私の婚約者の苦手なもの

jun

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久しぶり

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ルイジェルド視点


ようやく学院のゴタゴタの処理が終わり、
学院に登校し、馬車から降りれば、
トリーちゃんが正門の所に立っていた。


「トリーちゃん、おはよう。久しぶり!」

「ルイジェルド殿下、おはようございます。」


「相変わらず、堅いな~。そんなとこも好きなんだけどね~」


「なっ⁉︎揶揄うのはやめて下さい。」


「揶揄ってはいないけどね。
それより、変わった事なかった?」


「ハァ~、それといって変わった事はございませんでした。
ただ、リリー様とロナルド様が少し仲違いとなりましたが、
今日はおそらく大丈夫かと。」


「へ?あの二人ケンカしたの?なんで?」


「ケンカというか・・・
昨日、ロナルド様はリリー様以外の女子生徒と登校なさいまして、
それを見てしまったリリー様が体調を崩し、早退しただけでございます。」


「は?リリーちゃん以外?誰それ?」


「まだ、詳しくは分かりませんが、
ロナルド様のご親戚の方のようです。
昨日が初登校なので、ロナルド様が、ご一緒したのかと思われます。
ロナルド様のご自宅の近くの別邸にいらっしゃるようです。」


「さすがだね、昨日の今日で。」


「ありがとうございます。
昨日のリリー様は、
見ていられないほど憔悴しておられましたから…。
原因の究明が急務かと…。」


「今日はその子来た?」

「まだでございます。」

「トリーちゃんがここにいるって事は、ロイ達もまだなんだね?」

「はい」

「お!丁度来たみたいだぞ。」

トリーちゃんと二人きりの時間が終わってしまったが、
面白い話を、聞いた。
冷やかそうと思った時、


「ロナルド、酷い!置いて行くなんて!」

と突然割り込んできたヤツがいた。



あーー、コレ、ダメだ、

この学院にこんな奴はいない。
おそらく、コイツが親戚の子なんだろう。


それにしても、酷いな…

それにロイはリリーちゃんをすかさず逃そうとしている。



オレはソイツに声をかけた。
名前を聞けば、タニヤときた。
家名を言え、家名を。

挙句にオレは誰だときた。

第二王子だと言えば、大人しくなったが。


「お前さぁ、婚約者がいる相手に馴れ馴れしくするのと、呼び捨ては止めろ!
今すぐだ!次、呼び捨てしてたら生徒代表として、王族として、きっちり教育し直すぞ!」


「はい!」


「じゃあ、もう行きな。」


「失礼します!」


これで少し、ロイに対しての態度が変わればいいが…。




あ~あ、せっかく久しぶりにトリーちゃんに会ったのにな。











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