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二人の距離、そして現れた“隠された令嬢”
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王宮で行われた公開質問の日から、一週間が過ぎた。
民の前でレオンハルト様と並び立ち、共に“未来を誓った”ことで、
私に向けられていた冷ややかな視線は、少しずつ柔らかなものへと変わり始めていた。
けれど、そんな穏やかな日々の裏で——
“もう一つの戦い”が、静かに幕を開けようとしていた。
⸻
「アリア、今夜は執務を早めに切り上げる。少し散歩でもしよう」
そんな言葉をかけられたのは、初夏の柔らかな夕暮れのことだった。
王宮の裏庭に咲くバラ園は、夕陽に照らされて美しく輝いている。
レオンハルト様と二人きりで歩くその時間は、まるで夢の中のようだった。
「……この景色、昔からお好きなのですか?」
「いや。あまり来たことはない。ただ……お前がここを好みそうだと思って」
「——!」
不意にそう言われて、私は思わず足を止めた。
(……そんなことを言われるなんて)
胸の奥が、じんわりと温かくなる。
「アリア」
「……はい?」
「お前がここに来てから……いや、俺が“お前を選んでから”だな。いろいろなことが変わった」
「……それは、悪い方に、でしょうか?」
「逆だ。世界が、少しだけまっすぐに見えるようになった」
——その瞬間。
私は、レオンハルト様の瞳を、初めて正面から見た気がした。
冷たくも鋭いと噂されていたその眼差しには、
今はもう、私へのまっすぐな“想い”しか宿っていない。
「……アリア、お前を抱きしめてもいいか?」
「っ……はい……」
レオンハルト様が私を優しく引き寄せると、
その腕の中に包まれて、私はただ静かに目を閉じた。
その夜、私は眠る前にこう思った。
——私は、この人の隣で生きていきたい。ずっと。
⸻
だが、その翌朝。
王宮に一つの報せが届く。
「アリステリア嬢が、体調を崩して入院されたそうです」
「……彼女が?」
「はい。ですが、それだけではなく……おそらく、彼女の“正体”に関する情報も、届くかと」
メイド長が手渡した報告書には、信じがたい内容が綴られていた。
『アリステリア=グランツ嬢は、公爵家の養女であり、
実の出自は“王都郊外の魔道師一族”に連なる、いわば“庶民階級”である可能性が高い』
(……なぜ、それを今まで隠していたの?)
真相を確かめようとしたその時。
王宮を訪れた一人の少女が、私のもとへと案内された。
「失礼いたします。アリア様、少しお時間をいただけませんか?」
それは、透き通るような金の髪と、緑の瞳を持つ、どこか憂いを帯びた少女だった。
「私は、ユーフェミア=アルステッドと申します。……アリステリアの、実の妹です」
「……!」
私が声を失っていると、彼女は深く頭を下げた。
「姉は……姉は、ずっと“王家の花嫁”になることを望んで育てられました。
でも、あの人は本当は……ただ、“家のために”望まれただけだったのです」
彼女の話によれば——
アリステリアは、公爵家の本当の娘ではなく、
若き日のグランツ公爵が愛した“魔道師の娘”だったという。
王家との縁談を実現させるため、
彼女はその素性を封じられ、“完璧な淑女”として育てられた。
だが、その裏では——常に“本物ではない自分”との葛藤に苦しんでいたらしい。
「姉は、あなたに嫉妬していました。真っ直ぐに愛されるあなたが、羨ましかったのです。……でも、あなたのことを“嫌って”いたわけではないのです。きっと」
「……ユーフェミアさん」
私の声は、自然と柔らかくなった。
「あなたの話を聞いて、私は少し、彼女のことがわかった気がします。ありがとう。伝えてください。——私は、もう誰も恨んではいません、と」
「……はい」
少女は、静かに微笑んだ。
⸻
その日の夕方。
私は、レオンハルト様にこのことを伝えた。
「……アリステリア嬢の出自。あなたは、最初から知っておられたのですか?」
「察していた。だが、それを公にしても、彼女を追い詰めるだけだと思った」
「優しいのですね、あなたは」
「……そう言われるのは、慣れていないな」
私たちは、そっと微笑み合う。
——けれど、物語はまだ終わらない。
⸻
数日後。
王宮の中庭に、一人の人物が現れた。
「久しぶりだな、アリア」
その声に振り向くと——
そこにいたのは、私の元・婚約者であり、王太子・カイルだった。
「……何のご用件でしょうか、殿下」
「お前に伝えておきたい。俺は、お前を手放して正しかったとは思っていない」
「——今さら、何を」
「レオンハルトに負けるのが癪なだけだ。だが、それでも……お前が“他人の手に渡る”のは、腹立たしい」
(この人は、やはり……)
自分が選ばなかったくせに、失ったと気づいた瞬間に惜しくなる。
そんな“浅はかな執着”に、私はもう縛られない。
「私が誰のものであるかは、あなたに関係ありません」
きっぱりと言い放つと、カイルは一瞬驚いた顔をして、それから嘲るように笑った。
「……ずいぶん変わったな、アリア。いい目をするようになった」
その言葉に、私は自信を持って答える。
「ええ。私はもう、“捨てられる令嬢”ではありませんから」
⸻
そして——その日の夜。
レオンハルト様は、私を庭へと連れ出した。
星の下で、彼は静かに問いかけた。
「アリア。俺の妃になってくれ」
「——はい。喜んで」
涙がこぼれるほどの幸福と共に、
私は彼の腕の中で、強く、優しく、抱きしめられた。
