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森の夜は、想像以上に暗く、そして寒かった。
王都から馬を飛ばして半日。
リリアンナは街道を大きく外れた森の中で、一人焚き火と格闘していた。
「……つきませんね」
目の前にあるのは、湿気った薪の山と、数枚の枯れ葉。
そして、彼女の手には着火用の魔道具(安物)があるのだが、何度スイッチを押しても火花が散るだけで、炎が定着しない。
「おかしいですわね。本で読んだ時は、もっと簡単にボッと燃え上がるはずだったのに」
リリアンナは頬についた煤を拭い、溜息をついた。
所持金が少ないため、宿には泊まれない。
野宿は計画のうちだった。
だが、公爵令嬢としての十八年間、彼女が「火」を見るのは暖炉の中か、キャンドルの先だけだったのだ。
「仕方ありません。文明の利器(魔道具)がダメなら、魔法を使いますか」
彼女は周囲を見渡し、誰もいないことを確認してから、指先を薪に向けた。
「──ファイア」
ドカン!!
「きゃっ!?」
爆音と共に、薪の山が粉砕された。
炎が上がるどころか、衝撃波で薪が木っ端微塵になり、地面にクレーターができている。
「……出力調整、失敗しました」
リリアンナは呆然と黒焦げの地面を見つめた。
彼女の魔法は「悪役令嬢としての嫌がらせ」に特化しすぎており、繊細な生活魔法が極端に苦手なのだ。
「はぁ……。お腹も空きました」
雑貨屋で買った保存食(干し肉)を取り出す。
石のように硬いそれを齧りながら、リリアンナは夜空を見上げた。
数日前までは、羽毛布団で眠り、シェフのフルコースを食べていた。
それが今や、煤だらけで野宿である。
「これも自由のため。……でも、もう少しクッションを持ってくればよかったですね。お尻が痛いです」
荷造りは最小限に、を合言葉に飛び出してきたが、快適さというコストを切り捨てすぎたかもしれない。
リリアンナが後悔し始めた、その時だった。
「──おや。随分とワイルドなキャンプだね」
聞き覚えのある、楽しげな声。
リリアンナは弾かれたように振り返った。
背後の大木の枝に、男が一人、優雅に腰掛けていた。
月明かりに照らされた銀髪。
片眼鏡の奥で光る、紫水晶の瞳。
「……こんばんは、リリーさん。いや、リリアンナ嬢」
ルーカス・フォン・グランツ。
この国の宰相が、まるで散歩のついでといった風情でそこにいた。
「げっ」
「『げっ』とは酷いな。心配して様子を見に来てあげたのに」
ルーカスは音もなく枝から飛び降り、スタスタとリリアンナに近づいてくる。
その手には、湯気の立つマグカップが二つ握られていた。
「飲むかい? ホットチョコレートだ。君の好きな、マシュマロ入りだよ」
甘い香りが鼻をくすぐる。
寒さと空腹の極限にあるリリアンナにとって、それは悪魔の誘惑だった。
「……毒入りですか?」
「失礼な。愛入りだよ」
「では毒よりもタチが悪いですね」
リリアンナは警戒心丸出しで後ずさる。
だが、ルーカスは強引にカップの一つを彼女の手に押し付けた。
温かい。悔しいけれど、涙が出るほど温かい。
「なんで……ここがわかったんですか」
カップを啜りながら(毒見は諦めた)、リリアンナは睨みつけた。
「君の買った服についていた『発信魔法』を辿ってきただけさ。あの雑貨屋の親父、いい仕事をするだろう?」
「あのアホ店主……! 次会ったら店ごと買い取って更地にしてやります!」
「ははは、相変わらず過激だね」
ルーカスは自分のマントを脱ぐと、寒さに震えるリリアンナの肩にファサッとかけた。
その手つきは、どこまでも紳士的で、そしてどこまでも独占欲に満ちている。
「リリアンナ。遊びは終わりだ。帰ろう」
「お断りします」
「意地を張るなよ。君のような優秀な人間を、こんな森の中で腐らせるのは国の損失だ」
ルーカスは真面目な顔で説得にかかる。
「君の頭脳、交渉術、そして度胸。どれを取っても一級品だ。僕の補佐官になれば、その能力を最大限に活かせる。給与も弾むよ?」
「そういう問題ではありません」
