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第二十一話:命の誓いと共犯者の未来
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儀式の間に、渦巻く、邪悪な魔力。
日食は、その最も、深い部分へと、達しようとしていた。
窓から差し込む光は、もはや、光とさえ、呼べない。
世界が、不気味な、紫色の、薄闇に、包まれていた。
「さあ、姫君。お前の、その忌々しい血の歴史も、我が永遠の礎となる、今宵で、終わりよ」
祭壇の前に立つオルダスは、もはや、人間の姿をしてはいなかった。
その身体からは、禍々しいオーラが立ち上り、瞳は、爛々と、紫に輝いている。
彼は、手を、私へと、かざした。
抗うことのできない、闇の力。
私の身体が、宙に、持ち上げられ、ゆっくりと、祭壇へと、引き寄せられていく。
左手の指輪が、悲鳴を上げるように、熱く、焼けるように、痛む。
生命力が、私の身体から、無理やり、吸い出されていく。
「やめろ……!」
私は、ジュリアンがくれた、護身用の短剣を、闇の拘束へと、突き立てる。
だが、その刃は、まるで、幻に触れたかのように、何の手応えもなく、すり抜けていくだけだった。
物理的な攻撃は、もはや、この男には、届かない。
もう、駄目なのか。
彼の計画通り、私は、ただ、生贄となるしかないのか。
いや、まだだ。
私には、最後の、手段が、残されている。
この命と、引き換えに、すべてを、終わらせる……。
私が、服の中に隠した、あの、羊皮紙の袋に、手を、伸ばしかけた、その時。
ドォォン!!
儀式の間の、巨大な扉が、内側へと、吹き飛んだ。
砕け散った、扉の向こうに、立っていたのは、月光を背負った、ジュリアンの姿だった。
その剣は、すでに、抜かれている。
「オルダス!貴様の、遊びは、ここまでだ!」
その声は、怒りに、満ちていた。
「お前の相手は、この俺だ!」
「皇太子……!あの程度の陽動を、抜け出してくるとはな。だが、遅かったわ!」
オルダスが、手を、ジュリアンへと向ける。
闇の力が、槍となって、彼へと、襲いかかった。
ジュリアンは、それを、剣で、巧みに、弾く。
だが、その一撃の、あまりの重さに、彼の身体は、大きく、後退していた。
私を拘束していた、闇の力が、緩む。
私は、床へと、叩きつけられた。
咳き込みながら、顔を上げる。
目の前では、ジュリアンと、オルダスの、壮絶な、戦いが、始まっていた。
ジュリアンの剣技は、まさしく、天才的だった。
だが、相手は、人ではない。
闇の魔力を、その身に宿した、怪物だ。
オルダスは、指先一つで、空間そのものを、武器として、操る。
ジュリアンは、傷を、負いながらも、必死で、食らいついていた。
私を、守るために。
私たちの、未来のために。
その姿を見て、私の心は、決まった。
私は、再び、あの羊皮紙を、握りしめる。
故郷を、救う。
そして、これ以上、彼を、傷つけさせはしない。
私の命で、すべてを、終わらせる。
だが、その時、ジュリアンが、オルダスの、強力な一撃を受け、膝から、崩れ落ちた。
オルダスが、勝利を確信し、とどめの一撃を、放とうと、闇の力を、その手に、収束させる。
もう、間に合わない。
私の、自己犠牲の儀式では。
この人が、死んでしまう。
その瞬間、私の頭の中に、一つの、可能性が、閃光のように、煌めいた。
契約の指輪。
それは、生命を、分け与えるためのもの。
それは、生命を、大地へ、還すためのもの。
では、なぜ、『契約』という名が、ついているのだろう。
一人で、死ぬためのものではない。
二人で、生きるための、ものでは、ないのか。
賭けだった。
だが、私は、その、最後の、可能性に、すべてを、賭ける。
「ジュリアン!」
私は、叫びながら、駆け出した。
そして、膝をついた、彼の、剣を握る、その手に、私の、指輪をはめた、左手を、強く、重ねた。
「え……」
驚く、彼の、紫色の瞳を、まっすぐに見つめる。
「私の命は、あなたのものです」
それは、生贄としての、言葉ではない。
愛の、誓いの、言葉。
「私の力も、あなたの力。私たちの運命は、一つです!」
私が、そう、心から、叫んだ瞬間。
契約の指輪が、これまでにない、まばゆい、純白の光を、放った。
それは、オルダスの、禍々しい、紫の闇を、吹き飛ばすほどの、清らかな、生命の光。
私の、残された、すべての生命力が、指輪を通じて、ジュリアンの中へと、流れ込んでいく。
「うおおおおおっ!」
ジュリアンが、雄叫びを上げる。
彼の身体が、その剣が、私と同じ、白銀の光に、包まれていく。
傷は、癒え、その全身に、かつてないほどの、力が、漲っていた。
それは、二人の命を、一つにした、契約の力。
「馬鹿な……!ありえん!その指輪の力は、与えるか、捧げるか、それだけのはず!共有し、増幅するなど……!」
オルダスが、初めて、狼狽の声を、上げる。
ジュリアンは、静かに、立ち上がった。
もはや、彼は、ただの皇子ではない。
私との、誓いを、力に変えた、聖なる騎士。
「終わりだ、オルダス」
その一振りは、もはや、人間の技ではなかった。
白銀の光をまとった剣が、空間を、引き裂く。
オルダスの、あらゆる、闇の防御を、紙のように、切り裂き、その胸を、深く、貫いた。
「……こ、の、我、が……。永遠の、命……を……」
断末魔と共に、オルダスの身体は、その力の源であった、邪悪な紫の光と共に、塵となって、消滅した。
祭壇の、聖なる枝もまた、その役目を終え、静かに、光の粒子となって、霧散していく。
儀式は、終わった。
日食の、最後の影が、地上から、消え去り、窓から、清らかな、月の光が、差し込んできた。
私は、力のほとんどを、使い果たし、その場に、崩れ落ちる。
その身体を、ジュリアンが、優しく、抱きとめた。
私たちは、生きている。
二人とも。
「……言ったはずだ」
彼は、私の、白銀の髪を、そっと、撫でた。
「二人で、生きて、立ち去ると。それ以外の結末は、認めないと」
その、温かい胸の中で、私は、ようやく、安堵の涙を、流すことができた。
長かった、戦い。
そして、偽りの、私。
その、すべてが、終わったのだ。
私たちは、顔を見合わせ、そして、どちらからともなく、そっと、唇を、重ねた。
それは、多くのものを、失い、深く傷つきながらも、それでも、手に入れた、私たちの、未来への、誓いの口づけだった。
日食は、その最も、深い部分へと、達しようとしていた。
窓から差し込む光は、もはや、光とさえ、呼べない。
世界が、不気味な、紫色の、薄闇に、包まれていた。
「さあ、姫君。お前の、その忌々しい血の歴史も、我が永遠の礎となる、今宵で、終わりよ」
祭壇の前に立つオルダスは、もはや、人間の姿をしてはいなかった。
その身体からは、禍々しいオーラが立ち上り、瞳は、爛々と、紫に輝いている。
彼は、手を、私へと、かざした。
抗うことのできない、闇の力。
私の身体が、宙に、持ち上げられ、ゆっくりと、祭壇へと、引き寄せられていく。
左手の指輪が、悲鳴を上げるように、熱く、焼けるように、痛む。
生命力が、私の身体から、無理やり、吸い出されていく。
「やめろ……!」
私は、ジュリアンがくれた、護身用の短剣を、闇の拘束へと、突き立てる。
だが、その刃は、まるで、幻に触れたかのように、何の手応えもなく、すり抜けていくだけだった。
物理的な攻撃は、もはや、この男には、届かない。
もう、駄目なのか。
彼の計画通り、私は、ただ、生贄となるしかないのか。
いや、まだだ。
私には、最後の、手段が、残されている。
この命と、引き換えに、すべてを、終わらせる……。
私が、服の中に隠した、あの、羊皮紙の袋に、手を、伸ばしかけた、その時。
ドォォン!!
儀式の間の、巨大な扉が、内側へと、吹き飛んだ。
砕け散った、扉の向こうに、立っていたのは、月光を背負った、ジュリアンの姿だった。
その剣は、すでに、抜かれている。
「オルダス!貴様の、遊びは、ここまでだ!」
その声は、怒りに、満ちていた。
「お前の相手は、この俺だ!」
「皇太子……!あの程度の陽動を、抜け出してくるとはな。だが、遅かったわ!」
オルダスが、手を、ジュリアンへと向ける。
闇の力が、槍となって、彼へと、襲いかかった。
ジュリアンは、それを、剣で、巧みに、弾く。
だが、その一撃の、あまりの重さに、彼の身体は、大きく、後退していた。
私を拘束していた、闇の力が、緩む。
私は、床へと、叩きつけられた。
咳き込みながら、顔を上げる。
目の前では、ジュリアンと、オルダスの、壮絶な、戦いが、始まっていた。
ジュリアンの剣技は、まさしく、天才的だった。
だが、相手は、人ではない。
闇の魔力を、その身に宿した、怪物だ。
オルダスは、指先一つで、空間そのものを、武器として、操る。
ジュリアンは、傷を、負いながらも、必死で、食らいついていた。
私を、守るために。
私たちの、未来のために。
その姿を見て、私の心は、決まった。
私は、再び、あの羊皮紙を、握りしめる。
故郷を、救う。
そして、これ以上、彼を、傷つけさせはしない。
私の命で、すべてを、終わらせる。
だが、その時、ジュリアンが、オルダスの、強力な一撃を受け、膝から、崩れ落ちた。
オルダスが、勝利を確信し、とどめの一撃を、放とうと、闇の力を、その手に、収束させる。
もう、間に合わない。
私の、自己犠牲の儀式では。
この人が、死んでしまう。
その瞬間、私の頭の中に、一つの、可能性が、閃光のように、煌めいた。
契約の指輪。
それは、生命を、分け与えるためのもの。
それは、生命を、大地へ、還すためのもの。
では、なぜ、『契約』という名が、ついているのだろう。
一人で、死ぬためのものではない。
二人で、生きるための、ものでは、ないのか。
賭けだった。
だが、私は、その、最後の、可能性に、すべてを、賭ける。
「ジュリアン!」
私は、叫びながら、駆け出した。
そして、膝をついた、彼の、剣を握る、その手に、私の、指輪をはめた、左手を、強く、重ねた。
「え……」
驚く、彼の、紫色の瞳を、まっすぐに見つめる。
「私の命は、あなたのものです」
それは、生贄としての、言葉ではない。
愛の、誓いの、言葉。
「私の力も、あなたの力。私たちの運命は、一つです!」
私が、そう、心から、叫んだ瞬間。
契約の指輪が、これまでにない、まばゆい、純白の光を、放った。
それは、オルダスの、禍々しい、紫の闇を、吹き飛ばすほどの、清らかな、生命の光。
私の、残された、すべての生命力が、指輪を通じて、ジュリアンの中へと、流れ込んでいく。
「うおおおおおっ!」
ジュリアンが、雄叫びを上げる。
彼の身体が、その剣が、私と同じ、白銀の光に、包まれていく。
傷は、癒え、その全身に、かつてないほどの、力が、漲っていた。
それは、二人の命を、一つにした、契約の力。
「馬鹿な……!ありえん!その指輪の力は、与えるか、捧げるか、それだけのはず!共有し、増幅するなど……!」
オルダスが、初めて、狼狽の声を、上げる。
ジュリアンは、静かに、立ち上がった。
もはや、彼は、ただの皇子ではない。
私との、誓いを、力に変えた、聖なる騎士。
「終わりだ、オルダス」
その一振りは、もはや、人間の技ではなかった。
白銀の光をまとった剣が、空間を、引き裂く。
オルダスの、あらゆる、闇の防御を、紙のように、切り裂き、その胸を、深く、貫いた。
「……こ、の、我、が……。永遠の、命……を……」
断末魔と共に、オルダスの身体は、その力の源であった、邪悪な紫の光と共に、塵となって、消滅した。
祭壇の、聖なる枝もまた、その役目を終え、静かに、光の粒子となって、霧散していく。
儀式は、終わった。
日食の、最後の影が、地上から、消え去り、窓から、清らかな、月の光が、差し込んできた。
私は、力のほとんどを、使い果たし、その場に、崩れ落ちる。
その身体を、ジュリアンが、優しく、抱きとめた。
私たちは、生きている。
二人とも。
「……言ったはずだ」
彼は、私の、白銀の髪を、そっと、撫でた。
「二人で、生きて、立ち去ると。それ以外の結末は、認めないと」
その、温かい胸の中で、私は、ようやく、安堵の涙を、流すことができた。
長かった、戦い。
そして、偽りの、私。
その、すべてが、終わったのだ。
私たちは、顔を見合わせ、そして、どちらからともなく、そっと、唇を、重ねた。
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