それは、かつて誰からも祝福されなかった令嬢が、
ようやく掴んだ“真実の愛”の証だった。
民の前でレオンハルト様と並び立ち、共に“未来を誓った”ことで、
私に向けられていた冷ややかな視線は、少しずつ柔らかなものへと変わり始めていた。
けれど、そんな穏やかな日々の裏で——
“もう一つの戦い”が、静かに幕を開けようとしていた。
⸻
「アリア、今夜は執務を早めに切り上げる。少し散歩でもしよう」
そんな言葉をかけられたのは、初夏の柔らかな夕暮れのことだった。
王宮の裏庭に咲くバラ園は、夕陽に照らされて美しく輝いている。
レオンハルト様と二人きりで歩くその時間は、まるで夢の中のようだった。
「……この景色、昔からお好きなのですか?」
「いや。あまり来たことはない。ただ……お前がここを好みそうだと思って」
「——!」
不意にそう言われて、私は思わず足を止めた。
(……そんなことを言われるなんて)
胸の奥が、じんわりと温かくなる。
「アリア」
「……はい?」
「お前がここに来てから……いや、俺が“お前を選んでから”だな。いろいろなことが変わった」
「……それは、悪い方に、でしょうか?」
「逆だ。世界が、少しだけまっすぐに見えるようになった」
——その瞬間。
私は、レオンハルト様の瞳を、初めて正面から見た気がした。
冷たくも鋭いと噂されていたその眼差しには、
今はもう、私へのまっすぐな“想い”しか宿っていない。
「……アリア、お前を抱きしめてもいいか?」
「っ……はい……」
レオンハルト様が私を優しく引き寄せると、
その腕の中に包まれて、私はただ静かに目を閉じた。
その夜、私は眠る前にこう思った。
——私は、この人の隣で生きていきたい。ずっと。
⸻
だが、その翌朝。
王宮に一つの報せが届く。
「アリステリア嬢が、体調を崩して入院されたそうです」
「……彼女が?」
「はい。ですが、それだけではなく……おそらく、彼女の“正体”に関する情報も、届くかと」
メイド長が手渡した報告書には、信じがたい内容が綴られていた。
『アリステリア=グランツ嬢は、公爵家の養女であり、
実の出自は“王都郊外の魔道師一族”に連なる、いわば“庶民階級”である可能性が高い』
(……なぜ、それを今まで隠していたの?)
真相を確かめようとしたその時。
王宮を訪れた一人の少女が、私のもとへと案内された。
「失礼いたします。アリア様、少しお時間をいただけませんか?」
それは、透き通るような金の髪と、緑の瞳を持つ、どこか憂いを帯びた少女だった。
「私は、ユーフェミア=アルステッドと申します。……アリステリアの、実の妹です」
「……!」
私が声を失っていると、彼女は深く頭を下げた。
「姉は……姉は、ずっと“王家の花嫁”になることを望んで育てられました。
でも、あの人は本当は……ただ、“家のために”望まれただけだったのです」
彼女の話によれば——
アリステリアは、公爵家の本当の娘ではなく、
若き日のグランツ公爵が愛した“魔道師の娘”だったという。
王家との縁談を実現させるため、
彼女はその素性を封じられ、“完璧な淑女”として育てられた。
だが、その裏では——常に“本物ではない自分”との葛藤に苦しんでいたらしい。
「姉は、あなたに嫉妬していました。真っ直ぐに愛されるあなたが、羨ましかったのです。……でも、あなたのことを“嫌って”いたわけではないのです。きっと」
「……ユーフェミアさん」
私の声は、自然と柔らかくなった。
「あなたの話を聞いて、私は少し、彼女のことがわかった気がします。ありがとう。伝えてください。——私は、もう誰も恨んではいません、と」
「……はい」
少女は、静かに微笑んだ。
⸻
その日の夕方。
私は、レオンハルト様にこのことを伝えた。
「……アリステリア嬢の出自。あなたは、最初から知っておられたのですか?」
「察していた。だが、それを公にしても、彼女を追い詰めるだけだと思った」
「優しいのですね、あなたは」
「……そう言われるのは、慣れていないな」
私たちは、そっと微笑み合う。
——けれど、物語はまだ終わらない。
⸻
数日後。
王宮の中庭に、一人の人物が現れた。
「久しぶりだな、アリア」
その声に振り向くと——
そこにいたのは、私の元・婚約者であり、王太子・カイルだった。
「……何のご用件でしょうか、殿下」
「お前に伝えておきたい。俺は、お前を手放して正しかったとは思っていない」
「——今さら、何を」
「レオンハルトに負けるのが癪なだけだ。だが、それでも……お前が“他人の手に渡る”のは、腹立たしい」
(この人は、やはり……)
自分が選ばなかったくせに、失ったと気づいた瞬間に惜しくなる。
そんな“浅はかな執着”に、私はもう縛られない。
「私が誰のものであるかは、あなたに関係ありません」
きっぱりと言い放つと、カイルは一瞬驚いた顔をして、それから嘲るように笑った。
「……ずいぶん変わったな、アリア。いい目をするようになった」
その言葉に、私は自信を持って答える。
「ええ。私はもう、“捨てられる令嬢”ではありませんから」
⸻
そして——その日の夜。
レオンハルト様は、私を庭へと連れ出した。
星の下で、彼は静かに問いかけた。
「アリア。俺の妃になってくれ」
「——はい。喜んで」
涙がこぼれるほどの幸福と共に、
私は彼の腕の中で、強く、優しく、抱きしめられた。
それは、かつて誰からも祝福されなかった令嬢が、
ようやく掴んだ“真実の愛”の証だった。
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