婚約破棄、あざーす!悪役令嬢は田舎へ飛びたい。

パリパリかぷちーの

文字の大きさ
16 / 28

16

しおりを挟む
「行きません」

公爵邸の玄関ホール。

出勤(王宮への出張)しようとする私の腕を、アレクシス様がガッチリと掴んで離さない。

まるで散歩を拒否する大型犬のような、頑固な姿勢だ。

「旦那様。もう馬車が待っています」

「行かせないと言っている。王宮など、魔窟だ。あんな場所にお前を一人で放り込めるか」

「一人ではありません。護衛の騎士もいますし、何より私の鞄にはスタンガンと催涙スプレーが入っています」

「物理的な危険の話ではない! 精神的な汚染の話だ!」

アレクシス様は必死だ。

「カイルの馬鹿菌が感染する。リリナの毒気が移る。……お前が汚れる」

「私は無菌室培養ではありません。それに、今回の出張は『ビジネス』です」

私はアレクシス様の指を一本ずつ引き剥がしながら諭した。

「提示された条件は破格ですよ? 時給は金貨十枚。さらに、王宮の備品(不用品)の持ち帰り自由。これを行かずしてなんとしますか」

「金貨十枚など、俺が払う! 百枚払うから家にいろ!」

「それは『内部留保の食い潰し』です。外貨(王家の金)を稼いでこそ、我が家の繁栄があるのです」

「くっ……! 君のその経済理論、反論できないのが悔しい……!」

アレクシス様が膝から崩れ落ちる。

説得完了だ。

私はドレスの埃を払い、馬車に乗り込もうとした。

「……モナ」

背後から、アレクシス様が呼び止めた。

振り返ると、彼は沈痛な面持ちで立っていた。

「……どうしても、行くのか?」

「はい。契約ですので」

「……そうか」

彼は一歩近づき、私の手を両手で包み込んだ。

その瞳が、真剣な光を帯びて私を見つめる。

「なら、一つだけ言わせてくれ」

「なんでしょう? 追加の経費申請ですか?」

「違う」

アレクシス様は首を振り、深呼吸をした。

そして、意を決したように口を開いた。

「……スキだ」

「……はい?」

私は首を傾げた。

スキ?

鋤(すき)? 農具の?

それとも、数寄(すき)? 風流なこと?

私の脳内データベースが高速検索をかける。

文脈から推測するに、これから敵地(王宮)へ向かう私への業務連絡だろう。

とすれば、もっとも可能性が高いのは……。

「ああ! 『隙(すき)』ですね?」

私はポンと手を打った。

「『隙がない』。つまり、私の身支度と準備が完璧で、一点の隙もないという意味ですね?」

「……」

「ありがとうございます、ボス! お褒めの言葉と受け取ります。ご安心ください、王宮でも『隙のない』完璧な仕事をしてまいります!」

私はビシッと敬礼した。

アレクシス様が、石化したように固まっている。

「……え、あの、モナ? 俺が言ったのは、ライクとかラブの方の……」

「では行ってまいります! 夕食までには戻りますので、カモ肉のソテーを用意しておいてください!」

私はアレクシス様の訂正を聞かずに、颯爽と馬車に乗り込んだ。

御者に合図を送る。

馬車が動き出す。

窓から外を見ると、アレクシス様が玄関先で天を仰ぎ、何やら絶叫しているのが見えた。

(……『気をつけて行けー!』とでも言っているのかしら?)

なんて部下思いの上司だろう。

私は感動しつつ、手帳を開いて本日の「集金計画」の最終確認に入った。



王城に到着した私は、その足で王太子の執務室へと向かった。

案内してくれる文官が、廊下を歩きながらガタガタと震えている。

「あ、あの、モナ様……。覚悟をしておいてください」

「覚悟?」

「はい。執務室は今、その……『魔境』と化しておりまして」

「魔境?」

大袈裟な。

たかが数週間、私が留守にしただけでしょう?

