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「自給自足。それは自由への第一歩です」
翌朝。
リリアンナは裏庭に立ち、高らかに宣言した。
頭には麦わら帽子、首にはタオル、そして身に纏うのは昨日よろず屋で買ったモンペ(農作業ズボン)。
形から入るタイプの彼女は、見た目だけは完璧な『農家の娘』だった。
「いいですかミナ。私たちは王都からの送金を止められています。つまり食べる物は自分たちで作るしかないのです」
「はい師匠! 筋肉を作るのも食事からですね!」
「その通りです。というわけで、今日からここを畑にします」
リリアンナが指差したのは、家の裏手に広がる荒れ地だ。
雑草が生い茂り、地面は石ころだらけ。
さらに土はカチカチに固まっている。
普通の人間なら溜息をつくような光景だが、リリアンナの目は燃えていた。
「まずは開墾です。このクワで土を掘り起こし、石を取り除き、ふかふかの土壌を作るのです」
「了解です! では、私が先陣を切ります!」
ミナが巨大なスコップ(特注品並みに重い)を構える。
「うおおおおおッ! 大地の呼吸を感じますぅぅぅ!!」
ドガッ! バキッ! ズドオォォン!!
「……え?」
リリアンナが瞬きをする間に、目の前の荒れ地が爆撃を受けたかのように掘り返されていく。
ミナのスコップ捌きは、もはや土木工事というより地殻変動だった。
硬い岩盤も豆腐のように貫き、木の根っこは素手で引っこ抜く。
「ふう。師匠、とりあえず東エリアは終わりました! 準備運動完了です!」
「……早すぎませんか? まだ三分しか経っていませんが」
「土が柔らかかったので!」
ミナが爽やかな笑顔で汗を拭う。
リリアンナは戦慄した。
この弟子、一人で重機五台分くらいの働きをする。
「よ、よろしい。では私は西エリアを担当します」
負けてはいられない。
リリアンナは自分のクワを握りしめ、地面に振り下ろした。
「えいっ!」
カツン。
「……あれ?」
クワの刃が地面に弾かれた。
突き刺さるどころか、表面を少し削っただけだ。
「硬っ! なんですかこの地面、オリハルコンですか!?」
「師匠、腰が入っていません! こう、丹田に力を入れて……セイッ!」
ミナが見本を見せると、ズボッと膝まで埋まるほど地面が掘れる。
「理屈はわかりますが、体がついてきません!」
リリアンナは再度チャレンジする。
「ふんぬっ!」
ガキンッ!
今度は石に当たった。
その衝撃がクワの柄を通してダイレクトに掌に伝わる。
「いっ……!?」
リリアンナは悲鳴を上げてクワを取り落とした。
慌てて手袋を外すと、白魚のような美しい手に、すでに赤い豆ができている。
「痛いです……。まだ二回しか振っていないのに……」
これが公爵令嬢の皮膚(スペック)だ。
これまでペンより重いものを持ったことがなく、極上のシルクに包まれて生きてきた彼女の肌は、物理的な摩擦に対して著しく脆弱だった。
「師匠、大丈夫ですか!? 救急箱を持ってきます!」
「待ちなさいミナ。これくらいで挫けていては、スローライフの覇者にはなれません」
リリアンナは涙目で手袋をはめ直した。
「計算では、角度と脱力を使えば最小限の力で掘れるはず……」
彼女は再びクワを握る。
しかし、現実は非情だ。
振るたびに手に激痛が走り、腰は悲鳴を上げ、日差しの強さが体力を削り取っていく。
十分後。
「……はぁ、はぁ、ぜぇ……」
リリアンナはクワを杖にして、プルプルと震えていた。
掘れた範囲は、わずか三十センチ四方。
プランター一個分にも満たない。
「あ、暑いです……。世界が、回って……」
視界が歪む。
脱水症状と疲労。
典型的な熱中症の初期症状だ。
(ダメです……。公爵令嬢が、畑の真ん中で野垂れ死ぬなんて……そんなの笑い話にもなりません……)
意識が遠のき、膝から崩れ落ちそうになった瞬間。
ヒュオッ。
涼やかな風が吹き抜け、彼女の体をふわりと支えた。
同時に、頭上には大きな影が落ち、強烈な日差しが遮られる。
「──無理をするなと言っただろう? お姫様」
耳元で、呆れたような、それでいて甘い声がした。
