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第ニ部 loves
第七十六話 【兄弟喧嘩】
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ほたるを泣かせてしまった。
彼女と交際を開始する前、桃哉さんに「ほたるを泣かすなよ」と言われていたのに。そんな約束一つ守れないなんて、なんと不甲斐ない男なのか。
いつもより早く家を出たのは、兄と遥臣の所へ顔を出す為だった。一言二言文句を言ってやらねばどうにも気が収まらない。特に兄──。
何故ほたるに無理矢理酒を飲ませたのか。本当に何もしていないのか。ほたるの言葉を信じていない訳ではない。ただ、脅されて口止めされている可能性を考慮しているだけに過ぎない。
「おはようございます、マスター!」
「……ああ、おはよう」
今の俺には、すれ違う従業員達の挨拶を笑顔で返す余裕もない。兄と弟がいるであろう、式場側の事務所に急ぎ足を進める。
ノックをし、勢いよくドアを開く。室内で事務仕事に徹する従業員達が、驚いて一斉に顔を上げた。今の俺はどんな顔をしているだろうか。きっと、いつものように落ち着いた雰囲気の表情は作れていない。そんな顔を見て、周りの人々がどんな顔をしているのか気にする余裕もなかった。
「珍しい客だな」
窓際で書類を手にし、何やら女性事務員に指示を出していた兄が、俺の顔を見て口角を上げた。驚いているというよりも、完全に面白がっている顔だ。
「副支配人」
「なんだよマスター。恐ろしい顔をして」
「話があります」
「ここで聞こう」
「場所を変えて頂きたい」
室内の物音がぴたりと止む。皆、聞き耳を立てるのに必死なのかもしれない。平然を装っているつもりだが俺の声はいつもとは違い、低く威圧するような声色だった。
「遥臣は?」
「ここにいる」
仕事用の真面目な声色を作った遥臣が、資料室から姿を現した。眼鏡の奥の瞳は、やはり事を面白がっているのか、ゆるりと弛緩している。
「二人共、忙しい所申し訳ないが少し時間を割いて欲しい」
「何の話だろうな」
俺の後を着いてくる兄が、酷く冷静な口調で言う。わかっているくせに──わかっているくせにこの口調。既に腸の煮えくり返っている俺は、その言葉に堪忍袋の尾が切れてしまった。
「……わかっているだろうがっ!!」
怒気を孕んだ俺の声が、事務所内に響き渡る。兄の背後の席に座る事務員達の肩が、怒鳴り声と同時にびくりと跳ねたのがわかった。
落ち着けと言わんばかりの兄の視線に、またしても怒鳴りたくなってしまう。が、これ以上失態を晒すのは流石に憚られる。歯をぎりぎりと鳴らしながら、俺は兄と弟を連れ立って事務所を飛び出し、普段は使用しない多目的室へと足を進めた。
「……で、なに、柊兄?」
「『なに?』じゃないだろうが!」
遥臣を睨み付け、それから兄の胸倉へと手を伸ばす。深緑のネクタイがぐしゃりと歪み、兄は不満げに眉を寄せた。
「何故俺に掴みかかる?」
「俺は昨夜のことを怒っているんだ」
「ほたるちゃんを連れ回したこと?」
「前も言ったが、その『ほたるちゃん』ってのを止めろ」
「ほたるちゃんはほたるちゃんだろう?」
俺の手を無理矢理引き剥がした兄は、服の乱れを直し、壁へと背を預け腕を組む。遥臣はといえば、いつの間にやら椅子へと腰を下ろしていた。
「嫌がるほたるに、無理矢理酒を飲ませたんだろ?」
「無理矢理じゃないさ、彼女も乗り気だった。嫌だなんて一言も言わなかった」
「言わなかったんじゃなくて、言えなかっただけだ。そんなこともわからないのか!」
「わかっているさ」
感情的な俺とは正反対に、兄は冷静だ。そのせいで、落ち着く所か俺の怒りは徐々に増して行く。
「わかっていて、酒を勧めた。酒を飲ませて本性を見てやろうと思っただけだよ」
「……本性?」
「我が家に嫁ぐ者として相応しいかどうか、見極めただけだ。また……あまりにも可愛らしかったから、思わず食べてしまうところだったけどな」
「ふざけるなよ」
「はは、冗談だ」
何が『食べてしまうところだった』だ。今まで選べと言って俺の前に連れてきた女性を、何人も食べたくせに。中には俺と交際中の女性にまで手をつけたくせに。
(ひょっとしてそれも、見極める為だったとでもいうのか?)
