12 / 140
序章.美しき想い出
10.子どもの絶望
しおりを挟む
「がぶっ?! ……なぜ、ここに魔物が?!」
あれは……まさか魔物?! 頭部が歪に膨れ上がり、人の手足でよだれかけを作っている巨大な赤ん坊のようであり、全体的に血管が浮き出て真っ赤な異形……瞳からは絶えず蛆虫の涙を流し続けているのが気持ち悪い。その手には巨大な鋏を持っているし、あれがアリシアの言っていたこの街を騒がせている元凶? でもなぜ領主館に?
『マ"マ"ァ"?"』
「イカレ野郎が! 猟犬の解放申請──受諾!!」
段々と犯行が大胆にエスカレートしていってるって聞いたけどまさか領主館にまで襲撃してくるなんて! そういえば既に夕方から夜に更けている。
「っ、アリシア大丈夫?!」
「うっ、え、えぇ生きてるわ」
「良かった……『我が願いの対価はこの身に流るる血、望みは他者を癒す力』」
禁じ手だけど自身の血液を対価にアリシアを癒す……けど止血して傷を塞ぐのが精一杯だ。
「……ごめんアリシア、僕の力だと自身の血を対価にしても腕を元に戻せなかった」
「ううん、いいのよ……あなたと共に生きられているだけで」
目頭が熱くなる……アリシアも、そして意地悪だと思ってたディンゴも……僕が魔法使いで、狩人の人にどれだけ悪く言われようと見捨ててくれない、それがとてつもなく……嬉しい。
「アリシア……うん、早く逃げよう」
「えぇ、ディンゴ行くわよ!」
「ごほっ、うるせぇ! こっちだって怪我してんだよ!」
「わかってるけど、あいつらがお互いに自滅しあっている内に距離を稼ぐわよ!」
良かった……ボロボロだけどディンゴも無事だ、死んでたら後悔してもしきれなかった。
「ディンゴ、怪我を治すよ……『我が願いの対価は華一輪、望みは他者を癒す力』」
「……本当にすごいな、クレルのくせに」
「ディンゴ! お礼は?!」
「ぐっ……あり、がとう」
「う、うん……」
魔法で怪我を治したディンゴが憎まれ口を叩き、アリシアに叱られてお礼を言う……ディンゴに言われるなんて、なんだか慣れないな……。
「──クソがァ!」
「『っ?!』」
なっ?! あの人正気?! 魔物をこちらに投げ飛ばすなんて! ぐっ、クソ……あんまりやり過ぎると自壊してしまうけど仕方ない!
「『我が願いの対価はこの身に流るる血、望むは道を切り拓く刃!』」
う"っ"……?!! 貧血に加え、自分の受精卵からの記憶が怒涛のように流れ込んで気持ち悪い、頭が割れそうだ……。
「クレル大丈夫なの?!」
「おいクレル! しっかりしろ!」
「ぐっ……大丈、夫!」
自らの血で作った刃で魔物の巨大な鋏を身体ごと捻った手首の返しで受け流し、その余った勢いを利用して腕と脚を切り裂く!
『オギャァアーー!!』
「ぐっ?!」
「なんだコイツ?!」
「耳がっ?!」
身体を叩き付けられるかのような音の洪水、それと共に母性を求める哀しみの衝動と嘆きが溢れ出てくる……!!
「ぐぐっ……! アリシア! ディンゴ! なるべく声を聞かず、無視して! 決して共感してはダメだ!!」
「わかってるけど……」
「これは……」
やっぱり今まで魔力に触れてこず、耐性のない一般人にはキツイものがあるか──
「──おとなしく一緒に去ねや」
「っ?! がぼぉっ?!!」
「クレル?!」
アリシアの悲鳴が聞こえるがそれどころじゃない……背後から魔物を巻き込む形で放たれた……おそらく巨大な銃弾が僕のお腹に風穴を開け、魔物の脚を吹き飛ばす……これ、出血量ヤバイな。
『マ"ッ"マ"ァ"ア"!"!"』
「がふっ! ……クソっ!」
手に力が入らない、さらに前から魔物の鋏が迫る……あぁ、これ間に合わないな……? せっかく二人がここまで命を繋いでくれたのに、身体を上下に寸断されて死ぬのかな……。
「クレルのくせに諦めるとか生意気なんだよ?!!」
「ディンゴ──!!」
「あっ、え……?」
僕の肩を押し倒してディンゴが庇う、それによって僕の頭上でディンゴが……ディンゴの身体が腰から腹の下まで斜めに分断される。
「ぶふっ?!」
まるで世界の時間が狂ったみたいに遅く、緩やかにディンゴの口から血が溢れ出て、上半身から腸や胃などの内容物がこぼれ落ちてくるのを……ただ眺めていた。
「あっ、ディンゴ……どうして……」
「……バカな、ごふっ! ……クレルに、は……わかるわけっごぷっ! ……ないだろ」
「ディンゴ! あなたどうして?! クレルのこと虐めてたくせに!!」
今はそんな時ではないとわかってる……前には魔物、後ろには狩人、どちらもこちらの命を狙って来ている脅威がある。……でもアリシアと一緒にディンゴの傍に駆け寄るしかない。
「今手当を……『我が願いの対価はこの身に──」
「──やめろ、俺はもう死ぬんだ……ごぶっ」
「でも!!」
なんですぐに諦めるんだよ! 僕の血を対価にすれば止血ぐらいはできるのに!
