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パスタを食べる僕
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僕は今、頭を抱えている。
目の前にある透明なビン。
中には白い粉が入っている。
塩か砂糖。きっとどちらかだろう。
まだ状態が安定していない。
塩かもしれないし、砂糖かもしれない。
シュレディンガーの調味料。
いや視認できてるやん。
全く、量子力学には精通していない。言いたいだけ。
専門家に怒られるぞ。
これを開けずに確認する方法はないだろうか。
いや、開けろよ。そう思っただろう。
あの時、買わなかった選択を認めたくない。
そんなこと思ってないもん。
茶番はこのぐらいにして。
蓋を開けて・・・
開けて・・・
・・・
開かないだと。
この前突き指したせいで、蓋が開かない。
もしくは蓋が固い。
閉じこもっている。僕と同じだ。
それじゃだめだ。僕みたいになるな。
君は外に出るんだ。外は明るいぞ。
君はパスタとして輝くや。
4話パスタをこすり続ける物語もない。
どこからか声が聞こえた。
---------------
まずい笑、本当に開かない。
仕方ない。
【急募】砂糖と塩を蓋を開けずに見分ける方法
クエスト受注完了。
そういえば周りに誰もいなかった。
見た目は白。色からはいけないか。
ネットで調べると粒の大きさで分かる。
そうなのか。料理素人が露呈する。
粒は塩の方が大きいから、ゴツゴツしてると。
砂糖はさらさらしていると。
どれどれ。
瓶に近づく。ちょー遠視である。
さらさらしている気がする。
僕の髪の毛みたいだ。
・・・
僕の髪の毛みたいだ!!!!(圧)
ということはこれは砂糖か。
良くやった。パスタは美味しく食べたい。
少し甘めのトマトソースが好きなのだ。
異論は認める。
?「いや、しょっぱい方が・・・」
皆の者、あいつに砂糖を撒きなさい。
これは僕の物語、誰にも邪魔されない。
しょっぱいギャグばっかり。甘く見てくれ。
これでパスタを作ることができる。
さあ、始めよう。
---------------
フライパンを準備する。
自分家はIH。
でもこのIHは中々温かくならない。
最大出力。※良い子は真似しないように。
オリーブオイル。
おっと、失礼。
オリィィィヴオイル(巻舌)
あっつ!!!怒られてしまった。
トマトソースを投入。
ぐつぐつするのを待って。
よし。いいぞ。
少しの砂糖。
・・・
開かないじゃないか!
どうする?どうする?
そういえば。温めると開きやすくなるって聞いたことあるな。
お湯につけてみるか。
あ、砂糖温めて大丈夫か。
大丈夫そうだ。溶けてない。
ポンっ。
大勝利。時を戻そう。
“砂糖”を入れて、ひと煮立ちさせて。
なになに、3分か。
沸騰したら、入れて待つと。
この3分。人生には影響しない3分。
無駄な3分。煩わしい。
そう言いながら、スマホを触る。
あれ、何分たったっけ。そもそも何分からだった?
ああ、神よ。煩わしいと思った自分をお許しください。
麺を伸ばさないでください…。
あれ、前にもこんなことが・・・。
デジャヴ?
まさか
この世界はループしている????
あっつ!!!怒られt・・・。
まあ、確かに毎日同じ生活だ。
怠惰を極める生活。
ある意味ループしているか。
3分より、少し短めにゆでる。
アルデンテ。最高だ。
もうすでに時間が分からなくなっていることは伏せておこう。
よし、できた。
お皿に盛り付ける。
なんてことはしない!!!