「安心しろ。ほたるちゃんには指一本触れていない」
「背中を見た、というのは?」
「黒部に任せて俺は家に帰ったんだよ。朝部屋に黒部を起こしに行ったら、ほたるちゃんが裸で寝てるからさ……チラッと背中が、な」
「他は見てないだろうな?」
「見てないって」
「……なら、いい」
これ以上は事実の確かめようがないので、ここは兄の言葉を信じるしかない。ほたるにも──いや、ほたる自身も怖かっただろうに、かなり反省していた様子だった。これ以上、俺から何も言うべきではない。
「あ~ごめん。俺は触った」
「……は?」
振り返ると、全く悪気の無い顔の遥臣がスマートフォンに目を落としていた。人の話を聞いているのか聞いていないのかわからぬ態度に俺は小さく舌を打った。
「とはいっても、頭なでなでして口説いただけだよ。黒部に止められたしね。ていうか、柊兄ほたるさんに対して過保護すぎじゃない? 少しくらい遊ばせてあげても──」
「別に、ほたるに鎖をつけている訳でも、囲っている訳でもない。束縛せず、お互い自由にやってる。というかお前、なでなでして口説いたって、どういうことだ」
スマートフォンから顔を上げ、足を組み直した遥臣は首を傾げながら俺を見上げる。母に似たその顔立ちは、俺や兄とは違い女性のような品性がある。昔から母と対面しているようで、俺はあまり強く遥臣を叱ることが出来なかった。
「可愛らしくて、ついね。頭を撫でたら縮こまっちゃって、余計可愛さが増したよね。だから『欲しい』って言ったんだ」
「欲しいって、お前──」
「その後色々言葉を並べてみたけど、見かけによらずけっこうアレなんだね~、彼女」
「お前……」
「いいなあ柊兄。俺もエッチな女の子と付き合いたい」
「……ハァ」
呆れて言葉も出てこない。こいつらはほたるのことを何だと思っているのか。交際していることに関して言いたいことがあるのならば、俺に言えばいいだけの話なはず。それなのにほたるにちょっかいを出すなんて。
「……一体何がしたいんだ、兄さんも遥も」
「わからないのか?」
小声で呟いた大きな疑問に食いついたのは兄。腕に巻いた時計で時刻を確認すると、兄は少しだけ早口で訳のわからない言葉を吐いた。
「俺は長男として、彼女がこの家に相応しい人間かどうかを見極める為に接触をした。少しでも相応しくないと思ったら、俺が自ら調教をしてやるつもりだ。美味しく仕上がって、お前から奪えそうなら奪う」
「……は? 相応しいってなんだ。調教ってなんだ。奪うってなんだ。ふざけているのか?」
「真面目半分、おふざけ半分だな──以上」
話は終わりだと言わんばかりに、兄は部屋から出ていく。まだ話は終わっていないというのに、相変わらず身勝手な兄だ。
遥臣を見ると彼も立ち上がり、退出する意思表示をしていた。のんびりと足を進めながら、ゆるりと口を開く。
「俺はねぇ、単純に外見が好みだったんだよね。もう少し話してみないと性格まではわかんないけど。遊び相手にするにはスタイルも良かったし、丁度良いかなって」
「ほたるがお前達のような男に靡くと思ったら大間違いだ」
「随分と自分に自信があるんだね、柊兄。柊兄がモテるのはみんな知ってるけど、俺も夏兄も同じくらいモテるからね。簡単に落としてみせるよ、ほたるさんのこと」
「……これ以上、ほたるに近づくな」
「はいは~い」
「遥っ!」
俺の怒鳴り声と同時に、扉は閉まる。室内に取り残された俺は一人膝を折ってしゃがみ込む。
「……ハァ」
大丈夫だ。ほたるは、あんな奴等に靡くような女性でないということは、俺が一番理解している。心配なのは、俺の居ぬ間に彼等がほたるに嫌がらせをしないかということだった。俺一人で奴等二人からほたるを守りぬくことが出来るだろうか。
「……相談してみるか」
こういう時にうってつけ役の彼女を、俺は頼ることにした。ほたるとの関係も良好そうだったし、きっと力を貸してくれるはずだ。
