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「……極秘、任務……」
アッシュは、アーリヤから発せられた予想外の単語を、オウムのように繰り返した。
目の前の令嬢は、至極真面目な顔をしている。冗談を言っているようには到底見えない。
「そうです。何か問題でも?」
「い、いえ、問題というか……その、クライネルト嬢。昨日、あれだけのことがあったばかりです。お一人でこのような場所にいらっしゃるのは、危険かと」
騎士としての職務意識から、アッシュはなんとか常識的な言葉を紡ぎ出す。
しかし、アーリヤは心外だ、とでもいうように首をわずかに傾げた。
「危険の定義を教えていただけますか? この東地区における、日中の貴族令嬢を対象とした犯罪発生率のデータはお持ちで?」
「えっ? い、いや、データは……」
「誘拐や強盗のリスクを懸念されているのでしたら、私は王妃教育の一環として、成人男性を三人同時に制圧可能なレベルの護身術を習得済みです。この事実を、あなたのリスク計算に含めましたか?」
「三人同時に……!?」
アッシュが絶句する。そんな話は聞いたことがない。
「それに、私がお忍びで行動しているのは、そもそも危険を回避するための予防措置です。侯爵令嬢として馬車で乗り付ければ、それこそ悪意ある人間の注意を引くことになる。その方がよほど非合理的でしょう」
理路整然と、淡々と語るアーリヤに、アッシュはぐうの音も出なかった。
彼の知る、か弱く守られるべき貴族の令嬢というイメージが、ガラガラと音を立てて崩れていく。
だが、アッシュも王宮騎士団の副団長だ。ここで引き下がるわけにはいかない。
「……おっしゃることは、理解できます。ですが、それでも万が一ということがあります。それが、我々騎士の仕事ですので」
「なるほど。万が一、つまり発生確率が著しく低い事象に備えるために、多大なコストをかけるのがあなた方の仕事だと。……ずいぶんと、非効率的なのですね」
アーリヤの言葉には、棘はない。ただ、純粋な感想として述べているだけだ。
それがかえって、アッシュのプライドをぐさりと刺した。
「……とにかく! 非番ではありますが、お嬢様が無事にお屋敷に戻られるまで、お送りするのが騎士の務めです。どうか、お許しいただきたい」
アッシュは、ほとんど懇願するように頭を下げた。
アーリヤは、そんな彼を数秒間じっと見つめ、そして小さくため息をついた。
「……わかりました。あなたとここで議論を続ける時間的コストを考慮すると、あなたの申し出を受け入れる方が合理的だと判断します」
何やら難しい理屈をつけられたが、とにかく許可は出たらしい。
アッシュはほっと胸をなでおろした。
会計を済ませたアーリヤと共に、アッシュは店の外へ出る。
「では、侯爵邸まで」
「ええ。ですが、その前にあと二軒、調査対象の店舗を回ります」
「……は?」
「本日のタスクリストですので。あなたには、そこで待機していただくことになりますが、よろしいですね?」
アーリヤは、有無を言わさぬ口調でそう言うと、さっさと次の目的地に向かって歩き出してしまった。
アッシュは、その後ろ姿を呆然と見送り、やがて慌ててその後を追いかけるのだった。
◇
それから数日後。
クライネルト侯爵邸のアーリヤの私室に、父ヴィクトルが訪れた。
アーリヤは机に向かい、羽ペンを片手に何やら熱心に書類を作成しているところだった。
「アーリヤ、少し良いか」
「はい、お父様。今、王都菓子店の勢力図と今後の展望についてのレポートをまとめているところです」
「……そうか。それはご苦労。それより、お前の護衛の件だ」
ヴィクトルは娘の奇行をスルーして、本題に入る。
「先日、お前が街で騎士団の副団長と一緒だったと聞いた。それで決めたのだが、しばらくの間、彼にお前の専属護衛についてもらうことにした」
「……は?」
レポート作成に集中していたアーリヤの手が、ぴたりと止まった。
「先日、陛下に拝謁した際にな。『娘が例の一件で心を痛め、ふさぎ込んでいる。気分転換に外出する際の安全だけでも確保したい』と涙ながらに訴えてみたのだ。そしたら、陛下も罪悪感があったとみえてな。特別に騎士団から一人、護衛をつける許可をくださった」
