「ああ、あああぁっ!!!」
「うぁ…っ!」
空いている指で硬くなった花芯を弾くとアリシアは大きく体を震わせて上り詰める。
その背中で擦られたレイヴンも耐えきれず、同時にびゅくっと白濁を吐き出していた。
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