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序章.美しき想い出
9.乱入
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クレルの手を引っ張っりながら必死に逃げる。できる限りの妨害をするけれど、まるで効いているようには見えず、半ば呆れながらこちらを変わらぬ速度で追跡する相手に驚嘆の思いを抱く……機士や狩人は強いとは思ってたけど、実際に見ると規格外にも程がある。
「はぁはぁ……クレル! 申し訳ないけどもう少し強い魔法を使えないの?!」
「はぁはぁ……ここにある壁や床に使われてるコンクリートや木材程度の対価じゃこれが限界だよ!」
デコボコになった床に躓きそうになりながら走り続けながらクレルに問い掛けるけれど、難しそうね。
「なんとかならないの?!」
「僕にとってなんの価値もないから難しいよ! 前にも教えたでしょ? 魔法や魔物は釣り合う対価がないとダメだって!」
「そ、そうだったわね!」
クレルにとって価値あるものを犠牲にしないと、現段階では強い魔法は使えないのね……仕方ないけれど、今は困ったわ。
「……猟犬の解放申請──受諾」
「っ?!」
まずいわ! 相手がなにかをし始めている!
「悪い子にはまず、力の差を見せないとダメなようですね!」
相手の持つ兵装から凄まじい衝撃がこちらに向かってくる!!
「危な──」
──あれ、私空を飛んでる? なんで……クレルは? クレルは無事なの?
「あっ……」
クレルが居ない? いや、私の左腕が……ない。
「……あぁぁあぁあぁああぁぁぁぁぁぁあぁあぁ!!!!!!!!」
痛い痛い痛い痛い熱い痛い熱い熱い痛い痛い熱い熱い熱い熱い熱い痛い熱い痛い痛い熱い熱い痛い熱い痛い痛い痛い痛い痛い熱い!!!!!!!!!!!
「アリシアっ?!!」
「っ! クレル来ちゃダメぇ!!」
今そこに狩人が来てるから、ダメよ! 私は放っておいて逃げて!
「クソっ! 『我が願いの──ぶっ?!」
「させねぇよ」
「クレル?!」
私を助けようとしたクレルが顔を掴まれ持ち上げられる……やめてよ、クレルは何も悪いことしていないじゃない!
「やめて! クレルを放して!」
「……驚きましたね、片腕を失ってもなお、この害虫を庇うとは……お嬢様のおままごとだったと庇えなくなるのですが?」
なんで、どうしてよ! 私のことは配慮も考慮もするのに! どうしてクレルだけ問答無用で殺そうとするのよ?!
「納得できないという顔をされてますが、簡単な事ですよ……あなたがレナリア人でこいつがガナン人、それ以下でもそれ以上でもない、理由なんてそれで充分です」
「なっ?!」
そんな……そんな理由あんまりじゃない! クレルだって母親に望まれて生まれてきたはずなのに、どうして!
「我らの光り輝く白い肌と違って、地べたのような汚らしい褐色肌の害虫……見分けがつき易い以外に利点はない」
「がぅ?!」
「どれだけ、ぐっ……私の友達を侮辱すれば……」
なんでここまで……魔法だってこのプレゼントみたいに素敵な使い方もあるのに!
「魔法使いという人種は自らの欲望に忠実で、周囲の被害も考えず、自身の思うままに行動する……生きているだけで社会の害だ」
「違う! クレルはそんなんじゃ──」
「おらっ! その手を放せ!」
「──ディンゴ?」
私が反論しようとしたところで、どこからか飛んできた石が狩人の彼の後頭部に当たる……なぜディンゴが?
「……ここは生意気で躾のなっていないガキしかいないのか?」
頭から血を流しながらディンゴの方に振り返った彼は憤怒の形相で震えた声を発する。
「貴様、こいつが何者かわかっているのか?」
「そんなもんとっくに知ってるに決まってるだろバーカ!」
「……おいガキ、貴様も一応レナリア人だから──」
「──何度も言わせるな! このステハゲ!」
おそらく私と同じように警告しようとしたのだろう彼に向かって再度ディンゴが石を投げる。
「……お前から殺そう」
「っ?! ディンゴ逃げなさい!」
彼の石は防げても、子どもからの罵倒は看過できなかったようで、クレルをその場に放り出しディンゴに向かって行く。
「げほっ、ディンゴ、どうして……」
「うるさいクレル! お前がマヌケだから仕方ないだろ!」
「……なんだ? 人間と虫の麗しい友情ごっこか? ……反吐が出る」
「うっ……くそっ!」
私に戦うための……誰かを護れる力があれば良かったのに、どうして! どうして目の前で知り合いを殺されなきゃならないのよ!
「ディンゴ早く逃げなさい!」
「ディンゴ、僕のことはいいから! 今までのことは許すから!」
「うるさい! いいから黙って逃げろ!」
「……なんだ? 私は今なにを見せられている?」
……この人は本当にクレル達ガナン人を人として見てないのがはっきりとわかったわ。
「ふん!」
「ぶがっ?!」
「「ディンゴ!!」」
ごめんなさい、あなたのこといつもクレルを虐める嫌な子としか思ってなかったわ、できることなら謝りたいの……だから!
「逃げてよ……」
クレルも、なんで逃げずにまだ私のところに来ようとしてるのよ……一番狙われてるのあなたなのよ?
「げぼっ、お嬢様だって左腕を失くしても逃げてないのに、男の俺が! このディンゴ様が逃げられるか?!」
うっ……胸が、腕よりも胸が痛い。どうして男の子はそんなに格好付けたがるのよ……。誰か、誰でもいいから誰か……!!
