転生したら猫獣人になってました

おーか

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170.魔術学園1年生6

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学園祭で皆に会えるかもと思ったら、より楽しみだなって思う。取り敢えず来るのかもわからないから、エルに聞いてみよう。エルなら予定把握してると思うし。みんなも忙しいと思うけど、週一くらいで連絡を取り合っている。今回発情期で連絡が遅れたから心配かけちゃったかもな。

えっと…魔術学園祭には王族が参加するって聞いたんだけど、王国からは誰が来るの?みんなに会えるなら時間取るから教えて欲しい。

こんな感じの内容を丁寧に書いて送る。返事はすぐに返ってきて、ヨルクが行くからエルも来るってことだった。けれど王族とはいえ、資格の無いものが魔術学園都市に入れるのは国で5人までらしく、残りの3席を争っているらしい。

誰が争っているのかと言えば、俺のこと大好きな我が父や魔術士団員達、それからリリスたちだ。魔術士団員については、俺に会いたい面々も居れば純粋に魔法を見たいという面々も居る。

「テスラさん、今回誰が来るかなー?楽しみだね!みんなと会えるし、お祭りだし!」

「まだ先のことだろう?」

そう、まだテストも終わってないし、あと4ヶ月は先の話だ。

「そうだけど、それまでに俺も成長しないとね!」

「ああ、私も協力しよう」

「あ、先の話ついでに言っておくね。テスラさん、俺来年ダンジョン実習取るからね。」

「そうか。私も少しダンジョンに潜っておこう。」

「いいの?」

「もちろんだ。他の冒険者となんて行かせられない。」

「えへへー!大好き!」

テスラさんの研究室でヘルメスと同じように日本語を使って魔法陣を書いてみている。日本語を使っての魔法陣は存外難しい。範囲だとか威力だとかを指定する言葉選びがなぁ…

テスラさんはすっごい褒めてくれるけどね。

俺にもっと語彙力があれば…はぁ…。よし、テスラさんに癒やしてもらおー。獣型になってテスラさんの膝に潜り込む。安心感が半端ないんだよなテスラさんの膝の上。テスラさんは当然のごとく受け入れて撫でてくれる。大っきくて暖かい手…うん…気持ちいい。

「ごろごろごろ…」

「ナルア可愛いな」

「みー…」

研究室で共に作業をしていたのだが、ナルアが猫になり膝に乗ってきた。こういう時は大抵甘えたいときだからな。撫でてやると、気持ちよさそうに目を細める。ナルアが手に身体を擦り付けてくる。

撫でるのをやめれば、なんで?と見上げてくる。抗議するようにみーみーと声を上げる。それでも撫でてやらないと、起き上がり私の胸に前足をおき、顔を近づけてくる。

「みゃう!」

「ふふっ可愛いなナルア」

「にー!」

「ちゅっ…」

「みゃ!?」

ナルアの鼻先にキスするとびっくりして膝から飛び降りた。その後すぐに膝に戻ってきた。密着するように手を添えてやると満足したようで、ナルアはそのまま眠りについた。

コンコンコン

「入れ」

「テスラさん、夕飯の準備って…あ、ナルアくん寝てるっすか?」

「ああ。もう少し寝かせておこうと思う。」

「えっと…じゃあ俺とティナで作っちゃうっすね。出来たら呼びにくるっす」

「ああ、頼む」





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