「友情ごっこはおしまいか?」
「がふっ?!!」
「アリシア?!!」
目の前で胸から絶えず血を流し続けながらアリシアが仰向けに倒れ込む、その時の生気のない顔が酷く怖い。
『オ"カ"ァ"サ"ァ"ン"ン"!"!"』
「ちっ!デク人形が!」
「っ?!」
不味い! 魔物が狩人の人の方へ意識を向けたのは幸いだけど、どちらも距離が近い! クソっ! お腹の穴から血が止まらない、痛い! でもディンゴとアリシアの方が重症だ、この状況をどうすれば……。
「なぁ、クレ、ル……」
「ディンゴ無理しないで!」
下半身が無いのに無理して喋ったら本当に死んでしまうよ!
「俺、は……どんなげほっ……奴だった?」
「そんなのいつも殴ってくるし、意地悪で嫌な奴だったよ! ……『我が願いの対価はこの身に流るる血、望むは他者を癒す力!!』」
「じゃあさ……ごふっ、俺ら……友達に、なれるかな?」
「っ?!」
どうしたんだよディンゴ、なんでそんなしおらしいんだよ……まるで今から死んじゃうみたいじゃないか! あぁもう! なんで傷が塞がらないんだよ! なんでなんだよ!!
「なれ、るか?」
「っ! そんなの、なれるに決まってるだろ?! いいから黙って傷を治すんだよ! 友達になったら今までの分倍返しにしてやるからな?!」
「よかっ、た……がふっ! ……じゃあさ、俺を──対価に、魔法をっ……発、動してくれ」
「っ?!」
ディンゴは何を言ってるんだよ、そんなの出来るわけないだろ?!
「無理に決まってるだろ?!」
「そう、か……なら、強力な魔法がっごぷっ?! ……使えそうだな」
「なんでディンゴが魔法の知識を……」
そうだよ、それに最初から僕が魔法使いだって知ってたみたいだし……ディンゴは何者なの?
「げほっ、がはっ?! ……それも、俺を対価にすればわかる、いい、から早く……死ねば価値が下がる」
「っでも!!」
「……いいから早くしろ! アリシアまで死んでしまうぞ?! いいのか?! ……ガハァ?!」
「ディンゴ!!」
あぁ、あぁ……もう、どうしたらいいんだよ! アリシアにも絶対に死んで欲しくない!
「お前にもわかるだろ?! 俺とアリシアじゃあ、お前の中での価値が違う! なら、俺を『使う』方が大事な者も護れて、事態を打開できる両方の可能性がある!!」
「う、くぅ……!! ディンゴのバカ野郎! 勝ち逃げなんて卑怯なんだよ!」
「……罵倒ならお前の中でいくらでも聞いてやるから早くしろ」
クソッ、クソッ!! 僕が弱いからだ! 僕が簡単にバレてしまったからだ! 申請がないガナン人は魔法使いとして処理されるという知識がなかったからだ! ボーゼスが見逃したのを基準に考えてしまった迂闊さがあったからだ!
「ごほっ、げほっ!……俺の魂は記憶と一緒にお前の中に引っ越すだけだ」
「ディンゴのバカ野郎! 一生恨んでやるからな?!」
「……恨み言は後でな」
「ぁあぁああああぁあぁぁああ!!!!!!! 『我が願いの対価は──僕の大事な友達ディンゴ』」
ディンゴの身体が解けていく……ジュルシュルと音をたてて光の帯と粒になって僕の身体に溶け込んでいく……。
「貴様ァ! やはり魔法使いは親友すら対価にするかぁ?! 待っていろ! 今すぐ殺してやる!!」
あぁ、ディンゴ……君は───────
「そこをどけぇ! デク人形!!」
『オ"カ"ァ"サ"ァ"ン"ン"!"!" オ"カ"ァ"サ"ァ"ン"ン"!"!"』
───────僕の腹違いの兄だったんだね。
▼▼▼▼▼▼▼
あれは……まさか魔物?! 頭部が歪に膨れ上がり、人の手足でよだれかけを作っている巨大な赤ん坊のようであり、全体的に血管が浮き出て真っ赤な異形……瞳からは絶えず蛆虫の涙を流し続けているのが気持ち悪い。その手には巨大な鋏を持っているし、あれがアリシアの言っていたこの街を騒がせている元凶? でもなぜ領主館に?
