25 / 29
25
しおりを挟む
「祝・ご成婚! オーナー&公爵閣下、万歳ーッ!!」
パンパカパーンッ!
リゾートの中央広場に、クラッカーの音と紙吹雪が舞った。
「ブヒィィィッ!(おめでとー!)」
「ギュウゥッ!(結婚! 結婚!)」
広場は、スタッフ全員と宿泊客たちが入り乱れてのお祭り騒ぎだった。
昨日、夕日の丘で成立した契約(婚約)は、翌朝にはリゾート中に知れ渡っていた。
情報源はもちろん、目撃者であるトンカツたちだ。
「ありがとう。……少し恥ずかしいな」
リュカが照れくさそうに頭を下げる。
その隣で、私はバインダーを片手に、鋭い視線で広場を見渡していた。
「閣下、照れている場合ではありません。見てください、あの客入りを」
「ん? ああ、すごい人だ」
「祝賀ムードに乗じて、売店の『お祝い紅白まんじゅう』が飛ぶように売れています。この機を逃してはなりません」
私はペンを走らせた。
「直ちに『成婚記念セール』を開催。宿泊費一割引き……と言いたいところですが、逆にお祝いムードの高揚感を利用して『祝儀価格(一割増)』に設定してもクレームは来ないはず」
「……お前、自分の結婚式まで商売にする気か?」
リュカが呆れたように私を見る。
「当然です。公爵家とランカスター家の結婚。これほどのビッグイベント、ただの儀式で終わらせるなど資源の無駄遣いです」
私はバインダーを閉じ、リュカに向き直った。
「閣下。私たちの結婚式は、リゾート最大の『集客イベント』として活用させていただきます」
◇ ◇ ◇
一時間後。支配人室。
私はホワイトボードの前に立ち、緊急企画会議を開いた。
参加者はリュカ、先代ロダン、そしてなぜか労働服を着たジュリアンとミア(休憩時間に強制招集)だ。
「題して『ロイヤル・ウェディング・フェスティバル in エデン』計画!」
私がタイトルを書き殴ると、ロダンが「おおっ!」と声を上げた。
「いい響きだ! 盛大にやろう! 酒だ、酒を持ってこい!」
「静粛に。……さて、今回のコンセプトは『参加型ウェディング』です」
私は指示棒で図面を叩いた。
「通常、貴族の結婚式は招待客のみで行われます。しかし、今回は一般のお客様にも『観覧チケット』を販売します」
「ち、チケットだと!?」
ジュリアンが素っ頓狂な声を上げた。
「結婚式を見せるだけで金を取るのか!? 見世物じゃないんだぞ!」
「王族のパレードだって人が集まるでしょう? あれと同じです。S席(最前列・食事付き)は金貨五十枚。A席は三十枚。立ち見席は五枚です」
「高ぇよ! 誰が買うんだそんな席!」
「すでに予約が殺到しています。特に、王都の貴婦人方から『氷の公爵様の晴れ姿を見たい』とのお問い合わせが」
私は予約リストを見せた。S席はすでに完売だ。
「次に、引き出物についてです」
私はジュリアンとミアを見た。
「お二人には、特製『愛の誓いクッキー』の製造ラインに入っていただきます」
「はぁ!? 私がクッキーを!?」
ミアが悲鳴を上げる。
「はい。小麦粉の計量から焼き上げ、袋詰めまで。目標生産数は一万個です。パッケージには二人のイラスト(私が描いた、やつれた似顔絵)が入ります」
「嫌ですわ! なんで私が人の結婚式のクッキーなんて焼かなきゃいけないんですの! しかも似顔絵がブサイク!」
「労働の対価として、借金から金貨一枚分を減額します」
「やります!」
ミアが即答した。
背に腹は代えられないらしい。
「ジュリアンさんは、クッキーの生地を練る係です。その無駄に高いプライドを粉と一緒に練り込んで、美味しいクッキーにしてください」
「くっ……! 覚えてろ……! 最高にコシのある生地を作ってやる!」
なぜかやる気になっている。
単純で助かる。