洗うのがめんどうだ。
ワンパンでお腹パンパン。
それを目指すのだ。
フライパンをもって、2階へ。
メゾネットタイプなのだ。
家賃4万円。オール電化。
この価格は安い。
ワックワクで机の前に座る。
絶望する。
スプーンとフォークを忘れる。
めんどくさい。
1回2階にあがると下がりたくない。
仕方ない。飲み物もついでに取ってこよう。
----------------
機は熟した。
ようやく、お口に運ばれる。
至福の時。今日はよく頑張った。
ありがとう。ありがとう。
皆からの歓声が聞こえる。
右手にフォーク。左手にスプーン。
感極まってきた。
「いや、今回のことに関して・・・」
巻きで。いや、巻いて。
フォークでこぼれぬよう、最大限パスタを巻く。
さあ、感動の瞬間。
いただきます。
-----------------
どれくらい眠っていただろうか。
パスタを食べた後の記憶がない。
誰かに記憶を操作された。
あいつだ。
食後血糖め。
また、やってしまった。
すっかり外も真っ暗だ。
皮肉なものだ。普段寝るよりもすっきりしている。
まあ、いいか。どうでもいい。
実はあれは旨味調味料だった。そのぐらいどうでもいい。
今日は良い日だった。小さな幸せ。
怠惰の中にある小さな幸せを噛みしめて。
また、目を閉じるのであった。
目の前にある透明なビン。
中には白い粉が入っている。
塩か砂糖。きっとどちらかだろう。
まだ状態が安定していない。
塩かもしれないし、砂糖かもしれない。
シュレディンガーの調味料。
いや視認できてるやん。
全く、量子力学には精通していない。言いたいだけ。
専門家に怒られるぞ。
これを開けずに確認する方法はないだろうか。
いや、開けろよ。そう思っただろう。
あの時、買わなかった選択を認めたくない。
そんなこと思ってないもん。
茶番はこのぐらいにして。
蓋を開けて・・・
開けて・・・
・・・
開かないだと。
この前突き指したせいで、蓋が開かない。
もしくは蓋が固い。
閉じこもっている。僕と同じだ。
それじゃだめだ。僕みたいになるな。
君は外に出るんだ。外は明るいぞ。
君はパスタとして輝くや。
4話パスタをこすり続ける物語もない。
どこからか声が聞こえた。
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まずい笑、本当に開かない。
仕方ない。
【急募】砂糖と塩を蓋を開けずに見分ける方法
クエスト受注完了。
そういえば周りに誰もいなかった。
見た目は白。色からはいけないか。
ネットで調べると粒の大きさで分かる。
そうなのか。料理素人が露呈する。
粒は塩の方が大きいから、ゴツゴツしてると。
砂糖はさらさらしていると。
どれどれ。
瓶に近づく。ちょー遠視である。
さらさらしている気がする。
僕の髪の毛みたいだ。
・・・
僕の髪の毛みたいだ!!!!(圧)
ということはこれは砂糖か。
良くやった。パスタは美味しく食べたい。
少し甘めのトマトソースが好きなのだ。
異論は認める。
?「いや、しょっぱい方が・・・」
皆の者、あいつに砂糖を撒きなさい。
これは僕の物語、誰にも邪魔されない。
しょっぱいギャグばっかり。甘く見てくれ。
これでパスタを作ることができる。
さあ、始めよう。
---------------
フライパンを準備する。
自分家はIH。
でもこのIHは中々温かくならない。
最大出力。※良い子は真似しないように。
オリーブオイル。
おっと、失礼。
オリィィィヴオイル(巻舌)
あっつ!!!怒られてしまった。
トマトソースを投入。
ぐつぐつするのを待って。
よし。いいぞ。
少しの砂糖。
・・・
開かないじゃないか!
どうする?どうする?
そういえば。温めると開きやすくなるって聞いたことあるな。
お湯につけてみるか。
あ、砂糖温めて大丈夫か。
大丈夫そうだ。溶けてない。
ポンっ。
大勝利。時を戻そう。
“砂糖”を入れて、ひと煮立ちさせて。
なになに、3分か。
沸騰したら、入れて待つと。
この3分。人生には影響しない3分。
無駄な3分。煩わしい。
そう言いながら、スマホを触る。
あれ、何分たったっけ。そもそも何分からだった?
ああ、神よ。煩わしいと思った自分をお許しください。
麺を伸ばさないでください…。
あれ、前にもこんなことが・・・。
デジャヴ?
まさか
この世界はループしている????
あっつ!!!怒られt・・・。
まあ、確かに毎日同じ生活だ。
怠惰を極める生活。
ある意味ループしているか。
3分より、少し短めにゆでる。
アルデンテ。最高だ。
もうすでに時間が分からなくなっていることは伏せておこう。
よし、できた。
お皿に盛り付ける。
なんてことはしない!!!
洗うのがめんどうだ。
ワンパンでお腹パンパン。
それを目指すのだ。
フライパンをもって、2階へ。
メゾネットタイプなのだ。
家賃4万円。オール電化。
この価格は安い。
ワックワクで机の前に座る。
絶望する。
スプーンとフォークを忘れる。
めんどくさい。
1回2階にあがると下がりたくない。
仕方ない。飲み物もついでに取ってこよう。
----------------
機は熟した。
ようやく、お口に運ばれる。
至福の時。今日はよく頑張った。
ありがとう。ありがとう。
皆からの歓声が聞こえる。
右手にフォーク。左手にスプーン。
感極まってきた。
「いや、今回のことに関して・・・」
巻きで。いや、巻いて。
フォークでこぼれぬよう、最大限パスタを巻く。
さあ、感動の瞬間。
いただきます。
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どれくらい眠っていただろうか。
パスタを食べた後の記憶がない。
誰かに記憶を操作された。
あいつだ。
食後血糖め。
また、やってしまった。
すっかり外も真っ暗だ。
皮肉なものだ。普段寝るよりもすっきりしている。
まあ、いいか。どうでもいい。
実はあれは旨味調味料だった。そのぐらいどうでもいい。
今日は良い日だった。小さな幸せ。
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また、目を閉じるのであった。
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