父は、悪戯が成功した子供のようににやりと笑う。
「どうせなら、腕が立ち、素性も確かで、なおかつ、お前とも面識のある者がよかろうと思ってな。アッシュ・ウォーカー副団長をこちらから指名させてもらった。もうじき、挨拶に来るはずだ」
アーリヤは、ゆっくりと顔を上げた。その無表情の奥で、面倒くさい、という感情が渦巻いているのが、父には手に取るようにわかった。
そして、その言葉を裏付けるように、執事が扉をノックした。
「失礼いたします。お嬢様、ウォーカー様がお見えです」
執事に案内されて入ってきたのは、騎士の制服をきっちりと着こなしたアッシュだった。
彼はアーリヤの姿を認めると、硬い表情で騎士の礼をとった。
「本日付で、アーリヤ様の専属護衛を拝命いたしました。アッシュ・ウォーカーです。以後、よろしくお願いいたします」
その生真面目な挨拶に対し、アーリヤは椅子に座ったまま、冷ややかに、そして率直に言い放った。
「税金の無駄遣いですね」
「……っ!」
アッシュの眉が、かすかにひきつった。
アーリヤは、そんな彼を意にも介さず、言葉を続ける。
「私の主な行動範囲は、この屋敷の書斎と、王都に点在する菓子店、及び図書館のみです。そのような場所に、騎士団の副団長殿が護衛として随行する価値があるとお思いですか?」
「……任務ですので」
アッシュは、絞り出すようにそれだけを答えた。
「なるほど。では、あなたの任務について、一つだけ明確にしておきましょう」
アーリヤは椅子から立ち上がると、アッシュの目の前まで歩み寄り、その黒い瞳をまっすぐに見据えた。
「私の『極秘任務』、すなわち、自由で快適な菓子店巡りを、決して邪魔しないこと。それが、あなたの任務を成功させるための、絶対条件です」
アーリヤの真剣な宣告に、アッシュは言葉を失った。
こうして、堅物騎士アッシュの、常識外れな令嬢に振り回される、不本意で、そして甘い香りのする護衛任務が始まることになったのである。
アッシュは、アーリヤから発せられた予想外の単語を、オウムのように繰り返した。
目の前の令嬢は、至極真面目な顔をしている。冗談を言っているようには到底見えない。
「そうです。何か問題でも?」
「い、いえ、問題というか……その、クライネルト嬢。昨日、あれだけのことがあったばかりです。お一人でこのような場所にいらっしゃるのは、危険かと」
騎士としての職務意識から、アッシュはなんとか常識的な言葉を紡ぎ出す。
しかし、アーリヤは心外だ、とでもいうように首をわずかに傾げた。
「危険の定義を教えていただけますか? この東地区における、日中の貴族令嬢を対象とした犯罪発生率のデータはお持ちで?」
「えっ? い、いや、データは……」
「誘拐や強盗のリスクを懸念されているのでしたら、私は王妃教育の一環として、成人男性を三人同時に制圧可能なレベルの護身術を習得済みです。この事実を、あなたのリスク計算に含めましたか?」
「三人同時に……!?」
アッシュが絶句する。そんな話は聞いたことがない。
「それに、私がお忍びで行動しているのは、そもそも危険を回避するための予防措置です。侯爵令嬢として馬車で乗り付ければ、それこそ悪意ある人間の注意を引くことになる。その方がよほど非合理的でしょう」
理路整然と、淡々と語るアーリヤに、アッシュはぐうの音も出なかった。
彼の知る、か弱く守られるべき貴族の令嬢というイメージが、ガラガラと音を立てて崩れていく。
だが、アッシュも王宮騎士団の副団長だ。ここで引き下がるわけにはいかない。
「……おっしゃることは、理解できます。ですが、それでも万が一ということがあります。それが、我々騎士の仕事ですので」
「なるほど。万が一、つまり発生確率が著しく低い事象に備えるために、多大なコストをかけるのがあなた方の仕事だと。……ずいぶんと、非効率的なのですね」
アーリヤの言葉には、棘はない。ただ、純粋な感想として述べているだけだ。
それがかえって、アッシュのプライドをぐさりと刺した。