彼女と交際を開始する前、桃哉さんに「ほたるを泣かすなよ」と言われていたのに。そんな約束一つ守れないなんて、なんと不甲斐ない男なのか。
いつもより早く家を出たのは、兄と遥臣の所へ顔を出す為だった。一言二言文句を言ってやらねばどうにも気が収まらない。特に兄──。
何故ほたるに無理矢理酒を飲ませたのか。本当に何もしていないのか。ほたるの言葉を信じていない訳ではない。ただ、脅されて口止めされている可能性を考慮しているだけに過ぎない。
「おはようございます、マスター!」
「……ああ、おはよう」
今の俺には、すれ違う従業員達の挨拶を笑顔で返す余裕もない。兄と弟がいるであろう、式場側の事務所に急ぎ足を進める。
ノックをし、勢いよくドアを開く。室内で事務仕事に徹する従業員達が、驚いて一斉に顔を上げた。今の俺はどんな顔をしているだろうか。きっと、いつものように落ち着いた雰囲気の表情は作れていない。そんな顔を見て、周りの人々がどんな顔をしているのか気にする余裕もなかった。
「珍しい客だな」
窓際で書類を手にし、何やら女性事務員に指示を出していた兄が、俺の顔を見て口角を上げた。驚いているというよりも、完全に面白がっている顔だ。
「副支配人」
「なんだよマスター。恐ろしい顔をして」
「話があります」
「ここで聞こう」
「場所を変えて頂きたい」
室内の物音がぴたりと止む。皆、聞き耳を立てるのに必死なのかもしれない。平然を装っているつもりだが俺の声はいつもとは違い、低く威圧するような声色だった。
「遥臣は?」
「ここにいる」
仕事用の真面目な声色を作った遥臣が、資料室から姿を現した。眼鏡の奥の瞳は、やはり事を面白がっているのか、ゆるりと弛緩している。
「二人共、忙しい所申し訳ないが少し時間を割いて欲しい」
「何の話だろうな」
俺の後を着いてくる兄が、酷く冷静な口調で言う。わかっているくせに──わかっているくせにこの口調。既に腸の煮えくり返っている俺は、その言葉に堪忍袋の尾が切れてしまった。
「……わかっているだろうがっ!!」
怒気を孕んだ俺の声が、事務所内に響き渡る。兄の背後の席に座る事務員達の肩が、怒鳴り声と同時にびくりと跳ねたのがわかった。
落ち着けと言わんばかりの兄の視線に、またしても怒鳴りたくなってしまう。が、これ以上失態を晒すのは流石に憚られる。歯をぎりぎりと鳴らしながら、俺は兄と弟を連れ立って事務所を飛び出し、普段は使用しない多目的室へと足を進めた。
「……で、なに、柊兄?」
「『なに?』じゃないだろうが!」
遥臣を睨み付け、それから兄の胸倉へと手を伸ばす。深緑のネクタイがぐしゃりと歪み、兄は不満げに眉を寄せた。
「何故俺に掴みかかる?」
「俺は昨夜のことを怒っているんだ」
「ほたるちゃんを連れ回したこと?」
「前も言ったが、その『ほたるちゃん』ってのを止めろ」
「ほたるちゃんはほたるちゃんだろう?」
俺の手を無理矢理引き剥がした兄は、服の乱れを直し、壁へと背を預け腕を組む。遥臣はといえば、いつの間にやら椅子へと腰を下ろしていた。
「嫌がるほたるに、無理矢理酒を飲ませたんだろ?」
「無理矢理じゃないさ、彼女も乗り気だった。嫌だなんて一言も言わなかった」
「言わなかったんじゃなくて、言えなかっただけだ。そんなこともわからないのか!」
「わかっているさ」
感情的な俺とは正反対に、兄は冷静だ。そのせいで、落ち着く所か俺の怒りは徐々に増して行く。
「わかっていて、酒を勧めた。酒を飲ませて本性を見てやろうと思っただけだよ」
「……本性?」
「我が家に嫁ぐ者として相応しいかどうか、見極めただけだ。また……あまりにも可愛らしかったから、思わず食べてしまうところだったけどな」
「ふざけるなよ」
「はは、冗談だ」
何が『食べてしまうところだった』だ。今まで選べと言って俺の前に連れてきた女性を、何人も食べたくせに。中には俺と交際中の女性にまで手をつけたくせに。
(ひょっとしてそれも、見極める為だったとでもいうのか?)