「……ルーカス?」
リリアンナが薄目を開けると、そこには日傘を差したルーカスの姿があった。
彼は片手でリリアンナの腰を支え、もう片方の手で冷たい水の入った水筒を差し出してくる。
「飲みなさい。顔が真っ赤だ」
「……毒は」
「入っていないよ。レモンとハチミツ入りだ」
リリアンナは抵抗する気力もなく、水筒を受け取って一気に煽った。
甘酸っぱい冷たさが喉を通り、体に染み渡る。
「ぷはっ……。生き返りました」
「まったく。君は頭はいいのに、自分の体力に関しては過大評価しすぎだね」
ルーカスはハンカチを取り出し、リリアンナの額の汗を優しく拭う。
「君の肌は、荒仕事をできるような作りじゃない。見てごらん、もうこんなに赤くなっている」
彼がリリアンナの手を取る。
豆が潰れて赤くなった掌を見て、ルーカスは痛ましげに眉を寄せた。
「……治癒魔法(ヒール)」
淡い光が掌を包む。
じんわりとした温かさと共に、痛みと赤みが引いていく。
一瞬で、元の美しい白魚の手に戻った。
「あ……」
「これでよし。……さて、残りの仕事だが」
ルーカスは畑(ミナが開墾した荒野と、リリアンナがつついた跡地)を見渡した。
「これを全部耕したいんだね?」
「ええ。ですが、私の体力では一年かかりそうです」
「だろう音。だから、僕に頼ればいい」
ルーカスはニヤリと笑うと、指先をパチンと鳴らした。
「アース・コントロール」
ズズズズズ……ッ!
地響きと共に、地面が生き物のようにうねり始めた。
土が勝手に掘り返され、石が弾き出され、肥料と混ざり合い、綺麗に整地されていく。
まるで早送り映像を見ているようだ。
数秒後。
そこには、プロの農家が整備したような、美しい畝(うね)が完成していた。
「……はい、終わり」
「…………」
リリアンナは開いた口が塞がらなかった。
隣でミナが「すげええええ! 魔法って便利ですね! でも筋トレにはなりません!」と叫んでいる。
「ど、どういうことですか。土魔法って、こんなに精密操作ができるんですか?」
「本来は城壁を作ったり落とし穴を作ったりするものだけどね。応用すれば畑くらいわけないさ」
ルーカスは何でもないことのように言い、リリアンナを見た。
「どうだい? 僕がいれば、君の理想のスローライフはもっと快適になると思わないか?」
「……ぐぬぬ」
リリアンナは悔しさで呻いた。
認めたくない。
認めたくないが、圧倒的に便利だ。
この男がいれば、水道もガスも電気もないこの生活が、一気に文明開化する。
「……いくらですか」
「ん?」
「今の作業の人件費と魔法使用料です。タダで恩を受けるのは私の主義に反します」
リリアンナが財布(小銭しかない)を取り出そうとすると、ルーカスは彼女の手を止めた。
「金はいらないよ。その代わり」
彼はリリアンナの耳元に顔を寄せ、悪魔のように囁く。
「借りが一つできたね。……利子は高いよ?」
「うっ……」
「返済方法は、追々考えさせてもらうとするよ。とりあえず、今日のところは……」
ルーカスはリリアンナの泥だらけの頬を指先でつついた。
「僕の作ったランチを一緒に食べること。それで手を打とう」
「……ランチ?」
「ああ。君が倒れると思って、スタミナのつく料理を用意しておいたんだ。君の好物のキッシュもあるよ」
準備が良すぎる。
まるで、こうなることを予知していたかのように。
「……貴方、本当にストーカーの才能がありますね」
「愛妻家と呼んでくれ」
リリアンナは大きな溜息をついた。
体力勝負では負け、魔法でも負け、胃袋まで掴まれようとしている。
「わかりました。食べます。食べればいいんでしょう!」
「素直でよろしい」
ルーカスは満足げに微笑み、リリアンナの手を引いて歩き出した。
「あ、ミナちゃんもどうぞ。肉を焼いてあるから」
「肉! 行きます! ご馳走になります!」
こうして、初めての畑仕事は、リリアンナの惨敗と、ルーカスの株価上昇という結果に終わった。
テラスで焼きたてのキッシュ(絶品)を頬張りながら、リリアンナは誓った。
(見ていなさい。今はまだ借りを作っているだけです。いつか必ず、この男を顎で使う側に回ってみせますわ!)
しかし、その決意とは裏腹に、彼女の生活基盤が徐々にルーカスなしでは成り立たなくなっていることを、賢い彼女は気づき始めていた。
次なるトラブルは、田舎ならではの「魔獣被害」。
物理と魔法のコンビネーションが試される時が来る。
翌朝。
リリアンナは裏庭に立ち、高らかに宣言した。
頭には麦わら帽子、首にはタオル、そして身に纏うのは昨日よろず屋で買ったモンペ(農作業ズボン)。
形から入るタイプの彼女は、見た目だけは完璧な『農家の娘』だった。
「いいですかミナ。私たちは王都からの送金を止められています。つまり食べる物は自分たちで作るしかないのです」
「はい師匠! 筋肉を作るのも食事からですね!」
「その通りです。というわけで、今日からここを畑にします」
リリアンナが指差したのは、家の裏手に広がる荒れ地だ。
雑草が生い茂り、地面は石ころだらけ。
さらに土はカチカチに固まっている。
普通の人間なら溜息をつくような光景だが、リリアンナの目は燃えていた。
「まずは開墾です。このクワで土を掘り起こし、石を取り除き、ふかふかの土壌を作るのです」
「了解です! では、私が先陣を切ります!」
ミナが巨大なスコップ(特注品並みに重い)を構える。
「うおおおおおッ! 大地の呼吸を感じますぅぅぅ!!」
ドガッ! バキッ! ズドオォォン!!
「……え?」
リリアンナが瞬きをする間に、目の前の荒れ地が爆撃を受けたかのように掘り返されていく。
ミナのスコップ捌きは、もはや土木工事というより地殻変動だった。
硬い岩盤も豆腐のように貫き、木の根っこは素手で引っこ抜く。
「ふう。師匠、とりあえず東エリアは終わりました! 準備運動完了です!」
「……早すぎませんか? まだ三分しか経っていませんが」
「土が柔らかかったので!」
ミナが爽やかな笑顔で汗を拭う。
リリアンナは戦慄した。
この弟子、一人で重機五台分くらいの働きをする。
「よ、よろしい。では私は西エリアを担当します」
負けてはいられない。
リリアンナは自分のクワを握りしめ、地面に振り下ろした。
「えいっ!」
カツン。
「……あれ?」
クワの刃が地面に弾かれた。
突き刺さるどころか、表面を少し削っただけだ。
「硬っ! なんですかこの地面、オリハルコンですか!?」
「師匠、腰が入っていません! こう、丹田に力を入れて……セイッ!」
ミナが見本を見せると、ズボッと膝まで埋まるほど地面が掘れる。
「理屈はわかりますが、体がついてきません!」
リリアンナは再度チャレンジする。
「ふんぬっ!」
ガキンッ!
今度は石に当たった。
その衝撃がクワの柄を通してダイレクトに掌に伝わる。
「いっ……!?」
リリアンナは悲鳴を上げてクワを取り落とした。
慌てて手袋を外すと、白魚のような美しい手に、すでに赤い豆ができている。
「痛いです……。まだ二回しか振っていないのに……」
これが公爵令嬢の皮膚(スペック)だ。
これまでペンより重いものを持ったことがなく、極上のシルクに包まれて生きてきた彼女の肌は、物理的な摩擦に対して著しく脆弱だった。
「師匠、大丈夫ですか!? 救急箱を持ってきます!」
「待ちなさいミナ。これくらいで挫けていては、スローライフの覇者にはなれません」
リリアンナは涙目で手袋をはめ直した。
「計算では、角度と脱力を使えば最小限の力で掘れるはず……」
彼女は再びクワを握る。
しかし、現実は非情だ。
振るたびに手に激痛が走り、腰は悲鳴を上げ、日差しの強さが体力を削り取っていく。
十分後。
「……はぁ、はぁ、ぜぇ……」
リリアンナはクワを杖にして、プルプルと震えていた。
掘れた範囲は、わずか三十センチ四方。
プランター一個分にも満たない。
「あ、暑いです……。世界が、回って……」
視界が歪む。
脱水症状と疲労。
典型的な熱中症の初期症状だ。
(ダメです……。公爵令嬢が、畑の真ん中で野垂れ死ぬなんて……そんなの笑い話にもなりません……)
意識が遠のき、膝から崩れ落ちそうになった瞬間。
ヒュオッ。
涼やかな風が吹き抜け、彼女の体をふわりと支えた。
同時に、頭上には大きな影が落ち、強烈な日差しが遮られる。
「──無理をするなと言っただろう? お姫様」
耳元で、呆れたような、それでいて甘い声がした。
「……ルーカス?」
リリアンナが薄目を開けると、そこには日傘を差したルーカスの姿があった。
彼は片手でリリアンナの腰を支え、もう片方の手で冷たい水の入った水筒を差し出してくる。
「飲みなさい。顔が真っ赤だ」
「……毒は」
「入っていないよ。レモンとハチミツ入りだ」
リリアンナは抵抗する気力もなく、水筒を受け取って一気に煽った。
甘酸っぱい冷たさが喉を通り、体に染み渡る。
「ぷはっ……。生き返りました」
「まったく。君は頭はいいのに、自分の体力に関しては過大評価しすぎだね」
ルーカスはハンカチを取り出し、リリアンナの額の汗を優しく拭う。
「君の肌は、荒仕事をできるような作りじゃない。見てごらん、もうこんなに赤くなっている」
彼がリリアンナの手を取る。
豆が潰れて赤くなった掌を見て、ルーカスは痛ましげに眉を寄せた。
「……治癒魔法(ヒール)」
淡い光が掌を包む。
じんわりとした温かさと共に、痛みと赤みが引いていく。
一瞬で、元の美しい白魚の手に戻った。
「あ……」
「これでよし。……さて、残りの仕事だが」
ルーカスは畑(ミナが開墾した荒野と、リリアンナがつついた跡地)を見渡した。
「これを全部耕したいんだね?」
「ええ。ですが、私の体力では一年かかりそうです」
「だろう音。だから、僕に頼ればいい」
ルーカスはニヤリと笑うと、指先をパチンと鳴らした。
「アース・コントロール」
ズズズズズ……ッ!
地響きと共に、地面が生き物のようにうねり始めた。
土が勝手に掘り返され、石が弾き出され、肥料と混ざり合い、綺麗に整地されていく。
まるで早送り映像を見ているようだ。
数秒後。
そこには、プロの農家が整備したような、美しい畝(うね)が完成していた。
「……はい、終わり」
「…………」
リリアンナは開いた口が塞がらなかった。
隣でミナが「すげええええ! 魔法って便利ですね! でも筋トレにはなりません!」と叫んでいる。
「ど、どういうことですか。土魔法って、こんなに精密操作ができるんですか?」
「本来は城壁を作ったり落とし穴を作ったりするものだけどね。応用すれば畑くらいわけないさ」
ルーカスは何でもないことのように言い、リリアンナを見た。
「どうだい? 僕がいれば、君の理想のスローライフはもっと快適になると思わないか?」
「……ぐぬぬ」
リリアンナは悔しさで呻いた。
認めたくない。
認めたくないが、圧倒的に便利だ。
この男がいれば、水道もガスも電気もないこの生活が、一気に文明開化する。
「……いくらですか」
「ん?」
「今の作業の人件費と魔法使用料です。タダで恩を受けるのは私の主義に反します」
リリアンナが財布(小銭しかない)を取り出そうとすると、ルーカスは彼女の手を止めた。
「金はいらないよ。その代わり」
彼はリリアンナの耳元に顔を寄せ、悪魔のように囁く。
「借りが一つできたね。……利子は高いよ?」
「うっ……」
「返済方法は、追々考えさせてもらうとするよ。とりあえず、今日のところは……」
ルーカスはリリアンナの泥だらけの頬を指先でつついた。
「僕の作ったランチを一緒に食べること。それで手を打とう」
「……ランチ?」
「ああ。君が倒れると思って、スタミナのつく料理を用意しておいたんだ。君の好物のキッシュもあるよ」
準備が良すぎる。
まるで、こうなることを予知していたかのように。
「……貴方、本当にストーカーの才能がありますね」
「愛妻家と呼んでくれ」
リリアンナは大きな溜息をついた。
体力勝負では負け、魔法でも負け、胃袋まで掴まれようとしている。
「わかりました。食べます。食べればいいんでしょう!」
「素直でよろしい」
ルーカスは満足げに微笑み、リリアンナの手を引いて歩き出した。
「あ、ミナちゃんもどうぞ。肉を焼いてあるから」
「肉! 行きます! ご馳走になります!」
こうして、初めての畑仕事は、リリアンナの惨敗と、ルーカスの株価上昇という結果に終わった。
テラスで焼きたてのキッシュ(絶品)を頬張りながら、リリアンナは誓った。
(見ていなさい。今はまだ借りを作っているだけです。いつか必ず、この男を顎で使う側に回ってみせますわ!)
しかし、その決意とは裏腹に、彼女の生活基盤が徐々にルーカスなしでは成り立たなくなっていることを、賢い彼女は気づき始めていた。
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