『マ"マ"ァ"?"』
「イカレ野郎が! 猟犬の解放申請──受諾!!」
段々と犯行が大胆にエスカレートしていってるって聞いたけどまさか領主館にまで襲撃してくるなんて! そういえば既に夕方から夜に更けている。
「っ、アリシア大丈夫?!」
「うっ、え、えぇ生きてるわ」
「良かった……『我が願いの対価はこの身に流るる血、望みは他者を癒す力』」
禁じ手だけど自身の血液を対価にアリシアを癒す……けど止血して傷を塞ぐのが精一杯だ。
「……ごめんアリシア、僕の力だと自身の血を対価にしても腕を元に戻せなかった」
「ううん、いいのよ……あなたと共に生きられているだけで」
目頭が熱くなる……アリシアも、そして意地悪だと思ってたディンゴも……僕が魔法使いで、狩人の人にどれだけ悪く言われようと見捨ててくれない、それがとてつもなく……嬉しい。
「アリシア……うん、早く逃げよう」
「えぇ、ディンゴ行くわよ!」
「ごほっ、うるせぇ! こっちだって怪我してんだよ!」
「わかってるけど、あいつらがお互いに自滅しあっている内に距離を稼ぐわよ!」
良かった……ボロボロだけどディンゴも無事だ、死んでたら後悔してもしきれなかった。
「ディンゴ、怪我を治すよ……『我が願いの対価は華一輪、望みは他者を癒す力』」
「……本当にすごいな、クレルのくせに」
「ディンゴ! お礼は?!」
「ぐっ……あり、がとう」
「う、うん……」
魔法で怪我を治したディンゴが憎まれ口を叩き、アリシアに叱られてお礼を言う……ディンゴに言われるなんて、なんだか慣れないな……。
「──クソがァ!」
「『っ?!』」
なっ?! あの人正気?! 魔物をこちらに投げ飛ばすなんて! ぐっ、クソ……あんまりやり過ぎると自壊してしまうけど仕方ない!
「『我が願いの対価はこの身に流るる血、望むは道を切り拓く刃!』」
う"っ"……?!! 貧血に加え、自分の受精卵からの記憶が怒涛のように流れ込んで気持ち悪い、頭が割れそうだ……。
「クレル大丈夫なの?!」
「おいクレル! しっかりしろ!」
「ぐっ……大丈、夫!」
自らの血で作った刃で魔物の巨大な鋏を身体ごと捻った手首の返しで受け流し、その余った勢いを利用して腕と脚を切り裂く!
『オギャァアーー!!』
「ぐっ?!」
「なんだコイツ?!」
「耳がっ?!」
身体を叩き付けられるかのような音の洪水、それと共に母性を求める哀しみの衝動と嘆きが溢れ出てくる……!!
「ぐぐっ……! アリシア! ディンゴ! なるべく声を聞かず、無視して! 決して共感してはダメだ!!」
「わかってるけど……」
「これは……」
やっぱり今まで魔力に触れてこず、耐性のない一般人にはキツイものがあるか──
「──おとなしく一緒に去ねや」
「っ?! がぼぉっ?!!」
「クレル?!」
アリシアの悲鳴が聞こえるがそれどころじゃない……背後から魔物を巻き込む形で放たれた……おそらく巨大な銃弾が僕のお腹に風穴を開け、魔物の脚を吹き飛ばす……これ、出血量ヤバイな。
『マ"ッ"マ"ァ"ア"!"!"』
「がふっ! ……クソっ!」
手に力が入らない、さらに前から魔物の鋏が迫る……あぁ、これ間に合わないな……? せっかく二人がここまで命を繋いでくれたのに、身体を上下に寸断されて死ぬのかな……。
「クレルのくせに諦めるとか生意気なんだよ?!!」
「ディンゴ──!!」
「あっ、え……?」
僕の肩を押し倒してディンゴが庇う、それによって僕の頭上でディンゴが……ディンゴの身体が腰から腹の下まで斜めに分断される。
「ぶふっ?!」
まるで世界の時間が狂ったみたいに遅く、緩やかにディンゴの口から血が溢れ出て、上半身から腸や胃などの内容物がこぼれ落ちてくるのを……ただ眺めていた。
「あっ、ディンゴ……どうして……」
「……バカな、ごふっ! ……クレルに、は……わかるわけっごぷっ! ……ないだろ」
「ディンゴ! あなたどうして?! クレルのこと虐めてたくせに!!」
今はそんな時ではないとわかってる……前には魔物、後ろには狩人、どちらもこちらの命を狙って来ている脅威がある。……でもアリシアと一緒にディンゴの傍に駆け寄るしかない。
「今手当を……『我が願いの対価はこの身に──」
「──やめろ、俺はもう死ぬんだ……ごぶっ」
「でも!!」
なんですぐに諦めるんだよ! 僕の血を対価にすれば止血ぐらいはできるのに!