「そして、式の演出ですが……」
私はリュカを見た。
「指輪の交換の際、空からトンカツに乗って登場するのはどうでしょう?」
「却下だ」
リュカが即答した。
「せめて普通に歩かせてくれ。ドレスが汚れるぞ」
「では、誓いのキスの瞬間に、背後で花火を一万発打ち上げるのは?」
「爆風で誓いが聞こえなくなる。……シスイ、頼むから少しは『普通』にしてくれ」
リュカが頭を抱えた。
「俺は、お前と静かに愛を誓い合いたいだけなんだ」
「……む」
そんな直球を投げられると、計算が狂う。
「……仕方ありませんね。では、式典自体は厳かに。その後の披露宴は無礼講(フェス)ということで手を打ちましょう」
「妥協案としては悪くない」
リュカがほっとしたように息を吐いた。
その時、ドアがノックされ、マーサが入ってきた。
「お嬢様、王都の新聞社から取材の申し込みが来ています。『悪役令嬢と氷の公爵、奇跡の逆転婚!』という見出しで特集を組みたいと」
「受けなさい。ただし独占インタビューは有料よ」
「それと、商人ギルドから『結婚式当日の屋台出店権』のオークションを開催してほしいと」
「許可します。場所代は売上の三割で」
次々と舞い込む案件。
私の脳内計算機はフル回転だ。
「忙しくなりますよ、皆様! この結婚式で、リゾートの知名度を不動のものにし、向こう三年の黒字を確定させます!」
「おーっ!」
ロダンとスタッフたちが拳を突き上げる。
ジュリアンとミアは「へいへい……」と死んだ目で厨房へと戻っていった。
◇ ◇ ◇
数日後。
リゾートの一角にある衣装部屋。
私はウェディングドレスの試着をしていた。
「……いかがですか、お嬢様?」
マーサが鏡の前の私を見て、うっとりと溜息をついた。
純白のシルクに、レースと真珠をふんだんにあしらったドレス。
デザインは私自身が行ったが、仕立ては王都から呼び寄せた超一流の職人に任せた。
「……うん、悪くないわね」
私は鏡の中で一回転した。
動きやすさも考慮し、裾は長すぎず、しかし優雅さを失わない絶妙なライン。
「でも、ここが少し寂しいかしら」
私は胸元を指差した。
「ここに『リゾート・エデン』のロゴマークを刺繍したら、宣伝効果が……」
「絶対ダメです」
マーサが真顔で止めた。
「一生に一度の晴れ舞台です。ご自身が広告塔になるのはやめてください」
「ちぇっ。……あ、そうだ。リュカ様に見せないと」
「旦那様なら、外でお待ちですよ」
カーテンを開けると、そこにはタキシード姿のリュカが立っていた。
普段の軍服姿も凛々しいが、フォーマルな装いはまた格別の破壊力がある。
「……どうかしら、閣下?」
私が尋ねると、リュカは私を見たまま固まった。
口を半開きにして、瞬きも忘れている。
「……閣下? 似合わない?」
「……いや」
リュカが喉を鳴らし、ゆっくりと近づいてきた。
「綺麗だ。……言葉が出ないほどに」
彼は私の手を取り、甲に口づけを落とした。
「本番まで見ないでおこうかと思ったが……これを見せられては、当日まで理性が保つか分からん」
「あら、野獣ですね」
「お前のせいだ」
リュカが甘く微笑む。
その笑顔に、私の心拍数が跳ね上がった。
(……これじゃあ、当日の入場料をいくらに設定しても安すぎるわね)
私は赤くなった顔を隠すように、彼の胸に額を押し付けた。
「……当日は、覚悟してくださいね。国中が注目する、最高のショーにしますから」
「ああ。お前となら、どんな騒ぎも楽しめそうだ」
二人の愛の準備は万端。
そして迎える結婚式当日。
それはもちろん、ただの式では終わらない。
元婚約者の乱入? 魔物のパレード? そして国王からのサプライズ?
すべてを巻き込んだ、前代未聞の「エンタメ婚」の幕が上がろうとしていた。
パンパカパーンッ!