リリアンナはマントをきつく握りしめた。
「閣下のおっしゃる『国の損失』なんて、私には関係ありません。私がここにいるのは、私の『利益』を守るためです」
「利益?」
「ええ。精神的平穏、ストレスフリーな生活、そして何より『誰かの思惑通りに動かない』という自由意志の利益です!」
リリアンナは言い放つ。
これまで十年、王家の思惑通りに生きてきた。
だからこそ、これからの人生は一秒たりとも誰かの指図は受けたくない。
「君を逃がすのは国益の損失だ」
「いいえ、私を捕まえることは、私の利益の損失です!」
焚き火(の残骸)を挟んで、二人の視線がバチバチと火花を散らす。
ルーカスは少し驚いたように目を見開き、やがて口元を手で覆って笑い出した。
「くっ……ふふ、あはははは!」
「な、何がおかしいんですか!」
「いや、最高だ。やっぱり君は面白い。ただの駒じゃ満足できないってわけか」
ルーカスは笑い涙を拭うと、楽しそうにリリアンナを見つめた。
「わかった。無理やり連れ帰るのはやめよう」
「え? 本当ですか?」
「ああ。君がそこまで言うなら、僕も『仕事』ではなく『私事』として動くことにする」
ルーカスの纏う空気が、ふわりと変わった。
冷徹な宰相の顔から、獲物を追い詰める男の顔へ。
「つまり、国家権力を使って君を捕獲するのではなく、僕個人の執着で君を口説き落とすことにしたよ」
「……は? なんですかその、より厄介な方向転換は」
「これなら君の『自由意志』を尊重できるだろう? 君が僕に落ちれば、君自身の意思で戻ってくることになる」
「絶対にありえません」
「どうかな。僕は欲しいものは必ず手に入れる主義でね」
ルーカスは一歩踏み出し、リリアンナの耳元に顔を寄せた。
「とりあえず、今夜はこれくらいにしておこう。……いい夢を、僕の逃亡者さん」
チュッ、と音がした。
頬に、柔らかい感触。
「──ッ!?」
リリアンナが顔を真っ赤にして飛び退くと、ルーカスの姿がスッと霞んで消えた。
『転移魔法の時間切れだ。またすぐに会いに来るよ』
風に乗って、そんな声だけが聞こえてくる。
そこにはもう誰もいなかった。
残されたのは、飲みかけのホットチョコレートと、肩にかかった高級なマントだけ。
「……あ、あの、腹黒狸ぃいいいいッ!!」
リリアンナの絶叫が、真夜中の森に木霊した。
頬を手でゴシゴシと拭うが、熱は冷めない。
キスされた。不意打ちで。
しかも、あんなに甘い声で。
「計算外です……! こんなの、私の人生設計にはありませんでした!」
リリアンナはその場にしゃがみ込んだ。
野宿の寒さとは別の意味で、心臓がうるさくて眠れそうにない。
(早く。もっと遠くへ行かないと)
直感が告げている。
このままでは、本当に「口説き落とされる」かもしれない、と。
「負けません。絶対に、田舎でスローライフを勝ち取ってみせます!」
リリアンナはルーカスのマントを布団代わりに被り(物はいいので使う)、悔しさに枕(丸太)を殴りつけながら眠りについた。
だが、彼女は知らなかった。
彼女の逃亡劇に、さらなる波乱の要因──「筋肉信奉者の弟子」が猛スピードで接近していることを。
王都から馬を飛ばして半日。
リリアンナは街道を大きく外れた森の中で、一人焚き火と格闘していた。
「……つきませんね」
目の前にあるのは、湿気った薪の山と、数枚の枯れ葉。
そして、彼女の手には着火用の魔道具(安物)があるのだが、何度スイッチを押しても火花が散るだけで、炎が定着しない。
「おかしいですわね。本で読んだ時は、もっと簡単にボッと燃え上がるはずだったのに」
リリアンナは頬についた煤を拭い、溜息をついた。
所持金が少ないため、宿には泊まれない。
野宿は計画のうちだった。
だが、公爵令嬢としての十八年間、彼女が「火」を見るのは暖炉の中か、キャンドルの先だけだったのだ。
「仕方ありません。文明の利器(魔道具)がダメなら、魔法を使いますか」
彼女は周囲を見渡し、誰もいないことを確認してから、指先を薪に向けた。
「──ファイア」
ドカン!!