「……とにかく! 非番ではありますが、お嬢様が無事にお屋敷に戻られるまで、お送りするのが騎士の務めです。どうか、お許しいただきたい」
アッシュは、ほとんど懇願するように頭を下げた。
アーリヤは、そんな彼を数秒間じっと見つめ、そして小さくため息をついた。
「……わかりました。あなたとここで議論を続ける時間的コストを考慮すると、あなたの申し出を受け入れる方が合理的だと判断します」
何やら難しい理屈をつけられたが、とにかく許可は出たらしい。
アッシュはほっと胸をなでおろした。
会計を済ませたアーリヤと共に、アッシュは店の外へ出る。
「では、侯爵邸まで」
「ええ。ですが、その前にあと二軒、調査対象の店舗を回ります」
「……は?」
「本日のタスクリストですので。あなたには、そこで待機していただくことになりますが、よろしいですね?」
アーリヤは、有無を言わさぬ口調でそう言うと、さっさと次の目的地に向かって歩き出してしまった。
アッシュは、その後ろ姿を呆然と見送り、やがて慌ててその後を追いかけるのだった。
◇
それから数日後。
クライネルト侯爵邸のアーリヤの私室に、父ヴィクトルが訪れた。
アーリヤは机に向かい、羽ペンを片手に何やら熱心に書類を作成しているところだった。
「アーリヤ、少し良いか」
「はい、お父様。今、王都菓子店の勢力図と今後の展望についてのレポートをまとめているところです」
「……そうか。それはご苦労。それより、お前の護衛の件だ」
ヴィクトルは娘の奇行をスルーして、本題に入る。
「先日、お前が街で騎士団の副団長と一緒だったと聞いた。それで決めたのだが、しばらくの間、彼にお前の専属護衛についてもらうことにした」
「……は?」
レポート作成に集中していたアーリヤの手が、ぴたりと止まった。
「先日、陛下に拝謁した際にな。『娘が例の一件で心を痛め、ふさぎ込んでいる。気分転換に外出する際の安全だけでも確保したい』と涙ながらに訴えてみたのだ。そしたら、陛下も罪悪感があったとみえてな。特別に騎士団から一人、護衛をつける許可をくださった」
父は、悪戯が成功した子供のようににやりと笑う。
「どうせなら、腕が立ち、素性も確かで、なおかつ、お前とも面識のある者がよかろうと思ってな。アッシュ・ウォーカー副団長をこちらから指名させてもらった。もうじき、挨拶に来るはずだ」
アーリヤは、ゆっくりと顔を上げた。その無表情の奥で、面倒くさい、という感情が渦巻いているのが、父には手に取るようにわかった。
そして、その言葉を裏付けるように、執事が扉をノックした。
「失礼いたします。お嬢様、ウォーカー様がお見えです」
執事に案内されて入ってきたのは、騎士の制服をきっちりと着こなしたアッシュだった。
彼はアーリヤの姿を認めると、硬い表情で騎士の礼をとった。
「本日付で、アーリヤ様の専属護衛を拝命いたしました。アッシュ・ウォーカーです。以後、よろしくお願いいたします」
その生真面目な挨拶に対し、アーリヤは椅子に座ったまま、冷ややかに、そして率直に言い放った。
「税金の無駄遣いですね」
「……っ!」
アッシュの眉が、かすかにひきつった。
アーリヤは、そんな彼を意にも介さず、言葉を続ける。
「私の主な行動範囲は、この屋敷の書斎と、王都に点在する菓子店、及び図書館のみです。そのような場所に、騎士団の副団長殿が護衛として随行する価値があるとお思いですか?」
「……任務ですので」
アッシュは、絞り出すようにそれだけを答えた。
「なるほど。では、あなたの任務について、一つだけ明確にしておきましょう」
アーリヤは椅子から立ち上がると、アッシュの目の前まで歩み寄り、その黒い瞳をまっすぐに見据えた。
「私の『極秘任務』、すなわち、自由で快適な菓子店巡りを、決して邪魔しないこと。それが、あなたの任務を成功させるための、絶対条件です」
アーリヤの真剣な宣告に、アッシュは言葉を失った。
こうして、堅物騎士アッシュの、常識外れな令嬢に振り回される、不本意で、そして甘い香りのする護衛任務が始まることになったのである。
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