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第2章:シエルの捜索
2-12.溺れる男 ※
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女の花唇はすでに充分すぎるほど潤っていた。トロトロとした蜜が次から次へと溢れ出してくる。
甘い匂いが鼻をついた。
女の蜜口から放たれる濃厚な甘い匂いに目眩がする。まるで強い酒にでも酔わされたみたいだ。
シエルはその蕩けた蜜壺の中へ指を差し入れてみる。ゴツゴツとした長めの指が、なんの抵抗もなく、するりと吸い込まれてゆく。グチュグチュと胎内をかき混ぜるように動かすと、女が嬉しそうに腰を揺らす。
シエルは挿れる指の数を増やしていった。
二本、三本……と増やすごとに、女の腰の動きが大きくなる。
「んぅ……もっと、もっと……大っきいの、が……欲しい」
女が腰をくねらせて、シエルの股間に手を伸ばした。すっかり勃ち上がったソコを愛おしそうに握りしめる。
「うぅ……っ」
シエルが呻いた。
朝、大量に吐き出したはずなのに……また痛いくらいに勃起している。
女にねだられるまま、シエルは熱い蜜口に己れの肉棒をあてがった。そのままズブズブと腰を沈めていくと、濁流に呑み込まれるように、女の胎内へと咥え込まれていく。全身の血が泡立つのがわかった。
「あ、あ、あっ……い、い……ぁ、んっ……きもち、イ……ィ」
女の喘ぎ声に煽られて、シエルの動きも速くなる。二人の肉体のぶつかり合う音が狭い小屋に響く。
煮えたぎるような女の蜜の海に溺れて、シエルはこのまま自分が溶けて消えてしまうのではないかと思った。
このままではハマってしまう。
そう思うのに、どうしても止められない。シエルの思考とは裏腹に、身体が勝手に意思を持って、女の身体に奉仕しようとしているみたいだった。
「あぁぁ……んっ! もっとぉ……もっと、欲しい、の……」
「……っ、はぁ……は、あっ……は、ぁ……」
シエルは息も絶え絶えに腰を振り続けた。
目の前で女の乳房がぶるんぶるんと揺れている。
二人分の重さに耐えかねた寝台がギシギシと大きな音を立てて軋む。
「んぅ……っく!」
シエルの肉棒がブルブルと大きく震えて、女の胎内に勢いよく精を射出した。血管がドクドクと脈打っている。
女の膣は最後の一滴まで残らず搾り出さんと、シエルが果てた後もギュムギュムと蠢動を続けていた。
「アぁ、あっ、あ……ハ、あぁぁぁぁ……っ!!」
女の身体が大きく撓った。
すでに薄暗い小屋の中で、女の身体の白さが不気味に浮かび上がる。
絶頂に達した女は、痙攣しているのか、身体をピクピクと震わせている。
シエルと繋がっていた秘孔からは甘くて濃い蜜の匂いが強烈に放たれていた。
*****
いつのまにか、シエルはまた眠っていたらしい。
あの後、女に誘われるがまま何度も交わって、最後には意識を飛ばしてしまったらしい。
シエルの傍らでは素っ裸の女が浅い寝息を立てていた。
「何をやっているんだ、私は……」
シエルは自責の念にかられた。
今日は結局、レオポルトを捜しに行くことができなかった。女との情交に溺れて、本来の目的を見失うなんて……。
こんなことでは二度とサーシャに顔向けできない。
シエルは女を起こさないように寝台を抜け出して服を身につけた。
――ここに長くいてはいけない。
シエルの本能がそう告げていた。
この女には不思議な魅力がある。
でもそれは男にとって良くない魅力だ。
女の白い肉体を前にすると、何もかもどうでもよくなってしまう。何も考えられなくなる。
そして忘我のうちに、すべて搾り取られてしまうのだ……。
女には悪いが、彼女が起きる前に黙って出て行こう。
シエルは決意した。
村に連れて帰る話もなかったことにした方がいいかもしれない。
あの女が近くにいて、平静でいられる自信がない。
今だって、女に引き止められたら、断れずにまたずるずると関係してしまうかもしれなかった。
「世話になった。……すまない」
寝台に横たわる女を見下ろながら、シエルは呟いた。
白い裸身が眩しい。
