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その6

6−3

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「もうこんなことになっちゃってるから言うけどさ。私の身体、問題があるのよ」

「クラミジア?」

「・・・感染症じゃないから安心して。でもおんなじとこよ。不感症なの」

「不感症?乳首なんかこんなにビンビンになってるのに?アア~ンとかイヤァ~ンとかよがってたのに?冗談!」

「下よ下!いいわ、入れてみたらいいわよ」
 私は首を伸ばして沢田くんの肉茄子に目をやった。やっぱりカチンカチンになってるじゃない。

「いいわ。とにかくやってみて。萎んじゃったらお口で戻してあげるから」

「ホント?そっちの方がいいかも」 

「馬鹿、早くやってみて」

「わ、わかった」
 沢田くんは私から身体を離すと、私のアソコを指で器用に開いた。

 ずんッ。私のぬるりとした体液が肉茄子の先っちょを招き入れると、沢田くんはそのまま私に抱きついてくる。するとお股の肉茄子も一緒になって奥まで滑り込んできて密着!
 そのあと突然、動きが止まった。
 ギュッ!沢田くんの腕と胸が私の身体を締め付ける。
 ぐぐぐ!私の身体の奥にある何かが弾けた。
 頭が・・・真っ白。
 何も考えられない。
 あ。
 私の中の肉茄子が抜き足、差し足、忍び足で動き始めた。
 抜き足、差し足、忍び足、抜き足差し足忍び足、抜き足差し足忍び足。

 肉茄子の忍者は大きく、硬くなって機関車に変身したわ。シュポシュポシュポボ!
 シュポシュポシュポボ!シュポシュポシュポボ!下り坂になったのかな。スピードが・・・あんまり早くて私は腰が抜けそうだよ。
 シュポシュポシュポボ!シュポシュポシュポボ!シュポシュポシュポボ!

 トンネルの先が見えてきて・・・
 光は見る見る大きくなって・・・
 あーッ!
 私は光に包まれた。
 私のすべては光でいっぱいになった。
 目なんか開けられない。
 私の身体は何度も電気に貫かれ、そのたびごとに子宮がとろとろ溶けてゆく。
 とろとろ、とろとろ、じん、じん、じん。

 ・・・・・

「いったいどこが不感症だってのよ。感じまくりだったじゃないの。いや、俺もすっごい気持ちよかったけどさ。でもなあ。熟女ってのはやっぱり違うんだなあってつくづく思った。それとも森川さんが特別なのかな」

「私もまさかあんたに開拓されるなんて思ってもみなかったわよ」

「かいたく?」

「私、あんたに耕されたのよ。この歳になって、やっと芽吹いたってこと」

「ふーん。これまではホントに感じなかったのか?でも俺、もう若い女には戻れないかもしれんなあ」

「沢田くん。あんた本当に子どもだね。飽きるのよ。どんな美味しいお店でも必ず飽きがくる、それと一緒。物珍しさで私を誘ったでしょ。でもそのうち必ず飽きる。飽きてまた別の若い子の味に感動とかするわけ」

「ふーん。さすが人生の先輩だな。そういうことかもね」


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