リゾートの中央広場に、クラッカーの音と紙吹雪が舞った。
「ブヒィィィッ!(おめでとー!)」
「ギュウゥッ!(結婚! 結婚!)」
広場は、スタッフ全員と宿泊客たちが入り乱れてのお祭り騒ぎだった。
昨日、夕日の丘で成立した契約(婚約)は、翌朝にはリゾート中に知れ渡っていた。
情報源はもちろん、目撃者であるトンカツたちだ。
「ありがとう。……少し恥ずかしいな」
リュカが照れくさそうに頭を下げる。
その隣で、私はバインダーを片手に、鋭い視線で広場を見渡していた。
「閣下、照れている場合ではありません。見てください、あの客入りを」
「ん? ああ、すごい人だ」
「祝賀ムードに乗じて、売店の『お祝い紅白まんじゅう』が飛ぶように売れています。この機を逃してはなりません」
私はペンを走らせた。
「直ちに『成婚記念セール』を開催。宿泊費一割引き……と言いたいところですが、逆にお祝いムードの高揚感を利用して『祝儀価格(一割増)』に設定してもクレームは来ないはず」
「……お前、自分の結婚式まで商売にする気か?」
リュカが呆れたように私を見る。
「当然です。公爵家とランカスター家の結婚。これほどのビッグイベント、ただの儀式で終わらせるなど資源の無駄遣いです」
私はバインダーを閉じ、リュカに向き直った。
「閣下。私たちの結婚式は、リゾート最大の『集客イベント』として活用させていただきます」
◇ ◇ ◇
一時間後。支配人室。
私はホワイトボードの前に立ち、緊急企画会議を開いた。
参加者はリュカ、先代ロダン、そしてなぜか労働服を着たジュリアンとミア(休憩時間に強制招集)だ。
「題して『ロイヤル・ウェディング・フェスティバル in エデン』計画!」
私がタイトルを書き殴ると、ロダンが「おおっ!」と声を上げた。
「いい響きだ! 盛大にやろう! 酒だ、酒を持ってこい!」
「静粛に。……さて、今回のコンセプトは『参加型ウェディング』です」
私は指示棒で図面を叩いた。
「通常、貴族の結婚式は招待客のみで行われます。しかし、今回は一般のお客様にも『観覧チケット』を販売します」
「ち、チケットだと!?」
ジュリアンが素っ頓狂な声を上げた。
「結婚式を見せるだけで金を取るのか!? 見世物じゃないんだぞ!」
「王族のパレードだって人が集まるでしょう? あれと同じです。S席(最前列・食事付き)は金貨五十枚。A席は三十枚。立ち見席は五枚です」
「高ぇよ! 誰が買うんだそんな席!」
「すでに予約が殺到しています。特に、王都の貴婦人方から『氷の公爵様の晴れ姿を見たい』とのお問い合わせが」
私は予約リストを見せた。S席はすでに完売だ。
「次に、引き出物についてです」
私はジュリアンとミアを見た。
「お二人には、特製『愛の誓いクッキー』の製造ラインに入っていただきます」
「はぁ!? 私がクッキーを!?」
ミアが悲鳴を上げる。
「はい。小麦粉の計量から焼き上げ、袋詰めまで。目標生産数は一万個です。パッケージには二人のイラスト(私が描いた、やつれた似顔絵)が入ります」
「嫌ですわ! なんで私が人の結婚式のクッキーなんて焼かなきゃいけないんですの! しかも似顔絵がブサイク!」
「労働の対価として、借金から金貨一枚分を減額します」
「やります!」
ミアが即答した。
背に腹は代えられないらしい。
「ジュリアンさんは、クッキーの生地を練る係です。その無駄に高いプライドを粉と一緒に練り込んで、美味しいクッキーにしてください」
「くっ……! 覚えてろ……! 最高にコシのある生地を作ってやる!」
なぜかやる気になっている。
単純で助かる。
「そして、式の演出ですが……」
私はリュカを見た。
「指輪の交換の際、空からトンカツに乗って登場するのはどうでしょう?」
「却下だ」
リュカが即答した。
「せめて普通に歩かせてくれ。ドレスが汚れるぞ」
「では、誓いのキスの瞬間に、背後で花火を一万発打ち上げるのは?」
「爆風で誓いが聞こえなくなる。……シスイ、頼むから少しは『普通』にしてくれ」
リュカが頭を抱えた。
「俺は、お前と静かに愛を誓い合いたいだけなんだ」
「……む」
そんな直球を投げられると、計算が狂う。
「……仕方ありませんね。では、式典自体は厳かに。その後の披露宴は無礼講(フェス)ということで手を打ちましょう」
「妥協案としては悪くない」
リュカがほっとしたように息を吐いた。