女の呼吸に合わせて、胸がかすかに揺れている。シエルは思わず触れてしまいたくなるのを必死の思いで堪えると、小屋を後にした。
甘い匂いが鼻をついた。
女の蜜口から放たれる濃厚な甘い匂いに目眩がする。まるで強い酒にでも酔わされたみたいだ。
シエルはその蕩けた蜜壺の中へ指を差し入れてみる。ゴツゴツとした長めの指が、なんの抵抗もなく、するりと吸い込まれてゆく。グチュグチュと胎内をかき混ぜるように動かすと、女が嬉しそうに腰を揺らす。
シエルは挿れる指の数を増やしていった。
二本、三本……と増やすごとに、女の腰の動きが大きくなる。
「んぅ……もっと、もっと……大っきいの、が……欲しい」
女が腰をくねらせて、シエルの股間に手を伸ばした。すっかり勃ち上がったソコを愛おしそうに握りしめる。
「うぅ……っ」
シエルが呻いた。
朝、大量に吐き出したはずなのに……また痛いくらいに勃起している。
女にねだられるまま、シエルは熱い蜜口に己れの肉棒をあてがった。そのままズブズブと腰を沈めていくと、濁流に呑み込まれるように、女の胎内へと咥え込まれていく。全身の血が泡立つのがわかった。
「あ、あ、あっ……い、い……ぁ、んっ……きもち、イ……ィ」
女の喘ぎ声に煽られて、シエルの動きも速くなる。二人の肉体のぶつかり合う音が狭い小屋に響く。
煮えたぎるような女の蜜の海に溺れて、シエルはこのまま自分が溶けて消えてしまうのではないかと思った。
このままではハマってしまう。
そう思うのに、どうしても止められない。シエルの思考とは裏腹に、身体が勝手に意思を持って、女の身体に奉仕しようとしているみたいだった。
「あぁぁ……んっ! もっとぉ……もっと、欲しい、の……」
「……っ、はぁ……は、あっ……は、ぁ……」
シエルは息も絶え絶えに腰を振り続けた。
目の前で女の乳房がぶるんぶるんと揺れている。
二人分の重さに耐えかねた寝台がギシギシと大きな音を立てて軋む。
「んぅ……っく!」
シエルの肉棒がブルブルと大きく震えて、女の胎内に勢いよく精を射出した。血管がドクドクと脈打っている。
女の膣は最後の一滴まで残らず搾り出さんと、シエルが果てた後もギュムギュムと蠢動を続けていた。
「アぁ、あっ、あ……ハ、あぁぁぁぁ……っ!!」
女の身体が大きく撓った。
すでに薄暗い小屋の中で、女の身体の白さが不気味に浮かび上がる。
絶頂に達した女は、痙攣しているのか、身体をピクピクと震わせている。
シエルと繋がっていた秘孔からは甘くて濃い蜜の匂いが強烈に放たれていた。
*****
いつのまにか、シエルはまた眠っていたらしい。
あの後、女に誘われるがまま何度も交わって、最後には意識を飛ばしてしまったらしい。
シエルの傍らでは素っ裸の女が浅い寝息を立てていた。
「何をやっているんだ、私は……」
シエルは自責の念にかられた。
今日は結局、レオポルトを捜しに行くことができなかった。女との情交に溺れて、本来の目的を見失うなんて……。
こんなことでは二度とサーシャに顔向けできない。
シエルは女を起こさないように寝台を抜け出して服を身につけた。
――ここに長くいてはいけない。
シエルの本能がそう告げていた。
この女には不思議な魅力がある。
でもそれは男にとって良くない魅力だ。
女の白い肉体を前にすると、何もかもどうでもよくなってしまう。何も考えられなくなる。
そして忘我のうちに、すべて搾り取られてしまうのだ……。
女には悪いが、彼女が起きる前に黙って出て行こう。
シエルは決意した。
村に連れて帰る話もなかったことにした方がいいかもしれない。
あの女が近くにいて、平静でいられる自信がない。
今だって、女に引き止められたら、断れずにまたずるずると関係してしまうかもしれなかった。
「世話になった。……すまない」
寝台に横たわる女を見下ろながら、シエルは呟いた。
白い裸身が眩しい。
女の呼吸に合わせて、胸がかすかに揺れている。シエルは思わず触れてしまいたくなるのを必死の思いで堪えると、小屋を後にした。
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