多少書類が溜まっているくらい、想定の範囲内だわ。

文官がおずおずと扉を開ける。

「ど、どうぞ……」

私は足を踏み入れた。

そして、絶句した。

「……なんですか、これは」

そこは、執務室ではなかった。

ゴミ屋敷だった。

床が見えない。

書類、丸められた紙屑、脱ぎ捨てられた服、食べかけの皿、そしてなぜかリリナ様の肖像画(踏まれた跡あり)。

それらが地層のように積み重なり、異臭を放っている。

そして、そのゴミ山の頂上に、一人の男が埋もれていた。

「……ううっ、モナ……モナはどこだ……」

カイル王太子殿下だ。

無精髭を生やし、目の下にはどす黒いクマ。

かつてのキラキラ王子様の面影はどこにもない。

ただの「遭難者」である。

「……殿下」

私が声をかけると、ゴミ山がガサゴソと動いた。

カイル殿下が顔を上げる。

私を見た瞬間、その目がカッと見開かれた。

「モ、モナ!? モナか!?」

彼はゾンビのような動きで這い出してきた。

「モナーーーッ!!」

「近寄らないでください。汚いです」

私は懐から扇子を取り出し、バシッと彼の額を叩いて止めた。

「ぐべっ!」

「まずは換気! そして清掃! 話はそれからです!」

私は廊下に控えていた文官たちに指示を飛ばした。

「総員、清掃用具を持って突入! 窓を全開にして! 床の書類は『重要』『保留』『焼却』に三分して! 食べ残しは即廃棄! 殿下は風呂へ放り込んで!」

「は、はいぃぃっ!!」

私の号令一下、死んだ魚のような目をしていた文官たちが、水を得た魚のように動き出した。

「ああ、モナ様だ……! 司令塔が帰ってきた……!」

「指示がある! 指示があるだけでこんなに動きやすいなんて!」

「生き返る……! 俺たちは助かるんだ!」

彼らは涙を流しながらモップを振るう。

(……どれだけ放置プレイされていたのよ)

私は呆れつつ、自身も腕まくりをして陣頭指揮を執った。



二時間後。

執務室は、見違えるように綺麗になっていた。

床が見える。空気が吸える。

これだけで奇跡のようだ。

「……ふぅ。これでやっと『人間の住処』レベルね」

私はデスクに座り、お茶を一口飲んだ。

そこへ、入浴と着替えを済ませたカイル殿下が連れてこられた。

少しはサッパリしたが、やつれた顔は変わらない。

彼は私を見るなり、デスクに縋り付いた。

「モナ……! 帰ってきてくれたんだな!」

「一時的な出張です」

「いや、わかるぞ! やはりお前は俺を見捨てられなかったんだ! 愛だろ? これが愛なんだろ!?」

カイル殿下は必死だ。

「リリナはダメだ! あいつは『お菓子食べたい』とか『ドレス欲しい』とか言うだけで、書類の一つも片付けられない! 俺が困っていても『カイル様、暗い顔しないで笑って~』とか言うだけだ!」