その時、ドアがノックされ、マーサが入ってきた。
「お嬢様、王都の新聞社から取材の申し込みが来ています。『悪役令嬢と氷の公爵、奇跡の逆転婚!』という見出しで特集を組みたいと」
「受けなさい。ただし独占インタビューは有料よ」
「それと、商人ギルドから『結婚式当日の屋台出店権』のオークションを開催してほしいと」
「許可します。場所代は売上の三割で」
次々と舞い込む案件。
私の脳内計算機はフル回転だ。
「忙しくなりますよ、皆様! この結婚式で、リゾートの知名度を不動のものにし、向こう三年の黒字を確定させます!」
「おーっ!」
ロダンとスタッフたちが拳を突き上げる。
ジュリアンとミアは「へいへい……」と死んだ目で厨房へと戻っていった。
◇ ◇ ◇
数日後。
リゾートの一角にある衣装部屋。
私はウェディングドレスの試着をしていた。
「……いかがですか、お嬢様?」
マーサが鏡の前の私を見て、うっとりと溜息をついた。
純白のシルクに、レースと真珠をふんだんにあしらったドレス。
デザインは私自身が行ったが、仕立ては王都から呼び寄せた超一流の職人に任せた。
「……うん、悪くないわね」
私は鏡の中で一回転した。
動きやすさも考慮し、裾は長すぎず、しかし優雅さを失わない絶妙なライン。
「でも、ここが少し寂しいかしら」
私は胸元を指差した。
「ここに『リゾート・エデン』のロゴマークを刺繍したら、宣伝効果が……」
「絶対ダメです」
マーサが真顔で止めた。
「一生に一度の晴れ舞台です。ご自身が広告塔になるのはやめてください」
「ちぇっ。……あ、そうだ。リュカ様に見せないと」
「旦那様なら、外でお待ちですよ」
カーテンを開けると、そこにはタキシード姿のリュカが立っていた。
普段の軍服姿も凛々しいが、フォーマルな装いはまた格別の破壊力がある。
「……どうかしら、閣下?」
私が尋ねると、リュカは私を見たまま固まった。
口を半開きにして、瞬きも忘れている。
「……閣下? 似合わない?」
「……いや」
リュカが喉を鳴らし、ゆっくりと近づいてきた。
「綺麗だ。……言葉が出ないほどに」
彼は私の手を取り、甲に口づけを落とした。
「本番まで見ないでおこうかと思ったが……これを見せられては、当日まで理性が保つか分からん」
「あら、野獣ですね」
「お前のせいだ」
リュカが甘く微笑む。
その笑顔に、私の心拍数が跳ね上がった。
(……これじゃあ、当日の入場料をいくらに設定しても安すぎるわね)
私は赤くなった顔を隠すように、彼の胸に額を押し付けた。
「……当日は、覚悟してくださいね。国中が注目する、最高のショーにしますから」
「ああ。お前となら、どんな騒ぎも楽しめそうだ」
二人の愛の準備は万端。
そして迎える結婚式当日。
それはもちろん、ただの式では終わらない。
元婚約者の乱入? 魔物のパレード? そして国王からのサプライズ?
すべてを巻き込んだ、前代未聞の「エンタメ婚」の幕が上がろうとしていた。
0
あなたにおすすめの小説
溺愛令嬢の学生生活はとことん甘やかされてます。
しろねこ。
恋愛
体の弱いミューズは小さい頃は別邸にて療養していた。
気候が穏やかで自然豊かな場所。
辺境地より少し街よりなだけの田舎町で過ごしていた。
走ったり遊んだりすることができない分ベッドにて本を読んで過ごす事が多かった。
そんな時に家族ぐるみで気さくに付き合うようになった人達が出来た。
夏の暑い時期だけ、こちらで過ごすようになったそうだ。
特に仲良くなったのが、ミューズと同い年のティタン。
藤色の髪をした体の大きな男の子だった。
彼はとても活発で運動大好き。
ミューズと一緒に遊べる訳では無いが、お話はしたい。
ティタンは何かと理由をつけて話をしてるうちに、次第に心惹かれ……。
幼馴染という設定で、書き始めました。
ハピエンと甘々で書いてます。
同名キャラで複数の作品を執筆していますが、アナザーワールド的にお楽しみ頂ければと思います。
設定被ってるところもありますが、少々差異もあります。
お好みの作品が一つでもあれば、幸いです(*´ω`*)
※カクヨムさんでも投稿中
婚約破棄されて自由になったので、辺境で薬師になったら最強騎士に溺愛されました
有賀冬馬
恋愛
「愛想がないから妹と結婚する」と言われ、理不尽に婚約破棄されたクラリス。
貴族のしがらみも愛想笑いもこりごりです!