「友情ごっこはおしまいか?」
「がふっ?!!」
「アリシア?!!」
目の前で胸から絶えず血を流し続けながらアリシアが仰向けに倒れ込む、その時の生気のない顔が酷く怖い。
『オ"カ"ァ"サ"ァ"ン"ン"!"!"』
「ちっ!デク人形が!」
「っ?!」
不味い! 魔物が狩人の人の方へ意識を向けたのは幸いだけど、どちらも距離が近い! クソっ! お腹の穴から血が止まらない、痛い! でもディンゴとアリシアの方が重症だ、この状況をどうすれば……。
「なぁ、クレ、ル……」
「ディンゴ無理しないで!」
下半身が無いのに無理して喋ったら本当に死んでしまうよ!
「俺、は……どんなげほっ……奴だった?」
「そんなのいつも殴ってくるし、意地悪で嫌な奴だったよ! ……『我が願いの対価はこの身に流るる血、望むは他者を癒す力!!』」
「じゃあさ……ごふっ、俺ら……友達に、なれるかな?」
「っ?!」
どうしたんだよディンゴ、なんでそんなしおらしいんだよ……まるで今から死んじゃうみたいじゃないか! あぁもう! なんで傷が塞がらないんだよ! なんでなんだよ!!
「なれ、るか?」
「っ! そんなの、なれるに決まってるだろ?! いいから黙って傷を治すんだよ! 友達になったら今までの分倍返しにしてやるからな?!」
「よかっ、た……がふっ! ……じゃあさ、俺を──対価に、魔法をっ……発、動してくれ」
「っ?!」
ディンゴは何を言ってるんだよ、そんなの出来るわけないだろ?!
「無理に決まってるだろ?!」
「そう、か……なら、強力な魔法がっごぷっ?! ……使えそうだな」
「なんでディンゴが魔法の知識を……」
そうだよ、それに最初から僕が魔法使いだって知ってたみたいだし……ディンゴは何者なの?
「げほっ、がはっ?! ……それも、俺を対価にすればわかる、いい、から早く……死ねば価値が下がる」
「っでも!!」
「……いいから早くしろ! アリシアまで死んでしまうぞ?! いいのか?! ……ガハァ?!」
「ディンゴ!!」
あぁ、あぁ……もう、どうしたらいいんだよ! アリシアにも絶対に死んで欲しくない!
「お前にもわかるだろ?! 俺とアリシアじゃあ、お前の中での価値が違う! なら、俺を『使う』方が大事な者も護れて、事態を打開できる両方の可能性がある!!」
「う、くぅ……!! ディンゴのバカ野郎! 勝ち逃げなんて卑怯なんだよ!」
「……罵倒ならお前の中でいくらでも聞いてやるから早くしろ」
クソッ、クソッ!! 僕が弱いからだ! 僕が簡単にバレてしまったからだ! 申請がないガナン人は魔法使いとして処理されるという知識がなかったからだ! ボーゼスが見逃したのを基準に考えてしまった迂闊さがあったからだ!
「ごほっ、げほっ!……俺の魂は記憶と一緒にお前の中に引っ越すだけだ」
「ディンゴのバカ野郎! 一生恨んでやるからな?!」
「……恨み言は後でな」
「ぁあぁああああぁあぁぁああ!!!!!!! 『我が願いの対価は──僕の大事な友達ディンゴ』」
ディンゴの身体が解けていく……ジュルシュルと音をたてて光の帯と粒になって僕の身体に溶け込んでいく……。
「貴様ァ! やはり魔法使いは親友すら対価にするかぁ?! 待っていろ! 今すぐ殺してやる!!」
あぁ、ディンゴ……君は───────
「そこをどけぇ! デク人形!!」
『オ"カ"ァ"サ"ァ"ン"ン"!"!" オ"カ"ァ"サ"ァ"ン"ン"!"!"』
───────僕の腹違いの兄だったんだね。
▼▼▼▼▼▼▼
0
あなたにおすすめの小説
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
愛しているなら拘束してほしい
守 秀斗
恋愛
会社員の美夜本理奈子(24才)。ある日、仕事が終わって会社の玄関まで行くと大雨が降っている。びしょ濡れになるのが嫌なので、地下の狭い通路を使って、隣の駅ビルまで行くことにした。すると、途中の部屋でいかがわしい行為をしている二人の男女を見てしまうのだが……。
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)
MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる