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学校案内②
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ここでお茶会ができるのよ、と教えてもらった中庭にはテーブルと軽い日よけが設置してあった。確かにお茶会にはぴったりな場所だ。
軽く座ることの出来るベンチもあるらしく所々に設置されている。
ここでのんびりするのも良さそうだなと考えていると先ほどからすれ違う女性達がある方向をチラチラと見ていることに気がついた。
(なにあれ、どういう状況?)
彼女達の視線の先を追うと、とあるベンチに腰掛けて本を読んでいる男の姿が目に入った。
(まさかあれは…!)
私は反射的に逃げようとしたが1歩遅かったようで彼と視線がパッと合ってしまった。
目が合ってしまった以上逸らすのも気まずいので軽く会釈する。
すると彼はにこやかな笑みを浮かべながらスタスタとこちらに向かってきた。
(ちょっとちょっとなんでこっちに向かってくるのよ!!)
「こんにちは、ご機嫌よう。君、1年生だよね?そして、僕の勘が間違っていなければ君はヴィルデンブルフ家のご息女では?」
プラチナブロンドの髪をなびかせながら柔らかな微笑みを浮かべ、私に話しかけてくる。
制服のネクタイの色は青色で、彼が1学年上であることを示している。
その美しい薄紫色の目で一体何人の女性を虜にしてきたのだろう
「…ご挨拶が遅れて申し訳ございません。クレア・ヴィルデンブルフと申します。」
「ご挨拶ありがとう、クレア嬢。僕はノイシュ・オイラー、これからよろしくね。」
ノイシュ・オイラー。攻略対象の一人で、実は私が原作の中で要注意人物としてあげていた人物である。
「私の方が下ですから、クレアで構いませんわ。」
「それなら僕の方もノイシュで構わないよ。」
「それではお言葉に甘えましてノイシュ様とお呼びさせて頂きますわ。」
「ああ、よろしくねクレア。すまない、出来れば二人で話したいことがあって席を外してもらえるかな?えっと…」
ちらりとノイシュが姉妹の方へ目を向ける
「ご挨拶が遅れて申し訳ございません。スカーレット・ミラーと申します。そしてこちらが妹の…」
「マ、マーガレット・ミラーと申します…!」
「ああ、ミラー男爵家の!いつもそちらのハーブティーを愛用させてもらっているよ。他とは香りが違くてね。」
「お褒めに預かり光栄ですわ。」
和やかに返すスカーレットとは反対にマーガレットは先ほどから目をキラキラさせ顔を紅潮させたまま魚のように口をパクパクさせている。
(これはノイシュのイケメンスマイルにやられたな…さすが攻略対象…)
「すまない、クレア嬢を少しお借りするよ。」
「お構いなく、妹と一緒に学園内の案内を少しばかりしていただけですので…それでは失礼致しますわ。」
(あぁ!!私を置いていかないで…!!)
縋るような目線を送ってみるも二人には届かず、、、
「さて、どこかゆっくり話せる場所があるといいんだけど…そうだ、あのテーブルを使わせてもらおうか。」
案内されるがままに少し端の方にあるテーブルまで連れていかれる。先程からチラチラこちらを窺う周りの女子からの目線が気になってしかたがない。
何事も無いように澄ました顔をしているものの内心冷や汗ダラダラである。
私がノイシュを要注意人物としてあげていた理由、それはオイラー公爵家にある。
ヴィルデンブルフ、ハイドリヒ公爵家は過去の大戦で優秀な戦果を残し、それ以降代々魔法、剣術共に優れた人材を輩出することで権力を保ってきた。
実際に魔法師団、王国騎士団、宮廷魔道士のいずれかにヴィルデンブルフ、ハイドリヒの名前が存在しなかったことはほぼない。
クラウスの父、エドワードは宮廷魔法師団の第一師団長であるし、祖父は魔法師団統括だったはずだ。
私の父、キースは宰相として働いているが父がかなり稀なのである。
ヴァレンタイン公爵家は貿易を強みに栄えてきた家だ。今は国の外交関係に主に携わることが多いが公爵を授かるずっと前は大きな商家だったらしい。
そしてオイラー公爵家はというと他と比べるとパッとしない立ち位置で、表舞台で名前を聞くことはあまりない。
しかしその実態は暗殺を生業とする裏社会の番犬、国にとって危険だと判断された獲物を徹底的に狩り続ける。そこに倫理や法律なんてあったもんじゃない。死人に口なし、ということだ。
そんなわけでノイシュルートの私の最期は悲惨である。彼にとって敵と判断されれば消される。
主人公がノイシュルートに入った途端ゲーム補正がかかり、身近にいる私も敵とみなされる可能性も無くはないので当たり障りない関係を築いていきたい所存である。
付き合い方を間違えれば命の危険が…
「クレア?大丈夫かい?」
「はい!?あ、大丈夫です!!」
「急に上の空になるからびっくりしたよ。ふふ、それにしても慌てすぎ。」
「すみません、思ったより緊張してしまっていたみたいですわ。」
(私の命がかかってるので)緊張してます。とても。
「そんなに緊張しなくても大丈夫だよ、クレアにも早めに挨拶したかったんだけどね。入学する前クラウスとの婚約が決まったばかりだったからお邪魔するのもあれかなと思って控えてたんだ。」
「そうなんですね、私からも早めにご挨拶が出来ず申し訳ございません。」
「ああ、全然。そういうの僕気にしないタイプだから。クラウスとはそこそこ交流があるし、仲良いんだ。もし機会があればお邪魔しに行くよ。」
「はい、機会があれば。お待ちしておりますわ。」
本当に機会があればにしていただきたい。
ちなみにこちらからその機会を作る予定は毛頭ないのだが。
「ところでなんだけど、これ。クレアのところにも届いたかな?」
そう言ってノイシュが見せてきたのは見覚えのある封筒だった。
「ええ、受け取りましたわ。」
「んー、やっぱり届いていたか。そうなると公爵家と第2王子には少なくとも届いてそうだね。」
「あの、春麗会はこんなにも早く招待されるものなのでしょうか?まさか入学早々招待されるものとは思っていなくてびっくりしていたところで…」
「いや、無くはないけど珍しいだろうね。ちなみに、僕は去年招待されてないよ。」
「そうなのですか?てっきりノイシュ様は昨年ご招待されているものかと…。」
「そう、今年が初めてという訳。…まあ、今年は公爵家が揃うのに加えて第二王子もってなると当たり前なんだと思うけど」
ふとノイシュの目から光が消える
「去年僕に招待を送らなかったくせに今年はついでに…なんて、ちょっと舐められてるよねぇ。」
(まじで怖いってこの人!!!)
「そ、そんなことは無いと…思いますけれども…多分…」
「ん?あぁ、ごめんごめんちょっと独り言が口から出ちゃってたかな。」
「えぇ、まあ、はい…オホホ…」
(そんな綺麗な笑顔で誤魔化せる怖さじゃないわよ!!!)
怖さで若干顔が引きつっている気がしなくもないのだが、ちゃんと誤魔化せているだろうか。
「まぁ、そんなわけで僕も今年が初めての春麗会なんだ。助けられることは少ないかもしれないけれど、何かあったら遠慮なく頼って欲しい。もちろん学園生活でもね、君達より少しばかりお兄さんだから。可愛いクラウスの婚約者なんだ、融通効かせてあげるよ?」
「はい、また何かありましたらご相談させていただきますわ。」
「引き止めて悪かったね、それじゃあまた。」
クラウスと別れた途端、一気にどっと疲れが押し寄せた。
ずっと気を張りすぎていたのかもしれない。
部屋に着くや否やベットに身を放り投げ、睡魔に抗う間もなく目を閉じ、眠りにつく私なのであった。
軽く座ることの出来るベンチもあるらしく所々に設置されている。
ここでのんびりするのも良さそうだなと考えていると先ほどからすれ違う女性達がある方向をチラチラと見ていることに気がついた。
(なにあれ、どういう状況?)
彼女達の視線の先を追うと、とあるベンチに腰掛けて本を読んでいる男の姿が目に入った。
(まさかあれは…!)
私は反射的に逃げようとしたが1歩遅かったようで彼と視線がパッと合ってしまった。
目が合ってしまった以上逸らすのも気まずいので軽く会釈する。
すると彼はにこやかな笑みを浮かべながらスタスタとこちらに向かってきた。
(ちょっとちょっとなんでこっちに向かってくるのよ!!)
「こんにちは、ご機嫌よう。君、1年生だよね?そして、僕の勘が間違っていなければ君はヴィルデンブルフ家のご息女では?」
プラチナブロンドの髪をなびかせながら柔らかな微笑みを浮かべ、私に話しかけてくる。
制服のネクタイの色は青色で、彼が1学年上であることを示している。
その美しい薄紫色の目で一体何人の女性を虜にしてきたのだろう
「…ご挨拶が遅れて申し訳ございません。クレア・ヴィルデンブルフと申します。」
「ご挨拶ありがとう、クレア嬢。僕はノイシュ・オイラー、これからよろしくね。」
ノイシュ・オイラー。攻略対象の一人で、実は私が原作の中で要注意人物としてあげていた人物である。
「私の方が下ですから、クレアで構いませんわ。」
「それなら僕の方もノイシュで構わないよ。」
「それではお言葉に甘えましてノイシュ様とお呼びさせて頂きますわ。」
「ああ、よろしくねクレア。すまない、出来れば二人で話したいことがあって席を外してもらえるかな?えっと…」
ちらりとノイシュが姉妹の方へ目を向ける
「ご挨拶が遅れて申し訳ございません。スカーレット・ミラーと申します。そしてこちらが妹の…」
「マ、マーガレット・ミラーと申します…!」
「ああ、ミラー男爵家の!いつもそちらのハーブティーを愛用させてもらっているよ。他とは香りが違くてね。」
「お褒めに預かり光栄ですわ。」
和やかに返すスカーレットとは反対にマーガレットは先ほどから目をキラキラさせ顔を紅潮させたまま魚のように口をパクパクさせている。
(これはノイシュのイケメンスマイルにやられたな…さすが攻略対象…)
「すまない、クレア嬢を少しお借りするよ。」
「お構いなく、妹と一緒に学園内の案内を少しばかりしていただけですので…それでは失礼致しますわ。」
(あぁ!!私を置いていかないで…!!)
縋るような目線を送ってみるも二人には届かず、、、
「さて、どこかゆっくり話せる場所があるといいんだけど…そうだ、あのテーブルを使わせてもらおうか。」
案内されるがままに少し端の方にあるテーブルまで連れていかれる。先程からチラチラこちらを窺う周りの女子からの目線が気になってしかたがない。
何事も無いように澄ました顔をしているものの内心冷や汗ダラダラである。
私がノイシュを要注意人物としてあげていた理由、それはオイラー公爵家にある。
ヴィルデンブルフ、ハイドリヒ公爵家は過去の大戦で優秀な戦果を残し、それ以降代々魔法、剣術共に優れた人材を輩出することで権力を保ってきた。
実際に魔法師団、王国騎士団、宮廷魔道士のいずれかにヴィルデンブルフ、ハイドリヒの名前が存在しなかったことはほぼない。
クラウスの父、エドワードは宮廷魔法師団の第一師団長であるし、祖父は魔法師団統括だったはずだ。
私の父、キースは宰相として働いているが父がかなり稀なのである。
ヴァレンタイン公爵家は貿易を強みに栄えてきた家だ。今は国の外交関係に主に携わることが多いが公爵を授かるずっと前は大きな商家だったらしい。
そしてオイラー公爵家はというと他と比べるとパッとしない立ち位置で、表舞台で名前を聞くことはあまりない。
しかしその実態は暗殺を生業とする裏社会の番犬、国にとって危険だと判断された獲物を徹底的に狩り続ける。そこに倫理や法律なんてあったもんじゃない。死人に口なし、ということだ。
そんなわけでノイシュルートの私の最期は悲惨である。彼にとって敵と判断されれば消される。
主人公がノイシュルートに入った途端ゲーム補正がかかり、身近にいる私も敵とみなされる可能性も無くはないので当たり障りない関係を築いていきたい所存である。
付き合い方を間違えれば命の危険が…
「クレア?大丈夫かい?」
「はい!?あ、大丈夫です!!」
「急に上の空になるからびっくりしたよ。ふふ、それにしても慌てすぎ。」
「すみません、思ったより緊張してしまっていたみたいですわ。」
(私の命がかかってるので)緊張してます。とても。
「そんなに緊張しなくても大丈夫だよ、クレアにも早めに挨拶したかったんだけどね。入学する前クラウスとの婚約が決まったばかりだったからお邪魔するのもあれかなと思って控えてたんだ。」
「そうなんですね、私からも早めにご挨拶が出来ず申し訳ございません。」
「ああ、全然。そういうの僕気にしないタイプだから。クラウスとはそこそこ交流があるし、仲良いんだ。もし機会があればお邪魔しに行くよ。」
「はい、機会があれば。お待ちしておりますわ。」
本当に機会があればにしていただきたい。
ちなみにこちらからその機会を作る予定は毛頭ないのだが。
「ところでなんだけど、これ。クレアのところにも届いたかな?」
そう言ってノイシュが見せてきたのは見覚えのある封筒だった。
「ええ、受け取りましたわ。」
「んー、やっぱり届いていたか。そうなると公爵家と第2王子には少なくとも届いてそうだね。」
「あの、春麗会はこんなにも早く招待されるものなのでしょうか?まさか入学早々招待されるものとは思っていなくてびっくりしていたところで…」
「いや、無くはないけど珍しいだろうね。ちなみに、僕は去年招待されてないよ。」
「そうなのですか?てっきりノイシュ様は昨年ご招待されているものかと…。」
「そう、今年が初めてという訳。…まあ、今年は公爵家が揃うのに加えて第二王子もってなると当たり前なんだと思うけど」
ふとノイシュの目から光が消える
「去年僕に招待を送らなかったくせに今年はついでに…なんて、ちょっと舐められてるよねぇ。」
(まじで怖いってこの人!!!)
「そ、そんなことは無いと…思いますけれども…多分…」
「ん?あぁ、ごめんごめんちょっと独り言が口から出ちゃってたかな。」
「えぇ、まあ、はい…オホホ…」
(そんな綺麗な笑顔で誤魔化せる怖さじゃないわよ!!!)
怖さで若干顔が引きつっている気がしなくもないのだが、ちゃんと誤魔化せているだろうか。
「まぁ、そんなわけで僕も今年が初めての春麗会なんだ。助けられることは少ないかもしれないけれど、何かあったら遠慮なく頼って欲しい。もちろん学園生活でもね、君達より少しばかりお兄さんだから。可愛いクラウスの婚約者なんだ、融通効かせてあげるよ?」
「はい、また何かありましたらご相談させていただきますわ。」
「引き止めて悪かったね、それじゃあまた。」
クラウスと別れた途端、一気にどっと疲れが押し寄せた。
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