「それは癒やし系として正しい機能では?」

「癒やされん! 仕事が終わらないのに笑えるか!」

おや。

どうやらこのバカ王子も、少しは現実(労働の厳しさ)を理解したらしい。

「モナ、お前はすごかった。俺が遊んでいても、いつの間にか書類が片付いていた。あれは魔法だったんだな……」

「魔法ではありません。徹夜と残業です」

「頼む、戻ってきてくれ! お前がいないと、国が回らないんだ!」

カイル殿下が涙ながらに訴える。

「俺は改心した! もう浮気はしない! リリナとも別れる! だから……!」

彼は懐から、一枚の紙を取り出した。

「これを受け取ってくれ!」

「……なんですか?」

「『婚姻届』だ。サインしてある。お前がサインすれば、その瞬間からお前は王太子妃だ!」

カイル殿下は、それが最高のプレゼントだと思っているらしい。

キラキラした目で私を見ている。

私はその紙を受け取った。

そして、ビリビリに破いた。

「あっ……」

「ゴミが増えましたね」

私は破いた紙をゴミ箱に捨てた。

「モ、モナ……?」

「殿下。勘違いなさらないでください。私がここに来たのは、復縁のためでもボランティアでもありません」

私は自分の鞄から、一束の書類を取り出した。

「これをお渡しするためです」

「こ、これは……?」

「『業務改善命令書』兼『未払い残業代請求書』兼『特別指導料見積書』です」

「……は?」

「まず、この部屋の惨状。管理職としての能力欠如は明白です。よって、王室典範に基づき、殿下の王位継承順位の『降格』を提言する報告書を作成しました。これを陛下に提出します」

「こ、降格……!?」

「次に、私が不在の間に滞った公務の損害額。概算で金貨一万枚。これを殿下の個人資産から補填していただきます」

「い、一万枚!?」

「そして最後に」

私は最後の一枚を突きつけた。

「私の『査定通知』です」

「さ、査定……?」

「ええ。殿下、貴方の男としての、そして為政者としての評価です」

紙には、赤字で大きく『F(不合格)』と書かれていた。

「え、エフ……?」

「はい。資金管理能力ゼロ。危機管理能力ゼロ。人望ゼロ。……そして、元婚約者への未練がましさマイナス100点」

私は冷徹に告げた。

「総合評価、ゴミ以下です。リサイクル不能な産業廃棄物レベルですね」

「……」

カイル殿下は白目を剥いた。

あまりのショックに、魂が抜けてしまったようだ。

「ですが、私はプロです。依頼された以上、この廃棄物をどうにか『再生』させる努力はします。……時間給が発生している間だけは」

私は動かなくなったカイル殿下の頬をペチペチと叩いた。

「さあ、起きてください。これから地獄の補習授業です。貴方が溜め込んだこの書類の山、今日中に全部処理させますからね」

「……ひっ」

殿下が正気に戻り、恐怖に震える。

「逃がしませんよ。私が横に張り付いて、一文字でも間違えたらやり直しさせます。トイレ休憩は三時間に一回、五分だけです」

「お、鬼だ……!」

「いいえ、コンサルタントです」

そこからの数日間は、カイル殿下にとって悪夢だっただろう。

私は鞭(指示棒)を片手に、スパルタ教育を施した。

「遅い! 計算が合っていません! やり直し!」

「字が汚い! 読めません! 書き直し!」

「弱音を吐くな! 時給が発生しています!」

私の怒号が響くたび、殿下は「ひぃぃん」と泣きながらペンを動かした。

文官たちは、その様子を遠巻きに見ながら合掌していた。

「……あれが、真の王妃教育か」

「王太子殿下が、初めて真面目に働いている……」

「モナ様、一生ここにいてくれないかな」

残念ながら、一生はいない。

私は稼ぐだけ稼いだら、さっさと愛する(金払いのいい)旦那様の元へ帰るのだ。



三日後。

王宮の機能は正常化した。

カイル殿下はげっそりと痩せ細ったが、書類仕事の処理速度は三倍になった。

「……終わった」

殿下が机に突っ伏す。

「よくやりました。ギリギリ『E評価(可)』です」

「や、やった……」

殿下が感動の涙を流す。

レベルが低すぎるが、まあ成長は成長だ。

「では、私はこれで。請求書は国王陛下に回しておきますので」

私は荷物をまとめた。

「ま、待ってくれモナ!」

カイル殿下が追いすがろうとする。

「行かないでくれ! 俺は生まれ変わった! 今ならお前を幸せに……!」

「お断りします。私の幸せは、ここにはありません」

私はきっぱりと言った。

「それに、もう迎えが来ていますので」

窓の外から、冷気が漂ってくる。

見ると、王城の中庭が真っ白に凍りついていた。

そして、その中央に、黒いコートを翻したアレクシス様が立っていた。

「……迎えに来たぞ、モナ」

「旦那様!」

私は窓を開けて手を振った。

「早いです! まだ定時前ですよ!」

「待ちきれなかった。……三日も離れるなど、限界だ」

アレクシス様が、氷の階段を作り出し、私のいる二階の窓まで登ってくる。

(……相変わらず、登場が派手)

彼は窓枠に足をかけ、私を抱き寄せた。

「帰ろう、モナ。俺の家に」

「はい、ボス。稼ぎも十分です」

私はカイル殿下に向き直り、ニッコリと笑った。

「それでは殿下、さようなら。……二度と『復縁』なんて寝言を言わないでくださいね。次は追加料金(迷惑料)が三倍になりますから」

「あ、ああっ……!」

カイル殿下が手を伸ばすが、アレクシス様が一瞥すると、その手は凍りついて動かなくなった。

私たちは氷の階段を降り、颯爽と王城を去った。

背後で「モナァァァ!!」という絶叫が聞こえたが、それは心地よい勝利のファンファーレにしか聞こえなかった。

こうして、私の王宮出張(出稼ぎ)は終了した。

ガッポリ稼いだ報酬は、すべて公爵家の金庫へ。

そして、カイル殿下の心には深いトラウマと、少しばかりの事務処理能力が残されたのだった。

屋敷への帰路。

馬車の中で、アレクシス様が不満げに口を開いた。

「……モナ」

「はい?」

「行きの時に言った、『スキ』の話だが」

「ああ、『隙がない』の話ですね? どうでしたか、私の仕事ぶりは」

「……違う」

アレクシス様は、私の肩に頭を乗せて、拗ねたように言った。

「今夜こそ、ちゃんと伝える。……勘違いできないくらい、徹底的に」

「え? 再評価(フィードバック)ですか?」

「……覚悟しておけ」


……え? 私が指導したのに、また崩壊するの?

どうやら、カイル殿下の受難(と私の稼ぎ時)は、まだ終わらないようだ。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

君といるのは疲れると言われたので、婚約者を追いかけるのはやめてみました

水谷繭
恋愛
メイベル・ホワイトは目立たない平凡な少女で、美人な姉といつも比べられてきた。 求婚者の殺到する姉とは反対に、全く縁談のなかったメイベル。 そんなある日、ブラッドという美少年が婚約を持ちかけてくる。姉より自分を選んでくれたブラッドに感謝したメイベルは、彼のために何でもしようとひたすら努力する。 しかしそんな態度を重いと告げられ、君といると疲れると言われてしまう。 ショックを受けたメイベルは、ブラッドばかりの生活を改め、好きだった魔法に打ち込むために魔術院に入ることを決意するが…… ◆なろうにも掲載しています

公爵令嬢の辿る道

ヤマナ
恋愛
公爵令嬢エリーナ・ラナ・ユースクリフは、迎えた5度目の生に絶望した。 家族にも、付き合いのあるお友達にも、慕っていた使用人にも、思い人にも、誰からも愛されなかったエリーナは罪を犯して投獄されて凍死した。 それから生を繰り返して、その度に自業自得で凄惨な末路を迎え続けたエリーナは、やがて自分を取り巻いていたもの全てからの愛を諦めた。 これは、愛されず、しかし愛を求めて果てた少女の、その先の話。 ※暇な時にちょこちょこ書いている程度なので、内容はともかく出来についてはご了承ください。 追記  六十五話以降、タイトルの頭に『※』が付いているお話は、流血表現やグロ表現がございますので、閲覧の際はお気を付けください。

悪役令嬢の末路

ラプラス
恋愛
政略結婚ではあったけれど、夫を愛していたのは本当。でも、もう疲れてしまった。 だから…いいわよね、あなた?

復讐のための五つの方法

炭田おと
恋愛
 皇后として皇帝カエキリウスのもとに嫁いだイネスは、カエキリウスに愛人ルジェナがいることを知った。皇宮ではルジェナが権威を誇示していて、イネスは肩身が狭い思いをすることになる。  それでも耐えていたイネスだったが、父親に反逆の罪を着せられ、家族も、彼女自身も、処断されることが決まった。  グレゴリウス卿の手を借りて、一人生き残ったイネスは復讐を誓う。  72話で完結です。

【完結】冤罪で殺された王太子の婚約者は100年後に生まれ変わりました。今世では愛し愛される相手を見つけたいと思っています。

金峯蓮華
恋愛
どうやら私は階段から突き落とされ落下する間に前世の記憶を思い出していたらしい。 前世は冤罪を着せられて殺害されたのだった。それにしても酷い。その後あの国はどうなったのだろう? 私の願い通り滅びたのだろうか? 前世で冤罪を着せられ殺害された王太子の婚約者だった令嬢が生まれ変わった今世で愛し愛される相手とめぐりあい幸せになるお話。 緩い世界観の緩いお話しです。 ご都合主義です。 *タイトル変更しました。すみません。

『外見しか見なかったあなたへ。私はもう、選ぶ側です』

鷹 綾
恋愛
「お前のようなガキは嫌いだ」 幼く見える容姿を理由に、婚約者ライオネルから一方的に婚約を破棄された 公爵令嬢シルフィーネ・エルフィンベルク。 その夜、嫉妬に狂った伯爵令嬢に突き落とされ、 彼女は一年もの間、意識不明の重体に陥る――。 目を覚ました彼女は、大人びた美貌を手に入れていた。 だが、中身は何ひとつ変わっていない。 にもかかわらず、 かつて彼女を「幼すぎる」と切り捨てた元婚約者は態度を一変させ、 「やり直したい」とすり寄ってくる。 「見かけが変わっても、中身は同じです。 それでもあなたは、私の外見しか見ていなかったのですね?」 静かにそう告げ、シルフィーネは過去を見限る。 やがて彼女に興味を示したのは、 隣国ノルディアの王太子エドワルド。 彼が見ていたのは、美貌ではなく―― 対話し、考え、異論を述べる彼女の“在り方”だった。 これは、 外見で価値を決められた令嬢が、 「選ばれる人生」をやめ、 自分の意思で未来を選び直す物語。 静かなざまぁと、 対等な関係から始まる大人の恋。 そして―― 自分の人生を、自分の言葉で生きるための物語。 ---

そんなに妹が好きなら死んであげます。

克全
恋愛
「アルファポリス」「カクヨム」「小説家になろう」に同時投稿しています。 『思い詰めて毒を飲んだら周りが動き出しました』 フィアル公爵家の長女オードリーは、父や母、弟や妹に苛め抜かれていた。 それどころか婚約者であるはずのジェイムズ第一王子や国王王妃にも邪魔者扱いにされていた。 そもそもオードリーはフィアル公爵家の娘ではない。 イルフランド王国を救った大恩人、大賢者ルーパスの娘だ。 異世界に逃げた大魔王を追って勇者と共にこの世界を去った大賢者ルーパス。 何の音沙汰もない勇者達が死んだと思った王達は……

結婚十年目の夫から「結婚契約更新書」なるものが届いた。彼は「送り間違えた」というけれど、それはそれで問題なのでは?

ぽんた
恋愛
レミ・マカリスター侯爵夫人は、夫と政略結婚をして十周年。侯爵夫人として、義父母の介護や領地経営その他もろもろを完ぺきにこなしている。そんなある日、王都に住む夫から「結婚契約更新書」なるものが届いた。義弟を通じ、夫を追求するも夫は「送り間違えた。ほんとうは金を送れというメモを送りたかった」という。レミは、心から思った。「それはそれで問題なのでは?」、と。そして、彼女の夫にたいするざまぁがはじまる。 ※ハッピーエンド確約。ざまぁあり。ご都合主義のゆるゆる設定はご容赦願います。

処理中です...