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シハイされる彼氏
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春が来た。
始まりの日。
俺は、怯えていた。
それは、毎年起こる、灯にとっては人生最大のイベント。
クラス替え!
俺にとっては、人生最悪のイベントでもある。
なぜなら、一年前、灯とは別のクラスとなり、黒塚と同じクラスなったときの灯は、とても恐ろしかった。
その生活が慣れるまでは、黒塚も命の危険を感じるほどと後で語ったことから、周りにも多大なご迷惑を掛けていたに違いない。
実際、俺の目の前でも何度もカムバリスムについて語ったり、黒魔術の本を何冊も山積みにしてあったり、天井からロープがぶら下がったりと、彼の精神がおかしくなっていたのを目の当たりにした。
本当なら、引く。
しかし、俺は二年も彼と恋人を続けている。
それなりに、俺も異常と言うことなのだろうか。灯に好きだとか、愛してるとか言われると嬉しいし、俺も好きだと思ってしまう。
さて。
今年は、どうなるのやら。
ついに俺は、生活の全てを灯に握られている。ここでクラスまで同じなら、俺の学校生活も灯に支配されるのだ。
「お、篠田。三年間一緒だなー」
声を掛けたのは、黒塚。
黒塚の言葉に、灯は黒塚を睨み付ける。
普段は仲が良いように見えるけど、俺のことになると態度がかなり変わるな。
黒塚も、分かっててやるから、意地が悪い。
「そうかー。灯は?」
「あー、見てなかった」
笑い。
黒塚、いつか灯に何かされても俺は知らないからな。
「大丈夫。今年は、一緒だし」
え?
自信満々に、灯は言った。
同じクラスになることが確定しているような口調だ。
「黒塚。僕は、お前の嫌がらせには引っかからないよ。僕と優羽は、永遠に一緒なんだから!」
永遠を強調。
黒塚が、必死に笑いを堪えている。
「優羽、僕が見てきてあげるね」
と、やっぱり心配なのか灯はクラス替えの表を見に行った。
残された俺と黒塚。
黒塚は、笑いながら俺に言った。
「ご愁傷様。俺は、楽しませてもらうわ」
あ。
その言葉と同時に、満面の笑顔の灯が目に入った。
俺の全ては灯に掌握され、そして、黒塚という全てを知っているギャラリーもできた。
俺の生活は、一気に暗闇に落ちて行くのを、俺は理解した。
始まりの日。
俺は、怯えていた。
それは、毎年起こる、灯にとっては人生最大のイベント。
クラス替え!
俺にとっては、人生最悪のイベントでもある。
なぜなら、一年前、灯とは別のクラスとなり、黒塚と同じクラスなったときの灯は、とても恐ろしかった。
その生活が慣れるまでは、黒塚も命の危険を感じるほどと後で語ったことから、周りにも多大なご迷惑を掛けていたに違いない。
実際、俺の目の前でも何度もカムバリスムについて語ったり、黒魔術の本を何冊も山積みにしてあったり、天井からロープがぶら下がったりと、彼の精神がおかしくなっていたのを目の当たりにした。
本当なら、引く。
しかし、俺は二年も彼と恋人を続けている。
それなりに、俺も異常と言うことなのだろうか。灯に好きだとか、愛してるとか言われると嬉しいし、俺も好きだと思ってしまう。
さて。
今年は、どうなるのやら。
ついに俺は、生活の全てを灯に握られている。ここでクラスまで同じなら、俺の学校生活も灯に支配されるのだ。
「お、篠田。三年間一緒だなー」
声を掛けたのは、黒塚。
黒塚の言葉に、灯は黒塚を睨み付ける。
普段は仲が良いように見えるけど、俺のことになると態度がかなり変わるな。
黒塚も、分かっててやるから、意地が悪い。
「そうかー。灯は?」
「あー、見てなかった」
笑い。
黒塚、いつか灯に何かされても俺は知らないからな。
「大丈夫。今年は、一緒だし」
え?
自信満々に、灯は言った。
同じクラスになることが確定しているような口調だ。
「黒塚。僕は、お前の嫌がらせには引っかからないよ。僕と優羽は、永遠に一緒なんだから!」
永遠を強調。
黒塚が、必死に笑いを堪えている。
「優羽、僕が見てきてあげるね」
と、やっぱり心配なのか灯はクラス替えの表を見に行った。
残された俺と黒塚。
黒塚は、笑いながら俺に言った。
「ご愁傷様。俺は、楽しませてもらうわ」
あ。
その言葉と同時に、満面の笑顔の灯が目に入った。
俺の全ては灯に掌握され、そして、黒塚という全てを知っているギャラリーもできた。
俺の生活は、一気に暗闇に落ちて行くのを、俺は理解した。
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