「安心しろ。ほたるちゃんには指一本触れていない」
「背中を見た、というのは?」
「黒部に任せて俺は家に帰ったんだよ。朝部屋に黒部を起こしに行ったら、ほたるちゃんが裸で寝てるからさ……チラッと背中が、な」
「他は見てないだろうな?」
「見てないって」
「……なら、いい」
これ以上は事実の確かめようがないので、ここは兄の言葉を信じるしかない。ほたるにも──いや、ほたる自身も怖かっただろうに、かなり反省していた様子だった。これ以上、俺から何も言うべきではない。
「あ~ごめん。俺は触った」
「……は?」
振り返ると、全く悪気の無い顔の遥臣がスマートフォンに目を落としていた。人の話を聞いているのか聞いていないのかわからぬ態度に俺は小さく舌を打った。
「とはいっても、頭なでなでして口説いただけだよ。黒部に止められたしね。ていうか、柊兄ほたるさんに対して過保護すぎじゃない? 少しくらい遊ばせてあげても──」
「別に、ほたるに鎖をつけている訳でも、囲っている訳でもない。束縛せず、お互い自由にやってる。というかお前、なでなでして口説いたって、どういうことだ」
スマートフォンから顔を上げ、足を組み直した遥臣は首を傾げながら俺を見上げる。母に似たその顔立ちは、俺や兄とは違い女性のような品性がある。昔から母と対面しているようで、俺はあまり強く遥臣を叱ることが出来なかった。
「可愛らしくて、ついね。頭を撫でたら縮こまっちゃって、余計可愛さが増したよね。だから『欲しい』って言ったんだ」
「欲しいって、お前──」
「その後色々言葉を並べてみたけど、見かけによらずけっこうアレなんだね~、彼女」
「お前……」
「いいなあ柊兄。俺もエッチな女の子と付き合いたい」
「……ハァ」
呆れて言葉も出てこない。こいつらはほたるのことを何だと思っているのか。交際していることに関して言いたいことがあるのならば、俺に言えばいいだけの話なはず。それなのにほたるにちょっかいを出すなんて。
「……一体何がしたいんだ、兄さんも遥も」
「わからないのか?」
小声で呟いた大きな疑問に食いついたのは兄。腕に巻いた時計で時刻を確認すると、兄は少しだけ早口で訳のわからない言葉を吐いた。
「俺は長男として、彼女がこの家に相応しい人間かどうかを見極める為に接触をした。少しでも相応しくないと思ったら、俺が自ら調教をしてやるつもりだ。美味しく仕上がって、お前から奪えそうなら奪う」
「……は? 相応しいってなんだ。調教ってなんだ。奪うってなんだ。ふざけているのか?」
「真面目半分、おふざけ半分だな──以上」
話は終わりだと言わんばかりに、兄は部屋から出ていく。まだ話は終わっていないというのに、相変わらず身勝手な兄だ。
遥臣を見ると彼も立ち上がり、退出する意思表示をしていた。のんびりと足を進めながら、ゆるりと口を開く。
「俺はねぇ、単純に外見が好みだったんだよね。もう少し話してみないと性格まではわかんないけど。遊び相手にするにはスタイルも良かったし、丁度良いかなって」
「ほたるがお前達のような男に靡くと思ったら大間違いだ」
「随分と自分に自信があるんだね、柊兄。柊兄がモテるのはみんな知ってるけど、俺も夏兄も同じくらいモテるからね。簡単に落としてみせるよ、ほたるさんのこと」
「……これ以上、ほたるに近づくな」
「はいは~い」
「遥っ!」
俺の怒鳴り声と同時に、扉は閉まる。室内に取り残された俺は一人膝を折ってしゃがみ込む。
「……ハァ」
大丈夫だ。ほたるは、あんな奴等に靡くような女性でないということは、俺が一番理解している。心配なのは、俺の居ぬ間に彼等がほたるに嫌がらせをしないかということだった。俺一人で奴等二人からほたるを守りぬくことが出来るだろうか。
「……相談してみるか」
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