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コスプレ
しおりを挟む遅い朝食を食べ終えて、開けていなかったプレゼントを開けようとなった。
先ずトリーから。
「ペンダントだ。シンプルだけどおしゃれなデザインだよね。あ、開くみたいだよ。」
開けてみたら…
私の姿絵だった…それも何故か下着姿だ…
なんで下着姿?誰が書いたの?
私が固まってると、ロイが目を見開き凝視している…
私から奪い取り、自分の首にかけた。
「これは肌身離さずつける!」
と力強く言っていた…
次はシアだ。
「シアのはちょっと怖いなぁ~虫のおもちゃとかびっくり箱だったりしそうだね。」
開けたら…
うわあ・・・・下着だぁ・・・
「・・・これ、私につけろって事なのかな?」
「僕のではないだろうから、リリーだろうね…。でもアイツにしてはなかなか趣味がイイ!」
「え、ロイはスケスケが良いの?」
「リリーが着けるならなんでもいい!すぐ脱がすけど。」
「・・・・・」
「ほら、これなんか良いよ、リリーに似合いそう!」
「レースが可愛いね。ん?これ不良品だ。変な所が切れてる。」
「これは・・・これでイイ。」
「うわぁーこれほとんど布がないよーヒモだよヒモ!」
とんでもない下着を見て段々マヒしたのか恥ずかしいのも無くなって、種類の豊富さに感心した。
最後に私のだが、今までの流れで私のプレゼントはもう回収したい気持ちだ。
普通過ぎて恥ずかしい…。
知らなかったとはいえ、なんて捻りもなにもない物を選んでしまったのか…
激しく落ち込んだ…
「ごめん、ロイ…私のプレゼント、普通だ…面白くもなんともない…情けない…」
「いやいや、プレゼントって気持ちの問題だよ!僕はリリーから貰えればなんだって良いんだから!」
そう言って私のプレゼントを開けた。
「これは…リボン?」
「そう、リボン。最近ロイの髪、結ってあげる事多いから色々な種類あったらいいかなって…髪紐だと隠れないからリボンにしたの…」
「隠れない・・・・」
「大丈夫だよ、今はチクチクする位は生えて来てるから!ハゲじゃないよ!」
「ハゲ・・・・・」
あ!禁句を口に出してしまった・・・
「ロイ、ロイ、そういえば、お父様達のプレゼントの意味が分からないんだけど、アレもそっち系の意味があるの?」
「・・・・・ハゲ…」
ダメだ…自分の殻に閉じこもった…
こうなるとしばらくダメだ…
ならば!
私は着替える為に浴室に行く。
着替え終わり、ロイを呼ぶ。
「ロイ、ちょっとだけこっち見て。」
ロイがノロノロこちらを見る。
するとビックリするくらい目を見開いて私を凝視した。
「リリー、リリー、凄い!可愛い‼︎」
シェリルおば様、ありがとう、ロイは喜んでます。
「リリー、可愛い~~ウェイトレスの服だね!凄い、可愛い‼︎次コレ着て!」
ロイが選んだのはウサ耳のカチューシャとフワフワのしっぽとモコモコ手袋がセットになった、フワフワ素材のキャミソールと超短いスカートだ…
ご機嫌だ。
この後、それを着た私を見て鼻血を出していた。裸の私を見ても鼻血は出なかったのに。
納得いかないが、機嫌が直ったところでさっきの枕の謎を聞いた。
夜のお誘いを断る時に使う物らしい。
お父様…お母様…良いのか悪いのか未熟な私には分かりませんが、ありがとうございます…
こうして二人の初めては終わった。
後で、パーティーは大掛かりな物だったのに何故ミニなのか、お母様に聞いたら
「パーティーは後付けだからよ。
ロイ君が喜ぶプレゼントなんかリリー以外にないじゃない!」と、
ニヤニヤしながら、言われた…
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