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その2
2−6
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口の次は足。お客さんは裸で寝転んで、私は足の先に椅子を置いて座る、そこから脚を伸ばして十本の足の指をくねくねさせて刺激するの。それが好きな人、多いんだって。
それから素股、乳房、といろんなところを利用して肉茄子を刺激する方法を学んだ。あ、本番は無しだよ。
朝から晩まで、寝ても覚めても裸の信夫さんとショウちゃんが近くにいて、数日もするととんでもなく二人に親近感が湧いたわ。まさしく裸の付き合いってやつよ。二人ともお金目当てなんかじゃない、スケベ心とお節介で私を助けてくれたのよね。私も精一杯お返しのつもりで頑張った。本番だけはどうしても出来ないって断ったけど、そのことも理解してくれた。
「わしらがな、ニ十、三十若かったら、こんなかたちで暮らすことは出来んと思うんだよな」ふと信夫さんが言った。
「あー、ホンマそう思いますわ。信さんと真知子さんがねっちょりやってるの見たら、あたし我慢できんかったと思てます」
「お二人には本当に感謝してるわ。私はお金もないし、身体はもう見せるとこも出せるとこもないしで、どうお礼したらいいのか・・・」
「充分してくれたじゃないですか。真知子さんの唇の近くにほくろがあるでしょ、それがそそるんです。イケますよ。真知子さん、きっと稼げますわ」とショウちゃん。
ショウちゃんはとてもかわいい人。信夫さんもいい人だけど、ショウちゃんとは気安く話せるし、ゲイさんだから私を欲望の対象として見ない。同性の友人といった感じなの。
「それじゃそろそろサイトに登録しますか」
と、信夫さんが薦めてくれたのは、素人がお金目的に性サービスを提供できる花結び、という掲示板サイトだったわ。
投稿出来るのはサービス提供者だけ。性別、年齢、なぜかスリーサイズ、それと活動範囲(南大阪一帯を選んだ)、それに特記事項(三十分ニ千円。ただし本番厳禁!と入力した)。
サービスを受けたい人はそれを見て、顔写真を添付して連絡。私はそれを見て約束ごとを決めて、それで良ければこちらも写真を送る。お互いが良いなら逢いましょう、というシステムだ。
登録を済ませて、次に庭に出て写真撮影。さすがに裸ではおかしいとトレーナーを着た。ずっと裸だったから、重さに肩が疲れる。
登録して一時間もすると、幾つもの応募メールが来た。
それから素股、乳房、といろんなところを利用して肉茄子を刺激する方法を学んだ。あ、本番は無しだよ。
朝から晩まで、寝ても覚めても裸の信夫さんとショウちゃんが近くにいて、数日もするととんでもなく二人に親近感が湧いたわ。まさしく裸の付き合いってやつよ。二人ともお金目当てなんかじゃない、スケベ心とお節介で私を助けてくれたのよね。私も精一杯お返しのつもりで頑張った。本番だけはどうしても出来ないって断ったけど、そのことも理解してくれた。
「わしらがな、ニ十、三十若かったら、こんなかたちで暮らすことは出来んと思うんだよな」ふと信夫さんが言った。
「あー、ホンマそう思いますわ。信さんと真知子さんがねっちょりやってるの見たら、あたし我慢できんかったと思てます」
「お二人には本当に感謝してるわ。私はお金もないし、身体はもう見せるとこも出せるとこもないしで、どうお礼したらいいのか・・・」
「充分してくれたじゃないですか。真知子さんの唇の近くにほくろがあるでしょ、それがそそるんです。イケますよ。真知子さん、きっと稼げますわ」とショウちゃん。
ショウちゃんはとてもかわいい人。信夫さんもいい人だけど、ショウちゃんとは気安く話せるし、ゲイさんだから私を欲望の対象として見ない。同性の友人といった感じなの。
「それじゃそろそろサイトに登録しますか」
と、信夫さんが薦めてくれたのは、素人がお金目的に性サービスを提供できる花結び、という掲示板サイトだったわ。
投稿出来るのはサービス提供者だけ。性別、年齢、なぜかスリーサイズ、それと活動範囲(南大阪一帯を選んだ)、それに特記事項(三十分ニ千円。ただし本番厳禁!と入力した)。
サービスを受けたい人はそれを見て、顔写真を添付して連絡。私はそれを見て約束ごとを決めて、それで良ければこちらも写真を送る。お互いが良いなら逢いましょう、というシステムだ。
登録を済ませて、次に庭に出て写真撮影。さすがに裸ではおかしいとトレーナーを着た。ずっと裸だったから、重さに肩が疲れる。
登録して一時間もすると、幾つもの応募メールが来た。
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