73 / 104
71.お風呂に入りましょう。
しおりを挟むついにalfalfa全員の連絡先を手に入れてしまった…。悪用なんて絶対しないけど、なんか凄いものを手に入れてしまったなぁと思う。この間までただのファンだったのに。俺がスマホを掲げていると、後ろから声がかかる。
「りーんさん!ふたりっきりですね」
「そう…だね」
「デート楽しかったですね!そういえば、リンさんに渡そうと思ってたものがあって」
二人を見送ったあと、俺は藍月くんに後ろから抱き締められていた。ソファで寛いでいた筈なんだけど。いつの間にか背もたれとの間に藍月くんが入り込んでいた。
「ん?なぁに?」
「お揃いでなんか欲しくて、イルカのストラップです!」
「ふふっ可愛いね、ありがとう。カバンにつけようかな」
「はい!俺もつけます!」
藍月くんがくれたのは、イルカの形をしていて、中にドライフラワーが入っているストラップだった。お揃いってなんか嬉しいな。いつの間に買ってくれたんだろ…。俺もなんか準備すれば良かったなぁ。
「リンさん、お風呂一緒に入りたいです」
「んー、恥ずかしいから…」
「明るくしないから!お願いします!」
「…わかったよ」
「やったー!!えへへ!」
恥ずかしいけど、藍月くんのお願いは聞いてあげたいし…。今だって貰ったばっかりだし。いつも貰うばっかりで全然返せてないんだ。よし!頑張ろ!
先に入らせてもらうことにして、身体と頭を洗って湯に浸かる。お風呂って気持ちいいよな。にごり湯にしたので、そんなに見えないと思うし。
「お邪魔します!」
「うん」
うわぁ、改めて見るといい身体してる…。流石アイドル。シックスパックってやつだ。足も腕もいい感じに引き締まってて凄い。はっ!ついガン見しちゃってた。
「ふふっ俺の身体好きですか?」
「え?…あ…ごめん見過ぎちゃった…」
「いえ!リンさんに気に入ってくれるなら、鍛えといて良かったなぁと思って!嬉しいです!」
「そう?…格好いいとは…思うよ。」
「やった!頑張ってキープします!」
サッと身体と頭などを洗い終えて、お風呂に入る藍月くん。入れるように片側に寄ろうと思ったけど、そのままでと言われる。藍月くんがさっきのように、俺の後ろに入ってくる。後ろから腕をお腹に回される。
裸で密着するのって緊張する。スベスベ肌だ…。筋肉質だし。ドキドキ聞こえちゃいそう。でも、藍月くんもドキドキしてる…かも?
「ねぇ、リンさんシたい。だめ?」
「…駄目じゃないよ」
「ん、ありがと…じゃあキスしよ?」
「うん」
後ろを振り返ってキスをする。少しだけ、体勢がキツいけどそれよりもキスの方に意識が持っていかれる。柔らかくて、ぬるぬるする。口の中を蹂躙される。普段ならそこまで意識しない水音がお風呂場に反響して、大きく聞こえる。ピチャピチャと響いてやらしい音に、さらに高まっていく。
「ん…はっ…んぅ…」
「ふぅ…気持ちいいですね…俺キス好きなんです」
「ん、よかった…」
「あがりましょうか…ベッドでシたい。」
「うん」
若干力はいらないけど、藍月くんが支えてくれたので身体を預ける。そして寝室まで移動する。これからされることに期待しながら、ベッドにあがる。
_______________
お気に入り、ブックマーク、感想などありがとうございます_(._.)_
20
あなたにおすすめの小説
嫌われ者の長男
りんか
BL
学校ではいじめられ、家でも誰からも愛してもらえない少年 岬。彼の家族は弟達だけ母親は幼い時に他界。一つずつ離れた五人の弟がいる。だけど弟達は岬には無関心で岬もそれはわかってるけど弟達の役に立つために頑張ってるそんな時とある事件が起きて.....
公爵家の末っ子に転生しました〜出来損ないなので潔く退場しようとしたらうっかり溺愛されてしまった件について〜
上総啓
BL
公爵家の末っ子に転生したシルビオ。
体が弱く生まれて早々ぶっ倒れ、家族は見事に過保護ルートへと突き進んでしまった。
両親はめちゃくちゃ溺愛してくるし、超強い兄様はブラコンに育ち弟絶対守るマンに……。
せっかくファンタジーの世界に転生したんだから魔法も使えたり?と思ったら、我が家に代々伝わる上位氷魔法が俺にだけ使えない?
しかも俺に使える魔法は氷魔法じゃなく『神聖魔法』?というか『神聖魔法』を操れるのは神に選ばれた愛し子だけ……?
どうせ余命幾ばくもない出来損ないなら仕方ない、お荷物の僕はさっさと今世からも退場しよう……と思ってたのに?
偶然騎士たちを神聖魔法で救って、何故か天使と呼ばれて崇められたり。終いには帝国最強の狂血皇子に溺愛されて囲われちゃったり……いやいやちょっと待て。魔王様、主神様、まさかアンタらも?
……ってあれ、なんかめちゃくちゃ囲われてない??
―――
病弱ならどうせすぐ死ぬかー。ならちょっとばかし遊んでもいいよね?と自由にやってたら無駄に最強な奴らに溺愛されちゃってた受けの話。
※別名義で連載していた作品になります。
(名義を統合しこちらに移動することになりました)
どうせ全部、知ってるくせに。
楽川楽
BL
【腹黒美形×単純平凡】
親友と、飲み会の悪ふざけでキスをした。単なる罰ゲームだったのに、どうしてもあのキスが忘れられない…。
飲み会のノリでしたキスで、親友を意識し始めてしまった単純な受けが、まんまと腹黒攻めに捕まるお話。
※fujossyさんの属性コンテスト『ノンケ受け』部門にて優秀賞をいただいた作品です。
【完結】愛されたかった僕の人生
Kanade
BL
✯オメガバース
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。
今日も《夫》は帰らない。
《夫》には僕以外の『番』がいる。
ねぇ、どうしてなの?
一目惚れだって言ったじゃない。
愛してるって言ってくれたじゃないか。
ねぇ、僕はもう要らないの…?
独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
✻改稿版を他サイトにて投稿公開中です。
【完結】最強公爵様に拾われた孤児、俺
福の島
BL
ゴリゴリに前世の記憶がある少年シオンは戸惑う。
目の前にいる男が、この世界最強の公爵様であり、ましてやシオンを養子にしたいとまで言ったのだから。
でも…まぁ…いっか…ご飯美味しいし、風呂は暖かい…
……あれ…?
…やばい…俺めちゃくちゃ公爵様が好きだ…
前置きが長いですがすぐくっつくのでシリアスのシの字もありません。
1万2000字前後です。
攻めのキャラがブレるし若干変態です。
無表情系クール最強公爵様×のんき転生主人公(無自覚美形)
おまけ完結済み
弟がガチ勢すぎて愛が重い~魔王の座をささげられたんだけど、どうしたらいい?~
マツヲ。
BL
久しぶりに会った弟は、現魔王の長兄への謀反を企てた張本人だった。
王家を恨む弟の気持ちを知る主人公は死を覚悟するものの、なぜかその弟は王の座を捧げてきて……。
というヤンデレ弟×良識派の兄の話が読みたくて書いたものです。
この先はきっと弟にめっちゃ執着されて、おいしく食われるにちがいない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる