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「……ルーカス様。仕事になりません」
王城の宰相執務室。
リリアンナは書類にペンを走らせながら、深いため息をついた。
「離れてくれませんか? 書きにくいのですが」
「嫌だ」
即答だった。
ルーカスは執務机に向かうリリアンナの背後から、椅子ごと包み込むように抱きしめている。
彼の顎はリリアンナの肩に乗せられ、両腕は彼女のお腹の前でガッチリとロックされていた。
「これでは貴方の仕事も進まないでしょう」
「僕は優秀だからね。片手でも魔法で書類は書けるし、テレパシーで部下に指示も出せる。君の温もりを充電しながらの方が効率がいいんだ」
「嘘をおっしゃい。ただのサボりです」
リリアンナは呆れつつも、強くは拒絶しなかった。
昨日の事件以来、ルーカスの「分離不安」は深刻化している。
トイレに行く時でさえドアの前で待機される始末だ。
「それで? 例のバルダー元子爵の件はどうなりました?」
リリアンナが尋ねると、ルーカスの甘い声が、一瞬で絶対零度に冷え込んだ。
「ああ、彼ね。……法の裁きを受けさせたよ」
「死刑ですか?」
「いいや、そんな生温いことはしない。死ねば楽になれるからね」
ルーカスは楽しげに、しかし残酷に語り始めた。
「まず、彼に脱獄の手引きをした看守と、資金援助をしていた裏組織。これらを昨夜のうちに全て摘発し、壊滅させた。彼にはもう帰る場所も、頼れる仲間もいない」
「……仕事が早いですね」
「次に、彼が隠し持っていた裏資産。これも全て凍結・没収し、国庫に納めた。君への慰謝料として一部をプールしてあるよ」
「素晴らしい! さすがです!」
「そして彼自身は……王都の地下深くにある『光の届かない独房』で、死ぬまで労働に従事してもらうことにした。毎日、君への謝罪文を千枚書くというノルマ付きでね」
リリアンナは背筋が寒くなった。
この男、敵に回すと本当に怖い。
物理的な痛みよりも、精神と希望を削り取る拷問が得意すぎる。
「……やりすぎでは?」
「僕の大切な『心臓』を盗もうとしたんだ。これでも慈悲深い方だよ」
ルーカスが首筋にキスを落とす。
その執着の重さに、リリアンナは顔を赤らめた。
「……ふん。まあ、慰謝料が取れたなら文句はありません」
その時。
ドタドタドタッ! と廊下を走る足音が聞こえ、執務室のドアが勢いよく開かれた。
「リリアンナァァァァッ!!」
飛び込んできたのは、金髪を振り乱したフレデリック王子だ。
彼はリリアンナの姿を見るなり、涙目で駆け寄ってきた。
「無事か!? 誘拐されたって聞いて、僕、僕……!」
「ストップ。鼻水がついています」
リリアンナは冷静に「待て」のハンドサインを出した。
「心配には及びません、殿下。見ての通り、この過保護なコアラ(宰相)のおかげで無傷です」
「よ、よかったぁ……!」
フレデリックはその場にへたり込んだ。
「君がいなくなったらどうしようかと思ったよ。……だって、君がいないと、この書類の漢字が読めないし!」
「……心配の理由が不純ですね」
リリアンナはジト目になった。
やはりこの王子はダメだ。自分の保身しか考えていない。
そう思って切り捨てようとした時、フレデリックがおずおずと一枚の紙を差し出した。
「でも……これ。君が言ってた『業務改善案』、僕なりに考えてみたんだ」
「はい?」
リリアンナは眉をひそめつつ、紙を受け取った。
そこには、拙い字で、しかし一生懸命にこう書かれていた。
『王立騎士団の巡回ルート見直し案』
「……これは?」
「君が誘拐された場所、警備の死角だったんだろ? だから、二度とあんな場所ができないように、騎士団長と相談してルートを引き直したんだ。……僕には、剣も魔法も使えないけど、これならできると思って」
フレデリックは顔を真っ赤にして俯いた。
「もう……君を危険な目に遭わせたくないから」
室内が静まり返る。
リリアンナは書類をまじまじと見つめた。
完璧ではない。穴も多い。
だが、そこには確かに「他者を守りたい」という王族としての自覚の芽生えがあった。
「……殿下」
「は、はい! ダメかな!? やっぱりゴミ箱行き!?」
「いいえ」
リリアンナはフッと笑みを漏らした。
「六十点です」
「ろ、六十点……?」
「合格ラインは超えています。初めてにしては上出来でしょう。……よく気付きましたね、ここがボトルネックだと」
「ほ、褒められた!? リリアンナに褒められたぁぁ!!」
フレデリックが歓喜の舞を踊り出す。
まるで初めてお手を覚えた大型犬のようだ。
「やれやれ。弟も少しは成長したみたいだね」
ルーカスが苦笑する。
「リリアンナ、君は猛獣使いの才能があるよ。あのバカ王子を、ここまで使い物にするなんて」
「猛獣ではありません。ただの『承認欲求の強い駄犬』です。飴と鞭を使い分ければ、単純な労働力としては優秀ですよ」
リリアンナは毒舌を吐きつつも、どこか満足げだった。
自分が蒔いた種が、予想外の形で芽吹いたのだ。悪い気はしない。
「ミナ! ご褒美です! 殿下にクッキーを一枚差し上げなさい!」
「ラジャー! 殿下、口を開けてください! フリスビー投げでいきます!」
「えっ、手渡しじゃなくて!? あぐっ!?」
ミナが投げたクッキーが、見事な放物線を描いて王子の口にホールインワンした。
「もごもご……おいしい……」
平和だ。
誘拐事件の緊張感など微塵もない、いつもの日常。
リリアンナはその光景を見て、ふとカレンダーに目をやった。
(……あれ?)
彼女の思考が止まる。
カレンダーの日付。
それは、彼女が王城に呼び戻されてから、ちょうど二週間が経過したことを示していた。
『業務委託期間:二週間』
契約書に記された期間が、今日で満了する。
(……そう。終わり、ですわね)
王城の機能は回復した。
王子も少しは成長し、自走できるようになりつつある。
外交問題も片付いた。
そして、リリアンナ自身の懐(資産)も十分に潤った。
つまり。
彼女がここにいる「理由」がなくなったのだ。
「……リリアンナ? どうしたんだい、急に静かになって」
ルーカスが顔を覗き込む。
リリアンナはハッとして、いつもの営業スマイルを貼り付けた。
「いえ。……ただ、計算が合っただけです」
「計算?」
「ええ。全ての収支報告書の数字が、ピタリと合致しました」
リリアンナはルーカスの腕をそっと外し、立ち上がった。
「ルーカス様、フレデリック殿下。ご報告があります」
「なんだい? 改まって」
「本日をもちまして、私と王家との『業務委託契約』は期間満了となります」
空気が凍りついた。
「……は?」
ルーカスの笑顔が消える。
「契約満了? 何を言っているんだ。君はずっとここにいるだろう?」
「いいえ。契約は契約です。延長の合意はしておりません」
リリアンナは事務的に、しかし心臓の奥をチクリと痛ませながら告げた。
「私は田舎へ帰ります。私の本来の夢……スローライフを実現するために」
「ま、待ってくれリリアンナ! 僕を見捨てるのか!?」
フレデリックが叫ぶ。
「見捨ててはいません。貴方はもう一人で歩けます。それに、これ以上ここにいたら、私はただの『お守り役』になってしまいます」
リリアンナは窓の外、遠くに見えるエデンの村の方角を見つめた。
本当は、もう少しここにいたい気もする。
ルーカスの腕の中は温かいし、ミナとの王都生活も楽しい。
けれど、これ以上「なぁなぁ」で居続けることは、彼女の美学に反するのだ。
そして何より、ルーカスにこれ以上依存してしまうのが怖かった。
「……本気かい?」
ルーカスが低い声で問う。
「ええ。荷造りは既に済ませてあります」
「僕が……行くなと言ったら?」
「監禁しますか? それとも違約金を払いますか?」
リリアンナは挑発的に微笑んだ。
ルーカスは唇を噛み締め、やがて力なく笑った。
「……いや。契約を重んじるのが君の流儀だったね」
彼は引き出しから羽ペンを取り出し、書類にサインをした。
『契約満了確認書』。
「……認めよう。君は自由だ」
「感謝いたします、宰相閣下」
リリアンナは優雅にカーテシー(礼)をした。
それが、二人の関係にピリオドを打つ合図のように見えた。
だが。
リリアンナは知らなかった。
ルーカスがサインした書類の下に、もう一枚、『終身雇用契約書(婚姻届)』が隠されていたことを。
そして、彼が「一度逃がして、捕まえに行く」という狩りのスタイルを好む男であることを。
「では、失礼いたします。……さようなら」
リリアンナは執務室を出て行った。
ミナと、大量の荷物を連れて。
残されたルーカスは、窓から彼女の乗る馬車を見下ろし、妖しく目を細めた。
「さようなら、リリアンナ。……また、すぐに会おうね」
王城の宰相執務室。
リリアンナは書類にペンを走らせながら、深いため息をついた。
「離れてくれませんか? 書きにくいのですが」
「嫌だ」
即答だった。
ルーカスは執務机に向かうリリアンナの背後から、椅子ごと包み込むように抱きしめている。
彼の顎はリリアンナの肩に乗せられ、両腕は彼女のお腹の前でガッチリとロックされていた。
「これでは貴方の仕事も進まないでしょう」
「僕は優秀だからね。片手でも魔法で書類は書けるし、テレパシーで部下に指示も出せる。君の温もりを充電しながらの方が効率がいいんだ」
「嘘をおっしゃい。ただのサボりです」
リリアンナは呆れつつも、強くは拒絶しなかった。
昨日の事件以来、ルーカスの「分離不安」は深刻化している。
トイレに行く時でさえドアの前で待機される始末だ。
「それで? 例のバルダー元子爵の件はどうなりました?」
リリアンナが尋ねると、ルーカスの甘い声が、一瞬で絶対零度に冷え込んだ。
「ああ、彼ね。……法の裁きを受けさせたよ」
「死刑ですか?」
「いいや、そんな生温いことはしない。死ねば楽になれるからね」
ルーカスは楽しげに、しかし残酷に語り始めた。
「まず、彼に脱獄の手引きをした看守と、資金援助をしていた裏組織。これらを昨夜のうちに全て摘発し、壊滅させた。彼にはもう帰る場所も、頼れる仲間もいない」
「……仕事が早いですね」
「次に、彼が隠し持っていた裏資産。これも全て凍結・没収し、国庫に納めた。君への慰謝料として一部をプールしてあるよ」
「素晴らしい! さすがです!」
「そして彼自身は……王都の地下深くにある『光の届かない独房』で、死ぬまで労働に従事してもらうことにした。毎日、君への謝罪文を千枚書くというノルマ付きでね」
リリアンナは背筋が寒くなった。
この男、敵に回すと本当に怖い。
物理的な痛みよりも、精神と希望を削り取る拷問が得意すぎる。
「……やりすぎでは?」
「僕の大切な『心臓』を盗もうとしたんだ。これでも慈悲深い方だよ」
ルーカスが首筋にキスを落とす。
その執着の重さに、リリアンナは顔を赤らめた。
「……ふん。まあ、慰謝料が取れたなら文句はありません」
その時。
ドタドタドタッ! と廊下を走る足音が聞こえ、執務室のドアが勢いよく開かれた。
「リリアンナァァァァッ!!」
飛び込んできたのは、金髪を振り乱したフレデリック王子だ。
彼はリリアンナの姿を見るなり、涙目で駆け寄ってきた。
「無事か!? 誘拐されたって聞いて、僕、僕……!」
「ストップ。鼻水がついています」
リリアンナは冷静に「待て」のハンドサインを出した。
「心配には及びません、殿下。見ての通り、この過保護なコアラ(宰相)のおかげで無傷です」
「よ、よかったぁ……!」
フレデリックはその場にへたり込んだ。
「君がいなくなったらどうしようかと思ったよ。……だって、君がいないと、この書類の漢字が読めないし!」
「……心配の理由が不純ですね」
リリアンナはジト目になった。
やはりこの王子はダメだ。自分の保身しか考えていない。
そう思って切り捨てようとした時、フレデリックがおずおずと一枚の紙を差し出した。
「でも……これ。君が言ってた『業務改善案』、僕なりに考えてみたんだ」
「はい?」
リリアンナは眉をひそめつつ、紙を受け取った。
そこには、拙い字で、しかし一生懸命にこう書かれていた。
『王立騎士団の巡回ルート見直し案』
「……これは?」
「君が誘拐された場所、警備の死角だったんだろ? だから、二度とあんな場所ができないように、騎士団長と相談してルートを引き直したんだ。……僕には、剣も魔法も使えないけど、これならできると思って」
フレデリックは顔を真っ赤にして俯いた。
「もう……君を危険な目に遭わせたくないから」
室内が静まり返る。
リリアンナは書類をまじまじと見つめた。
完璧ではない。穴も多い。
だが、そこには確かに「他者を守りたい」という王族としての自覚の芽生えがあった。
「……殿下」
「は、はい! ダメかな!? やっぱりゴミ箱行き!?」
「いいえ」
リリアンナはフッと笑みを漏らした。
「六十点です」
「ろ、六十点……?」
「合格ラインは超えています。初めてにしては上出来でしょう。……よく気付きましたね、ここがボトルネックだと」
「ほ、褒められた!? リリアンナに褒められたぁぁ!!」
フレデリックが歓喜の舞を踊り出す。
まるで初めてお手を覚えた大型犬のようだ。
「やれやれ。弟も少しは成長したみたいだね」
ルーカスが苦笑する。
「リリアンナ、君は猛獣使いの才能があるよ。あのバカ王子を、ここまで使い物にするなんて」
「猛獣ではありません。ただの『承認欲求の強い駄犬』です。飴と鞭を使い分ければ、単純な労働力としては優秀ですよ」
リリアンナは毒舌を吐きつつも、どこか満足げだった。
自分が蒔いた種が、予想外の形で芽吹いたのだ。悪い気はしない。
「ミナ! ご褒美です! 殿下にクッキーを一枚差し上げなさい!」
「ラジャー! 殿下、口を開けてください! フリスビー投げでいきます!」
「えっ、手渡しじゃなくて!? あぐっ!?」
ミナが投げたクッキーが、見事な放物線を描いて王子の口にホールインワンした。
「もごもご……おいしい……」
平和だ。
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(……あれ?)
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つまり。
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「いえ。……ただ、計算が合っただけです」
「計算?」
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リリアンナはルーカスの腕をそっと外し、立ち上がった。
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「ま、待ってくれリリアンナ! 僕を見捨てるのか!?」
フレデリックが叫ぶ。
「見捨ててはいません。貴方はもう一人で歩けます。それに、これ以上ここにいたら、私はただの『お守り役』になってしまいます」
リリアンナは窓の外、遠くに見えるエデンの村の方角を見つめた。
本当は、もう少しここにいたい気もする。
ルーカスの腕の中は温かいし、ミナとの王都生活も楽しい。
けれど、これ以上「なぁなぁ」で居続けることは、彼女の美学に反するのだ。
そして何より、ルーカスにこれ以上依存してしまうのが怖かった。
「……本気かい?」
ルーカスが低い声で問う。
「ええ。荷造りは既に済ませてあります」
「僕が……行くなと言ったら?」
「監禁しますか? それとも違約金を払いますか?」
リリアンナは挑発的に微笑んだ。
ルーカスは唇を噛み締め、やがて力なく笑った。
「……いや。契約を重んじるのが君の流儀だったね」
彼は引き出しから羽ペンを取り出し、書類にサインをした。
『契約満了確認書』。
「……認めよう。君は自由だ」
「感謝いたします、宰相閣下」
リリアンナは優雅にカーテシー(礼)をした。
それが、二人の関係にピリオドを打つ合図のように見えた。
だが。
リリアンナは知らなかった。
ルーカスがサインした書類の下に、もう一枚、『終身雇用契約書(婚姻届)』が隠されていたことを。
そして、彼が「一度逃がして、捕まえに行く」という狩りのスタイルを好む男であることを。
「では、失礼いたします。……さようなら」
リリアンナは執務室を出て行った。
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