「きゃっ!?」
爆音と共に、薪の山が粉砕された。
炎が上がるどころか、衝撃波で薪が木っ端微塵になり、地面にクレーターができている。
「……出力調整、失敗しました」
リリアンナは呆然と黒焦げの地面を見つめた。
彼女の魔法は「悪役令嬢としての嫌がらせ」に特化しすぎており、繊細な生活魔法が極端に苦手なのだ。
「はぁ……。お腹も空きました」
雑貨屋で買った保存食(干し肉)を取り出す。
石のように硬いそれを齧りながら、リリアンナは夜空を見上げた。
数日前までは、羽毛布団で眠り、シェフのフルコースを食べていた。
それが今や、煤だらけで野宿である。
「これも自由のため。……でも、もう少しクッションを持ってくればよかったですね。お尻が痛いです」
荷造りは最小限に、を合言葉に飛び出してきたが、快適さというコストを切り捨てすぎたかもしれない。
リリアンナが後悔し始めた、その時だった。
「──おや。随分とワイルドなキャンプだね」
聞き覚えのある、楽しげな声。
リリアンナは弾かれたように振り返った。
背後の大木の枝に、男が一人、優雅に腰掛けていた。
月明かりに照らされた銀髪。
片眼鏡の奥で光る、紫水晶の瞳。
「……こんばんは、リリーさん。いや、リリアンナ嬢」
ルーカス・フォン・グランツ。
この国の宰相が、まるで散歩のついでといった風情でそこにいた。
「げっ」
「『げっ』とは酷いな。心配して様子を見に来てあげたのに」
ルーカスは音もなく枝から飛び降り、スタスタとリリアンナに近づいてくる。
その手には、湯気の立つマグカップが二つ握られていた。
「飲むかい? ホットチョコレートだ。君の好きな、マシュマロ入りだよ」
甘い香りが鼻をくすぐる。
寒さと空腹の極限にあるリリアンナにとって、それは悪魔の誘惑だった。
「……毒入りですか?」
「失礼な。愛入りだよ」
「では毒よりもタチが悪いですね」
リリアンナは警戒心丸出しで後ずさる。
だが、ルーカスは強引にカップの一つを彼女の手に押し付けた。
温かい。悔しいけれど、涙が出るほど温かい。
「なんで……ここがわかったんですか」
カップを啜りながら(毒見は諦めた)、リリアンナは睨みつけた。
「君の買った服についていた『発信魔法』を辿ってきただけさ。あの雑貨屋の親父、いい仕事をするだろう?」
「あのアホ店主……! 次会ったら店ごと買い取って更地にしてやります!」
「ははは、相変わらず過激だね」
ルーカスは自分のマントを脱ぐと、寒さに震えるリリアンナの肩にファサッとかけた。
その手つきは、どこまでも紳士的で、そしてどこまでも独占欲に満ちている。
「リリアンナ。遊びは終わりだ。帰ろう」
「お断りします」
「意地を張るなよ。君のような優秀な人間を、こんな森の中で腐らせるのは国の損失だ」
ルーカスは真面目な顔で説得にかかる。
「君の頭脳、交渉術、そして度胸。どれを取っても一級品だ。僕の補佐官になれば、その能力を最大限に活かせる。給与も弾むよ?」
「そういう問題ではありません」
リリアンナはマントをきつく握りしめた。
「閣下のおっしゃる『国の損失』なんて、私には関係ありません。私がここにいるのは、私の『利益』を守るためです」
「利益?」
「ええ。精神的平穏、ストレスフリーな生活、そして何より『誰かの思惑通りに動かない』という自由意志の利益です!」
リリアンナは言い放つ。
これまで十年、王家の思惑通りに生きてきた。
だからこそ、これからの人生は一秒たりとも誰かの指図は受けたくない。
「君を逃がすのは国益の損失だ」
「いいえ、私を捕まえることは、私の利益の損失です!」
焚き火(の残骸)を挟んで、二人の視線がバチバチと火花を散らす。
ルーカスは少し驚いたように目を見開き、やがて口元を手で覆って笑い出した。
「くっ……ふふ、あはははは!」
「な、何がおかしいんですか!」
「いや、最高だ。やっぱり君は面白い。ただの駒じゃ満足できないってわけか」
ルーカスは笑い涙を拭うと、楽しそうにリリアンナを見つめた。
「わかった。無理やり連れ帰るのはやめよう」
「え? 本当ですか?」
「ああ。君がそこまで言うなら、僕も『仕事』ではなく『私事』として動くことにする」
ルーカスの纏う空気が、ふわりと変わった。
冷徹な宰相の顔から、獲物を追い詰める男の顔へ。
「つまり、国家権力を使って君を捕獲するのではなく、僕個人の執着で君を口説き落とすことにしたよ」
「……は? なんですかその、より厄介な方向転換は」
「これなら君の『自由意志』を尊重できるだろう? 君が僕に落ちれば、君自身の意思で戻ってくることになる」
「絶対にありえません」
「どうかな。僕は欲しいものは必ず手に入れる主義でね」
ルーカスは一歩踏み出し、リリアンナの耳元に顔を寄せた。
「とりあえず、今夜はこれくらいにしておこう。……いい夢を、僕の逃亡者さん」
チュッ、と音がした。
頬に、柔らかい感触。
「──ッ!?」
リリアンナが顔を真っ赤にして飛び退くと、ルーカスの姿がスッと霞んで消えた。
『転移魔法の時間切れだ。またすぐに会いに来るよ』
風に乗って、そんな声だけが聞こえてくる。
そこにはもう誰もいなかった。
残されたのは、飲みかけのホットチョコレートと、肩にかかった高級なマントだけ。
「……あ、あの、腹黒狸ぃいいいいッ!!」
リリアンナの絶叫が、真夜中の森に木霊した。
頬を手でゴシゴシと拭うが、熱は冷めない。
キスされた。不意打ちで。
しかも、あんなに甘い声で。
「計算外です……! こんなの、私の人生設計にはありませんでした!」
リリアンナはその場にしゃがみ込んだ。
野宿の寒さとは別の意味で、心臓がうるさくて眠れそうにない。
(早く。もっと遠くへ行かないと)
直感が告げている。
このままでは、本当に「口説き落とされる」かもしれない、と。
「負けません。絶対に、田舎でスローライフを勝ち取ってみせます!」
リリアンナはルーカスのマントを布団代わりに被り(物はいいので使う)、悔しさに枕(丸太)を殴りつけながら眠りについた。
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