失意どころか自由を手にした彼女は、辺境の地で薬師として新たな人生を始めます。
辺境で薬師として働く中で出会ったのは、強くて優しい無骨な騎士・オリヴァー。誠実で不器用な彼にどんどん惹かれていき……
「お前が笑ってくれるなら、それだけでいい」
不器用なふたりの、やさしくて甘い恋が始まります。
彼とのあたたかい結婚生活が始まった頃、没落した元婚約者と妹が涙目で擦り寄ってきて――
「お断りします。今さら、遅いわよ」
【完結】伯爵令嬢の25通の手紙 ~この手紙たちが、わたしを支えてくれますように~
朝日みらい
恋愛
煌びやかな晩餐会。クラリッサは上品に振る舞おうと努めるが、周囲の貴族は彼女の地味な外見を笑う。
婚約者ルネがワインを掲げて笑う。「俺は華のある令嬢が好きなんだ。すまないが、君では退屈だ。」
静寂と嘲笑の中、クラリッサは微笑みを崩さずに頭を下げる。
夜、涙をこらえて母宛てに手紙を書く。
「恥をかいたけれど、泣かないことを誇りに思いたいです。」
彼女の最初の手紙が、物語の始まりになるように――。
下級兵士は断罪された追放令嬢を護送する。
やすぴこ
恋愛
「ジョセフィーヌ!! 貴様を断罪する!!」
王立学園で行われたプロムナード開催式の場で、公爵令嬢ジョセフィーヌは婚約者から婚約破棄と共に数々の罪を断罪される。
愛していた者からの慈悲無き宣告、親しかった者からの嫌悪、信じていた者からの侮蔑。
弁解の機会も与えられず、その場で悪名高い国外れの修道院送りが決定した。
このお話はそんな事情で王都を追放された悪役令嬢の素性を知らぬまま、修道院まで護送する下級兵士の恋物語である。
この度なろう、アルファ、カクヨムで同時完結しました。
(なろう版だけ諸事情で18話と19話が一本となっておりますが、内容は同じです)
悪魔憑きと呼ばれる嫌われ公爵家の御令嬢になりましたので、汚名返上させて頂きます
獅月@体調不良
恋愛
フィッダ•リュナ•イブリース公爵家。
冷酷な北領土主である、
悪魔憑きと呼ばれる一族。
彼等は皆、色素の薄い白髪に血のような赤い瞳を持ち、
死者の如く青白い肌をしている。
先祖が悪魔と契約した事で、人離れした魔力を待ち、
魔法に優れた彼等は…
森深くの屋敷で暮らしていた。
…なんて、噂されていますけど。
悪魔憑きでは無く、悪魔と言うか吸血鬼ですし、
冷酷と言われますが家族愛が重い程の、
優しい人達ばかりですの。
そんな彼等を知らないなんて、
勿体無いお人間さん達ですこと。
フィッダ•リュナ•イブリース公爵家の
御令嬢として、汚名返上させて頂きますわ!!
表紙•挿絵 AIイラスト ニジジャーニー
エブリスタにも公開してます
【完結】メルティは諦めない~立派なレディになったなら
すみ 小桜(sumitan)
恋愛
レドゼンツ伯爵家の次女メルティは、水面に映る未来を見る(予言)事ができた。ある日、父親が事故に遭う事を知りそれを止めた事によって、聖女となり第二王子と婚約する事になるが、なぜか姉であるクラリサがそれらを手にする事に――。51話で完結です。
【完結】ケーキの為にと頑張っていたらこうなりました
すみ 小桜(sumitan)
恋愛
前世持ちのファビアは、ちょっと変わった子爵令嬢に育っていた。その彼女の望みは、一生ケーキを食べて暮らす事! その為に彼女は魔法学園に通う事にした。
継母の策略を蹴散らし、非常識な義妹に振り回されつつも、ケーキの為に頑張ります!
【完結】無意識 悪役公爵令嬢は成長途中でございます!ー新たなる王室編ー
愚者 (フール)
恋愛
無意識 悪役公爵令嬢は成長途中でございます!
幼女編、こちらの続編となります。
家族の罪により王から臣下に下った代わりに、他国に暮らしていた母の違う兄がに入れ替わり玉座に座る。
新たな王族たちが、この国エテルネルにやって来た。
その後に、もと王族と荒れ地へ行った家族はどうなるのか?
離れて暮らすプリムローズとは、どんな関係になるのかー。
そんな彼女の成長過程を、ゆっくりお楽しみ下さい。
☆この小説だけでも、十分に理解できる様にしております。
全75話
全容を知りたい方は、先に書かれた小説をお読み下さると有り難いです。
前編は幼女編、全91話になります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる