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第35話→sideH
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気がついたら俺はライに抱きしめられ、と言うよりは体型的に抱きつかれて寝ていた。
つか、なんだ。
こいつは、ドSでもねー、本気の鬼畜か。
首絞められるし、泣いても叫んでもイかせてもらえずついには気絶しちまったようだ。
こいつに比べたら水上さんとかのが、ひどく優しい人に見えてくる。
首絞めるとか、このバカは俺をマジで、殺す気かよ。
身体は後始末してくれたらしく、スエットも着せられてあったかい。
まあ、俺も、こいつのキモチ利用してるわけだし、それくらいは仕方がねーのかな。
「…………ハルカ、おきた?」
目を擦りながら俺の顔をのぞき込むライには、まったく邪気がない。
まあ、こないだ輪姦した時にも真壁の首絞めてたし、ちんこを靴で踏みつぶすヤツだったな。……こいつ。
思えば、あれはライにとっては嫉妬だったのかもしれない。
「…………マジ最悪。テメェは、やっぱ犬だ。格下げ。マジ、ホントにねーわ」
ちょっとは、キモチ良かったかもしれねーけど。
「格下げって、え、え、なんだよ、なんかランクあがってたの?!」
焦った様子で俺を見あげるライが、ホントに叱られた犬のようで可愛く思える。
「だからさ、オマエがやりたがってた、お嫁さんにしてやろっかなって思ったけど、なしなしだな。鬼嫁は勘弁」
ベッドベッドにある鏡を手を伸ばしてとると、首に手の痕がくっきりと青紫に鬱血して残っているし、首筋は噛み痕だらけだ。
「ゴメン。そこまで酷くするつもりはなくて、なんか、興奮しちゃって、つまんねぇセックスとか言われたのに煽られて、ゴメン」
しゅんとしっぽを下げてるみたいな顔に、俺はため息をつく。
「だいたい、いきなり飛ばしすぎなんだよ。頑丈そうにみえるけど、中身は内臓なんだからな、ガンガンされたら破けるぞ」
犬に格下げは、やっぱり可哀想だな。獣姦はイヤだし。
「ゴメン、気をつける」
俺は、ションボリしているライの頭をわしゃっと撫でる。
煽ったのは、俺の方かもしれねーな。
「なあ、ライ。…………そんでもさ、俺の身体は満足してんだよ。ダメすぎんだろ?ライは、そんなダメな俺の何になりてーの?」
「何って…………?」
「犬じゃあよ、対等になれねーだろ?」
いつだって、空気みたいに当たり前に俺の横にいた。
俺が困らないようにと、お膳立てを全部してくれた。
親友、幼馴染み、いやそれ以上。
「いいか?2度は言わねえよ。選ばせてやる。1.親友、2.幼馴染、3.恋人、どれがいい?ちなみに、3以外選んだら、俺は明日からハッテンバ通うけど」
ライは、俺をはかるようにじっとみあげる。
むしろ、俺は強要してんだよ。
わかるか?すげー遠まわしに告白してんだよ。
「そんなの、3に決まってんだろ。もう、他のヤツなんかにオマエを触らせたくねーよ」
「正解!」
俺はライの頭を抱え込み、髪を撫で付けるようにわしやしゃと撫でた。
「なんだ、クイズだったのかよ」
「んなわけあるかよ…………バーカ」
俺は、ライの頭を強く小突いた。
つか、なんだ。
こいつは、ドSでもねー、本気の鬼畜か。
首絞められるし、泣いても叫んでもイかせてもらえずついには気絶しちまったようだ。
こいつに比べたら水上さんとかのが、ひどく優しい人に見えてくる。
首絞めるとか、このバカは俺をマジで、殺す気かよ。
身体は後始末してくれたらしく、スエットも着せられてあったかい。
まあ、俺も、こいつのキモチ利用してるわけだし、それくらいは仕方がねーのかな。
「…………ハルカ、おきた?」
目を擦りながら俺の顔をのぞき込むライには、まったく邪気がない。
まあ、こないだ輪姦した時にも真壁の首絞めてたし、ちんこを靴で踏みつぶすヤツだったな。……こいつ。
思えば、あれはライにとっては嫉妬だったのかもしれない。
「…………マジ最悪。テメェは、やっぱ犬だ。格下げ。マジ、ホントにねーわ」
ちょっとは、キモチ良かったかもしれねーけど。
「格下げって、え、え、なんだよ、なんかランクあがってたの?!」
焦った様子で俺を見あげるライが、ホントに叱られた犬のようで可愛く思える。
「だからさ、オマエがやりたがってた、お嫁さんにしてやろっかなって思ったけど、なしなしだな。鬼嫁は勘弁」
ベッドベッドにある鏡を手を伸ばしてとると、首に手の痕がくっきりと青紫に鬱血して残っているし、首筋は噛み痕だらけだ。
「ゴメン。そこまで酷くするつもりはなくて、なんか、興奮しちゃって、つまんねぇセックスとか言われたのに煽られて、ゴメン」
しゅんとしっぽを下げてるみたいな顔に、俺はため息をつく。
「だいたい、いきなり飛ばしすぎなんだよ。頑丈そうにみえるけど、中身は内臓なんだからな、ガンガンされたら破けるぞ」
犬に格下げは、やっぱり可哀想だな。獣姦はイヤだし。
「ゴメン、気をつける」
俺は、ションボリしているライの頭をわしゃっと撫でる。
煽ったのは、俺の方かもしれねーな。
「なあ、ライ。…………そんでもさ、俺の身体は満足してんだよ。ダメすぎんだろ?ライは、そんなダメな俺の何になりてーの?」
「何って…………?」
「犬じゃあよ、対等になれねーだろ?」
いつだって、空気みたいに当たり前に俺の横にいた。
俺が困らないようにと、お膳立てを全部してくれた。
親友、幼馴染み、いやそれ以上。
「いいか?2度は言わねえよ。選ばせてやる。1.親友、2.幼馴染、3.恋人、どれがいい?ちなみに、3以外選んだら、俺は明日からハッテンバ通うけど」
ライは、俺をはかるようにじっとみあげる。
むしろ、俺は強要してんだよ。
わかるか?すげー遠まわしに告白してんだよ。
「そんなの、3に決まってんだろ。もう、他のヤツなんかにオマエを触らせたくねーよ」
「正解!」
俺はライの頭を抱え込み、髪を撫で付けるようにわしやしゃと撫でた。
「なんだ、クイズだったのかよ」
「んなわけあるかよ…………バーカ」
俺は、ライの頭を強く小突いた。
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