「助けて……」
「ふん、では死ね──」
『──オ"カ"ァ"サ"ン"』
──そんな音割れした声が聞こえた瞬間……狩人の腹が割かれた。
▼▼▼▼▼▼▼
「はぁはぁ……クレル! 申し訳ないけどもう少し強い魔法を使えないの?!」
「はぁはぁ……ここにある壁や床に使われてるコンクリートや木材程度の対価じゃこれが限界だよ!」
デコボコになった床に躓きそうになりながら走り続けながらクレルに問い掛けるけれど、難しそうね。
「なんとかならないの?!」
「僕にとってなんの価値もないから難しいよ! 前にも教えたでしょ? 魔法や魔物は釣り合う対価がないとダメだって!」
「そ、そうだったわね!」
クレルにとって価値あるものを犠牲にしないと、現段階では強い魔法は使えないのね……仕方ないけれど、今は困ったわ。
「……猟犬の解放申請──受諾」
「っ?!」
まずいわ! 相手がなにかをし始めている!
「悪い子にはまず、力の差を見せないとダメなようですね!」
相手の持つ兵装から凄まじい衝撃がこちらに向かってくる!!
「危な──」
──あれ、私空を飛んでる? なんで……クレルは? クレルは無事なの?
「あっ……」
クレルが居ない? いや、私の左腕が……ない。
「……あぁぁあぁあぁああぁぁぁぁぁぁあぁあぁ!!!!!!!!」
痛い痛い痛い痛い熱い痛い熱い熱い痛い痛い熱い熱い熱い熱い熱い痛い熱い痛い痛い熱い熱い痛い熱い痛い痛い痛い痛い痛い熱い!!!!!!!!!!!
「アリシアっ?!!」
「っ! クレル来ちゃダメぇ!!」
今そこに狩人が来てるから、ダメよ! 私は放っておいて逃げて!
「クソっ! 『我が願いの──ぶっ?!」
「させねぇよ」
「クレル?!」
私を助けようとしたクレルが顔を掴まれ持ち上げられる……やめてよ、クレルは何も悪いことしていないじゃない!
「やめて! クレルを放して!」
「……驚きましたね、片腕を失ってもなお、この害虫を庇うとは……お嬢様のおままごとだったと庇えなくなるのですが?」
なんで、どうしてよ! 私のことは配慮も考慮もするのに! どうしてクレルだけ問答無用で殺そうとするのよ?!
「納得できないという顔をされてますが、簡単な事ですよ……あなたがレナリア人でこいつがガナン人、それ以下でもそれ以上でもない、理由なんてそれで充分です」
「なっ?!」
そんな……そんな理由あんまりじゃない! クレルだって母親に望まれて生まれてきたはずなのに、どうして!
「我らの光り輝く白い肌と違って、地べたのような汚らしい褐色肌の害虫……見分けがつき易い以外に利点はない」
「がぅ?!」
「どれだけ、ぐっ……私の友達を侮辱すれば……」
なんでここまで……魔法だってこのプレゼントみたいに素敵な使い方もあるのに!
「魔法使いという人種は自らの欲望に忠実で、周囲の被害も考えず、自身の思うままに行動する……生きているだけで社会の害だ」
「違う! クレルはそんなんじゃ──」
「おらっ! その手を放せ!」
「──ディンゴ?」
私が反論しようとしたところで、どこからか飛んできた石が狩人の彼の後頭部に当たる……なぜディンゴが?
「……ここは生意気で躾のなっていないガキしかいないのか?」
頭から血を流しながらディンゴの方に振り返った彼は憤怒の形相で震えた声を発する。
「貴様、こいつが何者かわかっているのか?」
「そんなもんとっくに知ってるに決まってるだろバーカ!」
「……おいガキ、貴様も一応レナリア人だから──」
「──何度も言わせるな! このステハゲ!」
おそらく私と同じように警告しようとしたのだろう彼に向かって再度ディンゴが石を投げる。
「……お前から殺そう」
「っ?! ディンゴ逃げなさい!」
彼の石は防げても、子どもからの罵倒は看過できなかったようで、クレルをその場に放り出しディンゴに向かって行く。
「げほっ、ディンゴ、どうして……」
「うるさいクレル! お前がマヌケだから仕方ないだろ!」
「……なんだ? 人間と虫の麗しい友情ごっこか? ……反吐が出る」
「うっ……くそっ!」
私に戦うための……誰かを護れる力があれば良かったのに、どうして! どうして目の前で知り合いを殺されなきゃならないのよ!
「ディンゴ早く逃げなさい!」
「ディンゴ、僕のことはいいから! 今までのことは許すから!」
「うるさい! いいから黙って逃げろ!」
「……なんだ? 私は今なにを見せられている?」
……この人は本当にクレル達ガナン人を人として見てないのがはっきりとわかったわ。
「ふん!」
「ぶがっ?!」
「「ディンゴ!!」」
ごめんなさい、あなたのこといつもクレルを虐める嫌な子としか思ってなかったわ、できることなら謝りたいの……だから!
「逃げてよ……」
クレルも、なんで逃げずにまだ私のところに来ようとしてるのよ……一番狙われてるのあなたなのよ?
「げぼっ、お嬢様だって左腕を失くしても逃げてないのに、男の俺が! このディンゴ様が逃げられるか?!」
うっ……胸が、腕よりも胸が痛い。どうして男の子はそんなに格好付けたがるのよ……。誰か、誰でもいいから誰か……!!
「助けて……」
「ふん、では死ね──」
『──オ"カ"ァ"サ"ン"』
──そんな音割れした声が聞こえた瞬間……狩人の腹が割かれた。
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